魔法使いエリクディスは篤信の知恵者である。決して恐れ知らずの勇者ではない。
中年に至って仕事に見切りをつけて放浪を決意。自由気ままを通せる寿命は残り少ないと思ったのだ。
旅先では数多神々の畏き奇跡に見舞われ、尋常ならざる冒険が課される
。能く仲間を指導しなければ怖ろしい呪いが待っていよう。
今日が伝説へ古びる中で悲劇や喜劇が訪れる。この世は真に移ろいやすい。
初めの仲間は戦乙女見習い、金エルフの戦士スカーリーフ。
*カクヨム併載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 23:18:13
213277文字
会話率:43%
■あらすじ
ある時、魔物の跋扈を憂慮したアイルノン国王は、魔物を統べる魔王を討伐しこの世に平和を取り戻すための勇者隊を募った。
流れの傭兵や
街の力自慢
騎士見習い
神の威光を説く神官
地位回復を求める魔道士など
勇者隊には様々な人々が
たくさん参加した。
しかしそのことごとくは二度と帰ってくることは無かった。
魔物の侵攻がいよいよ激しくなった頃。
人々に希望を与える噂が広まる。
『大地を割る者』ゴルディ
『水神の巫女』カリーリ
『炎熱の知恵者』グァンダイン
『色の無い風』ゲンドウ
そして彼らを取りまとめるリーダー
『希望の勇者』キール
この五人が『世界最強勇者隊』と讃えられるほどに数々の魔物を駆逐し、町や村を解放し、国を取り戻す活躍をして人々に勇気と希望を与えていった。
そして遂にキール達は魔王の根拠地へと迫った。
――だが、圧倒的な魔王の強さの前に命からがら転移魔法で逃げ出す結果となってしまった。
転移に成功し、なんとか生き延びたと息をつく世界最強勇者隊。
しかしどうも辺りの様子がおかしい。
建物の形が奇妙で、その柱が金属であったり、油や火薬の匂いが漂っている。
ただただ戸惑う世界最強勇者隊の耳を、轟音がつんざく!
文化や常識、武器さえも異なる世界でも
勇者は勇者で有り続けられるのか?
適応と挫折。
訓練と実戦。
新しい敵と、人類の危機。
勇者キールの戦いの物語が始まる!
■補足
この物語はドラ●エ・FF・ロマ●ガといった剣と魔法のRPG世界から
荒野●動・Co●・PU●Gのような
銃火器のFPS世界へと転移してしまった勇者隊一行の活劇とドラマを描いたものです。
ファンタジー世界のバトルと銃撃戦をイメージしながら読んでいただけると一層お楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:00:00
119122文字
会話率:30%
部内1の知恵者と呼ばれバリバリに働きすぎて死んでしまった俺。しかし死の淵で謎の声に導かれ、「魔王を守ること」という条件で四天王のひとりとして転生&召喚された。
しかし、魔王は俺の他の3人の四天王たちの召喚に魔力のすべてを使ってしまっており、
俺はザコそのもの。
──だというのに、明日には勇者が攻めてくるだと?!
俺に与えられた役割はただの時間稼ぎ。いわゆる【捨てゴマ】だ。当然死にたくない俺としては知恵を回すしかない! ただ生き延びたい一心でガムシャラに働いていたら……なぜか魔界1番の美少女である魔王の娘から自室にご招待されてしまったよ?
※気楽に読める戦略無双小説!
※毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:26:10
144339文字
会話率:64%
ハルベール・マッキノン、17歳。
(たぶん)島一番の知恵者の彼は、幼なじみの親友たちとともに、とある儀式に臨んだ。神との繋がりを得て、そのご加護を賜わろうという儀式である。
島民たちに見守られる中、粛々と儀式が進んでいく。親友たちが名の知れ
た神々に認められ、立派なご加護を授かっていく。
そしていよいよ、大人たちからも一目置かれるハルベールの番。果たして、彼に導きを与える神は――
誰もその名を知らない女神であった。
そして、授けられたご加護は、【植物のことがよくわかる能力】。
儀式に臨んだ時のドキドキとは裏腹の結果。期待が裏切られることとなったハルベール。
だが、彼が立ち直るのは早い。その日の夕食の時には気を取り直していた彼は、顔を上げてまっすぐ前を見つめることにした。
――いや、前というか、もう少し別のモノを見つめることとなるのだが。
こうして彼の冒険が始まった。
人生を変えるはずの儀式で、賜ったのは超地味な加護。
導く女神の名を知る者はなく、加護が何の役に立つかもわからない。
「どーすんの」と尋ねれば、答えるのはきっと自分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 12:26:38
301801文字
会話率:24%
トアール王国は巨大隕石により滅亡の危機となっていた。王国一の知恵者公爵令嬢マーガレットは卒業パーティ会場を巨大隕石の中心に指定する事で王太子を空に発射し隕石を食い止めさせる。
最終更新:2022-11-23 13:54:28
1360文字
会話率:55%
百年以上続く戦狼の世に、吼狼国史上最高の大軍師と呼ばれた少年が現れる。
銀沢菊次郎と仲間たちの物語。
巻の一 運命の出会い 三八一四年 約十五万字
吼狼国の片隅に宿命の若者たちが集結する。最初の戦いの物語。
巻の二 大軍師誕
生 三八一五年 約十四万字
足の国地方に桜舘家あり。若い英雄たちが頭角を現すきっかけとなった戦いの物語。
巻の三 隣国の依頼 三八一六年 約十二万字
北の国で戦が起こる。新たな敵と仲間を得て、菊次郎たちは積極的にかかわっていく。明日への戦いの物語。
巻の四 知恵者と勇者 三八一七年 約十三万字
大国の戦に出陣した菊次郎たち。強敵との対決、めぐらされる陰謀、いくつもの悲劇。戦狼の世の行方を変えた大戦の物語。
巻の五 軍師の決断 三八一九年 約十五万字
激突を繰り返す菊次郎と定恭。彼等の運命を変える決め手となったものとは。選択と対決の物語。
巻の六 伸ばした手 三八二〇年 約十七万字
足の国で起こった大きな波乱。揺れ動く事態、交錯する思惑に、人々は離れ、あるいは結ばれていく。手と手の距離の物語。
巻の七を準備中。
文庫本一冊程度の長編の連作です。
(架空の国が舞台の歴史小説です。魔法・妖怪などの要素は出てきません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 06:41:27
1104795文字
会話率:55%
西方大陸の大国【ダンケルク大帝国】。その地方貴族【シュヒトー準男爵】の後継者シュバルツは、父の死を切欠に次期準男爵となり領地改革に乗り出す。開拓も進んでいない小領を知恵に裏付けされた革新的な改革とシュバルツの人材発掘能力により、繁栄させてい
く。まずは魔境の開拓から!戦乱や飢饉、貴族達の思惑に翻弄されながらも、愛する彼女と彼女に愛される領民たちのために今日も改革に勤しむ。金が無い。人がいない。食料がない。そこは知恵で乗り切る。領地経営ものが好きな人は是非。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 18:00:00
113377文字
会話率:27%
【書籍化】決定しました!ありがとうございます!(2/19)
クレア・フェイトナム第二皇女は、愛想が無く、知恵者ではあるが要領の悪い姫だ。
先般の戦で負けたばかりの敗戦国の姫であり、今まさに敵国であるバラトニア王国に輿入れしている所だ。
こ
れは政略結婚であり、人質であり、生贄でもある。嫁いですぐに殺されても仕方がない、と生きるのを諦めながら隣国に嫁ぐ。姉も妹も器量も愛想も要領もいい、自分が嫁がされるのは分かっていたことだ。
しかし、待っていたのは予想外の反応で……?
