モヒカンで下品な薄ら笑いを浮かべて嫌がる婦女子に襲い掛かる気分の悪い典型的なザコ敵役。そんなヤツは当然演出のように颯爽と現れた勇者に脳天から股にかけて真っ二つにされ、情けなくかつコミカルに呆気なく殺されてしまう。
見てしまったアニメのワンシ
ーンが『自分の未来』だと知ってしまった少年は食い入るように全24話のアニメを『神様』から見せてもらい、そして誓うのだった。
『勇者に穢れを、伝説をなきものに!!』偶然更生してしまった『ザコ敵』の世界に対する逆襲が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 10:44:34
1514813文字
会話率:40%
生まれつき右目のない青年、ルチアーノ。
家族から虐げられる生活を送っていた、そんなある日。薄ら笑いの月夜に、窓から謎の白い男が転がり込んで来た。
───それが、全てのはじまりだった。
Strain本編から30年前を舞台にしたスピンオ
フ、シリーズ4作目。
ようやく語られる、“白の冥王”と、“蛇”たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 10:11:45
91968文字
会話率:65%
「──事故や人死になど、なんらかの心理的瑕疵のある物件は、物件説明の義務が生じます。それがどんなに伝えずらい内容であっても、必ず告知事項として重要事項説明書に記載しなければなりません」
事故・特殊物件を専門に斡旋する不動産屋、散骨院シズ
マ。
彼は事故物件を訪れ、そこにいる霊たちを成仏に導くことを生業としていた。
「しかし、事件があった後、その物件に誰かが入居し、一定期間住んだ後、退去したとします。その場合、その次に住む入居者には、告知義務が発生しないのです」
霊感体質のせいで就職難民に陥っていた幸村梓は、ひょんなことから散骨院に出会い、彼の営む不動産会社に就職することを勧められる。
「君にやってもらいたい仕事は、その『告知義務のある入居者』になってもらうこと──つまり、事故や事件があった直後の物件に、一定期間住んでもらうことです」
『うわさ』程度には聞いたことがあった。
そういったヤバい仕事があるということを。
が、それよりも気になるところがあった。
「それでは早速、中へどうぞ……クク」
死体のように真っ白な顔。十徹したかのような濃い隈。
それでいて目元だけは異様にギラギラとしていて、口元にはニヤニヤとした薄ら笑いが張り付いている──。
散骨院シズマの、怪しすぎるヴィジュだ。
(この人、オバケよりオバケなんだけどっ!!)
就職面接で失敗し続けた女子大生と、失敗しかしない不動産屋の、ハートウォーミングホラーコメディ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 18:10:00
43418文字
会話率:38%
女がベッドの上で体を崩している。
鮮血の着物は乱れ、芳香を放つ目には色眼鏡が添えられていた。
赤が似合い過ぎる、怪異のような女だった。
この女に情が沸く。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
生々しい下品な話を気合いで上品にしてます。
耽美奇譚です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 08:25:48
1127文字
会話率:40%
世界は傷つき、壊れた。真紅に染まった空は、人間の醜いココロを反映したように重く深かった。
終焉に近い世界の中で、新たな敵の存在が明らかとなった。それらに対抗する手段として育てられれた少女を人は、云う。
ー終焉の真紅(紅の魔女)
本作は
、終焉の真紅と呼ばれる少女の一人 湯川凛の視点 で紡がれる前日譚だ。
湯川凛は、科学者であり国立の研究所で働く両親と超天才である妹がいる。3人に比べて一般的な能力である凛は、家族からは空気のような扱いだった。また、学校でも妹と比べられた上にいじめられてしまい精神的に崩壊しかけていた。
自殺しようか、逃げ出そうかという状態にまで追い詰められ校舎の屋上にいたときにスーツ姿の女に銃で撃たれてしまう。
目が覚めた時、両親からは存在を放棄されたと説明され 新聞記事を手渡される。そこには、自身がいじめを苦に自殺したと書かれており驚くも 目の前の女が薄ら笑いしている情況に察しをつけたのだった。
少女が、終焉の真紅と呼ばれるようになるまでを描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 18:04:21
