異世界から落ちて来たミヤは、不可能を可能にするとされる特別な力【竜力】を持つとされ、デザリア王国の神竜教に保護され3年目。
ひょんな事から戒律を犯し、宿敵グロシュリウス王国の餓虎王ティーガへ贄として捧げられてしまった。
まだ死にたくないミ
ヤは、勇気と知恵を振り絞り、必死で生き延びる術を模索する。
「ん……? お前まさか、落とし子か?」
その過程で自分が竜の使いでも特別強力な竜力を持つ存在だという事が判明し、更に命乞いでおにぎりを振舞う。
そして──
「今日からお前の役目は食事係兼、俺の嫁候補だ」
譲れない事に啖呵を切ったら、何と餓虎王ティーガに気に入られてしまった。
……甚く、気に入られすぎてしまった。
(私の気持ちは⁉︎)
ミヤの波乱万丈で、時に甘くほっこりな生活が幕を開ける。
※HLがメインですが、BL,GL要素もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:10:00
72652文字
会話率:31%
八人の賢者が魔王を封印し、王国に平和が訪れた……。
八賢者を父に持つ青年リュートと、その友人ウェイン。二人は父のような立派な賢者を目指し、王国の騎士団に入団するのだが、ある日突然魔王の封印が破られてしまう。
魔王と対峙するリュート、ウェイン
だが。魔王から「お前達も魔族だ」と、唐突に告げられる真実。
魔王の協力を拒んだ二人は、魔族にも、また王国軍にも「敵」としてみなされ……。
八人の賢者に追われながらも、人として生き魔王と戦う王道ダークファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:05:23
6450文字
会話率:40%
名を奪われ、仮面を与えられた少年がいた。
血の舞う夜、すべてを失った彼は、ある剣士に拾われ「白鐘暁狐」の名を得る。
剣と体術、書と政。
幼い身に重ねられる修練の果て、少年は“影”として生きる道を選ばされる。
仮面は問う――
「お前は誰と
して生きるのか」
そして少年は答える。
「私は、この名にふさわしい者になる」
名を持つ意味とは何か。
忘れられた名の先に、少年は何を見るのか。
仮面を纏い、光と闇の境を歩む者の記録。
和風架空時代劇×政略×成長譚。
その影は、名を問い、名に応えてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:57
52924文字
会話率:18%
貴族なら全員が通うこの学園は、とにかく自由恋愛禁止が徹底している。全寮制で男女別、教師やスタッフすら男女別。異性と接するのは週に一度、三十分だけ許可される婚約者との面会のみ。しかも格子越し。否応でも燃え上がる婚約者たち。そんな学園でも、やら
かす奴はやらかす。「クラリッサ!お前との婚約を破棄する!」格子の向こうで叫ぶのは、私の長年の婚約者ラッサーリ殿下その人だった。頭痛い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
3392文字
会話率:31%
見知らぬ男に突然、声をかけられた。「だからお前を妃にしてやると言っているのだ、わからん女だな」「私には心から愛する婚約者がおりますので辞退させていただきます」「俺にも愛人ぐらいいる、そんなことは問題ではない」大いに問題なんですが!?そもそも
誰ですかアナタは!?誰か助けてー!【本作は拙作「美尻シリーズ」の続編となりますが、本作だけでもお楽しみいただけます。婚約破棄物の逆バージョン、婚約強要物をやってみました。あと、ひたすらラブラブさせたかった。お暇つぶしに是非】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
6443文字
会話率:38%
「お前か、私の大切なアマイーナを虐める義姉というのは!」
「……は?」
往来のど真ん中で、突然見知らぬ男に怒鳴りつけられ、心当たりが全くない私は、瞬きを繰り返すしかなかった。
「……えーと。まずは、どちら様ですか?」
【ふんわり設定です、
軽ーい感じで、お暇つぶしに是非。よろしくお願いします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 20:00:00
2423文字
会話率:54%
突然だが、現代を舞台にしたアニメや漫画に出てくるモブのレベルは高い。
主人公やメインヒロインと同等の美男美女なモブが出てくることもしばしばある。
しかし、それだけの容姿を持っていても主要キャラではないせいか何故か彼氏がおらず、モテもしな
い。
「いや、いやお前ら正気か!?田中さんが一番可愛いだろうが!?」
そのことに気が付いた俺 中村透はメインヒロインを押しのけ学校で一番可愛い(主観)のに何故かモテていない田中さんの攻略を決意した。
『しかし、原作に殆ど出ていないモブってどうやって攻略すればいいんだ?てか、普通の恋愛をしたこともねぇから恋人になる方法も分からねぇ!』
これは主人公達のラブコメを横目にモブとモブが付き合うだけのありふれた恋物話である。
※カクヨムとハーメルン方でも連載中。毎日20:00時更新(ストックが続く限り)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
50008文字
会話率:39%
最近やたらと家に入り浸る幼馴染みが広告サイトの商品を買うよう勧めてくる。しかも、やたら幼馴染が最終的に付き合うやつばかり。勘違いしそうになるからマジでやめて欲しい。ていうかお前のせいでそんなの買う余裕はねぇんだよ!