「よくきてくれたね! これからはここが君の国で君の家だ。欲しいものがあったら何でも言ってくれ」
アグリア王太子はもちろん、使用人から官僚から国王陛下に至るまで、大歓迎をされて戸惑うクレア。
クレアはバラトニア王国ではこう呼ばれていた。——生ける知識の人、と。
※長編改稿にこのまま進めていきます。更新頻度が落ちるかと思いますがよろしくお願いします。
※日間総合1位ありがとうございます!(12/30)
※アルファポリス様HOT1位ありがとうございます!(12/22 21:00)
※感想の取り扱いについては活動報告を参照してください。
※カクヨム様でも連載しています。
※アルファポリス様でも別名義で連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 07:00:00
187431文字
会話率:36%
花々の咲き誇るある国の、西の孤島には国立図書館が聳え立っている。
その最上階に棲みつく住人付の助手を、一番長く務める絶対記憶脳持ちのダリル家末姫君と。
彼女を助手とする、自分の脳の劣化を厭って異世界に行って若返って帰ってきた、国立図書
館最上階を棲み家とする知恵者。
ふたりは、恋愛の定義が周りと大幅にズレていた。
これは、そんな彼らが告白して両想いを(健全に)確かめ合うまでの、ながーいお話。
現在なろうで連載中の『わすれな姫と、とらわれ男』
アルファプラスで連載中の『ケチ付姫と子供の知恵者』(今の所は一章だけのつもり)
二つの原型になるお話です。
ほぼ手を入れず、行間は開けて再投稿と+投稿決行中。
今日中に、どこまで行けるか頑張ってみます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 19:00:00
158500文字
会話率:19%
とある港町で知恵者として有名な男の元に、メールが届いた。
「ご結婚おめでとうございます。気が触れた人魚は丘に行きます」
メールの送り主は、交際相手の人魚、瑞穂だった。彼女はなぜそんなメールを送ったのか? それを確かめるために、男は丘
を登る。そこで二人は、些細な行き違いから言い争ってしまう。
怒って丘を下りかける男だったが、途中で瑞穂の誤解の原因に気づく。瑞穂を探し出した男は事情を説明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 14:36:32
4033文字
会話率:29%
人と魔物が共存する世界。
人は異形の知恵者である魔物の牙がいつ人に向けられるかを恐れ、本来、人畜無害であった魔物の殲滅を謀る。
魔物討伐の任を課された『勇者ラスト・シーン』は単身、魔物達の王『魔王』へと挑むのだが……。
これは1人の『勇者
』と『魔王』との悲しい運命のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 09:48:43
6443文字
会話率:25%
世のあらゆる負の感情によって生まれる「妖」から生きとし生けるものを守るため、太古の知恵者が創造した人造の守護神。刃金人(はがねひと)ー。
全身に輝く刃金を纏い、同じく輝く剣でその土地の穢れを祓い、民と大地を不浄から守り続けていた彼らを、
古代の人間達は本物の神として祀り上げていた。
しかし、人間が力を持ち、自分達で国を造って政を行うようになった時より、彼らはその数を減らし続ける。
そして戦国の世になってからは彼らは少数しか稼働していなかった。
そんな中、少年は『劔丸諸刃(つるぎまるもろは)』と言う『刃金人』と出会う。
「助けてほしければ『祈れ』」と、命令されるが…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 19:00:00
6631文字
会話率:24%
死んで異世界転生。
基本仕様は定番の超人未満な状態で生きれますと確約されて、「プラスして御望みのチートも付けるよ」とサービスされる。ならばと願ったのは『俺Tueee!』とは無縁の生活改善なチートで[万色の調味能]というもの。
料理やら錬金や
らの手順をすっ飛ばしての、物に自在な味を付加するという、食事は自分の望む味付けを楽しみたいだけの、モノグサ極まるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 05:00:00
266253文字
会話率:1%
最底辺と名高い鹿馬大学に通う毛沼白歩は大学のトイレでウンコをしてしまい、いじめを覚悟していた。しかし、意識を失って目覚めた先は謎の異世界。ありえない程の底辺異世界で、相対的に知恵者となった毛沼が大活躍する物語。
最終更新:2019-06-22 22:28:13
1144文字
会話率:72%
