憧れの車が欲しくてたまらなかった主人公が、今は買えないという現実と向き合い、現実的な選択をする。
最終更新:2024-12-25 12:37:24
977文字
会話率:34%
タツは十七歳だ。暴力組織でカネ貸しと無修正ビデオの男優をやっている。
タツは異世界に転移した。五万匹のゴブリンと五万人の人間が剣で斬り合いをしているさなかにだった。
その世界では兵に日当が出た。日当とは別にゴブリンを一匹殺すと金貨十枚
をもらえた。タツはそのカネを元手にカネ貸しをはじめた。
軍には娼婦がいた。殺される恐怖をまぎらわすために兵たちは女を抱く。
タツも娼婦を買った。だがマグロだった。タツは男優の経験を生かして娼婦の身体をほぐしはじめた。
タツは女の背面を指でまんべんなくなでまわした。女の身体がヒクヒクと波打つ。
「やん! あん! ああーんっ! やーんっ!」
タツは女の前面を指の腹でなでた。女の裸体が寝台の上でビクビク跳ねた。
「やーんっ! やんやんっ! お客さんっ! もうだめっ! あたしっ! あたしっ! もうっ! もうっ!」
女がせっぱつまった声に変わった。タツは女の口にくちびるを寄せた。
タツは娼婦たちを教育した。この世界では女がすべてマグロだったせいだ。男をよろこばせる技術を何ひとつ持っていなかった。タツは娼婦たちに男のあつかい方を指導した。男たちがさらに娼婦を求めるように。
兵たちは娼婦を買うためにタツからカネを借りた。
現状で一日に殺すゴブリンは百匹だった。五万匹のゴブリンを絶滅させようとすれば五百日もかかる。その五百日は毎日命がけだ。
タツは半月でゴブリンを絶滅させたかった。早く戦争を終わらせて町で金貸しを開業しようとだ。
そのために暴利でカネを貸した。ゴブリンを殺さないかぎり借金が返せないようにだ。
兵士たちは必死でゴブリンを殺すようになった。カネがないと娼婦を買えないせいだ。娼婦を買うためにはゴブリンを殺して借金を返さなければならない。
タツの思惑はあたってどんどんゴブリンを殺す数がふえた。一日に一万匹を越えるとなだれを打つようにゴブリンが全滅に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 17:26:55
212119文字
会話率:50%
天翔天馬22歳独身無職は競走馬が大好き 特に綺麗な栗毛の牝馬が大好き
このレースで引退する牝馬であるメアリーローズからのお願いを
快く承諾して馬主と話をすることになった。
その願いとは何だろう? 乗馬クラブ行きを回避して繁殖牝馬になり
好き
な牡馬に種付けされることだったのだが、果たして上手く話が進むのだろうか
まあ、普通は無理ですね 馬の了解やら承諾を貰うのが不可能だからですが、
天馬には普通の人と違う能力がある。それはウマと念話で会話できること
これは競馬関係者の方々にとっては誰しも欲しがるチート能力だ
話ができればその日の体調も管理できるしレースに無理に出して怪我をすることもなくなる
それに馬場適正も馬の意見を取り入れて得意な距離も明白になる
引退後であれば、好きな牡馬や牝馬との繁殖も可能になるかも?
二人の馬主が天馬に進めた仕事は、厩務員 獣医 調教師 なのか?
天馬が無職を卒業してついた職業はDRAの職員で担当は競走馬のお悩み相談室の担当だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 11:29:43
483219文字
会話率:56%
肉類が高騰して中々買えない現代。
僕は毎日の様に肉を食べていたのだが、それに疑問に思った後輩が話しかけてきたんだが……。
※ 作者は猟友会の事も罠猟の事も知りませんのでこの世界独自の設定と思って下さい。
最終更新:2024-07-20 22:46:40
3443文字
会話率:52%
とあるアパート。そこに住む友人に誘われ、男はやってきたのだが……。
「おお、いらっしゃい。よく来てくれたなぁ」
「おーっす。おーっす。久々に来たから道を一本間違えたわ」
「ああ、迎えに行けばよかったなぁ」
「いいよ、いいよ、気持ち
悪い。ほら、ビール買ってきたから冷やしておいて」
「おお、サンキュ! はははは! ほら、冷えたやつがあるから飲めよ。はははは!」
「おう、ありがと。ふっー、にしても、もうテンション高いなぁ」
「そりゃ、もう待ちに待ったからなぁ」
「ははは、そんな遅れてねえだろー」
「ああ、そっちじゃなくてさ」
「ん? ああ、宅飲みのことか? 久々だもんなぁ。大学以来か」
「ああ、そっちでもなくて、これだよこれ」
「ん? 何それ? 冷凍コロッケ?」
「そうそう。人気店のやつ。いやー、なかなか買えないって評判でさぁ」
「へー、いいじゃん。並んで買ったの?」
「いや、予約したやつがようやく一昨日届いたんだよぉ。ははは!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-12 11:00:00
2426文字
会話率:99%
小学生の頃、近所のスーパーの前にハンバーガーのキッチンカーがやって来た。
初めて見るチェーン店以外のハンバーガーであることに加え、秘密基地みたいな車にワクワクしたが、ちょっとお高めで小学生の微々たる小遣いじゃまあ、絶対に買えないというこ
ともないが、ゲームやカード、漫画にお菓子など何かと出費が多く、手が出なかった。
