――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 18:00:00
3902751文字
会話率:62%
★一風変わったお客様。彼が帰った後のテーブルを前に、私は首を傾げます。
「むむむ?」
★いつもよりもちょっとだけ慌ただしいお店の中で、私が見つけた小さな違和感。気にしなければ良いだけなのに、なぜだか妙に気になります。
★魔法喫茶の日常で、奇
人変人が語り上げる毎度毎度のとんでも推理。果たして今日は、どんな世迷い言を言い出すつもりなのやら。
★「どうだい、見えない部分にまでこだわったんだよぉ!」(リニア談)
★魔法使いの少女と魔法が使えない変人が織りなす、ファンタジーの皮を被った日常系ミステリー。ロジカルな思考は異世界の魔法だろうと凌駕する。そしてクロネコは今日だって気ままに元気です!
★お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 16:08:26
31854文字
会話率:23%
★「ごめんくださいませ」
★大量の蔵書を誇る魔法喫茶店。本日最後にその扉を開けたのは、ちょっと一息なお客様ではなく──
★「これでも当店は喫茶店ですので」
★「あわよくば、私を巻き込もうとしているのが見え見えだねぇ」
★どこぞのお嬢
様が持ち込んできた、ちょっと不思議な本探し。今日も今日とてこのお店では、変人の奇天烈推理が場を荒らしまくる。
★魔法使いの少女と魔法が使えない変人が織りなす、ファンタジーの皮を被った日常系ミステリー。ロジカルな思考は異世界の魔法だろうと凌駕する。そしてクロネコは今日も気ままに元気です。
★お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:07:09
59342文字
会話率:30%
古い魔法店を改装した喫茶店。その店にはひと時の憩いを求める来店客以外にも、色々な騒動が持ち込まれる。こともたまにあるかもしれない。
「毎日のように給仕や司書の真似事ばかり。たまには本職のお仕事とか来ませんかね?」(魔法使い談)
最終更新:2024-09-09 09:09:43
51672文字
会話率:28%
錬金術学生ナロンチャイ・ジャイデッド、またの名をタケル。
タケルはある時病院の霊安室で目を覚ます。左手に刻まれたのは『11』という数字。いくつもの矛盾する記憶を抱えながら、タケルは病棟を脱出し、人生を取り戻すことを誓う。新入りの検査技師マリ
ウス、暴れ者の実験体ミッシェルをはじめとする病棟の反逆者とともに。
一方、タケルの蘇生は病棟の管理者にも伝わり。
「必ず生かしたまま捕らえろ。ナンバー11は貴重な生存例で、それでいて再教育さえ済めば我々の戦力となる」
病棟の職員、幹部はタケルの捕縛へと動く。
タケルや実験体による人生を取り戻すための戦いはやがて大陸全土を揺るがす出来事となる――
錬金術、魔法、『イデア』という異能力の存在する隔絶された大陸で何が起きるのか……?