これは両片思いの幼馴染み
達の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 17:26:24
2939文字
会話率:61%
ある日主人公は友人に昨日借した金を返すように催促した。しかし友人は金を用意するのを忘れていた。そして友人は双子の妹に金を借りて返そうと言って学校一の美少女である佐伯 舞さんのところにお金を借りに行った。おい、お前ら双子だったのかよ!と驚愕し
ている俺になぜか舞さんを連れてやっぱり金が今返せないと言われた。
だが、それだと主人公が昼飯抜きの生活が続いてしまうので友人がある案を出してきた。
『俺が金を返すまでの間こいつと付き合って弁当を作ってもらえ』
と友人のとんでも発言から学校一の美少女である佐伯さんと付き合い作ってもらった弁当を一緒にに食べるようになる。
えっ、佐伯さんなんであんたが担保になってんの?断って良いのに
実は二人とも片思いの恋愛物語です。
※この作品はフィクションです。現実にこんな話はありません。三作品同時進行中なのでめっちゃ遅いです。ただ筆が進むうちは頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 18:00:00
6185文字
会話率:65%
そうさね
お前も名前を聞いたことがあるだろう
この世全ての令嬢たちの故郷、エルタニアを
呪われた魂に飲み込まれた忘れじの大国を
国王ウィリアムが娘の死によって狂乱に堕ちた後、かの国はレイジョーダマシイの呪いを受け、国民は残らず令嬢となり
、階級社会は崩壊した
逃亡者、道化のゲルンが秘密を外へと持ち出した時、彼と共に呪いは広がっていった
今やエルタニアは理性なき令嬢と、彼女らから生まれしレイモーン、そして七人の騎士が支配する恐るべき地へと変貌した
令嬢の長クレドーラ
眠れるマーシア
忠義の剣レドワルド
淑女喰らいオファ
清き者クヌート
薔薇騎士アンドレッドと百合騎士カドウェレア
彼らもまた、レイジョーダマシイの呪いを受けていた
人々は呪いの拡大を恐れ、また先触れたる令嬢を迫害した
だが、世界はいまだ知らない
呪いに隠されし、ささやかな真実を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
147708文字
会話率:36%
少年、雨宮小春は運命的な初恋をする。
その相手は芸能界のスター、日比谷真紀奈…
幼い少年とスターとの約束を果たす為小春は芸能界入りを決意する。
初恋の人と再び出会う為、初恋の人を振り向かせる為…
誰よりも輝くあなたの隣に立つ為に……
少
年、雨宮小春は芸能界に飛び込む。
その先で待つ輝く世界と、厳しい試練のただ中へ……
ちょっとおかしな芸能界とちょっとおかしな人間模様を描いた芸能ラブロマンス青春サバイバルギャグコメディー。
これが輝く芸能界の真実です(嘘です)
※前作「お前なんなん?」の続編になります。
前作をお読み頂けるとより楽しめるかと思いますので、よろしければ是非ご覧下さい。
※本作は芸能界を舞台にしただけのギャグコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:28:12
1573018文字
会話率:56%
友情、恋愛、夢、未来……時々ウ〇コ。
そんな青春があってもいいんじゃないだろうか?
