モトキス王国の王太子妃としての未来を約束された少女、リリエ・エーディット・クラヴァード。
彼女の婚約は王国の安定のために決められたものであり、自身の意思が反映されることはなかった。
顔も知らぬ王太子との結婚、王妃教育に明け暮れる日々。
そ
んな中、彼女の住むヴァルタリア領では鉱山の収益減少や不可解な金の流れが問題視されていた。
しかし、それは単なる財政問題ではなく、やがて彼女を巻き込む王宮の陰謀へと繋がっていく。
ある日、王太子から派遣されたという護衛騎士が彼女の前に現れる。
彼は常に人懐こい笑顔を浮かべ、誰にでも気さくに接する少年だった。
端麗な容姿と柔和な態度で、城内の者たちに自然と受け入れられていく。
リリエは彼を信頼するようになり、次第に領内の不正を共に探るようになる。
だが、それは単なる金銭の問題ではなかった。
彼女自身の存在が、ある者たちにとって"王国を揺るがす鍵"であると知ったとき、運命の歯車は大きく回り始める。
策略と陰謀が渦巻く王宮の闇の中で、リリエは**王妃としての未来か、それとも……**と、決断を迫られることになる。
***同名義でアルファポリス様(最速)、エブリスタ様で先行配信しています!***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:00:00
16383文字
会話率:38%
王太子ロベルトは私に仰った。
王妃に必要なのは、健康な肉体と家柄だけだと。他人を惹きつける
王妃教育は必要以上に要らないと。では、実体験をして差し上げましょうか。
最終更新:2025-05-08 18:00:00
5660文字
会話率:45%
アメリア・ハルデンベルクはエーミール王子の婚約者で、王妃教育を受けてきた。だが、学園の卒業パーティーで婚約破棄を告げられてしまう。理由は転入生のエレオノーラ嬢をいじめたという証拠のないもので、心底呆れてしまった。アメリアは何を言っても王子に
は届かないことを悟り、国王に直談判して王立騎士団に籍を移すことを認めてもらう。そう、この国では婚約者を持つ女性は騎士団に所属できないという決まりがあり、騎士団上層部と同等の剣の腕前をもつアメリアは、これまで騎士団に正式に所属することができなかったのだ。この際、騎士団に所属して、自分のやりたいことをやり、進みたい道を進もうと決める。ついでに、一連の流れを見ていた国王が見るに耐えかねて、王子の王位継承権を剥奪。エレオノーラは国外追放となった。ざまぁ^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:42:19
3334文字
会話率:56%
婚約破棄された。
婚約した覚えはない。
受けた覚えもない。
なのに王妃教育をされだして断ると運命の人として人魚の姫を見つけたらしく一方的に言われる。
だが、そもそも自分は既婚者なので色々無理な話だったのだ。
平民と蔑まれた人魚の女は人魚じゃ
ないのにと困る。
それと、確かに平民は平民だけど肩書き的には平民じゃない。
その人魚王女よりも立場が上なのだが、ひけらかしたいわけでも、肩書きでぶん殴るつもりもなかった。
ざまぁ/イルカ/王族/報復/異世界/海折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 06:00:00
6206文字
会話率:37%
レオノーラは王太子テオドルフとの婚約者として過酷な王妃教育を受けていたが、王妃に理不尽に叱責され、教育がただの嫁イビリの一環だと気づく。そんな中、レオノーラのものを何でも欲しがる幼馴染のマリアンヌに、王太子を略奪され、婚約破棄となってしまう
。しかし解放されたレオノーラは大層喜び、新たにセドリック公爵令息と婚約することに。セドリックは魔法理論に没頭する変わり者で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 12:50:33
5597文字
会話率:29%
「クリスティーナ・ミハイル。貴様との婚約をここに破棄する」
王立学園のサマーパーティ会場において、突然、クリスは皇太子に宣告された。
そうこの話は悪役悪徳令嬢がはかなげな娘をいじめにいじめて挙句の果てに皆の前でその悪事の数々を暴かれ弾劾され
る話のはずが…
クリスは天真爛漫お転婆令嬢だったのに、皇太子の婚約者になったばかりに王妃教育の礼儀作法が苦手。1ミリ違うからってダメ出しされても…
おまけに王立学園の物理は世界的な権威がいるからかレベルは世界的に高くて寝る間も惜しんで勉強する羽目に…・
それだけ必死に努力してるのに婚約者は礼儀作法のなっていない娘と人目もはばからずイチャイチャ
もう一人の王女は別名暴風王女。礼儀作法って何、食べられるのって感じで、仲の良いお姉さまだけど敵国皇太子と仲良くしていて………
苦労するのは私だけ?
