「九つの門より出でて帳の裏から還れ」
その本はそうしたエピグラムから始まるらしい。嘘か真か、作家が血肉をなす本文を実際に書く前から、その本は既に出版されてそこにあったという。ややこしいことに、作家は確かに出版された後から本文を手ずから書き
上げたし、その前から本の中は真っ白でもなかった。タイムトラベルとかその手のからくりでないことは確かであって、亞書の改訂といった連想も少し外れている。ここでは直ちにその詳細には立ち入らないが、とにかく、私はその本を探している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 01:23:08
12789文字
会話率:24%
一日一つ詩を書いてきたものです。現在更新を不定期にしております。
最終更新:2024-09-29 15:19:10
129968文字
会話率:3%
街の骸を縫い留める旅人は、街が未だ死なずにいる証明を、街から持ち出す。
キーワード:
最終更新:2021-10-11 01:16:33
11111文字
会話率:46%
可愛いものが好きだがそれを表に出せないまま死んでしまった男勝りの女子高生。
気が付くときらきらでふわふわなお姫様に転生していた。
念願の可愛いものライフを送る時!
しかし、そうは問屋が卸さない。
全てはこの生活を守るため。”彼女”を守るた
め。
彼女は転生してもなお戦いに身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:00:00
36237文字
会話率:20%
カクヨムにも掲載してます
https://kakuyomu.jp/works/16817330666053190762/episodes/16817330666056324731
最終更新:2023-10-29 21:34:25
1267文字
会話率:7%
地球とは別の銀河系の世界。
魔術・魔物・異能力アリのファンタジーな世界に勇者の仲間として召喚された私「華宮 椿」は移動時の事故によって命を落とす。落ちたはずの命を拾ったのはなんとこの世界をたった一柱で支えている龍神サマ:シルフィア。そして私
はシルフィアの娘としてこの世界の危機を救う為に賢者の身でありながら、魔王軍に行こうと思います!
これは、神々の名を担う加護を集め世界を創り直す使命を掲げる、一柱の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 18:00:00
13006文字
会話率:47%
記憶を失って異世界に漂着した男、通称「ガクシャ」。
彼は「問い」と「証明」を武器に世界を解き明かし、失われた記憶の復元を試みる。
果たして彼の行動は吉と出るか凶と出るか───
改善点などありましたらコメントをお願いします。
最終更新:2020-08-28 19:37:29
9206文字
会話率:43%
私が通う学校の裏には「異形」がいる
「それ」は私を見るとニタァと笑うのだった。
最終更新:2020-08-19 14:03:15
2748文字
会話率:0%
氷の天使と神族のひとりぼっちの姫。そんな御伽噺が語り継がれる国だった。王位継承者のフランは氷の天使の末裔と言われていたが、残念ながら魔力には恵まれなかった。それでも彼は優しく周りの人にも好かれ、王としての気質を高めていった。魔法を利用しな
い政治も悪くない、そう思い始めていた彼だったが、絶大な魔力を誇る『ガーディアン』のリィンと出会う。彼は隣国の隠された軍事に関わっている人と知り、フランは彼と深く関わるようになる。リィンの役職ガーディアンの本当の役目は。
_______________神話は歴史に過ぎない、そして歴史は繰り返されるのだ
☆この作品はカクヨム様にも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 21:41:51
3401文字
会話率:45%
狩りの途中、仕留めた筈の獣は起き上がった。
瞬く間に傷を回復させ、去って行った不思議な獣を追って、
気付けば見知らぬ場所に辿り着く。
再会した獣は人語を解し、妖しげな笑みで近付いてきた。
そんな獣から逃げていたら可笑しな世界に飛ばされ
、
気付けば自らを魔王だと名乗る男に顎で使われ……
一体いつになったら帰れるんだろうか?