残念な高校生たちのバカバカしい日常の物語
頭を空っぽにして笑ったり、笑ったり、時々笑ったりしてくれたら幸いです。
※本作品には下品な表現、描写があります
。苦手な方の閲覧は御遠慮ください。
本作品での犯罪、モラルに欠く描写はそれらを容認、推奨するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 08:18:53
2088823文字
会話率:53%
「お前は錬金術ギルドの店舗から出て行け! 今日中にだ!」
家賃を滞納しまくった裕真は、ギルドから借りていてた渋谷の店舗を追い出されてしまった。
私物等を持ち帰り、家に帰ると家賃滞納のお知らせが入っている。
このままだと財産を差し押さ
えられ家を追い出されてしまう。
どうにかして金を稼がなければいけない。
「マスター、私に良いアイデアがあります」
人工精霊のユミが生活力ゼロの裕真に変わって、ダンジョンで行商をする商売を提案した。幸いなことに売り物はある。
金を稼ぐ方法を見つけた裕真は、さっそくダンジョンへ潜ることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:20:00
44488文字
会話率:38%
シリアルキラーに殺された一瑠(いちる)は、生前の罪を審判する存在――エンの勘違いによって、高度に発達した科学と魔術が存在する異世界に憑依転生した。
憑依先は全裸の少女だ。
家はあらされていて強盗犯と遭遇してしまう。
「声がすると思った
ら、お前生きていたのかよ」
強盗犯は驚きながらも欲情で濁った目を一瑠に向ける。
服を脱いで襲いかかることに――。
罪を償わせるため、エンが仕組んだ陵辱される運命をねじ伏せる戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:00:00
52240文字
会話率:37%
幼馴染を助ける為に怪異と契約した少年の物語。
契約には代償がある。
世界がお前のことを忘れる。
それでも俺は、アイツらを守る。
命を投げ打つ価値がある!
最終更新:2025-06-08 19:19:48
109578文字
会話率:51%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:17:28
357093文字
会話率:41%
愛を叫べ、魔法を放て。
男が生まれなくなった世界。文明は崩壊寸前、各国はなんとか人工的な出産方法を編み出して生き延びたものの、世界は「女だらけ」になってしまった。
そんなある日、突然異世界から男が現れる。彼らは「流転者(るてんしゃ)」と
呼ばれ、世界全体で厳重保護されるレア存在に。しかも保護された流転者には、上流階級の女子たちがハーレム要員として群がるという、なんともお約束な展開が待っていた――さすが異世界!
だが、そこに立ち上がったのは庶民の声。
「上流階級だけズルい!」
怒涛の抗議、SNS炎上、国会紛糾……そして誕生したのが、世界中が熱狂する超ド派手イベント『世界告白魔法フェスティバル(告魔フェス)』!
これは魔法を駆使して、めいっぱい愛を告白し、流転者に「お前が一番だ!」と選ばれることで結婚権を手に入れる、夢の祭典。世界中の視線が集まる中、選ばれし少女たちと、異世界から来た少年シンジの運命が交錯する――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:14:26
31725文字
会話率:28%
私はセレス子爵家令嬢アレキサンドライト。婚約者のトロイ・ブロウ伯爵子息が言いました。
「僕はお前との婚約を破棄する!」
ーその言葉、ずっと待ってました!!