我慢の限界を超えて…
しかし、このクリス、実は建国の戦神、史上最強最悪のシャラザールが憑依していて、そんな彼女に逆らうと…
読んだ人がスカッとするお話書いていくつもりです。
2章はドラフォード恋愛編
3章は王弟叛逆編
4章は王立学園編
5章はボフミエ皇帝誘拐編
6章ボフミエ皇帝編
7章は魔王襲来編
8章はボフミエ王宮恋愛編です
我慢強い聖女クリスも我慢の限度を超えると…
ただでは済ませません!
続編始めました
ブックマークしておいていただければと思います。
カクヨムにも連載しています。
R15と残酷な表現は保険です。
新作でこの話の3年前のこと書き始めました
「赤い死神の大侵攻作戦で王国を蹂躙します…しかし、その前に無敵の戦神が立ち塞がりました」
https://ncode.syosetu.com/n4865gt/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 07:22:59
1035079文字
会話率:43%
カーチャは、伯爵令嬢なのに王太子の婚約者に指定された。
しかし、卒業式に婚約破棄をされ。
王妃教育を受けたのだから王族としか婚姻できないと、王太子から見て伯父の後妻に入るように王命が出た。
初夜の日に、夫婦共同の寝室に向かうが・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 12:11:14
6291文字
会話率:39%
思えば、幼い頃からお世辞にも婚約者に愛されていたとはいえなかった。
「俺は俺よりも馬鹿な奴の話は聞かない」
国母とは民の声を聞くものである。将来の王へ民の声を届けるため、汎ゆる勉強にのめり込み、気づけば学園で首席の成績を納めるまでになっ
た。
「婚約者なら俺を立てろ」
成る程、国母とはこの国に生きる淑女の頂点である。死に物狂いで王妃教育を習得し、デビュタントの頃には既に押しも押されもせぬ淑女となっていた。
「馬にも乗れぬ無能とは出かける気にもならない」
「剣も魔法も俺よりも弱いやつには」
「魔術こそ極めるべきもので」
「医術が」
「芸術が」
婚約者が望むままに、努力を重ねた。いつしか、【イグニスフィア王国の月】と謳われるようになった。
そんな私に婚約者が放った一言は─────
「ルーナ・グラシエス!!貴様との婚約を破棄する!!」
「─────私とて蹴り飛ばす権利くらいはございますよね」
べきっと音を立てて手元の扇子が折れる。婚約者に肩を抱かれた男爵令嬢がびくりと肩を跳ね上げるのが見えるが、知ったことか。
『第一王子(あんなやつ)やめて、俺につかないか?』
かつて第二王子に囁かれた言葉が脳裏に過る。あぁ、上等だ。そっちがその気ならやってやろうではないか。
─────王位簒奪を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 06:32:00
53809文字
会話率:55%
書きたくなっちゃった、短編です。
アビゲイルは幼いころから王太子の婚約者として、王宮にて王妃教育を受けていました。彼女の婚約者は第二王子サファルでしたが、第一王子の体が弱く、王太子はサファルでした。しかし第二王子は第一王子が王になると信じ
て疑わず、勉強その他をおろそかにし、彼の従者のカイルはいつもサファルのフォローに回っていたのです。ついに第一王子は離島に隔離され、正式にサファルは王太子となりました。それからアビゲイルとカイルが何とかサファルを支えてやっていきました。しかし学園に入学してから、なんと真実の愛に目覚めてしまったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 23:18:48
5007文字
会話率:53%
ある日婚約者である王子様から『エリーをどこにやった?エリーを返せ!エリーを偽装するな!』なんて罵倒されて婚約を破棄されたのですが、意味が分かりません。
私はあなたとの逢瀬の思い出、王妃教育による知識、婚約した時の嬉しい気持ち、そしてあなた