信長さえも苦しめた、鉄砲傭兵集団、雑賀衆はとりあえず特攻!な脳筋軍団。そんな雑賀衆には、知恵者の三崎針司(みさきしんじ)がいる。幼馴染みである雑賀衆棟梁や、雑賀唯一の内政官、その他にも多くの雑賀の住人達と、仲を深めていく。
そして、1569
年。本圀寺の変において、雑賀衆がそれに参戦したことにより───歴史は変わった。
古い友人との再会や、毛利・長宗我部の躍進、盟友である姉小路の驍将。
数多の経験で、三崎は成長する。
歴史は、どこに収束していくのか、わからない。
※この作品は、歴史が好き(それ以上でもそれ以下でもない)な作者が、wiki先生や某野望ゲームや某無双・BASARAゲームなどを元に、書いています。変なところがあっても無視してください。
※作者は、過去に投げ出した作品があります。作品が投稿されなくなったら『ああ、逃げたんだな』と思ってください。
2/28 本作の名前を変更しました。
7/14 気がついたら15000PV超えてた・・・ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 15:57:46
40983文字
会話率:63%
時は今から千八百年以上前。
四百年続く栄華を誇る王朝にも、腐敗が進み始める。
それは徐々に、しかし確実に、表面に出る頃には誰にも止める事の出来ない崩壊を引き起こす。
それが呼び水となり、後に百年に及ぶ戦乱の世となる。
時代は後漢
末期。
綺羅星の如く英雄達がしのぎを削り、知恵者が全身全霊をかけた戦いの時代。
その中にあって、最強の武将と呼ばれる人物がいた。
飛将軍と呼ばれる事となる、呂布奉先。
三国志正史の著者、陳寿はこう評した。
「虎の様な強さがありながら英略も無く、軽はずみにして狡猾、ただ目先の利益を追う。この様な者が破滅しなかった試しはない」
※三国志の事をまったく知らない方でも楽しめる様に、知っている方でもさらに楽しめる様な内容を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 00:00:00
823152文字
会話率:37%
ヴェルデは騎士になる夢の為に旅立ち、一人の王女と出会う。
ところが彼女との関係は彼が思い描いていたものではなかった。
「賢者? 知恵者? ……え? 何の話?」
剣の腕を売り込もうとしていた少年が、知恵者として期待される勘違いコメディである。
最終更新:2018-03-22 18:24:20
56802文字
会話率:32%
ーーーあの日、身の内に鯉を飼う男と出逢った。
山に囲まれた小さな村に、ある日絵を描くことを生業とする男がやってきた。
男は、赤と黒の鮮やかな錦鯉が肌の上に住み憑く痾『居鯉(いこい)』を治す為、村へ来たのだと知恵者のお爺様(じじさま)が
言った。
そんな男の世話役を担う村の童と居鯉の男を取り巻く穏やかで不可思議な日々を、1ページ140文字の小話で綴る、和風ファンタジーです。
【登場人物】
居鯉の男:人の肌に住み憑く『居鯉』を発芽させた男。絵描きを生業とし、現在は村外れの山の麓にある庵に住んでいる。
童:居鯉の男の元へ足繁く通う村の子ども。知恵者のお爺様から『痾(やまい)』について学んでいる。
※Twitter( @CHR_SM_IKOI )にて不定期更新中。
※個人HPにて更新順に掲載。not時系列・not季節
(http://nanos.jp/chr1sm/blog/3/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 20:00:00
11417文字
会話率:0%
カリブの海は渋滞していた。あまりにも海賊が増えすぎてしまった所為だ。これを不思議に思った海賊少年ニコルは、船長のタバスコ・ダ・ガマに相談してみたが「下らない事を聞くな」と一喝されてしまう。
ニコルは船長を見限って、船一番の知恵者である『
狐』に増え続ける海賊船の謎を尋ねると、老いたる海賊『狐』は不思議なへりくつを話し始めた……
海賊が増殖するカリブの海にて語られる、少年海賊と老海賊の不可思議な掌編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 01:00:00
6166文字
会話率:58%
大陸の北西の端にある辺境国ウルガゾンテ。王位を簒奪したイースは、迷宮に封じられた王国の権標を手に入れるため、迷宮を解くことのできる知恵者を求める。
応じて王城での知恵試しに参じたのは、王都の宿なし、赤毛のトゥーレ。はたしてどのような謎かけが
なされるのか。
※自サイト「架空の東 空想の西」からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 21:00:00
128293文字
会話率:46%