何処からか送られてくる、謎のVRMMOアプリ『ニイトゲエム』――そのゲーム内で手に入れたお金は、現実で使用出来る。
甘い誘惑に乗せられて、ニイトゲエムの世界に降り立った引きこもりの青年『黒野剣』。
プレイヤーの精神が能力に反映され
るゲームシステムにより、自身の内面の尖り具合と薄っぺらさを痛感するも、欲望渦巻くこの世界で多くの人の思想や価値観に触れ、良くも悪くも成長していく。
その果てに彼は、この世界の根幹に触れる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 21:53:17
4912文字
会話率:12%
「……ここに八角を入れ……味がしみるまで…………」
近くまで来て鍋を覗き込む生徒たちの前で、丸く切ったワックスペーパーに切り込みを入れて落とし蓋を作り鍋に入れる。
「これで一時間程煮込み、その後冷めるまで待ちます。さて…一時間何もせずに
待つわけにいきませんね。…コチラに昨日から煮込んでおいたものがありますので、盛り付けのコツとお味見を………」
洋風と和風の皿を並べどちらでも、美味しそうに見えるような盛り付け方を伝える。
「余白を意識して真ん中にこんもりと盛り付け、最後にバランスを見ながら八角を…花を散らすように乗せましょう。
うふふ…
私の夫は昔から八角を効かせた豚肉の角煮が大好きなんです。ちょっと喧嘩した日など、これを作ればすぐに仲直り、ラブラブです。愛の媚薬ですね。
皆さんの旦那様にも八角好きがいるかもしれませんね。…長く一緒にいると喧嘩をする事もあるかもしれませんが…媚薬だからといって庭に落ちている日本製スターアニスを料理に使ってはいけませんよ」
そう言うとクスクスと生徒から笑い声が漏れる。
「先生、私、今日拾って帰っても良いですか?」
年配の女性が声をあげる。
「ええ、いくらでも庭から拾って行って下さい。甘い誘惑に負けて下さい」
そう言うと生徒たちは一斉に笑った。
神木莉子の一人を除いて。
他県から来た神木は、このブラックなジョークの意味がわからないのだろう。
それでいい。
これは私から貴方へのメッセージ。
貴女はこれまでの罪を精算するのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 20:22:22
8399文字
会話率:42%
ピンポンパンポ〜ン。業務の終了をお知らせします。
脳内に鳴り響く甘い誘惑。
けれども私はその誘いに乗る訳にはいかなかった。
前の表計算ソフトは『帰らせません』と訴えてくる。
意識が遠のくのは、禁断症状。
今日は何を食べようか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
夜分は100%私の時間。
という我儘思考の為、禁断症状がよく出るんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 19:37:28
808文字
会話率:42%
「この魔法陣、君が描いたものか?」
目の前に突き出された紙を、魔術店の雇われ店長リリアは凝視していた。
婚約者から蔑ろにされている伯爵令息デリクは、この魔法陣を使おうとした婚約者の口からリリアの名前を聞いてこの魔術店へと訪れたのだった。
デリクは婚約者がこの魔法陣を使って自分の命を狙ったのではないかと怪しんでいるが、その魔法陣、実は媚薬効果のあるもの。
事実を話したところ、どこをどう勘違いしたのかリリアがデリクと熱い夜を過ごそうとして婚約者に命令したのだと解釈してしまう。誤解を解こうとしたのだが、デリクはリリアに言い放った。
「こんなハレンチな物を売った君にも罰を与えるから覚悟しておくように!」
さあ困った。貧乏男爵令嬢のリリアはクビになったら仕送りが出来なくなってしまう。とにかく無実を証明するために彼の提案を受け入れることになったのだった。
一度甘さを知ってしまえば我慢するのは大変。所々で甘い恋心が漏れてしまう彼に振り回されるリリア。
これは長い間恋心を押し殺してきたデリクの、思い出作りから始まる恋物語です。と言ってもただ甘いだけじゃ済ましません。
(主人公はリリアです)
アルファポリス様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:46:59
52331文字
会話率:53%
凍てつく冬の花と称された美貌のご令嬢は忽然と姿を消した。人々は、婚約者と破局し世を儚んだご令嬢が魔獣に魅せられて、森に引き込まれてしまったに違いないと噂する。
◇
魔力溢れる森を調査する為に、学者が王都から派遣されて来る事になった。不運
な事に、その人はかつて私の婚約者を陥れて退学に追い込んだ宿敵。渋々受け入れたのに、私は衆人の目の前で「知性の欠片も感じられない」と侮辱まで受ける。
しかし宿敵が森に入る為には、魔力の強い私の協力が不可欠。早く王都に戻って欲しい私と、調査を成功させたい宿敵の利害は一致し『森の相棒』になる約束を交わす。意地悪婆⋯⋯いえお義母様に認められて結婚にたどり着く為に、愛する婚約者からの甘い誘惑とも戦わなくてはならない。私、結婚出来るのかなあ。
※完結まで毎日更新予定
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 06:25:03
113715文字
会話率:40%
あるとき、カメロニア国の〈完璧な聖女〉であるサリアは、隣国アラッサムに魔力皆無の新しい魔王が戴冠したことを知らされる。その新王は、なんと彼女の幼い頃の親友ロランであった! かれは聖女である彼女を獲得するため、甘い誘惑をしかけてくる。はたし
てロランの真意とは――?