いや……そもそも帰してもらえるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 00:27:57
54146文字
会話率:51%
ネオ王国の辺境の村に住む少女「ルチア」
ある日突然大切なものを奪われた少女は復讐を決意する。様々な出会いを経て、最後に彼女が選ぶ道は……。運命に翻弄される彼女の生き方を描く恋愛モノ。ファンタジー要素はぬるめ。
こんな大層な話じゃないかもし
れないけど予定ではそうなるはず。1ページあたり5000字程度を目安に更新中。
結末までの構成は決まっているので後は己の執筆速度との戦いをしています。亀更新。
別サイトでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 00:04:02
36577文字
会話率:65%
実際に語られている童話や伝説に対して感情が抑えきれなくなったら書きます。更新は数年に一度くらいになるはず。
最終更新:2020-03-16 23:03:15
2127文字
会話率:0%
日本の岡山県(正しくは吉備国(きびのくに)だった地域)が異世界に転移!?
のどかな生活に憧れて、岡山県PR人員として岡山県に移住した胡桃 太郎は、「名前が桃太郎に似ている!」と言う理由で、業務命令で異世界転移の原因調査をする事になる。
お供
は
狼男の犬飼さん
猩々の猿飼さん
ハーピィの鳥飼さん
の言う事を聞かない三人を連れて、旧吉備国だった地域や異世界を四苦八苦しながらの大冒険。
※注意:このお話は、【晴れの国 岡山 改め 異界の国 岡山 吉備国魔物語(※桃太郎奇異録 魔)】と同時並行に書かれています。こちらが話のメイン(表)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 18:52:57
24294文字
会話率:47%
赤い鳥は、誰のもの。
誰のものでもない桂花は、青い鳥といわれ引く手あまたな妹と違い、
じゃじゃ馬などと呼ばれていた。
ある日招待された社交の場で酔った男に絡まれるが…
王道恋愛物が書きたくなりました。
両思いになるといいな!などと願いながら
お楽しみください。
※本編完結しました。後、サイドストーリーを何話か追加する予定です。
※『番外 猩々の名を呼ぶ者』、二話のこぼれ話を別コンテンツに投稿していましたが、諸事情によりこちらに纏め、9/21に完結済としました。
これにより元々あった『番外 猩々の名を呼ぶ者』、二話のこぼれ話の別コンテンツはこちらに移行後に削除しましております。
今一つ投稿の仕方に慣れていないための不手際です、申し訳ありません。
(内容には文字修正以外に手を加えておりませんので、同じ内容になります。)
※こぼれ話が思いの外盛り上がったので、スピンオフの作品を書きました。
『女王蟻の献身』https://ncode.syosetu.com/n7762fc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 08:00:00
129467文字
会話率:33%
気がついたら知らない世界に佇んでいた。
そこから死ねない体に変わった。
その性で戦争で死ねたら楽になれたのに
と言う場面に何度もあったが何とか乗り越えて来れた。
終戦から十年、仕事で拠点から帰り道にあった出来事から始まる。
最終更新:2018-06-10 02:00:00
2870文字
会話率:2%
「先生。ここ、何が居るんだよ」
助けてよ。
ノーマル教師の椿木にかかって来たのは一ヶ月前に転校した生徒からの電話。
怪異に巻き込まれた生徒の住居、裏野ハイツに足を踏み入れる椿木を待っていた怪異。
二十年ぶりに怪異と遭い、視ることになって
しまった。
霊能力も、特別な力も無い。ノーマルな椿木を迎える裏野ハイツの怪談とは?