それから11日後、トロイ様のご実家ブロウ伯爵家と、お相手のご実家ドロール男爵家が事
実上潰れることとなりました。
最初は恋愛色薄めですが、お付き合い頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:14:23
100223文字
会話率:34%
「なんだこのスキルは! 【現状維持】だと? 貴様には兄や姉みたいに向上心がないのか、この恥さらしが! スティクォン! お前を我がアバラス家から追放する!!」
突然の追放を言い渡されて途方に暮れる『スティクォン』。
この国にいても明るい未来は
ないと悟った『スティクォン』は国を離れる。
行先は魔族の国、放浪していると襲われていた魔族の伯爵令嬢『メルーア』と老執事『ウィルアム』を助ける。
『メルーア』たちと出会うことで『スティクォン』が授かった【現状維持】の真の力を知ることに。
そして、安住の地を求めて『スティクォン』たちは今旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:12:00
315857文字
会話率:52%
「聖女ファリティア、お前の聖女の任を解き国外追放とする!!」
『デナスィー』から役に立たないと突然国外追放を言い渡される『ファリティア』。
どこに行こうか迷っていた『ファリティア』だったが、ヘーゲン聖王国に向かうことに。
ヘーゲン聖王国の王
都に到着すると民からお帰りなさいといわれる。
一方、ヘーゲン聖王国から来た聖女『セメリム』は『デナスィー』に会ったことでトラブルに巻き込まれる。
傷心の『セメリム』はヘーゲン聖王国に戻ると『ファリティア』と出会い・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 18:30:00
8862文字
会話率:44%
グロウ帝国第一皇女『アンリ』は兄皇太子の付き添いで隣国ロップ王国を訪れる。
しかし、夜会で問題が起きた。
「ステラ、お前との婚約を破棄する!!」
ロップ王国の王太子であり初対面である『トラシュト』から婚約者と間違えられて婚約破棄を言い渡され
る。
『アンリ』は首を傾げながらも質問した。
「あの・・・どちら様ですか?」
その言葉に激怒する『トラシュト』。
だが、このあと本物の『ステラ』が現れて会場はパニックに。
はたして、その結末は・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 17:50:00
6253文字
会話率:46%
誰か、お願い。
この悪夢から目覚めさせて。
さもなければ、いっそ――わたしを、消して。
「偽物の聖女に国の未来を託すわけにはいかない。オフェリア、お前との婚約を破棄し、真の聖女・クローディアを妃とする!」
王宮に響いた断罪の声。それは、
ただ一人を信じ、祈り続けた少女の人生を、一瞬で地獄へ突き落とした。
清らかな祈りで国を支えてきたはずの聖女・オフェリア。だが、「偽者」の烙印と共に投獄される。
すべては、聖女の名を騙る貴族令嬢クローディアと、彼女に魅せられた第一王子アムレートによる陰謀だった。
信じていた彼に裏切られ、奪われた未来。聖女が最後に望んだものは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:10:00
11463文字
会話率:17%
「お前との婚約は破棄する!」王子の隣でほほ笑むのは、愛される妹のアンリエッタ。
役割も、立場も、家族の愛情さえも妹に奪われ、追い出されるように領地へ送られたクリスティーナは、生きる意味を失っていた。
そんな彼女が出会ったのは――“筋トレ”
という未知なる世界。
令嬢は鋼のごとき肉体と精神を携えて、再び王都へと舞い戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
7206文字
会話率:20%
父親を治療不可の難病で幼少期に亡くし、母子家庭で育った枝野筑紫。
将来は父親のような難病患者を救うべく医者を目指したいが、入学金の問題で母子家庭に医学部は難しい話だ。
そこで、返済不要奨学金付きの特待生枠を勝ち取るべく、勉学に励む。
しかし、思うようにいかず成績が伸び悩んでいた所で幼馴染に裏切られた。
無能ガリ勉と馬鹿にされた筑紫は、学年で一番成績の良い男と見せつけるように去っていった幼馴染に絶望しながら日々を過ごす——はずだった。
「枝野クンって頭良いんだよネ!? 良かったらアタシに数学教えてくれないかナ!?」
人生最大の危機に瀕した瞬間、まさかの救いが差し伸べられた。
声をかけてくれたのは、まさかの学内でも屈指の人気美少女である帰国子女で。
さらに。
「あの、よかったら私にも勉強を教えてくれませんか?」
清楚可憐で癒し系な高嶺の花からも好意を寄せられて。
そして気付けば成績はうなぎのぼり。
実は幼馴染こそが自分の成績の伸びを妨げていた元凶だと知った筑紫。
成績が戻ったところに今更戻って来てももう遅い。
「や、やっぱりアンタと一緒にいてあげてもいいけど?」
「舐めてんのか。”ざぁこ”だったのはお前のおつむの方だろ」
これはメスガキ系幼馴染を”幸せになることで”わからせる、ちょっとしたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:02:20
156222文字
会話率:34%
