「俺も悪神倒しの仲間にいれてください!」
日本のどこにあるのか分からない不思議なとある村。
刺激のない平凡な日々を過ごしていた高校生の橘平は、雪の夜、森の近くで村の神社の跡取り娘・桜と出会う。
危険を冒してまで暗い森を目指す彼女の目的は
、大切な人たちのために「悪神」を消滅させることだった。
橘平は桜から村に封印される「悪神」の存在、そして村の「おかしさ」を知り、自身も桜とともに悪神の謎を探ることを決意する。
大切な人たちのために自分を犠牲にしてまで頑張る桜。
大好きな人たちを守るために他人と距離を置く向日葵。
美しい見た目と面倒な性格で苦労する葵。
将来の夢も好きなモノもない橘平は、彼らの姿に、生きることの意味や自分に欠けている感情を見出していく-。
村に伝わる不思議な力を操る桜たちと、普通に見えてちょっと変わった特技を持った少年が織りなす現代和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:39:50
261915文字
会話率:46%
とある爆発事故でどこかに飛ばされた風沖さん、そこでは永久凍土のように凍り付いた心を溶かすような出来事がいっぱいあります。そして仲間たちに出会って、本当に生きるという意味を、そして、人の利益の欲望に戦っていく「元」中間管理職の風沖さん、改めイ
チカさんが今までの経験でぶった切っていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 09:20:00
70610文字
会話率:71%
ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 07:30:00
779237文字
会話率:18%
日本に古くから社会の闇に存在し、そして今もなお存在する忍。
その現代に生きる忍の一人である影無颯天—かげなしはやて—は都会と田舎のちょうど真ん中に位置する町の高校二年生だが、表では平和に学業をこなしながらも裏では現代社会の闇や妖魔と戦ってい
る存在だ。
そしてそんなどこにでもある意味平和なある日、いつものようにクラスメイトと朝のホームルームを迎えていると突然教室内が光に包まれる。そして気が付くと召喚の間と呼ばれる一室にいて、そしてそこには王女がいて、
「ようこそいらっしゃいました、勇者様」
地球ではどこにでもいる高校生であるクラスメイト達だったが、この異世界でクラスメイト達はいろいろな職業〈クラス〉を、そして身体能力を強化を召喚された影響で取得しているらしい。そして異世界転移定番の魔王討伐を依頼されるのだった。
クラスメイトが自分の職業〈クラス〉に喜ぶ中、颯天の職業は完全に戦闘に向かない生産職だったが・・・
「これは‥‥」
しかし、颯天は自身の職業である錬金術師が最強となり得る可能性を見出していた。
これは異世界に召喚され、授かった職業が最低職の錬金術師-アルケミスト―でありながらも、己の技術と組み合わせ、独自の錬金術で異世界を旅し、やがて最強と謳われる忍の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 02:00:00
417312文字
会話率:49%
【新作大公開ッ! 約2日に1回更新ッ!】
私、リリアーナ・プラチナブロンドは新米聖女ですの。
女神様の加護を授かる修道女として、今日も健気に世のため人のために汗水を垂らして献身させていただいているのでございます。
ふぅむ?
お一つ質問をよろしいか、ですって?
私の主なお仕事内容が知りたい、と?
こっほん。それはもちろん、物陰に隠れて社会奉仕(意味深)に励んでみたり、他にも桃色の背表紙本から数多の知識を得てみたり、更にはアレやらコレやら何とやら……うふふふふ。
おっと。あくまで息抜きの範疇ですからね?
教えに叛くつもりはありませんので悪しからず。
何より私はセイショクシャなのですから。
人より少しばかり好奇心が旺盛で、茶目っ気に溢れ過ぎているだけで……基本は大真面目なのでございます。
今だってほら、国王陛下からの勅命に応えようと身を粉にして頑張っているわけなのですしっ。
お友達の女勇者さんと一緒に、遠く離れた魔王城を目指して旅を続けている真っ最中なんですのっ。
……あ、でも。本当の本当にお一つだけ。
この胸に秘めた願いがございます。
長い長い旅路の最中。
運命の殿方にお会いできたらなぁ、なんて。
恋に溺れて、愛に堕ちてしまえたらなぁなんて。
私だって、世に生きる一人の乙女なんですもの。
「はぁぁぁ。どこかに素敵な殿方、転がってはいらっしゃいませんでしょうか。片っ端から拾い集めて差し上げますのに」
「あっはは……ほら、リリアちゃん。おバカなこと言ってないで先に進もうよ。ぼーっと突っ立ってたって何も変わらないよ?」
「ふぅむ? あらあら私としたことが。ついつい独り言をこぼしてしまっておりましたわね」
てへりんっぺろりんっでーすのっ。
気を取り直して旅を続けましょう。
国王陛下の勅命はあくまでソレとして。
まだ見ぬ最愛の人と巡り会うためにっ!