※この小説には暴力シーンやグロテスクな表現が含まれます。
※差別的な表現が多数出てきますが、作者は差別がなくなることを望んでおります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 11:36:08
171118文字
会話率:34%
1999年12月 古い魔女の系譜を継ぐ少女――江戸 むらさきは自らの血筋に課せられた呪いに巻き込まれ…
最終更新:2024-10-22 12:35:35
20177文字
会話率:18%
『経済産業省はトイレットペーパーについて、各ご家庭で一ヶ月分程度の備蓄を行うことを推奨しています。その理由は、トイレットペーパーがほぼ全量を国内で生産されており、そのうち四割程度が静岡県で生産されているため、今後発生が予想される南海トラフを
震源とした地震による津波で被災した場合に、深刻なトイレットペーパー不足になることが予測されているからだそうです』
日頃から災害用の備蓄に気を付けている主人公であったが、テレビから流れてきたこの情報は初めて聞くものであった。早速必要な量の計算を始めてみる。新型コロナが流行した時に、両親や妹から催促があってストックがギリギリになった経験のあった主人公は、その分も含めて大量のトイレットペーパーをストックする。
ある日南海トラフで地震が発生し、想定通り静岡周辺の被災により世の中からトイレットペーパーが消えてなくなる。ストックに余裕のある主人公は、テレビやネットでトイレットペーパーに関する諸々の事象を見ながら、余裕をもって日常を送る。
世間が元の生活を取り戻したある日、主人公はあることに気が付く。七十パーセントの確率で起こる南海トラフ地震に備えていた自分が、七十パーセントの確率で起こる首都直下地震のエリアに暮らしているのは、ロジックが合っていないと。リスクを回避するためにどうすべきかを悩みながら、ある結論に達し行動に移す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 15:16:56
100074文字
会話率:24%
大国と呼ばれる国々では、1950年代初頭から長年に渡ってひとつの研究に膨大な資金が投入されてきた。
学問では超心理学といわれ、有識者からはオカルトと批判されるようなパラノーマルな研究だ。
すなわち、ESPやサイコキネシスなどと呼称される
超能力である。
1960年代以降にはサイバネティックスと呼ばれる学問も成立し、人間と機械のシンクロを解き明かす科学的試みも実施されてきた。
1980年代後半には日本が誇る世界的なコングロマリットが超能力研究所を開設し、透視能力やテレパシー、気の科学的な検証などを行っていたことを知る者も多いだろう。
現代において、超能力というものはフィクションの世界ではテーマとして取り上げられることも多いが、現実社会のニュースとしては記事として記されることがほとんどない。
生まれつき高いIQ値や才能を持つ者は、天から才能を授かったとしてギフテッドと呼ばれる。近年ではメディア露出の多いパワーワードだが、彼らこそが超能力者なのだろうか。
答えは否である。
超能力は過去には神通力とも呼ばれていた。しかし、実際には天や神から授かった能力ではなく、先天後天問わずに脳や遺伝子の突然変異で現れる能力との見解もある。そして、それは鍛錬や思考により、複雑なロジックを形成して昇華を可能とするものだと考える学者たちも存在した。
その理論から、一部では超能力者はホルダーと呼称されている。
一般的な視点から考えると、ギフテッドに比べて超能力者のメディアへの露出が極めて少ないことに疑問を感じる者もいるだろう。
では、超能力の研究は衰退したのだろうか?
これも答えは否である。
それらは国家機密として厚いベールに包まれながらも、様々なレベルで国家安全保障の名目において継続されてきた。
数万、数千万にも及ぶ実証実験。
そして、禁忌とされる人体改造や脳機能への介入など、倫理から外れた研究が行われていることを知る者は稀である。
その研究の結果、生み出された超能力者のひとりが、閉鎖的な日々に辟易して研究施設から逃走を決意した。
彼を待ち受けるのは過酷な未来か、それとも心躍る至福の人生だろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 13:18:07
83773文字
会話率:11%
IT企業務めの社畜……吉田ユキは、ある日、働きすぎて死んだ。
気が付くと、異世界の魔王の街の住人ユキ・リバイスに転生していた。
どこかのゲームの世界のような街で、悪役サイドと思われる魔王の街に転生したが、重役とか貴族ではなく、単なる平民の
中等部生。
中等部にて魔法を学んだユキであったが、魔法補助具と呼ばれる補助なしでは魔法を使うことができない無才であった。
