戦争をしている国の侯爵令嬢に転生してしまった主人公、ラペルラティアは、国を出なくても済むように国内で結婚相手を探していたものの、血のつながらない母親に無理矢理婚約破棄されてしまう。挙句の果てに、ラペルラティアは敵国・リンゼガッド王国へと、
休戦の証に嫁がされることに。
一体どんな仕打ちをされるかと恐怖しながらリンゼガッドへとやってきたラペルラティアだったが、夫となる第四王子であり第三騎士団団長でもあるシオンハイト・ネル・リンゼガッドに、異常なまでに甘やかされる日々が彼女を迎えた。どうにも、自分に好意的なシオンハイトを信用できなかったラペルラティアだったが、シオンハイトのめげないアタックに少しずつ心を開いていき――ある日、とある過去を思い出す。
【この作品は、別名義で投稿していたものを加筆修正したものになります。ご了承ください】
【この作品は『アルファポリス』『カクヨム』にも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:39:09
93607文字
会話率:22%
兄弟がいない一人娘の伯爵令嬢ノーラは、次期伯爵になるために幼い頃から厳しい当主教育を受けていた。
13歳の時に母が亡くなり、当主教育に加えて女主人の仕事もこなすようになったノーラ。その過程で父の頼りない仕事ぶりを実感し、亡き母が父の仕事を補
助していたことで伯爵家が成り立っていたことを知る。
そのため、ノーラは腹心の従者ルカの手を借り、当主教育と女主人の仕事に加え、父の政務の手伝いまで行っている。
母の死から2年後、父は亡くなった愛人が生んだ庶子を伯爵家に向かい入れ、ノーラにはフィーネという1歳上の異母姉ができた。フィーネは小柄で素朴な容姿に、怖がりで人見知りだが心を許した人にだけ甘え上手な少女だ。
父はフィーネを溺愛し、ノーラの婚約者キャルムは『元平民のために周囲から浮いているフィーネが可哀想だから』と言い学園でフィーネと行動を共にしている。フィーネが姉になってからのノーラは、それまで心を許していた人たちとの距離を感じるようになっていった。
そんな中で突然の事故に倒れた父は死の床で次期伯爵にフィーネを指定してしまう……。
伯爵家と領民と父のためにとひたむきに頑張っていたノーラは、それまでの努力や成果を顧みられず無に還され、信用してた人達に見捨てられていく。そんなノーラが困難を乗り越えようともがく様子を書いた山も谷も控えめな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:12:00
79500文字
会話率:17%
態度の悪い第二王子とお見合いをした辺境伯令嬢の主人公。お見合いの帰りに騎士団を見学したら、騎士団長のトレーニングの甘さにブチ切れ、自分の前世が騎士団長の父親で災害から王都を救った英雄だったことを思い出す。前世を思い出した主人公と騎士団長が手
合わせをしているところを見た第二王子は、自分の前世が同担拒否の熱狂的英雄信奉者で英雄死後に後追い自殺した当時の第二王子だったことを思い出す。英雄の生まれ変わりの主人公を振り向かせたい第二王子と、実は乙女ゲーム1作目ヒロインだった英雄の奥さんから乙女ゲーム2作目ヒロインに生まれ変わった子爵令嬢と、乙女ゲームに転生したから破滅を防ぐためにヒロイン逆ざまぁがしたい異世界転生悪役令嬢と、とにかくトレーニングがしたい主人公の話です。初めて小説を書いてみてます。とりあえず7話まで投稿しておきます。残りは完結まで書ききったら投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 17:30:24
45252文字
会話率:38%
子爵令嬢のリリス・ノルスコットには伯爵令息で騎士見習いのシン・ジョードという婚約者がいる。甘いマスクで多くの女性に人気があるシンは、いつも幼馴染の男爵令嬢であるミフォンを優先し、リリスにはミフォンと仲良くするように言い続けていた。
ミフォン
の婚約者は辺境伯家の次男で騎士団の副隊長でもあるディル。ミフォンは口は悪いが美形であるディルに満足していたが、リリスにマウントを取りたいがためにシンを誘惑する。
誘惑に負けるシンとそんな彼を弄び、そういう関係ではないと否定しつつリリスの辛そうな姿を見て楽しむミフォン。リリスに勝ったと思うたびに感じる高揚感を欲するミフォンは、ついにシンと一線を越えてしまう。
そんな二人に我慢の限界がきたリリスと、ミフォンを見限ったディルは、手を組んでシンとミフォンを自分たちの人生から捨てることにした。
※他サイト様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:10:00
41816文字
会話率:58%
幼い頃から奴隷として扱われてきたソフィアには、他人の傷を自分の身体に移すことができる力が備わっていた。
周囲の人間の傷をこっそりと自分に移しながら助けていると、ある日エリート魔術師と有名なルイスが現れる。とある事情から自分が第二王子である
ことを隠したルイスは「あなたを買い取らせてほしい」とソフィアに申し込む。
新しく奴隷生活が始まるのかと思っていたソフィアを待ち受けていたのは、豪華な城で大切にされ、ルイスから溺愛される毎日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:10:00
51624文字
会話率:50%
人生で最も愛した小説の主人公・リディアに転生した私。
ただ、女騎士であるリディアの物語の結末は最悪だった。
王の命により隣国の公爵でもあり騎士団長でもあるアーサーを暗殺することを遂行しようとするが、リディアはアーサーに殺される運命だった。
読者としてリディアに、何よりアーサーに幸せになってほしいという願いから、転生後は騎士を辞めて穏やかに暮らしていくと宣言する。
これでアーサーも死ぬことなく穏やかに過ごしていくだろうと思った矢先、なぜかアーサーが妙に距離を詰めてきて……?