俺、千沙山柊喜には彼女がいた。
高校入学後僅か三日でできた愛嬌のある彼女。
そんな彼女に夏休みに呼び出され、俺はフラれる。
「デカいから邪魔」「お前で十分だっての」「もーいらない」「先月くらいから彼氏いるんだよね」
しかし、非道を体現化し
たみたいな彼女の本性に触れ、萎えていた晩のこと、いつものように夕飯を振舞ってくれた幼馴染にお願いをされる。
「あのさ……私たちの部活に入らない?」
ひょんなことから女子バスケ部のコーチになって欲しいと言われた俺。
嫌な事を忘れるためにもやってみるかと承諾した。
だが実際部活に顔を出すと。
高飛車で絡みづらい同級生の女。
突然キスしようとしてくる残念な先輩の女。
小学生くらいにしか見えないキャプテンの女。
そしてそこに乱入してくる元カノさん。
あの、部活どころじゃないんですけど……?
そもそもお前、どの面下げて俺に会いに来てるんだ?
お前の収まる場所なんてもうないんだが。
※ラブコメメインなので部活描写を詳細にする予定はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 18:06:57
496380文字
会話率:45%
聖女は次代の王と婚約しなければならない。
しかし、主人公である聖女エロディーの婚約相手となる王子フレデリックはわがままで有名の悪名絶えぬ王子だった。
そんな婚約は納得できないと思った彼女は、小国の王女として内密に王宮に忍び、実際に王子と触れ
合ってその人となりを判断しようとする……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 22:04:33
5616文字
会話率:40%
最強の悪魔であるコーキは、東雲(しののめ)幸紀(ゆきのり)という人間に化け、人間世界にスパイとして潜り込んでいた。
幸紀が人間の上司の指示で、悪魔に対抗する部隊、「星霊隊」のメンバー集めに表向きは奔走していると、悪魔軍が人間世界への侵
攻を開始する。しかし幸紀はその特殊な生い立ちのせいで突然悪魔軍から追放されることになり、攻撃を受ける。
自分に対する悪魔軍の態度に憤った幸紀は、全ての悪魔を地上から滅ぼすことを決意すると、悪魔軍に対抗できる強力な霊力を持つ美女たちを集めながら、各地の悪魔を倒す旅をするのだった。
「お前らが誰を敵に回したか、思い知らせてやろう」
この作品は「カクヨム」にも投稿しています
URL↓
https://kakuyomu.jp/works/16818622173288235692折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
121338文字
会話率:57%
公爵令嬢レイラは、幼い頃から第五王子オズワルドとの結婚を決められていた。
真に彼を支えられるのは婚約者である自分のみ。
だからレイラは、必要以上にオズワルドを甘やかさず、ときには厳しい言葉をぶつけていた。
それが彼女なりの愛だったからだ。
――しかし、当のオズワルドにそんなレイラの思いは届いていなかった。
「小言ばかり言うお前なんかとの婚約は破棄だ! 代わりにお前の妹を妻として迎え入れる!」
「えぇ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
466266文字
会話率:35%
彼女は不死の団長、彼女たちは最強の傭兵団――【不死庇護】。
彼女がいる限り、誰も死なない。
彼女がいる限り、誰でも救える。
彼女はずっとそう信じてきた――しかし、最も信頼していた仲間たちが、彼女の信念を手で引き裂いた。
「お前は誰も救え
ない、セリ。」
「私たちは、救世主じゃない。」
信念が崩れ、絆が断ち切られ、不死の加護もまた破滅する。
全てを失った彼女は、自分の存在意義を再び見つけることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
76340文字
会話率:23%
過去を写す力を持つ「夢写師」のルカは、霧梁県の山間の町・久遠木村にある写真館を営んでいる。ある日、黒い狐の面を被った青年・クロが現れ、「お前の写真の中に神の欠片がある」と告げる。実は7年前、ルカの姉・チヨは暴走した狐神を封じるため自らの体を
器とし、神の力は9つの欠片となって散った。封印の代償として姉の存在は人々の記憶から消えつつあった。クロと共に神の欠片を求めて朽ちた温泉宿、沈んだ遊園地などの廃墟を巡るルカ。しかし欠片を使うたび大切な記憶が失われ、写真館の地下にある「現像室」で待ち受ける最終選択——姉の命か、姉の記憶か。忘却と記憶の狭間で、ルカは何を写し取るのか。
前日譚「夢写師と白い狐 ―記憶を紡ぐ、写し世の欠片―」との整合性を合わせた加筆修正版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:30:00
37725文字
会話率:50%
過去を写す力を持つ「夢写師」のルカは、霧梁県の山間の町・久遠木にある写真館を営んでいる。ある日、黒い狐の面を被った青年・クロが現れ、「お前の写真の中に神の欠片がある」と告げる。実は10年前、ルカの姉・チヨは暴走した狐神を封じるため自らの体を
