宮廷魔法少女、セラフィーナは誰よりも強く美しく、そして誰よりもプライドが高かった。だが同期の魔法少女たちが次々と婚約を決める中、彼女だけが取り残されていた。そんな彼女に舞い込んだ縁談は、なんと雲の上の存在である第四王子アルベルト殿下!
ただ
し結婚の条件は模擬戦で「殿下が勝つこと」。相手は剣もまともに振れない噂の王子。セラフィーナは策略をめぐらせ、あえて負ける演技を決意するが――。
プライドと恋が交錯する、逆転婚約ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:23:24
5081文字
会話率:31%
―100通りの“私が結婚できない理由”―
都内勤務の普通のOL。恋も仕事も、それなりに頑張ってきたつもり。見た目だって、そんなに悪くない。性格も、きっと普通。友達もいるし、職場での人間関係も悪くない。
でも、なぜか「結婚」だけが、私の人
生に訪れない。
好きな人に好かれない日もあれば、好かれる人には心が動かない日もある。
実家の親に結婚を急かされ、街中ではベビーカーに視線を奪われる。
時には自分の“選択”を信じられなくなって、お風呂場で泣いてしまう夜もある。
だけど、結婚していないことが「不幸」とは限らない。
笑った日も、愛した日も、傷ついた日も、全部“私の人生”だから。
この物語は、そんな“結婚していない”私が綴る、
100通りの「私が結婚できない理由」。
ひとつひとつは、誰かにとっては“些細な日常”。
でも私にとっては、確かに心を動かした一日。
恋愛、友情、家族、仕事、自分自身。
結婚を「しない理由」ではなく、「できない理由」と向き合いながら、
それでも前を向こうとする、ひとりの女性のリアルな100の記録。
読んだあなたが、「ひとりでも、いいかも」と思えるような、
もしくは「もう少し頑張ってみようかな」と思えるような、
小さな共感とエールを込めたオムニバス。
あなたにも、きっと一つは見つかる。
「あ、これ私だ」って思える理由。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 23:00:00
88087文字
会話率:9%
とっくの昔に廃止された「家制度」の亡霊社会で、自分の苗字を捨てきれず結婚できない女たち。運命の人からプロポーズされたヒロインは、イエスと言いたい一心で、「家制度」のゾンビ政治家たちと戦う。やがてヒロインは病に斃れるが、ホスピスに入院中、「埋
葬法」では誰とお墓に入るかに苗字は問われないと聞く。憲法に保障されたはずの婚姻の自由が唯一、叶う場所がお墓と知り、安堵のうちに最期を迎える。やっと、恋人からのプロポーズにイエスと言える世界に逝けると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 22:27:39
2726文字
会話率:44%
ハーシェル伯爵家の次女シャノンは、地元の学校に通いながら付与魔法師として働いている。父親が投資に失敗をして貧乏になったため、王都の貴族学院に入学できなかったからだ。それから三年、貧乏からは脱出したものの「引きこもりのチビ令嬢」という社交界の
悪評が災いして、卒業間近になっても結婚が決まらなかった。仕方がないので両親は執事のハリーと婚約させることにした。ハリーに片想いしているシャノンは大喜びだが、どうやらハリーは姉のベティを好きだったようで……。そんなある日、侯爵家に嫁いでいたベティから離縁すると連絡が入る。おまけに「ハリーと再婚したい」と言い出した。二人の幸せを願うシャノンは身を引くことを決意し、『冷酷』『変人』と噂の若き公爵カイル・エルドンとの縁談のため王都へ向かうのだった。しかし会うなり「君とは結婚できない」と言われてしまう。実はカイルが求婚したのは、ベティだったのだ。愛し合う二人を引き裂くことはできないと思ったシャノンは、カイルに説得を試みるのだが話は思わぬ方向へ――。逆に「君の瞳は、ピチュメ王国の王家特有の『虹の瞳』だ」と指摘され、徐々に出生が明かされていくことになる。自分は母親の不貞で生まれたのか? それとも……。
出自を隠すため領地で育てられた伯爵令嬢が、結婚して幸せになるまでのお話です。
※全35話+閑話5話と番外編があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 06:30:00
150635文字
会話率:41%
トールには婚約破棄され続けている騎士団の後輩、伯爵令嬢のローラがいる。
彼女は一度目の婚約破棄以来、自分より強い人と結婚すると言っていて……
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最終更新:2025-04-13 12:21:05