8000文字強のあまあま短編です。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 16:07:12
8022文字
会話率:33%
キンキンキン
それは甘い誘惑。
キンキンキン
それは無限の可能性。
しかし悲しいかな、それは争いの火種となる。
そんな運命に抗い、共存の可能性を探る、これは文学的冒険の旅路の記録。
最終更新:2023-05-28 01:19:05
2216文字
会話率:43%
キンキンキン、それは魔法の言葉。キンキンキン、それは甘い誘惑。キンキンキン、それは無限の可能性。キンキンキンの地平を切り開く、これはささやかな始まりの物語。
最終更新:2019-01-24 00:57:58
3505文字
会話率:20%
――最っっ低!!!
王子を殺すための短剣を般若の形相で船縁に突き刺す。
背後にはベッドの上で隣国の姫君に寄り添って眠るクソ王子。しかも私は失恋したら泡になって死ぬ!?そして声が出ない!?最悪だわ!!
愛か死か―――突然始まったデスゲー
ム。
そんなの、愛を諦めるほうがいいに決まっている。なんたって私は――安易に期待して恋をして、そして処刑された冴えない田舎育ちの王女なのだから。
そう、思っていたのに。
「他の奴、好きになれよ」
「一緒に、俺の国に行こう、シャル」
「絶対に死なせない」
日に日に甘さの増す態度。握られた手。やめて、私耐性ないの!惚れたら泡になって死んじゃうから!
それに――あの方と婚約するんでしょう?私があなたの命を助けたことも、伝えられないまま。
―――これは、恋したくない田舎育ちの王女のシャルロッティと、そんなシャルロッティに恋してしまったシャイな根暗魔術師の、筆談と顔芸で突き進む、鈍感勘違い陰謀渦巻く恋愛不可避のじれったいお話。
シャルロッティは王太子の甘い誘惑や人魚の魔法の制約を掻い潜り、泡にならずに溺愛の沼にハマっていることに気がつけるのか!?(もちろんしばらく気付きません)
全30話完結まで執筆済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 08:54:57
183100文字
会話率:45%
街がバレンタインに色づく中、優香は関係ないと思って過ごしていた。だが、会社の後輩の恵奈に手作りチョコを作ろうと提案される。
最終更新:2023-02-14 19:00:00
7272文字
会話率:54%
ただの、埋まった琥珀か石油か恐竜の糞の魂の叫び。
最終更新:2023-02-05 00:38:29
521文字
会話率:5%
「進藤歩くん、私の彼氏になってくれませんか?」ある日、話題の美少女転校生、天宮六花に告白される俺。え、なんで? よくよく話を聞いてみると、本物の彼氏彼女ではなくて、フリをしてほしいとのこと。その理由は、何度も告白されて困っているから。なる
ほど、納得だ。俺が美少女転校生に告白されるわけがないからな。これも人助けの一環と思い、俺は恋人のフリを引き受けることにした。翌日から俺と天宮のニセ恋人生活が始まるのだけど……いつも一緒にいようとしたり、なんでも尽くそうとしたり、甘い誘惑をしてきたり、天宮の恋人のフリはやたら本気だ。なんで? ただのフリだよな……? これは、両片想いの二人が繰り広げる甘い甘いラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 12:00:00
137046文字
会話率:51%
風祭葵はかわいい男の娘。家のしきたりで女装をしていたのだけど……幼い頃からの経験で、女装を当たり前のように受け入れていた。
そんな彼(?)に恋する女の子が現れる。
「私の魅力であなたを男として目覚めさせてあげる!」
あの手この手で迫
られて、甘い誘惑までされて……
果たして、奇妙な男の娘の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 00:00:00
211992文字
会話率:55%
俺は塀で仕切られた中の世界と外の世界を何度も繰り返す。
最終更新:2022-02-06 03:00:00
1472文字
会話率:29%
キスという甘い誘惑。
僕の好きな女の子から僕はこんな事を言われたんだ!