器とし、神の力は9つの欠片となって散った。封印の代償として姉の存在は人々の記憶から消えつつあった。クロと共に神の欠片を求めて朽ちた温泉宿、沈んだ遊園地などの廃墟を巡るルカ。しかし欠片を使うたび大切な記憶が失われ、写真館の地下にある「現像室」で待ち受ける最終選択——姉の命か、姉の記憶か。忘却と記憶の狭間で、ルカは何を写し取るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 14:02:01
209402文字
会話率:50%
「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:27:07
123986文字
会話率:27%
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。
「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」
閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボ
コにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。
気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。
未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。
『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。
その全てが、閃のモノ。
『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、
「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」
と考える。
「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」
そうタカをくくっていた蝉原だったが、
閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。
タイムスリップする前の閃は、
『友達ゼロの陰キャな社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)』という、
とんでもない過小評価をされていたが、
『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、
『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、
『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、
『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。
「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」
蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。
閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。
事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。
だが、閃は、敵味方問わず、全員から、
「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」
と、あがめられるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:03:48
122340文字
会話率:24%
『悪魔』に拉致られ、勝手に改造手術を施され、
『野球の神様』との試合に無理やり駆り出された三人の高校生、田中・佐藤・鈴木。
試合後、現世に戻された三人に悪魔は言う。
『三年後にまた神と試合やるから。それまで鍛えておけ。
あ
、でも、お前ら魔人だから、練習とかしても意味ないぞ』
魔人になった三人の身体能力は、絶望と希望を吸収することでしか上昇しない。
『幸い、お前らは高校生。うってつけの舞台がある』
甲子園。高純度の絶望と希望で満ちている大会。
『とりあえず、最低ノルマは五連覇な』
時速1500キロという異常な速度の球も投げられる野球魔人に改造されている三人なら高校生など楽勝でひねりつぶせるが、
『あ、神からの伝言。現世で野球やるのはいいが秩序は乱すな、とさ』
「おいおい、ふざけんな。ワシらの高校、超々進学校やで。万年一回戦どころか、毎年、出場すら危うい、野球に関しては超クソ高校。そこで五連覇? 達成してもうたら、バッチリ秩序が乱れてまう。前提から詰んでんねんけど」
無理難題に挑む事となった三人の魔人。絶対不可能かと思われたその難題。
だが、田中は活路を見出す。
「最初から詰んどるゲームをひっくり返す。やったろやないか。ワシをナメんなよ」
彼が導き出した答えは、その優れた頭脳をフルに活用し、『三年間、全試合、一投一打すべて緻密に計算して、完璧に、まぐれで勝っているように魅せる』という事。
「ワシの頭脳ならできる。これはワシにしかできん不可能や。みとけよ、あほんだら」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 20:44:49
85067文字
会話率:65%