2047文字
会話率:49%
公爵令嬢、ナキリ・オウカは婚約者である王子に、学園の卒業パーティにて婚約破棄されてしまう。
「赤銅の肌に、鬼のようなツノ! 大鬼《オーガ》のような気色の悪い女とは結婚できない!」
「わかりました」
しかしナキリは王子の浮気を許し、あっ
さりと婚約破棄を受け入れるほどに、男前の性格をしていた。
そんなナキリのもとに、クラスメイトで留学生の少年、九頭竜 晴明がやってきて、婚約を申し出てくる。
ナキリは、家族と一緒に、海を渡る。
一方、魔物から人々を守っていたナキリ(とその一族)を失ったことで、国は崩壊の一途をたどっていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:01:06
6893文字
会話率:49%
竜人のイグジスは腕良し顔良し性格良しの騎士団長だったが、本人の努力虚しく、求婚してもフラれ続けていた。
ある日自分に謎の呪いがかけられていると知ったイグジスは、自分が結婚できないのは呪いのせいに違いないと確信し、しっかり者の副団長ジナと共に
有給休暇を取って、解呪兼嫁探しが目的の旅に出る事にしたのだった。
竜人と人間が住む、魔術や呪いが存在するファンタジー世界だけれど、差別だとか世界の真理とか重たいテーマなんて一切なく、理想の嫁をゲットする為だけに突き進むドタバタ話です。シリアスは小さじくらい。
エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 08:33:55
83301文字
会話率:58%
世界を救っても結婚できない元勇者のおっさん。
人の女ではなく数多の魔物娘を嫁にもらう。
そしたら、すごく快適な結婚生活を送れてめちゃくちゃ幸せです。
最終更新:2025-02-16 22:50:09
3681文字
会話率:48%
わたくしには、一つ年下の病弱な妹が居ります。
ちなみに、わたくしは後継ぎとして厳しく教育が施されていますが。まあ、俗に言う『病弱な妹ばかりを可愛がる家族』というやつですわね。娯楽本でこういう、虐げられる姉という本を読みましたの。
一応、
最低限の世話はされていますので。少々困った妹と、そんな妹を甘やかす家族や使用人達に囲まれて暮らしていたのですけど――――
「すまないが、君とは結婚できない。俺は、彼女を愛してしまったんだ」
「ごめんなさい、お姉様。わたくしがいけないの……」
差し詰め、彼らの中ではわたくしは愛する二人を引き裂く悪役令嬢……いえ、悪女と言ったところでしょうか?
「彼女のお腹には、俺の子がいる。予定通り、彼女と結婚して俺がこの家に婿入りする」
あらあら、なんだかとんでもないことを暴露されましたわぁ!
様々な事情を鑑みて――――
わたくしは、愛する二人を引き裂く悪女を……及ばずながら務めさせて頂きますわ!
大きく息を吸って――――
「この、獣っ! 獣、獣! 獣が! わたくしの愛する妹に無体をっ!? 病弱で臥せっていた妹を、無理矢理手籠めにしたとっ!? 誰か、誰か、その男を、獣を妹から引き剥がしてっ!? 妹を守ってちょうだいっ!!」
さて、わたくしは立派に『愛する二人を引き裂く悪女』役を務められたでしょうか?
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 07:23:07
4806文字
会話率:39%
独楽場利徳、三十五歳。高学歴、高身長、高収入であるが妻子無しの独身生活を謳歌するいわゆる独身貴族。そんな彼はある日、自宅で孤独死してしまう。
しかし、異世界の神である独神(ヒトリガミ)に気に入られ、異世界に転生できることに。
独神からスキル
や加護を貰い、ジルク=ルーレンとして生まれ変わった独楽場は、異世界で新たなる薔薇色ライフをおくる――ことなく二十八歳を迎え、またしても独身生活を満喫していた。
これは異世界に転生しても結婚しない、一人の独身貴族の生活を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 17:00:00
563705文字
会話率:39%
佐藤 頼子 31歳 独身。実家暮らし。地方都市の中小企業で事務員をしているごく普通のアラサー
趣味はお酒を飲んでほろ酔いになること。
友達はいるが、異性との縁がない。
結婚願望はなくもないけど、相手もいない。
今日も楽しくお酒を飲むため
に、仕事に人生に頑張ってます。
そんな頼子の元に、高校時代のモテモテ系友人からの相談が舞い込んできた。
どうやらそのモテ子友人、不倫をしているようで……?
軽い気持ちで相談に乗った頼子だったが、楽しいはずの酒の時間がだんだんと楽しくないものになっていく……!?
