主国アンダリアズ王国に人質としてやって来た隷属国タータイヤ王国のメイリヤ姫は、王族らしからぬ貧相な見た目と人形のように何事にも反応しない奇妙な姫だった。王の前にいるものの、名前を名乗っただけで後は棒のように突っ立っている。
広間に集まっ
た貴族たちは侮られたに違いないと憤慨し、兵を出すべきだと騒ぎ始めた。ところが末王子のミティアスは「予定どおり姫は僕の伴侶でかまいませんか?」と口にする。ミティアスがそう言ったのは、ベールに隠れた姫の瞳が世にも珍しい左が紫色で右が淡い碧色だったからだ。
最初は珍しい瞳にしか興味がなかったミティアスだったが、次第に生き人形のような姫に惹かれ始める。そして姫の秘密を知り……。初恋を知らない恋多き末王子と、姫として嫁いできた心を閉ざした王子の恋のお話。※他サイトにも掲載
[苦労知らずの末王子×隷属国の人質王子 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 10:00:00
48147文字
会話率:33%
雑貨屋で品揃えを確認した後に、珈琲が飲みたくなった。故、近くにある純喫茶で奇妙な先客に出あう。
人形を携えた男はただ言い放った。
君、私と同じ匂いがする。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
プロットタイプであり、耽美奇譚でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 13:36:16
1237文字
会話率:29%
酸素が薄い。血が登らない。歩く度に脳震盪を起こした様にグラグラする。
其れでも足を引き摺って、何とか部活に来た。
なんで体調不良でも出たがるか、副部長知らないでしょう?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
お兄さんの同期のお話。
これ以上、熱意のあるキャラは書けないと思うんですよ。
所謂、上限という奴で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 18:06:49
801文字
会話率:28%
私という生き物は、その特性上、気が多い。
そして幾人もの女性と番った後、思い返すのはあの美しい顏。
そうして愛を確かめる。最愛を知る。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
江戸川乱歩著 人でなし
の恋 のネタバレがふわっとあります。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
というか、耽美奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 18:09:14
925文字
会話率:38%
———世界は核の炎に包まれた。
———滅びの日が来るべくして来てしまった。
そんな終末戦争と呼ばれた核ミサイルの打ち合いから5年後、
主人公、須藤鍵起(35歳)は妻子をもつシステムエンジニアだったが世界が滅びて全てを失った。
死人のよう
に過ごしていた彼だが、ある廃墟と化した研究所で裸の美少女と出会う。
すると彼は唐突な性衝動に駆られて、彼女をレイプしてしまう。
社会機能も法律も存在しない世界で、誰も鍵起を咎める人間などいない。
だからそのままヤリ捨てるつもりだったが、ほんのわずかに心にあった良心のおかげで、鍵起は彼女を自宅まで連れて帰って志う。
そこからどうするかと悩んでいたその時、彼女は自らの正体を明かす。
「———私は生き人形。繁殖能力を備えたロボット」
彼女は人口調整のために作られた、人の〝理想の恋人〟となるようにデザインされた半機械半生命の部分を持つロボットだったのだ。
そんな人間に都合のいいような存在として作られた彼女だったが———、
「私は———〝愛〟が知りたい」
愛を、求めていた。
滅びた世界で死人のように生きてきたおっさんと、愛を知りたい人形少女の舞踏《ロンド》が始まる———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:22:13
8259文字
会話率:32%
品をかついで流して売り歩く商売をするヒコイチが、いろいろ不思議にまきこまれるはなしを『雰囲気だけ時代小説』として続けております。すべて薄目でごらんください。 ヒコイチの商売の『元締め』が、ヒコイチの知り合いのダイキチについて、おかしなこ
とをいいはじめ。。。。。今回はほっこりする(はずの)みじかいはなしです。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 17:11:42
20920文字
会話率:35%
演劇界で天才と謳われた男は、舞台に立てなくなり役者として死んだ。
対等な友と劇を作りたいと願いながら、友だと信じたひとに裏切られて。
男の名はロバリー。
スラム街で膝を抱え「異形頭」と呼ばれる人外の長い生を浪費する……落ちぶれた元天
才だ。
「だ、か、ら! オレを相棒にしてって言ってるんだってばロバリーさん!」