――――――――
こちら、破天荒系お嬢様口調な新米聖女様と
ピュア系むっつりな新米女勇者様の二人による
爽快痛快紀行モノ(になる予定)でございます。
おおよそ二日に一回、新話を公開してまいりますので
どうかご気軽にブクマを挟みながら
のんびりとお楽しみいただけますと幸いです。
(*´v`*)ノシ よろしくですのっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:10:00
428507文字
会話率:21%
死か断筆か、それが問題だ。
これは|懺悔《ざんげ》か、恋文か、道標か、遺言か。
あるいはただ書き散らしただけの駄文なのか。
展開も解釈も、二転三転するだろう。
私にとってそうであるように、君にとってもそうなるだろう。
この
|筆者《わたし》の七転八倒、|九度《くたび》起きればこともなし。
生きる意味なんて分からないし、書かない理由も思いつかない。
ただ、確かなことがひとつだけ。
生きることは、楽しすぎてしょうがない。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:00:00
200220文字
会話率:3%
時流、その意味は三つある。
現在の時代。時間の流れ。そして——今を生きる人々。
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AI翻訳で日本語の学習と修正を行っています。
不定期に更新・修正中。
原文:https://nco
de.syosetu.com/n1017jm/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:00:00
71962文字
会話率:48%
傭兵団の下っ端……のさらに下、戦場漁りのカナタは子供ながら生きるために戦場で金目のものを漁り続ける生活を送っていた。
そんなカナタの唯一の楽しみはたまに落ちている魔術の残りかす……魔術滓と呼ばれる小石を拾う事。魔力の塊ではあるが残りかすなた
め何にも使えず、時間が経てば消えてしまう何の意味もないそれを眺めるのが好きだった。
カナタの生きる場所で綺麗なものはそれくらいしかなかったから。
しかし、その残りかすからカナタは魔術の欠片、痕跡を徐々に見つけていく。
地道に。一つ一つ。そうして、彼はついにチャンスを掴む事になる。
無駄、無意味と言われ続けた積み重ねによって彼を成り上がっていく。
選び取れ。自分の道を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:42:00
374679文字
会話率:42%
俺、水戸川 奏気という人間はやる気や興味というものが欠落した人間として生まれ落ちた。これまで何かを継続してやってきたこともなければ何かを成し遂げたこともない。
周りと同じレールに何とかしがみついてどうにかして一つの会社に就職することがで
きたそんな人間。
趣味のない俺はただただブラックな会社に時間を費やして体力となけなしの気力を捧げてきた。
だけど想像できるか?社会に埋もれて潰される寸前の、個性も何もないへのへのもへじのような顔をしたこの俺がまさか異世界に飛ばされるなんて。
そしてこの世界が、俺にとっての本当の意味での大切な故郷になるだなんて誰が想像できるかよ。
これは何も持たなかった平凡な人間が過酷な異世界で自分を見つめ直し、本当の自分に気付き、そして「生きる」という事を見つめ直す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:36:12
74260文字
会話率:11%
目が覚めると異世界の貴族ザクスノートの体を乗っ取っていた主人公。しかし、ザクスノートの記憶を継承していない主人公に貴族は無理と判断され、貴族籍を剥奪され平民ザックスとして生きることになる。
そんなザックスに貴族の父は言う「ダンジョンを攻略し
て、貴族に戻って来い!」
異世界シュピルフィーア。そこはダンジョンに侵略され、徐々に人類の生活圏が削られて衰退し始めた世界。主人公は伝承にしかない力、複数ジョブと聖剣を武器にダンジョンを攻略する。
何番煎じか分からない定番のダンジョン物です。聖剣は強すぎるので切り札として温存し、コツコツ攻略して強くなっていくので展開は遅めです。新しい魔物やジョブ、スキルが登場した時は色々検証しますが、単純作業となった場合は描写をカットしていく方針です。
ジョブに関しては定番物から、変わった物まで色々取り揃えております。商人とか遊び人なんて育てても意味なくね?と感じるかもしれませんが、使えるかどうかじゃないんです。取り敢えずレベルを上げて、その先が見たいだけなのです。
カクヨムの方で先行公開しています。(2021/12/24時点で114話、18層攻略中)追いつくまでは毎日更新、その後は月、水、土曜の週3更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
700075文字
会話率:29%
医学と科学が発達した近未来、錬金術の容量で武器を生成できる人間兵器を開発した日本は東京山手線を境に国内戦争を行っていた。
田舎と呼ばれる非戦闘地域で暮らす少女、凪の高校に来たのは東京で戦闘に参加している人間兵器(アテンダー)の朝季。
朝季
との出会いによって自身の不甲斐なさを知った凪は、戦場である東京へ向かう決意をする。
戦場で暮らすことになった凪が見たものは、惨状ではなく『楽しそうに暮らす兵士たちの愉快な日常』だった。
違和感に気づけるか、気づいてしまっていいのか。
見るな聞くな喋るな、隣人は他人。
そう思えない人間は死ぬ……すぐに殺させる。
その言葉の意味を、戦場の街の真実を知る者は多くない。
人間兵器(アテンダー)と名付けられ兵器と化した少年少女達の戦う理由、本当の敵とは?