ちょうど通学路でもあり、毎日横目に未練がましく見つめるのが精一杯。母親に頼んでも、ちょっと高いからダメ。それにちゃんと店を構えていないから食中毒でもなった時に責任取らずにすぐに逃げられそうじゃない、とあしらわれてしまった。(移動式店舗というのはそういう名目ではない気がするのだが)
同級生の中にちらほらと食べたことある奴が出始め、ある時羨ましさは限界点を突破した。
そして、反転。俺は食べたくないと思おうとした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:00:00
1353文字
会話率:42%
婚約破棄をされて実家であるオリファント子爵邸に出戻った令嬢、シャロン。シャロンはオリファント子爵家のお荷物だと言われ屋敷で使用人として働かされていた。
朝から晩まで家事に追われる日々、薪一つ碌に買えない労働環境の中、耐え忍ぶよう
に日々を過ごしていた。
しかしある時、転機が訪れる。屋敷を訪問した謎の男がシャロンを娶りたいと言い出して指輪一つでシャロンは売り払われるようにしてオリファント子爵邸を出た。
向かった先は婚約破棄をされて去ることになった王都で……彼はクロフォード公爵だと名乗ったのだった。
短編にも投稿しましたが堪らず長編にしました。すみません。溺愛をもっと書きたくて……。暇つぶしに呼んでいってくださるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:21:49
78607文字
会話率:37%
婚約破棄をされて実家であるオリファント子爵邸に出戻った令嬢、シャロン。シャロンはオリファント子爵家のお荷物だと言われ屋敷で使用人として働かされていた。
朝から晩まで家事に追われる日々、薪一つ碌に買えない労働環境の中、耐え忍ぶよう
に日々を過ごしていた。
しかしある時、転機が訪れる。屋敷を訪問した謎の男がシャロンを娶りたいと言い出して指輪一つでシャロンは売り払われるようにしてオリファント子爵邸を出た。
向かった先は婚約破棄をされて去ることになった王都で……彼はクロフォード公爵だと名乗ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:05:30
10991文字
会話率:36%
コンコン
「これが、ね」
コンコン
「これが、な」
透明板を、打つ。
厚手の、プラ板様の物を、打つ。
クリアパーツの様に、輝いている。
打つは、デュム。
もう一人、打つは、ログ。
グラフが描かれた透明板を前に、デュムとログは、駄弁
っている。
透明板の上方片隅には、【F】と、刻まれている。
もう一面には、【B】と、刻まれている。
デュムとログは、【F】側に立って、話している。
透明板自体は、大きくない、
デュムとログの上半身ぐらい、しかない。
上下左右七十センチの正方形、と云ったところだ。
厚さは、ちょっと、厚手。
一ミリくらいはあるかも、しれない。
それが、アルミらしきポールに嵌められ、固定されている。
透明板が、透明板に描かれたものが、眼の高さに来る様に、固定されている。
「これが」
「わが社に伝わる」
「伝説の」
「透明板、か」
デュムとログは、改めて、透明板を、見る。
しげしげ、見る。
何も、他の、アクリル板やプラ板と、変わったところは無い。
【F】と【B】の刻印が、刻まれているだけだ。
それ以外、特異な点は、無い。
ちょっとばかし、厚手なくらい。
が、この透明板が、伝説化しているのは、理由がある。
この透明板に、描かれたグラフは、現実化する。
業績予想、営業成績予想、売上・利益予想などを、グラフに、示す。
この透明板に、右肩上がりのグラフにして、描き込む。
その予想は、きっかりグラフ通りに、推移する。
最初は、オーナーが、持って来た。
家の押し入れに有ったので、持って来る。
大きさと云い形と云い、プレゼンに便利に使えそうなので、持って来る。
その頃、社の業績は、だだ下がり、どん底行き、だった。
そもそも、透明板を家から持って来たのも、費用削減。
費用削減で、新しくアクリル板等が買えないから、だった。
そんな透明板であるが、ギブ・アンド・テイク、等価交換、エネルギー保存の法則。
利を得るためには、取り扱いに、充分注意しなくては、ならない。
でないと、手酷い損害を、こうむる。
【禁忌三項】と云うものが、ある。
透明板取り扱いの際、犯してはいけないこと、だ。
一.ものを描くのは、【F】(表面)と刻印された側。
二.直接、光を、当てないこと。
三.直接、××を、加えないこと。
以上の三点、だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 10:28:34
13701文字
会話率:22%
結婚式の話
毎年真珠を一粒ずつ買いネックレスにすると言う話。
ここに出た7ミリの花珠は、一万円では買えないけど、ロマンは買えるかなあと。
朝、Xで、女は実印を小さめ、名前のみと、薦めらたのに、父が一番大きな者をフルネームで作った話を読んで
面白い父を書きたくなったんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 08:39:07
819文字
会話率:34%
ヨシュアは休みなし、安月給というブラックな騎士団で生産魔法師をしていた。
そんな過酷な環境の中、更に武具を増産するよう求められ、自分の武器が奴隷狩りに使われることを知り、ヨシュアは騎士団長ロイグに意見した。