最終更新:2019-12-16 03:00:00
1331文字
会話率:25%
あいつの紹介で、初体験だなんて。
最終更新:2021-09-23 00:25:17
459文字
会話率:17%
25歳、OL。奨学金の返済、家賃、光熱費、交際費…手取り15万円の広菜には、日々の暮らしをするだけでも精一杯だった。そんなとき、やけになって投稿した一枚の写真がきっかけで『大人の関係ありで月25万円で会わないか』とメッセージが送られてくる。
お金欲しさに、その甘い誘惑に乗る広菜だったが…
現代社会を生きる貧乏女性の生活を描く、ヒューマンストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 00:01:51
911文字
会話率:35%
人間は、皆等しく一人で生きていくことはできない。周りと協力して、時には利用して利用されて、自分がのし上がろうと必死に世界にしがみついているのだ。そして人の身ではどうしても達成不可能なことに直面した者は、何かに祈り、縋る。
祈った結果助けら
れた人はそれを信じ、狂ったかのように浸透する。
――それは天。常に秩序の名のもとに自身を絶対正義と断定して敵対者、天を信じない者に裁きを下す酔狂者。天の奇跡や復活と誑し込み戦うための力を与え、命さえ捧げさせようとする詐欺集団。
――それは魔。自身の知恵を巧みに操り現実に無限の可能性を見出し、目的のためなら多少の犠牲など厭わない精神病質者。甘い誘惑で信者を増やし、真実を秘匿して自分以外の人間をただの道具としか思わない、行き過ぎた合理的至上主義の集団。
生きていく上で天と魔どちらかを信仰しないと言われたらどうするだろうか。
天を虚偽まがいの茶番だと一蹴し、魔を非人道的だと否定するだろうか。
しかし、それは幼いころから広い視野で物事を見て来たから言えることだろう。
この二つしか選択肢がなく、生まれてからずっと天だの魔だの言われ、信仰を押しつけられた人間はそのような思考は持ち合わせているだろうか。
否だ。二つしか選択肢がないものにとって自分が信じたのが正で、それに対するものが悪なのだから。
――これは天か魔。自分の信じるもののためならば命すら投げ捨てる、信仰と言う概念に汚染された人間たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 20:18:54
289175文字
会話率:47%
ラムネ星のクローン・キャスト小梅は、日本昔話『舌切り雀』を再生中に、親切なお爺さんのために用意したご馳走を後輩キャストの浩太に盗み食いされ、昔話再生失敗の危機にさらされる。その悪夢も冷めやらぬある日の職員食堂。「浦島&桃/ダブル太郎コラボ・
エビフライ定食」に舌鼓を打とうとしていた小梅の背後に浩太が現れ、小梅をイラつかせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 20:08:52
8777文字
会話率:60%
2月22日は猫の日。
いつものように自分の家でゴロゴロとしていた岩波 星夜(いわなみ せいや)。自分が猫っぽい性格かなという自覚を持ちつつ、日光が心地よくて寝てしまう。
その日は、凄く心地のいい夢をみた。
日光を浴びて、伸びをして
幸せに浸る夢。そんな自分を甘やかすのは、ご主人様である熊谷 聡(くまがい さとし)で……あれ、夢だよね?
いや、あんまり変わらないか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 00:00:00
3665文字
会話率:32%
器量が悪い田舎者の由紀恵は、友達もできず、黙々と仕事をする毎日だった。そんな時、甘い誘惑が由紀恵の寂しい心を刺激した。
『醜女の林檎』(しこめのりんご)
最終更新:2020-08-11 11:17:03
16673文字
会話率:49%
仕事からの帰り道、僕は、雨に濡れ打ちひしがれている女神様を拾った。拾ってくれたお礼に異世界に連れて行ってくれると女神は言う。連れて行ってくれるだけじゃない。その世界ではリアルとは違って、働かなくても贅沢できるように手配までしてくれると言う。
そんな美味しいだけの話を、信じたいけど信じられない僕に、女神様は運命を操れることを証明してみせた。
僕は働かなくて良いという甘い誘惑と異世界にロマンを求めて、生まれ変わることに決めた。
いま、女神の毒牙にかかった哀れな社畜が、異世界の事件に巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 00:00:00
136950文字
会話率:38%
甘い甘い誘惑の先に。
最終更新:2019-02-21 07:07:50
208文字
会話率:0%