「嫌デス! お断りデス! 遠慮しマス! ついて来るな!」
そんなロバリーの日常は、夜の闇から現れた妙な男によって壊される。
救世主を名乗り、姿を現したのは天真爛漫で破天荒な生き人形のセヴィア。
役者になる夢を諦めたロバリーは、「最高のパフォーマーになる」という夢を掲げるセヴィアと出会い、再び舞台の上へと誘われる。
しかし、彼の前にトラウマが立ちはだかり——。
裏切りに心を病みやさぐれた天才は、再び他人の手を取り、かつて愛した舞台に返り咲くことはできるのか——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:04:58
111770文字
会話率:39%
魔女、喜連川摩耶とその使い魔である黒猫の黒兵衛。
そして親友であり師でもある、生き人形の酒井魅沙希。
そんな一人と一匹と一体の前に、
突如現れたダメ過ぎて泣ける魔王(絶賛、住所不定無職)。
そんな4人(?)の現代から異世界を股に掛けた冒険
が、
今、始まる……ようで中々始まらないのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 00:36:32
1066639文字
会話率:43%
神代宏之、普通の学生。
そして普通じゃないクラブ活動。
魔女と使い魔と生き人形を交えた冒険が、今始まる。
最終更新:2019-08-20 10:59:14
15381文字
会話率:53%
女は死んだはずだった。しかしふと意識を取り戻すと、彼女を覗き込む男はこう言った。
「おかえり、お嬢さん。死に戻ってみた気分はどう?」
――男は死者の肉体を素体に人形を作る「人形師」であった。
これは生き人形となった女、紅子(べにこ)と
彼女を作った人形師、稔(みのり)が見届ける怪奇譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:12:48
43835文字
会話率:31%
西の町の本屋の娘と生き人形の、ひとりふたりのひとつふたつの恋
最終更新:2023-03-23 23:12:46
490文字
会話率:0%
幕末の頃、松本喜三郎なる稀代の人形師がいた。
彼の作り出した人形は見世物にだされたが、まるで生きているかのようなその姿は「生き人形」と呼ばれた。
そこから多くの人形師が彼に憧れ、幾多の「生き人形」が生まれたが、ついぞ松本喜三郎に匹敵する者は
現れず、その死と共に「生き人形」の技は歴史の中に埋もれた。
明治に至り、一人の男が松本喜三郎に憧れ、生き人形を作ろうとしたが――
これは明治より続く、三人の「キサブロー」にまつわる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 12:54:09
17279文字
会話率:23%
「あんなに元気だったのに。ポックリと逝っちゃってさぁ」
著名な人形作家である祖父の急死。
久々に実家に戻った利明を待っていたのは、予想もしなかった不思議な出会いであった。
最終更新:2021-09-07 17:00:00
2994文字
会話率:33%
陰陽師家ゆかりの不知火家にうまれたイオリは、十〇歳で白羽の矢が立ち、五年後に人柱として異界へ捧げられた。平安時代で時を止めたようなその異界は、ものの怪に異形、魑魅魍魎が跋扈する。死をもってしての生け贄だと思っていたがその意味するところ、子を
成し血を分ける身の捧げであった。
白羽の矢が立ったころから心をなくし、生き人形のようなイオリであったが、一夜を共に過ごした陰陽師へあっさり恋に堕ちてしまう。
そんな彼が夫なる人とはつゆ知らず。
ひと目会いたいと無駄な奮闘をしたり、特技の折り紙でお務めしたり、勘違いしたりで、生き生きと恋を拗らせていくのだった。
お酒は、二十歳になってから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:00:00
300142文字
会話率:50%
「わたしサイボーグなんです」
探偵 安藤良介のもとに幼いころ別れた兄を捜索してほしいと言う一人の依頼者がやってくる。
そしてその女性―月島華音―と、大人の都合で離ればなれになる事に抗って兄と共に家出をした記憶を一緒にたどることになる。その記
憶は江戸時代の末期の一人の人形師の記憶と重なっていき、それは徐々にその記憶の糸を辿るようにして、浅草にある一軒の見世物小屋に二人を導いていく。
人型と意識、記憶と追憶が交差していく幻想小説。
この作品はアメブロ、noteに掲載。及び自費出版で出版されております。
アメブロ https://ameblo.jp/yappo777
note https://note.com/kokihosoy69
自費出版書籍Amazonにて取り扱ってます。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3+Psy&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 09:00:00
45193文字