怪異の噂には不思議な魅力がある。
人を惹き付けた挙句、嘘だったり。
とり返しのつかない真実だったり。
『アメジストの瞳の鴉天狗様』『黒鵺 鳴神の怪異』の登場人物、猩々院 椿木の紡いで行く怪談。
※『アメジストの瞳の鴉天狗様』 『黒鵺 鳴神の怪異』を知らない方も楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 14:36:02
1190文字
会話率:23%
忘れられた物語、絳き紅鏡と共にある
紅鏡を満たすのは絳き焔
焼べられるのは枯れた物語
残された灰の重さの無き事凱風に吹かれて跡形もなし
だから猩々は飽いたと酒を交わす
つまらなさも酔いと共に忘れると願う許り
最終更新:2016-07-17 20:20:13
611文字
会話率:0%
よくある死に関するお話。
最終更新:2016-03-23 18:43:11
845文字
会話率:90%
目が見えないため、父によって幽閉されていた武家の娘八重子。
慰みに琵琶を奏でていたある日、何者かによって屋敷に火が放たれた。死を覚悟した八重子だったが、少女を助けた男がいた。男は炎とも血とも呼べる色――猩々緋を身に纏った物の怪だった。
最終更新:2015-01-28 21:00:00
15415文字
会話率:50%
――俺は、姿が視えなくても此処に存在(い)るんだよ……
それだけは、覚えていてくれ。
たしかに俺は、存在していたということを――
猩々の続編。
最終更新:2014-11-28 10:00:00
2265文字
会話率:16%
酒造りと水妖の話。
能楽・猩々をもととしています。
最終更新:2014-11-17 20:05:54
3905文字
会話率:19%
アンチ義経がこじれて人間嫌いになった二代目大天狗とかの物語。
能楽「鞍馬天狗」をもとにしています。
第一部 鞍馬天狗
貴方さまが浮世へ旅立たれるその日まで、わたくしは貴方さまを守護することにしよう――――
第二部 裏語り
ひとは、よわい
。ひとは、儚い。けれど、それゆえに――――
第三部
おれは、童を――――。
◆◇◆登場人物◆◇◆
◆初代・大天狗
初めて全国の天狗たちを統率した、すごいおじいさん。
御年800(人間に換算すると40代後半くらい)。
晩年に授かった一人息子が、かわいくてかわいくて仕方がない。
顔が怖くなくて威厳がないのを気にしていて、
いかつい鴉面をいつも被っている。
◇能力(のうりき)
お寺のつかいっぱしり。
すばらしい能力はありません。
またの名をモブ・その1。
◇僧
東ノ谷の僧。
またの名をモブ・その2.
◇和尚
のっぺりした顔がちゃーむぽいんと。
偉いけど、またの名をモブ・その3。
◇源義経
いい国作ろう鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟。
わりとイケメン☆に語られている美形くん。
幼名は牛若丸。
ただし、鞍馬寺に預けられたときは遮那王と名のっていた。
あと色々二つ名あるけどパス。
◆二代目
初代の一人息子。元・ひきニート。薬師。
平和主義。だけどアンチ義経で人間が切り刻むくらい嫌いと物騒。
静寂大好き。読書大好き。
女顔を気にしていて、いかつい鴉面をかぶっている。
◆凪葉
二代目の付き人。苦労人。四天狗の一人。
◆猩々
初代、二代目と仲がいい霊獣。
めんどうみのいい、みんなのアニキ。
◆煌羽
やたらとキラキラしいオーラを放つ色男くん。
腕っぷしには結構自信あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 21:17:53
14737文字
会話率:33%
私立猩々緋学園は、部活をくじで決める校則がある。そこに入学した中野響輔がひきあてたのは茶道部だった。そんな1人の少年と茶道部員が織り成す騒がしい日常。
最終更新:2013-11-04 17:11:58
778文字
会話率:0%
落としましたよ、と目の前に手巾を差し出されたの。
誰も居なかった筈なのに。おしろいも紅もはげて、みじめで堪らなかったから、下を向いたまま慌てて其れを受け取って、背を向けて顔を隠したわ。
ひらひらと降る猩々緋。深緋。紅。山吹。鬱金。
茶、赤、黄……流れと漣に揺られ、世界にたった一つの錦の絨毯が織られて行く。
私の屈託も流されて行く様な気がしてそれをぼんやり眺めていると、不意に、月が綺麗ですね、と言われたの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-19 00:42:46
200文字
会話率:0%