が別の女を愛した悲しい記憶の全てを持っています。
ただ、この半年。
私は聖女に選ばれ、神殿で祈りを捧げてきました。それによって成長もしたし、雰囲気も変わったかもしれませんね。
でもそれで"偽装"とは酷いですわ。
私は国のために頑張ったのです。それなのに待っていたのは婚約破棄。そして国外追放とは。
わかりました。私は私を愛してくれる方の居場所に行きます。
もうお会いすることはありませんわん。それではごきげんよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 18:04:04
4946文字
会話率:39%
「エルヴィラ・ヴォダ・ルストロ。お前を聖女と認めるわけにはいかない! お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」
アレキサンデル様が、わたくしをそう罵ります。
皆が驚きの声をあげました。
「エルヴィラ様が聖女でなかっ
た?」
「何かの間違いでは?」
それもそのはず。
本来なら、わたくしが、正統な聖女だと認定されるはずの儀式です。
それが、一転して、「偽聖女」呼ばわり。
さらにアレキサンデル様は、宣言します。
「聖女ではない女とは結婚できない! お前との婚約は白紙に戻す」
そこで、初めてわたくしは、口を開きました。
「ーー承知しました」
※カクヨム様でも連載してます。
※本編はweb版です。書籍版とラストはおなじなのですが、エピソードが違うところがあります。
※2020年11/10にツギクルブックス様から書籍発売中です!イラストははま先生です!
皆様のおかげです。ありがとうございます。
※コミカライズ決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 06:00:00
189773文字
会話率:46%
「ヴェロニカ・ハーニッシュ! 君との婚約を破棄する! さらに、フローラ・ハスと、私、デレック・ハルトヴィッヒの新たな婚約を、ここに宣言する」
目の前でそう告げるのは、12のときからのわたくしの婚約者。それもさっきまでのようですが。
※ア
ルファポリス様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 21:06:04
7407文字
会話率:45%
「じゃあコンハクカイショウしたら、セレナは僕のお嫁さんになってくれる?」
「私の婚約解消時に、ルーファの好きな人が変わってなければ……いいよ」
遠い昔の約束。
王家との期限付きの婚約をした天使族のセレナーデ。
前世の記憶を持つセレナ
ーデは、いずれ来る王太子との婚約破棄に希望を持ちながら王宮で王妃教育や政務をこなしていた。
幼馴染ルシュファとの約束は五年前に絶たれてしまったけれど、それでも魔法のあるファンタジックな世界を楽しみたいと気持ちを切り替えていた。だがいざ婚約破棄となった途端、王家がセレナーデを手放したくないと強権を発動させる。
側室になるよう強要するが、そんな空気を打ち破って王太子を吹き飛ばしたのは漆黒の甲冑に身を包んだ幼馴染であり、魔王化したルシュファだった。
パーティーに参加していた皇帝と法王が魔王化したルシュファに敵対するが──誰彼も一癖も二癖もあり、セレナーデを狙う目的があった。
ドタバタラブコメ×泣き虫溺愛ヤンデレ魔王折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:22:25
51925文字
会話率:56%
システィーナ・エヴァンスは王太子のキース・ジルベルトの婚約者として日々王妃教育に勤しみ努力していた。だがある日、妹のリリーナに嵌められ身に覚えの無い罪で婚約破棄を申し込まれる。だが、あまりにも無能な王太子のおかげで(?)冤罪は晴れ、正式に婚
約も破棄される。そんな時隣国の皇太子、ユージン・ステライトから縁談が申し込まれる。もしかしたら彼に愛されるかもしれないー。そんな淡い期待を抱いて嫁いだが、ユージンもシスティーナの悪い噂を信じているようでー?