「こうでもしないと、また俺から逃げるでしょう?」
逃げる私を追い詰め、甘い言葉を囁いてくる公爵様。
──ちょっと待って、私たち、本来は殺し合う運命では!?
なのに、気がつけばアーサーの腕の中で溺愛されていて……。
(激よわ転生)女騎士×つよつよ侯爵さまとの甘々な展開になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:52:29
72536文字
会話率:50%
高校一年の汐瀬湊がある日出会ったのは神崎空。
愛らしくどこか儚げな彼女に、湊はそのとき思わず足を止めた。
どこか天邪鬼で捻くれた気質のある湊と、気弱で自己肯定感の低いところのある空は日常のふとした場面をきっかけに知り合い、そして仲を
深めていく。
空は湊との関わりの中で自身のコンプレックスを乗り越え、湊はだんだんと素直さを取り戻す。
これはそんなふたりの織り成す、純粋で甘い恋愛と高校生活の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:02:16
4762文字
会話率:65%
元フードコーディネーターの日向耕介は、ある日突然、見知らぬ異世界へと転移してしまう。戸惑いながらも、彼は持ち前の料理の腕と、現代の食に関する知識を活かし、寂れた宿屋「木漏れ日の食卓亭」を立て直していく。
この世界にはない食材、調理法、そし
て食文化の中で、耕介は創意工夫を凝らす。地味な山の芋を甘い祝祭の菓子に、硬い走鳥の肉をカリッとした揚げ物に変え、異なる派閥の対立を層を重ねた料理で融和させ、異郷の旅人の心を故郷の麺料理で癒やしていく。彼の作る料理は、ただ空腹を満たすだけでなく、人々の心に温かい光を灯し、絆を深め、希望を与え、新たな文化を創造する「魔法」となる。
相棒の不思議な生き物モグモグと共に、「はい、これで、みんな笑顔(ごちそうさま)!」を合言葉に、日向耕介の異世界クッキングロードは続く。これは、食を通じて人々の心を繋ぎ、世界を豊かにしていく、心温まる奇跡の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 09:00:00
46129文字
会話率:32%
美貌の王子から突如婚約破棄をされ、(結構)年上のコワモテ侯爵と婚姻することを王から命じられたアミーリア。
そのアミーリアの娘として生まれたキアラ————は、転生者だった!
しかもここは前世で愛読していた小説の世界……⁉
小説では、婚姻後のア
ミーリアと侯爵は仲違いをしたまま二人とも非業の死を遂げるのだ————が、小説とは違いどうやら両親(侯爵とアミーリア)は両片思いを拗らせまくっている様子。
ならば両親の不仲を改善すれば小説とは違う筋書きになるのではないかと、キアラは奮闘を開始する。
しかし、気付いた時には両親が死んでしまうタイムリミットまで、あと一年!