会話率:41%
ただただ真面目に働き平凡な毎日を送り、老後の計画もばっちりだけど決して華やかとは言い難い冴えないOLの冴島麗亜(さえじまれいあ)はある時、知人から押し付けられるようにして一体の人形を譲り受けた。
それは三分の一ほどの大きさで、十代前半くら
いの少女の姿を模した球体間接人形だった。
それ自体は決して珍しいものではなかったけれど、その人形は彼女が知るどんな人形とも決定的に違っている部分があった。それは、なんと生きている人形だったのだ。
まるで人間の子供のようにワガママで寂しがり屋のその人形、璃音(りおん)との奇妙な同居生活により、麗亜は自分が生まれてきた意味を改めて考えるようになるのだった。
この小説は次のページでも公開してます
https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/74147519折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 17:00:00
97250文字
会話率:31%
とある街のとある場所、とある店のとある店主、機械だらけのこの世界で、危険だらけのこの世界で今日もまた人形少女は生き続ける。
最早、失われたとまで言われた最古にして禁忌の姉妹達のマスターと共に歩む道
最終更新:2017-01-04 01:43:34
2708文字
会話率:78%
先日、リアルで生き人形を触らせてもらいました。
筆者の書いたホラー小説『法務官ベイル・マーカスの怪奇記録』の読者の方から連絡を貰い、憧れの生き人形を見て触るという経験ができました。
その嬉しさのあまり、前半エッセイ、後半は創作という形でホラ
ー小説にしました。
どこまで実話かとかは聞かないで下さい。
あと、霊障とかは作者には来てないので、読んでも特に問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 00:30:56
6603文字
会話率:9%
どこにでも居る高校生が唐突に異世界に行きます。
異世界で《生き人形師》になって中学時代の後輩や異世界で出来た友人とわちゃわちゃします。
作者の気分によっては今後BL要素が入らないとも限らないので一応ついていますが、まだそれらしい絡みは一切
ないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 00:14:34
1976文字
会話率:52%
東西随一と謳われた、稀代の人形師が姿を消した。無人の自宅から押収されたのは数冊の禁書と、二百年前に製作技術が失われた筈の『クレイ』と呼ばれる生き人形の少女だった。当局は検討した末、彼女の身柄を若手の魔術師に預けるが、克服しえぬトラウマに苛ま
れ続けている魔術師は、喜怒哀楽の欠如した『人形』にどう接していいのか分からず、辛く当たってしまう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-01 09:54:43
21588文字
会話率:42%
生きた少女人形、という設定は数あれど「病弱な生き人形があったら」という妄想だけで書きました。二次創作ではありませんが川原由美子先生「観用少女」より設定を一部お借りしています。
また、サイト「病弱好き同盟」様 http://www.geoci
ties.jp/bougainvillea_agitator_kakketu/byoujyakudoumei.html の掲示板におけるユメコ様の投稿(No.387 - 2014/05/04)に着想を得ましたことを、ご報告いたします。
更に蜈蚣Melibe先生「バージェスの乙女たち」「この世界には有機人形がいる」からも影響を受けております。
…なんだか別サイトで公開した方が良い気がしてきました。
Pixivでも公開しています。http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3790792折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 19:08:31
6128文字
会話率:11%
やってはならない禁断の遊び。
この世界には数々の都市伝説が存在する。
あなたは、禁断の遊びに手を出しますか?
執筆にあたり、Wikipediaを参考にさせていただきました。
最終更新:2014-01-10 01:47:08
4264文字
会話率:20%
器用貧乏な高校3年生武田誠司は、友人から精巧につくられた女性の等身大の人形を受け取る。
人形の出来に満足し、誠司は本物の恋人のように、その人形を可愛がるようになった。
ある日、学校から帰宅し、いつも通り人形を可愛がろうとすると背後から
女性の声が聞こえた。
振り返ると、いつも可愛がっている人形がにっこり微笑んでいる。
誠司の悲鳴とともに、命を持った人形との奇妙な同居生活が幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 14:33:02
43487文字
会話率:29%