しかし、好奇心から魔法補助具の構造を探究していくと、仕組みがプログラミングに類似していることに気付く。
それに気づいたユキは魔法補助具をハックし、マジック・ロジックを組み込むことで、便利な道具を作り出すことに成功する。
戦闘においても応用できるその技術であったが、魔法補助具なしでは魔法を使えないユキは高等部に進学できず、高等部の用務員に就職した。
ただ、前世の学生時代でそこそこ苦労していたユキは進学できなかったことは大して気にしておらず、改造した魔法補助具を利用して、雑用をこなしつつ穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、ある日、氷の魔女と呼ばれる高等部の生徒会長であるアイシャ・イクリプスにその様子を発見されてしまう。
そんなアイシャはユキに、厳命を出す。
冷蔵庫を作れ。
なんやかんやあり、アイシャの手引きにより学園に編入されることになってしまったユキは穏やかな学園ライフを送りたい本人の想いとは裏腹に、バキバキに成り上がってしまうのであった。
※なんと読むだけでシューティングアクションゲームのプログラミングの雰囲気がなんとなくわかるようになる!(誇大広告かもしれない)
※デバッガー募集中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 15:21:23
106987文字
会話率:38%
13年前の大地震で放射能に汚染されてしまった或る原子力発電所の第三建屋。
生物には致命的なその場所へ、犬型の多機能ロボットが迫っていく。
公的な大規模調査が行われる数日前、何故か、若きロボット工学の天才・三矢公平が招かれ、深夜の先行調査が行
われたのだ。
現場に不慣れな三矢の為、原発古参の従業員・常田充が付き添う事となる。
世代も性格も大きく異なり、いがみ合いながら続く作業の果て、常田は公平が胸に秘める闇とロボットに託された計画を垣間見るのだが……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+、にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 08:24:51
15034文字
会話率:47%
■あらすじ
不思議な転校生、野伊間詩芙音。
その正体は、魔女機関「モーダル」所属「ロジックの魔女」!
私こと鈴偶智優は詩芙音ちゃんと一体化して演算魔法少女☆ロジカル・シフォンに変身し、影の化け物を退治していく!
■登場人物
鈴偶智
優(りんぐうちゆ)
主人公。翔北市立舞金小学校6年生。
男の子みたいな容姿の女の子
自称は「女男」男女問わずモテまくる
下級生を庇い交通事故に合う
瀕死の重症を負うが詩芙音と融合して
ロジカル・シフォンとして復活
謎の影と戦うハメに……
野伊間詩芙音(のいましふぉん)
ヒロイン。謎の転校生
ブルベ肌に明るいアッシュグレイの髪
いつも虚ろな瞳に長いまつ毛の美少女
大人しそうな容姿と裏腹に辛辣な口調
ふとしたキッカケで智優と友だちになる
正体は魔女機関「モーダル」所属
アイオニアン7階位「ロジックの魔女」
ロム(ろむ)
黒猫。詩芙音の使い魔
口が悪いが世話焼き
下級生を庇った智優を気に入る
神埼栞(かんざきしおり)
智優の幼馴染みかつ同級生
智優への感情が淡く変化して悩んでる
©いくま 2022 All rights reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 09:00:00
260505文字
会話率:49%
人が人間だと証明する方法だと? お得意のロジックか。
最終更新:2023-10-22 07:23:12
200文字
会話率:0%
時事通信社の世論調査(10月6日から9日調査)で岸田内閣の支持率が発足以来最低の26.3%に下落し、自民党の支持率(21%)と合わせた「青木の法則」で「50」割れもしました。
これは政権にとって危機的な状況を示しています。
また、衆参
の補欠選挙でも芳しくないことから“方針転換”を迫られることは間違いないです。
しかし、岸田内閣の「狂気のロジック」によって更なる「増税メガネ」発動の危険性もあるのでそのことについて今回は見ていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 18:00:00
3591文字
会話率:2%
このロジックがあるから、きっと、デジタルプレーヤーが全盛の時代になった。必然。みんなまた、そっちに戻って行った。ほら、やっぱり偏りなんて存在していないじゃないか、と。アヤなんて、人間の一時的な思い込み、麻雀は結局、ランダムじゃないか、と。い