13767文字
会話率:40%
幼い頃から王子の婚約者になるべく育てられたナターリエ。
十二歳を期に正式に王子の婚約者に選ばれた。
表面上王子との仲は悪くなく、このまま順調に王妃の道を歩むと誰もが思っていた。
ところがある日、王室主催の舞踏会に一人の伯爵令嬢が現
れた。
伯爵令嬢は王子に近づくと、色目を使って誘惑しだした。
ナターリエがたしなめると、伯爵令嬢は露骨に甘えた声で「誤解です~」などとのたまう。
その後もたびたび伯爵令嬢は王子に近づき、そのつどナターリエは礼儀をわきまえるよう注意をした。
ナターリエの我慢も限界に達しようかという頃、ある噂が王宮に流れ始めた。
ナターリエが伯爵令嬢に悪質な嫌がらせをしているのではないか、と。
ナターリエは否定するものの、王子との間に隙間風が吹き始めた。
その頃から、王子と伯爵令嬢が密会しているとの噂が、ナターリエの耳にも入ってくるようになる。
――でもわたくしは、殿下を信じております……。
婚約者としての立場が揺らぐようなことはないと、ナターリエは愚直に信じていた。
そして、ついに運命の日を迎える。
大聖堂で、衆目の中、王子の婚約者として聖なる祈りを捧げる日が。
ナターリエは祭壇にひざまずき、女神の前で祈りを捧げた。
ところがその瞬間、突然ナターリエの全身は黒いもやに覆われた。
「あの女は闇の魔女よ!」
伯爵令嬢の金切り声が響き渡る。
「君との婚約は、今この場で破棄とさせてもらう! 魔女との婚姻だなんて、あり得ないからなっ!」
王子の怒声を聞き、ナターリエは全身から力が抜け落ちた。
魔女だなんて身に覚えがない。いったい自分の身に何が起こっているのか。
王子にしなだれかかり、自分を見下しながら薄ら笑いを浮かべる伯爵令嬢……。
ナターリエはようやく悟った。
罠にはめられ、婚約者を寝取られたのだと。
近衛兵に引きずられながら、ナターリエは誓った。
いつかきっと真実を暴き、あの憎き女を魔女裁判にかけてみせると。
今、ナターリエの戦いが始まる――。
【カクヨムにも投稿中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:08:50
66550文字
会話率:29%
佐々木は、過去、自分の親、兄弟を強盗に目の前で殺された男である。
事件からすでに13年が経ち、普通の生活を送れるようになった今でも、あの時の犯人の顔を、空気を思い出し恐怖に震えることがある。
犯人の目、圧倒的な暴力、そして醸し出されていた恐
ろしい殺気。
それは、今でも彼を蝕んでいるのである。
そんなある日、犯人の男が捕まったという情報が入る。
事件後も逃げ回り、他にも空き巣や強盗等、小さい犯罪を繰り返していた男は、些細な事で、あっけなく捕まった。
そのことを知った佐々木は、自身の伝手を使い犯人である男との情報を集める。
そして、そこには、かつての暴力、殺気を微塵も感じさせない、哀れな中年の男が実像が存在するだけであった。
牢の中で理不尽な扱いを受け、周りに薄ら笑いを浮かべながら卑屈に媚び諂う男の情報が集まっていく中で、佐々木は自身の中の虚像が砕け、トラウマが昇華されていくことを実感する。
しかし同時に、それは佐々木の中に新しい感情を生み出していくこととなった。
犯罪被害者、遺族である佐々木の目から見る犯人の実像と、感情の変遷の流れ。
それは、彼の中でどのように昇華され、折り合いをつけていくのか。
そして、佐々木が最後に出した回答とは。
・2019年 9月11日 序章投稿
・2019年 9月11日 第二章投稿
・2019年 9月18日 第三章投稿
・2019年 9月18日 第四章投稿
・2019年 9月25日 第五章投稿
・2019年10月 8日 第六章投稿
・2019年10月30日 第七章投稿
・2019年11月 6日 第八章投稿
・2019年11月27日 第九章投稿
※2019年11月 6日 一部、話の矛盾箇所等の訂正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 01:47:42
34074文字
会話率:21%
何事も捻くれた捉え方をする陰キャの少年、恭太郎。
ある日、唯一の友達である幼馴染が事故で行方不明に。
恭太郎はその幼馴染にもう一度会うため、僅かな情報を頼りに異世界へと旅立つ。
ただでさえ人付き合いの苦手な彼が、異世界の住人と打ち解ける
ことができるのか。(できません)
そして幼馴染を救うことができるのか。(できます)
───以下、作者コメント
初執筆ですので拙い部分ばかりですが、皆様のアドバイス・感想など心待ちにしております!