【テレビの中の戦場】それは本当に他人事?
読み終わった後にこの言葉の意味を考えて欲しい、偽りの戦場を舞台に『他人を愛すること』の意味を知るお話。
すでに連載している『White Suns War』の設定を変えたリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 17:24:39
96058文字
会話率:56%
「スキル」によって死なない体を持ち、悠久の時を生きる人間アンことアーノルド・アンダーソン。
生きることとは、生きる意味とは、を見失ってしまったアーノルドは死を探すための冒険へと飛び出す。
1000年ぶりの世界、文明、多種多様な種族。果たして
旅の先でアーノルドは死ぬことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 14:26:49
512209文字
会話率:36%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 14:08:25
492050文字
会話率:25%
人生は時に、目に見えない障壁や、形のない迷いによって、私たちを試すことがあります。「紫煙の向こう側」は、そんな試練に直面した一人の男が、自分自身と向き合い、新たな一歩を踏み出すまでの過程を描いた物語です。
この小説は、自己探求と再生の物語で
あり、誰もが経験するかもしれない「生きることの意味」を考えるきっかけとなることを願っています。私たちがどこに向かっているのか、どのように自分自身を再発見できるのかを探る一助となれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-16 13:53:31
1610文字
会話率:25%
剣と魔法と科学の世界。そこでAランク冒険者のレオンはパーティ内の人間関係が原因で解散してしまう。そこで新しくニコラとダリルを入れて第二の冒険者人生を歩むこととなる。社会と人と、自分と相手と、味方と敵と。三人が自らを見つめ自らの生きる意味を求
める冒険活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:05:12
66350文字
会話率:71%
「勘弁してよ…」
目が覚めたらまたやり直し。
幼いながらに決意したのは、『平和に生きて、子供や孫に囲まれるような、そんな平和な人生送りたい…』という切実な願い。
実家では妹が、学園では絡みたくないのに王太子やら王太子の婚約者様やらが絡ん
でくる。いやもうほんと勘弁してよ…!
こうなったら私、この家から出ていきます!あ、大丈夫ですわ、行先はおじい様たちのところなので!生活とか心配しないでくださいまし。いや本当に。
平和に生きるため、己を苦しめる要因は退けつつ侯爵家令嬢は我が道突き進みます!!
『とりあえず手に職もつけたいしなぁ。ねぇ、おじいさまどうしましょう?』
自分に出来る精一杯をやりきって、今回は20歳を超えてやるんだから…!
さて、運命の歯車はどう回る…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 08:36:59
170043文字
会話率:48%
人の魂の色《魂色》が見える男、名奈久吾。魂色の奥底に見えるのは、その人間の本質である。
彼は二人の天使と、二体の生きるぬいぐるみと一緒に暮らしている。
悠久の時を生きる彼ら一族。魂=寿命を扱い、霊薬を精製する久吾。千里眼の姉・美奈。錬
金術を極め、鋼鉄の少女と暮らす兄・ハチ。そして、そのハチがつぶやく『エフェス』とは…。
人智を超える能力を操り、現世に身を潜めて暮らす彼らの目的は一体何か。人類の敵か味方か。ぬいぐるみ達は何故生きているのか。そして二人の天使が存在する意味とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 08:01:37
200836文字
会話率:44%
難病に侵され余命わずかな人間の少女、優花。
ある日、何度目かの危篤状態となった時、
突如、異世界の女神(代行)が表れ
異世界とこの世界の親善交流大使に選ばれる。
そのその大使には異世界からも一人選ばれた。
優花と同じ対価を持つ者、
千年前
のトラウマをかかえる魔法使い、ニキアだった。
毎日が死と隣り合わせで懸命に毎日を生きる優花、
永遠の命を持ち、死が程遠いがゆえに、生への執着が希薄なニキア。
そんな二人がお互い共に過ごすことで生きることの意味を見つけ、死への向き合い方を模索し、ぶつかり合いながらも友情が芽生えていく。
そして、現実世界の優花の病を治せる唯一の存在、千年前に行方不明になった女神を探す旅に出る。
優花の余命はあと1年。女神探しのタイムリミットだ。
そしてその旅はニキアのトラウマの原因でもある「闇との最終決戦」との決着をつけるものでもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 00:29:39
145766文字
会話率:21%
人生とは、たった一言で全てが変わることがある。
「英雄の傷跡」と呼ばれる呪いを受け、視覚を失って生まれたクノン・グリオン。
視界どころか生きる意味さえ見えない彼は、無気力な幼少期を送っていた。
そんなある日、身体に水の紋章が浮
かび上がり、魔力があることが判明する。
だからどうした。
魔力があろうと、魔術が使えようと、見えないことには変わりない。
クノンには相変わらず生きる意味が見えなかった。
そんなクノンを、そんつもりのない思いがけない一言が覚醒させる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 23:08:11
1099685文字
会話率:24%
――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:00:00
3607126文字
会話率:62%