前編・後編構成です。
↓の頼子よりもシリアス気味。
・人生崖っぷちな三十路女は一人酒を嗜む(https://ncode.syosetu.com/n3363il/)
・崖っぷち三十路女は酒を嗜んでばかりはいられない(https://ncode.syosetu.com/n6896in/)
と同じ主人公なので、気に入ってくださったらこちらも読んでいただければ嬉しいです。
前作の方がちょっとおとなしめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 02:19:55
36760文字
会話率:37%
王太子候補に選ばれた令嬢には好きな人がいて、家の問題や爵位の問題から結婚できないと反対された人と、幸せになる、ほんわかしたお話。
最終更新:2024-11-28 21:00:00
7055文字
会話率:30%
ロゼ=ローラン、二十四歳。十六歳の頃に最初の婚約が破棄されて以来、数えるのも馬鹿馬鹿しいくらいの婚約破棄を経験している。
幸い両親であるローラン伯爵夫妻はありあまる愛情でロゼを受け入れてくれているし、お酒はおいしいけれど、このままではかわ
いい義弟のエドガーの婚姻に支障が出てしまうかもしれない。彼はもう二十を過ぎているのに、いまだ縁談のひとつも来ていないのだ。
焦ったロゼはどこでもいいから嫁ごうとするものの、行く先々にエドガーが現れる。
※この話はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載されています。
このままでは義弟が姉離れできないと強い危機感を覚えるロゼに、男として迫るエドガー。
「俺があなたのことを姉と呼んだことがありましたか?」
そういえば……ないかも。
でも……血がつながっていなくても、姉と弟では結婚できないんじゃない?
「法改正は合法だよ」
そうね。お酒がおいしいわ。
ロゼが突然の求愛に動揺しているさ中、エドガーはありとあらゆるギリギリ世間の許容範囲(の外)の方法で外堀を埋めていく。
「パーティーのパートナーは俺だけだよ。俺以外の男の手を取るなんて許さない」
「お茶会に行くんだったら、ロゼはこのドレスを着てね。古いのは全部処分しておいたから」
「アクセサリー選びは任せて。俺の瞳の色だけで綺麗に飾ってあげるし、もちろん俺のネクタイもロゼの瞳の色だよ」
ちょっと抜けてる真面目酒カス令嬢が、シスコン義弟に溺愛される話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 18:23:03
18193文字
会話率:43%
神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:13:37
2403文字
会話率:19%
婚約者のセルマの誕生日に花束を持って行ったら急に不審な行動を取られ始めたビリエル。なんと彼女は「中に別の世界に人が入っている」と言い出した。しかも自分とは結婚できないとまで言われる始末。理由はここがゲームの世界で彼女は主人公をサポートする
案内人だからだなんて!なんとか話を聞き出して結婚に持ち込もうとするビリエル。なんとかなるのか?異世界転生コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 22:15:51
4312文字
会話率:68%
「エルヴィラ・ヴォダ・ルストロ。お前を聖女と認めるわけにはいかない! お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」
アレキサンデル様が、わたくしをそう罵ります。
皆が驚きの声をあげました。
「エルヴィラ様が聖女でなかっ
た?」
「何かの間違いでは?」
それもそのはず。
本来なら、わたくしが、正統な聖女だと認定されるはずの儀式です。
それが、一転して、「偽聖女」呼ばわり。
さらにアレキサンデル様は、宣言します。
「聖女ではない女とは結婚できない! お前との婚約は白紙に戻す」
そこで、初めてわたくしは、口を開きました。
「ーー承知しました」
※カクヨム様でも連載してます。
※本編はweb版です。書籍版とラストはおなじなのですが、エピソードが違うところがあります。
※2020年11/10にツギクルブックス様から書籍発売中です!イラストははま先生です!
皆様のおかげです。ありがとうございます。
※コミカライズ決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 06:00:00
189773文字
会話率:46%
幼馴染の二人は、お互いに好きだが、王子と平民のため身分差により結婚できない。王子の結婚が迫ると、オーレリアは大好きな王子が、自分のために不貞を働く姿も見たくないから、最後に二人で食事を共にすると姿を消した。
*この作品はアルファポリスに
投稿したのを、改編しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 20:42:22
16489文字
会話率:28%
地方在住アラサー女が結婚できない理由を分析していくだけの話。
なおこの物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
キーワード:
最終更新:2024-08-28 23:42:31
2108文字
会話率:0%
容姿端麗と言われ続けた人生で、結婚できないまま30歳が目前に迫り、焦る美来。
美来の顔面に惚れこみ、年齢を偽って関係を持った挙句、結婚どころか彼氏ができる事さえ阻止する衣織。
美来は今日も衣織の姑息さに振り回され、結婚が遠のいていく
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 16:13:36
312742文字
会話率:31%
まだ見ぬ理想の王子様と結婚する夢と危険な冒険をする夢を持つ姫。だが危険な冒険をすれば傷を負う可能性があり、傷ありでは王子と結婚できない事を知り冒険の夢を諦める。ある日魔王が復活世界の危機だ。姫はいつか現れると信じている王子様に倒して欲しいと
願い祈る。だが待てど暮らせどそんな王子様は現れない。姫は魔王に蝕まられる世界の現状を打破するべく自ら戦いを選び冒険に出る。数々の強敵と対峙し魔王を倒すが傷だらけとなり帰還した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 19:15:09
14485文字
会話率:42%