このあと作中に男の娘をたくさん出すために頑張ります。(私が好きなので)
ちなみにこの作品は同サイトに投稿している友人が
「オレの作品が読みたい? はっ、自分で投稿してから言え(薄ら笑い)」と
マウントを取ってきたため、嫌がらせのために私怨で書いたものです。
ぜひお楽しみください。
※この作品は他のサイト(未定)にも掲載する予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 16:00:00
7410文字
会話率:12%
わしらは、これを喰う為に生まれてきたんじゃ――
「ああ、極上じゃぁ……甘露じゃぁ……今夜は一段と……」
指にねっとりと絡みついた粘液をでろりと舐め上げる。にちゃにちゃと指を動かすと、細い糸が伸びて指の間を繋いだ。それを弟に見せつけるよう
にしてから、兄は薄ら笑いを浮かべてわざとらしく舌を出し、指を一本づつ丹念にしゃぶっていくのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 20:39:40
2989文字
会話率:34%
「ねえ。マコちゃん、頼むよ。この前みたいに、おぢさんにしてくれないか?」
おぢさんはマコちゃんに頼み込んだ。
しかし、その表情には薄ら笑いが含まれている。
大人のずる賢い目だ。
マコちゃんが一人で留守番しているとき、おぢさんは何の前触れもな
く家にやって来た。
おぢさんはマコちゃんのパパのお兄さんだ。でも、マコちゃんはこのおぢさんのことがあまり好きではない。
それなのに、時折こうして来ては、マコちゃんに必要以上のスキンシップをやたら求めて……。
◆本書は
RED文庫(http://www.geocities.jp/red_bunko/index.html)にて
掲載した作品に加筆・訂正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-10 06:01:19
2712文字
会話率:39%
とある国の兵士「あの国の兵は何かおかしいんだ・・・。戦いの最中も常に不気味な薄ら笑いを浮かべていたんだ・・・。」
この物語はとある世界において戦いに役割論理が用いられた設定の話なのですなwwwwww。
ロジカル語法や論者が苦手な方々はブラウ
ザバック以外ありえないwwwwww。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 16:34:07
2827文字
会話率:84%
高柳杏菜(たかやなぎあんな)。25才。
片想いしていた課長に恋人がいることを知ってから、失恋の痛みを紛らわせるため仕事に没頭する毎日を送っています。
けどある晩、自分に似た女性が王子に離婚をつきつける夢をみました。変な夢をみてしまった
と思っていると、なんと私の目の前に王子が現れた。
そして言った。「お前、逃げられると思うなよ」と。
薄ら笑いを浮かべる王子に私は捕獲され、近所の公園にある井戸へと投げ込まれ――……気が付けば、異世界。
そこは、女性は25才の誕生日を迎える前に男性の元へ嫁ぐことが暗黙のルールとなっているおかしな世界だった。
25歳の誕生日からすでに半年経ってますけど、何か!? もちろん、再婚なんて致しません! だって私、元の世界に戻りますから!
先見師(せんけんし)としてこき使われながらも、元夫やその弟、はたまた騎士団長にも求婚されてしまう、ちょっぴり逆ハーちっくな異世界トリップラブコメ(予定)です。R15も予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 20:24:08
25224文字
会話率:28%
「生徒会に入れと三日ほど前から言っているはずだが。君は理解していないのかい?」
入学して一週間後に先輩である坂本夾に目を付けられてしまった藤沢優貴は、夾が大嫌いだった。なぜなら彼の本性は、口を開けば皮肉か嫌味で人を馬鹿にするような薄ら笑
いをする俺様だったからだ。
ごくごく普通の生活を送りたい主人公と俺様である先輩の生徒会の駆け引きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 17:37:22
10377文字
会話率:44%