そんなキアラを翻弄するように、どうしてか思ってもみない出来事や状況が異常に多発し、小説には書かれていなかった設定や様々な秘密まで明らかになってくる。
そのうえ二人の不仲の裏には、思ってもみない陰謀まで絡んでいた。
二人の不仲を改善し、死亡する原因を排除して、キアラは両親を救うことができるのだろうか……⁉
◆WARNING◆悪役令嬢モノではありません◆WARNING◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 09:00:00
280987文字
会話率:28%
◆御注意◆
こちらの投稿は、20話以降は更新されません
(詳細は活動報告をご覧下さい)
【改訂版】で続きを更新します
【改訂版】は設定等の細かい修正が入っておりますので、できれば【改訂版】のみ読むことをオススメ致します
クルサード侯爵令
嬢として生まれたキアラは、日本人の記憶を持つ転生者。
しかも、転生先は前世で愛読していた小説の世界。
ただの恋愛小説ならよかったものの、残念ながら陰謀・調略や戦争アリの小説で、両親は数年後に死ぬ運命。
そのうえ小説の中の自分の役どころは悪役令嬢⁉(しかも早死)
両親が死んでしまう運命を変えるためには、手始めに両片思いを拗らせまくっている両親の不仲を改善が最善と考えたのだが……赤ちゃんの自分では限界アリすぎだった!
しかも小説には書いてなかった設定もあったようで……?
両親を救い、小説とは違う筋書きになんとか変えたいキアラの努力は実るのか⁉
注:悪役令嬢モノではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 06:00:00
94848文字
会話率:31%
写真部の地味な高校生・夏目蒼。彼の密かな楽しみは、いつも輪の中心にいる明るいクラスメイト・日高咲をファインダー越しに撮ること。ある勘違いから始まる、もどかしいすれ違い。不器用な二人が、カメラを通して本当の自分と相手の心を見つけ出すまでの、甘
酸っぱい青春ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 09:00:00
28894文字
会話率:31%
ここは、誰もが憧れる華麗なイケメンたちが集う「絢爛学園」。まさしく大ヒット乙女ゲーム『絢爛学園ハーレムデイズ』の世界が現実となった場所だ。
しかしこの物語の筋書きは、一人の転入生によって根底から覆される。
予測不能なイレギュラー、
夜桜響の登場だ。
彼の正体は、あらゆる人間を魅了し、精神を意のままに歪ませることを至上の愉悦とする「淫魔」。
「俺にとって、君たちは最高のコレクションだ」
響は、本来ならゲームのヒロインとの甘い恋の物語を紡ぐはずだった「攻略対象」たちを次々と己の支配下に置く。
生徒会長の天宮 瑛介、風紀委員長の神楽坂 零士、不良のカリスマ牙崎 蓮、元最強不良・現教師の霧島 恭吾、そして可愛い後輩の春日部 蒼汰……。
彼らの完璧な仮面は剥がされ、理性は快楽に溶かされ、尊厳は屈辱へと変質していく。響の甘い囁きと背徳的な調教は、彼らの最も深い欲望を暴き出し、その魂を妖しく染め上げていく。
これは、美しき淫魔が乙女ゲームのシナリオを捻じ曲げ、歪んだ愛と支配によって紡ぐ学園BLハーレム物語。
彼らは、響という絶対的な存在を前に、いかにして堕ち、いかなる忠誠を誓うのか。
欲望と快楽に堕ちていく男たちの、狂おしいまでの愛の執着の物語が今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:59:53
7812文字
会話率:30%
魔王城には、美しき女王が君臨する。
そしてトランプに准えた、忠実な配下が4席。
そして女王を影から守る、影の番人ジョーカー。
今日も美しく、甘美な夜が始まる。
\\ ざまぁ、される魔王なんて聞いたことないわよ!! //
\\
でも最高だったな、マジで //
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 21:08:16
23835文字
会話率:49%
晩夏の蜂蜜宴(ハネムーン)* ヘイゼル×ルチシャ
竜王×人間の異類婚姻譚。
「封印を解いてくれたこと、心から礼を言うよ」
暦(月の巡り)を司り、太古の森を守護する高位精霊である竜王は、竜種にしては穏やかな気質であり、数多の知識を有する
賢者であると評されている。
けれどもそれはあくまで『竜種にしては』穏やかなだけで、人間の基準ではやはり、脅威は脅威でしかない。
そして彼の得意とする『呪い』は、じわりと染み入る毒のように、肉体から精神に至るまで自由自在に蝕む悪辣さを有している。