「今さら口説かれても困るんですけど…。」
後半はがっつり口説いてくる皇太子ですが結ばれません⭐︎でも一応恋愛要素はあります!ざまぁメインのラブコメって感じかなぁ。そういうのはちょっと…とか嫌だなって人はブラウザバックをお願いします(o^^o)更新も遅めかもなので続きが気になるって方は気長に待っててください。なお、これが初作品ですエヘヘ(о´∀`о)
優しい感想待ってます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 07:09:30
14378文字
会話率:82%
伯爵令嬢のベアトリス・ガルトナーは、侯爵令嬢のエディット・アーノンと一緒に、第一王子の婚約者候補として、王妃教育を受けに王宮に通っていた。もちろん王子の結婚相手の本命は侯爵令嬢のエディットで、自分は気弱なエディットの補佐役に選ばれたのだと思
うベアトリス。そんな気弱なエディットが、ある日いじめっ子たちに言い返した事をきっかけに、まるで流行りの小説に出てくる「悪役令嬢エリザベス」のようだと言われるようになってしまう。そうだとすると……その親友のベアトリスは、さながら「取り巻き」といったところだろうか。意外と悪役令嬢と取り巻きの役を気に入る二人だけれど、ある日突然、エディットが婚約者候補から外されてしまって…………。※『悪役令嬢は楽しいな』の、ベアトリス視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 15:06:40
14724文字
会話率:36%
皇太子の婚約者候補の貴族令嬢を集めた王妃教育。そして、最後の2人まで残るも選ばれなかった侯爵令嬢ダニエル。
王妃候補から侯爵令嬢へ戻り、心の拠り所であった魔術を研究するために王都から領地へ帰る途中、ダニエルは前世の記憶を思い出す。きっか
けとなった少女は、ダニエルの前世の推しのアイドルにそっくりだった……!
魔術が使える異世界への転生に気付いたダニエル。そして推しにそっくりな少女は顔だけが似ているのではなく、歌で生きていきたいのだという。ならダニエルがすることはただひとつ。
「この国一番の歌姫になりましょう」
権力・知力・財力すべてを兼ね備えた侯爵令嬢が、得意の魔術と前世の記憶を駆使しながら、夢を叶える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 23:00:13
11685文字
会話率:47%
マリエール伯爵令嬢は魔法では伯爵領随一だと自負している。貴族は13歳から15歳まで王都の学院で生活して成人していく。マリエールは13歳になり学院に入学する。王子から妖精同友会という会に誘われ参加する。王子と公爵令嬢のシルビアがいた。シルビ
アは誰もが見惚れるほどの美少女だ。
「昨年は同学年の侯爵令嬢が居てくれて、幻影を担当したが妖精の力がなくても幻影が出来る様になったから卒業したよ。君もシルビアに妖精を借りて国民の子ども達を喜ばす活動に参加してくれないか。」
マリエールはシルビアの妖精にクッキーを作って貰ってマリエールの魔法人形に貧民達に配ることした。マジックショーを教えてくれる妖精も借りて併せてやる様にした。
あっという間に一年経った。私も一年で卒業かなと思ったが、2年生を迎えもまだ続く。マリエールは疑問を述べると、ルドルフもシルビアも気に入ったからという。マリエールは妖精達から教えて貰った様々な魔法とマリエールの魔法を組み合わせて月に1回の発表会で発表する。マリエールは独自で妖精を作り出した。マリエールは様々なこと出来る様になり王子とシルビアに相談した。2人は国王に相談しないと答えられないと言った。
後日国王から呼び出しがあり行ってみると王子とシルビア嬢、父親の伯爵もいた。
「マリエールよ、その方妖精と魔法人形を組み合わせた魔導妖精を作ったと聞いたが誠か。」
マリエールは魔導妖精を出してマジックショーをさせた。
「マリエールの力は測り知れないな。他所へ出すことは出来ない。ルドルフ王子の婚約者とする。」
シルビアは王子の友達だったそうだ。マリエールは今後も2人が協力してくれるなら構わないと言った。
学校の他に王妃教育まで始まり忙しくなった。魔導妖精が各地で活躍する時代になる。国民を愛するマリエールは国民に優しい国政を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 20:21:12