やいや、実は、ハッキリと道筋が見えているんです。こんな、ある種、こんな単純なカラクリ、局展開。。逆に、気付けなかった。気付けている打ち手、世界で何人いるんだろう?まあそんな風に考えてしまうのも、ある意味野暮なこと。誰しもが、それぞれ、各々、麻雀とどう向き合っていくか、本当に大切なことは、それだけ。出会ってくれた、全ての人に感謝します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 10:20:46
6030文字
会話率:9%
それなりに大きな犬に名前を付ける。名前を付けるという行為を軽く見ているものが多いが、そのことがいかに大切か。
最終更新:2023-08-24 01:02:05
1234文字
会話率:0%
ちょっと前のなろうアニメで
「まるで将棋だな」と言うアニメがありましたが、
今回のエッセイは、将棋についてです。
最近では、ほとんどの人がAIの指す将棋に
勝てなくなってきていますが、それでも勝てる
化け物のような人もいるようですね。
プログラミング的な観点から見ると、
頭の中で勝つためのロジックを組み上げて、
指した棋譜を記憶しながら、高速で繰り返す作業です。
頭脳のスポーツとしては良いのかなあ。と若干疑問を
持ちながら、まあいいんじゃないのと、自分はあまり
興味がないのですけど、人の負けたくないという闘争本能を
利用した部分があるので、そこに飲み込まれないように
して欲しいものです。
将棋界では、いまだにマスクを着けて将棋を指す事を
強要しているあたりがアホなので、頭の良いスポーツで
通っているはずのものが、実は、それ、将棋を指して勝つ事に
だけ頭をつかって俯瞰ができていない。
中には、マスクを反対したものもいるようですが、
全体がアホなので相手にされず、いまだに着けて指している。
特に強いとされる人達も文句も言わずに指している。
いくら将棋にだけ頭が良くても、こうはなりたくないなあと
思うしだいであります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 10:50:51
492文字
会話率:0%
友達作りの苦手な北沢柑菜は、世界よ変われと願った。
そこから、彼女を取り巻く世界は少しずつ、友情と、悪意と、不思議な能力に満たされていく。
※友達と、空を飛ぶ能力を得た少女の異能力バトルもの(予定)です。
最終更新:2023-07-09 13:27:17
78286文字
会話率:29%
未来学園高等部の生徒である陸上部の青年、天野誠也(あまのせいや)は偶然出来た休日を利用して未来区の隠れ釣りスポットである未来湖へと向かっていた。
釣りを始めたのも束の間、天候が荒れ始めた矢先に雷が天野誠也に直撃して彼は意識を失う。
夏休みが
終わる頃、奇跡的に目を覚ました天野誠也は違和感を覚えながらも再び元の日常へと戻り始める。
しかし、運命は彼を逃さない。落雷によって天野誠也は『電脳世界に介入する』能力に目覚め、未来区、ひいてはこの世界の真実に直面することとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 23:00:00
112505文字
会話率:45%
2034年、世界的大ヒットを記録したフルキャスト型MMORPGゲーム『ロジック・トゥ・ジャミング』。
主人公、来栖零《くるすれい》はこのゲームにのめりこんでしまう。
しかし正式リリース当日、プレイヤー約3万4000人がゲーム内に閉じ込
められてしまう。
そしてその世界で死は、現実世界での死に結びついているという。
これは彼と彼の仲間が紡ぐ奇跡の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 00:22:46
2047文字
会話率:43%
万葉(かずは)――かつて千葉市と呼ばれたこの土地には魔女がいる。
深山日奈(みやま ひな)は、高校生ながら異能を用いて魔女と戦う組織、万屋に所属している。同級生で相棒の衣笠怜(きぬがさ れい)と共に、全ての元凶桜の魔女を倒すために、身一つで
戦いの渦中に飛び込んでいく。
カクヨム、Nolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 19:00:00
169946文字
会話率:45%
これまで幾千と繰り広げられてきた、『巨乳・貧乳論争』。ここでは、斬新な目線でロジック的に優劣をつけ、この争いに終止符を打つための錯誤を試みた私の独白を残すこととする。
最終更新:2023-01-27 21:50:11
1326文字
会話率:0%
夕闇暁璃。ネット上で神格化された云わば探偵。
些細な揉め事から凄惨な殺人事件まで、それが宿命かのように遭遇してしまう彼女は事件を通して何を想うのか…。
最終更新:2022-10-24 20:35:24
7486文字
会話率:64%