▽
「僕は暴力には向かないんだ」
「……。(他の竜の鱗を悉く剥いだって言っていたような…)」
「加減がうまくないからね」
「……。(察し)」
「呪いは万能だから、こちらの方が扱いやすい」
「……私の事は呪わないでくださいね?」
「必要がなければ、呪わないよ」
ハシバミ色の瞳に宿る蜂蜜のような甘さに絆されて、ルチシャはいつも、それならば良いかと許してしまうのだ。
▼プロローグ
耽溺という言葉の意味を身を以て思い知ったのは、ルチシャが十九歳になった晩夏の頃。
地上で最も力ある竜である竜王に、嫁入りしてからの事だった。
深い深い太古の森のなかに佇む、木と漆喰壁で出来た大きく荘厳なお屋敷、その一室。
部屋の主が竜の姿に戻っても困らぬよう、主寝室は人間には想像できないくらいに広く、天井も高い。
そんな寝室に置かれた、人間が五人くらいは横になれるサイズのベッドに、人型になった竜王とその妻であるルチシャはぎゅっと身を寄せ合って横になっている。
自分を抱き込むようにして眠る竜王の立派な体躯に頬を寄せながら、ルチシャは小さく欠伸を噛んだ。
目を閉じれば今でも思い出せる。
ルチシャが生まれ、十八年間を過ごしたカントリーハウス。
その裏手の森にひっそりと佇んでいた、竜が眠るという伝承を持つ祠石。
すべてはそこから始まったのだわ…と、ルチシャは夢と記憶の狭間にその身を委ねた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:49:42
200552文字
会話率:36%
その魔女は、人の記憶を奪い、それを菓子に変える。
忘れたい恋、消したい罪、戻らぬ家族の面影。
依頼人の願いを聞き入れ、魔女は記憶を瓶に詰めていく。
けれど奇妙なことに——
依頼が終わったとき、依頼人は彼女のことを忘れてしまう。
そればか
りか、魔女自身も、一日が終わると出会った相手を忘れてしまう。
そして今日もひとつ、誰かの記憶が甘く光る菓子へと変わる。
これは、記憶を失った“忘却の魔女”と、
喋る黒猫の相棒が紡ぐ、「記憶」と「感情」の連作短編集。
少し切なくて、どこか優しい。
心を失くした少女が、もう一度、自分自身を取り戻すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:24:46
16321文字
会話率:28%
公爵家の娘エリシアは、王子との婚約を突然破棄され、さらに「魔力が足りない無能令嬢」として辺境に追放されてしまう。だが、本人も知らないところで彼女には三柱の神の寵愛が宿っていた。
静かに余生を送ろうとした彼女だが、村に訪れる災厄がすべて避け
られ、農作物は大豊作、怪我人が近くに来れば勝手に癒える事態に。「奇跡の乙女」の噂は帝都にまで届き、ついには最強国家の王が彼女を訪ねてきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:23:40
25839文字
会話率:33%
断罪イベントで婚約破棄――それは乙女ゲーム世界で「悪役令嬢」として転生した私の、予定通りのエンディング。
「……これで平和に隠しキャラを攻略できるわ」
ゲームを知る前世の記憶を頼りに、好感度を上げすぎず、フラグも踏まず、あえて“悪役”を演じ
てエンディングを迎えたはずだった。
けれど……なぜか私の護衛騎士(影のキャラ)が、断罪されたその日からやたらと甘くなってきたのですが!?
「あなたに触れる許可を得た。もう誰も気にする必要はない」
「今日は泣いてもいい。俺の膝の上なら、好きなだけ」
え、待って?
この人、ゲームでも一応は登場するけど、ほぼ空気だったはずの“影の護衛”ですよね!?
え、ええっ!? 好感度なんて全然上げてないのに、なんでこんなに溺愛されてるの!?
しかも彼の正体、実は……!?
――これは、「悪役令嬢」を演じて自由を手に入れたはずの令嬢が、最強の隠しキャラから愛されまくって翻弄される、ちょっとズレたラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:22:27
23284文字
会話率:46%
坂上慎一郎は転校先の高校で世界有数の大財閥の令嬢に話しかけられた。
共に事件に巻き込まれる事で、その令嬢が幼い頃に自分が命がけで守った少女、天切楽羅だと知る。
超能力を扱うことが当たり前になった世界
楽羅は能力でも無双する大財閥の御令嬢、し
かし慎一郎は一般人でしかも能力も日常においてはまったく使い物にならず…
再会した2人は世界規模の組織をどう切り抜ける…
いやそんな甘くはない!
どこのどいつが相手だろうと、叩き潰して無双するしかないでしょ!