10569文字
会話率:40%
公爵令嬢のローズ・ブライトはレイ・ブラウン王子と婚約していた。
婚約していた当初は仲が良かった。
しかし年月を重ねるに連れ、会う時間が少なくなり、パーティー会場でしか顔を合わさないようになった。
そして学園に上がると、レイはとある男爵
令嬢に恋心を抱くようになった。
これまでレイのために厳しい王妃教育に耐えていたのに裏切られたローズはレイへの恋心も冷めた。
そして留学を決意する。
しかし帰ってきた瞬間、レイはローズに婚約破棄を叩きつけた。
「ローズ・ブライト! ナタリーを虐めた罪でお前との婚約を破棄する!」
えっと、先日まで留学していたのに、どうやってその方を虐めるんですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 22:25:06
14708文字
会話率:37%
主人公、公爵令嬢のメアリ・ワトソンは王子のルーク・フランシスと婚約していた。
婚約は政略的なものだったが、メアリはルークのことを愛していた。
そのためメアリは努力した。
厳しい王妃教育に耐え、ルークの好きなメイクと服装をし、言葉遣いも態度も
変えた。
全てルークの言うとおりに変えていった。
しかし、ルークはだんだん冷たい態度を取るようになる。
そして初夜の日、ついにルークはメアリに「君を愛することはない」と告げる。
メアリは泣きながら「捨てないでほしい」とルークに告げるが、ルークは冷たくメアリを見放した。
ルークに見捨てられたメアリは泣き叫ぶが、メイドの説得によって自由に生きることを決意する。
その日から、メアリはルークの好みに合わせていた化粧と衣装も、奥ゆかしい態度もやめて、自由に生き始める。
すると今度はルークの方がメアリを口説き始めるようになり……?
「君を愛することはない」といっていたくせに、今更愛を囁かれても困ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 20:26:14
6520文字
会話率:27%
「恐れながら殿下、それは無理なご相談でございます」
長年王妃教育を受けて来た令嬢を側妃にするのは令嬢の父親や議会が止めるよなぁと思って出来た話です。
世界観があやふやなので緩い頭でお読みください。
最終更新:2024-06-26 18:00:00
5204文字
会話率:21%
暴君の王、ビャクヤが反乱を起こされた。
燃え盛る城に、敵国の兵が大挙して押し寄せて来る。
妻である王妃オーロラは王家の教育(と言う名の洗脳)で、王の為に全ての罪を庇い、自らの首を短剣の刃で切りつけ倒れ伏した。
愛していると思っていた
夫は、妻が命を賭けた行動に言葉を発する。
「あの女が悪いのだ。私の補佐なのに、まともに仕事も出来ず、悪事を働いたのだ。私は悪くない。あの女が全て悪い。だから、私だけは助けてくれ!」
それを聞き、死に逝くオーロラは思った。
(ああ、自分はなんて愚かしいのだろう。あの王の性格は解っていた筈なのに、王妃教育で王を守ることを刷り込まれていた。金や女に溺れ、王にもっとも相応しくない男なんか、本当は好きではなかったのに・・・・・)
命が尽きかけ死んだと思った瞬間、いつもと違う視界に目が眩(くら)んだ。
(あれ? 此処どこ?)
声を出したつもりが、声が出ない。
「ピーチク、ピィ。……………ピーーーーイィ」
なんと私は、きみどりの小鳥になっていたのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-12 14:13:59
5902文字
会話率:29%
「恋を、したんだ。」
長年の付き合いの婚約者である王太子・アルベルクに告げられたのは、婚約解消の申し出。なにも言い返せずに家に帰った主人公・クロエは、ショックで高熱を出してしまう。その反動で思い出したのは、前世の記憶。
王妃教育によるストレ
スで気弱になっていたクロエに、「強気」が戻ってきたが、3年後、クロエはまた王太子に再開して…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 00:02:48
7109文字
会話率:43%