だが、ロイグはそんなヨシュアを生
産職のくせに生意気だとクビにする。
ヨシュアは仕事を求め南方へ向かうが、道中で鬼人の美少女を救い、原始的な生活を営む彼女たちのため道具や武具を作ることにした。
しかし、ヨシュアもロイグも知らなかった。
ブラックな環境で生産魔法を極めたヨシュアは、実は世界最高の生産魔法師になっていたことを。また、魔法師としても最強の魔力を誇るようになっていたことを。
ヨシュアを失った騎士団はやがて何も買えないほどまでに没落する一方、ヨシュアは辺境で楽しい生産ライフを送るのだった。
【11/1 総合日間ランキング1位】
【11/6 総合週間ランキング1位】
【11/22 総合月間ランキング3位】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 06:12:55
569824文字
会話率:41%
いつも通りの仲間達と盗みをしながら、生活する金を手に入れる主人公のロック
ある日、王国の警備兵から逃げている時に、隠れ場所として見世物小屋に逃げ込んだ
その時、牢屋の中にいた女性コトミに一目ぼれしてしまう
しかし、コトミは見世物小屋の目玉商
品だったため、牢屋は頑丈であり、コトミ自身も牢屋に鎖でつながれていた
ロックは、コトミに君を買って、ここから出すと約束する
しかし、彼女の金額は到底いつもの盗みでは買えない値段
ロックは、彼女を買うために奮闘する物語
この作品は「カクヨム」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 16:29:08
93074文字
会話率:60%
華のない令嬢が、お金の力で華やかな世界の住人になったけど……治癒魔法を使って聖女だと賞賛されたけど……気が付きました。
最終更新:2023-11-30 12:00:00
3088文字
会話率:35%
この日のために40年間、せっせと床を磨いてきました!!
最終更新:2023-11-27 09:52:20
2997文字
会話率:0%
Time is money
子供の頃『時は金なり』の意味を聞かれた
"時間はお金では買えない物"
と答えた
確かに間違いでは無いが、本当の意味を知る
最終更新:2023-11-25 08:00:00
722文字
会話率:5%
新しいカメラが次から次へと開発されているけれども、高くて買えないと思うことが多いです。
実は、自分が必要とする性能を見極めることが肝心です。
最終更新:2023-10-01 03:09:57
37328文字
会話率:0%
イチ推しVTuberの配信でスパチャし過ぎて明日のもやしすら買えない主人公。ある日取引先の社長の豪邸にバキュームカーを突っ込ませてしまい女上司に呼び出されるも、実は女上司の正体は推しのVTuberで──
最終更新:2023-08-30 23:47:14
4399文字
会話率:69%
知り合いの神様にお呼ばれして、彼女を連れ立って祭に参加した。
あんず飴の行列を見るなり指差して、早速並ぼうとする。
抜かされても、売り切れでも、本能のままに当たらないのは年相応だね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
こんなところがきっとあると思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 12:23:15
1029文字
会話率:60%
——『3000万円』
これだけの金額を手にすれば、人は幸せになれるのだろうか。
……いやきっと、そんなことはないはずだ。
たったこれだけの金額では、ロールスロイスだって買えないし、都会じゃ一軒家を建てることも無理だろう。ましてや、一生遊
んで暮らすことなんて夢のまた夢。
結局、3000万円じゃ、夢も希望も買えやしない。所詮、端金なんだと思う。
……でも、逆に3000万円という端金で、夢も希望も、なんなら普通の生活さえも奪われるやつだって、この世にはいる。
例えば、16歳でフリーター、時給950円で働いているやつとかね。
うん。もう3000万円って考えるだけで、ゲロ吐きそう。
——そう。おれ、速水虎丸には、16歳にして3000万円の借金があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 14:00:00
55725文字
会話率:40%
私、しののめめいの日常の出来事です。
お暇な方は、もしよかったらお読み頂けると嬉しいです。
最終更新:2023-08-05 21:28:00
919文字
会話率:46%
馬車や船の移動にかかる料金で、常に金欠状態の俺は遂に仲間達も失ってしまった。
理由は「いつまでたっても武器と防具が買えないから」だそうだ。
そこで、どこにでも転移できる大杖があると噂のルモー村へ行ったのだが、そこに居たのはオーガだった!?
そく捕まる俺!
無事に大杖を手に入れて仲間を取り戻すことができるのだろうか......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:27:52
2338文字
会話率:57%
先週、突発的に思い立ってプラモをウン年振りに買いに行った時の話。
計画をたてるなら細かい所まで確認しよう(当たり前の話)!
最終更新:2023-07-06 19:00:00
2151文字
会話率:0%