軍隊だろうと最終兵器だろうとかかってきやがれ!
それぞれ全く別のやり方で強さを極めた2人の高校生による、爽快無双バトルファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:11:08
192215文字
会話率:31%
仕事帰り、聖人として強制的に異世界に召喚されてしまった霧島晃。
しかしさっさと帰りたい晃は、自分の役割をさくっと果たし、敵である女魔王が仲間たちに倒されたのを見届けたと同時に元の世界へと戻ることに成功する。
無事に帰還できたことを喜び
つつ自宅へと帰る晃だったが、何故か倒されたはずの魔王が目の前にいたので、諸々の事情を聞き出した晃は魔王を連れ帰り一緒に住むことにしたのだが。
──この魔王、見た目は超絶美人だが、可愛いところも多々あり、その上家事も完璧にこなせるハイスペックな魔王だった。
そんな魔王とご飯を食べたり、お酒を飲んだり、買い物に行ったり、濃いキャラの晃の友人カップルとダブルデートに行ったり、過去のトラウマを乗り越えたり。
途中で魔王の仲間である変態魔族たちがこっちの世界に乱入してきたりと騒がしくなる面々に囲まれながらも、晃は魔王と二人、ゆるっと一緒に生活しながら少しずつ距離を詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:10:00
57112文字
会話率:36%
(リブラノベル様で書籍化していただけることになりました!)
とある乙女ゲームのヒロインに転生してしまったことに気付いてしまったアリスだったが、彼女の将来の夢は、バリバリ稼げる王城勤めの官吏になること。なので誰かを攻略するつもりもなく、むしろ
厄介事に巻き込まれないために目立つピンク髪も染め、変装して学園生活に臨むことにした。
そうして友人たちと勉強に勤しむ日々だったが、自分とは別のピンク髪をした痛い言動の転生者っぽい少女が、ヒロインになりたいのか、ゲーム通り、色んな攻略対象者達にヒロインもどきが迫っては撃沈する場面を強制的に目撃するようになる。が、自分には関係ないと傍観者を決め込んだ。
そんな時、ひょんなことがきっかけで攻略対象者の一人と仲を深めていくことになるのだが……。
乙女ゲームのヒロインとか関係なく勉強に打ち込む平民少女×絶対零度の氷の貴公子(実は超がつくほど甘党のスイーツ男子)が、身分差を乗り越え、二人で幸せを掴むために奮闘する物語。
(短編版であげた部分もちょこっと修正&微妙に加筆してます。大筋は変わりません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:00:00
86469文字
会話率:28%
軽口ばかりの金髪と、静かなまなざしの青年。
正義でも悪でもなく、“手の届くところから”を信条に動く中立組織《ルクシオン》。
街の裏側で、今日も彼らは火種を踏み潰す。
軽口に隠した信頼、甘さの裏に潜む痛み。
正反対のようで、どこか似た傷を抱え
る二人は、互いを“ダーリン”“ハニー”と呼び合いながら、ただ静かに、着実に前へ進んでいく。
救えないものは多い。けれど、それでも構わない。
救える範囲で救っていく――その覚悟が、彼らを動かしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:00:00
39129文字
会話率:27%
顔の痣を仮面で隠す
貧乏伯爵令嬢
ナディア・リシャール
✕
本当の愛を知らない
社交界一の美男子
リュカ・ベルナール
切甘ラブストーリー!
【あらすじ】
貧乏伯爵家の長女ナディアは生まれつき顔にアザがある事から世間から「呪わ
れた子」と言われ物心がつく頃からは仮面を着けて過ごしてきた。ある日、下町の酒場で誰にも内緒でバイトをしているところを、社交界一の色男ベルナール・リュカ公爵に見つかってしまう!秘密にしてくれるならなんでもすると公爵に申し出ると、公爵からの要求はなんと恋人役のアルバイトで――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:47:29
111683文字
会話率:58%
伯爵令嬢のセレナは、訳あって死んだ双子の兄として全寮制の魔法学校に入学する。しかし寮の同室相手はなんと「絶対零度のブルーアイ」と呼ばれる冷徹王子・アンリで前途多難?と思われたが、待ち受けていたのは噂とは違うアンリの過保護な学園生活で……。不
幸な境遇のセレナがアンリの愛に触れて自分の人生を歩んでいくシンデレラストーリー!ハピエン保障!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:36:34
48326文字
会話率:39%
……はい、推しが可愛すぎて心臓が死にました(なお、恋は生きています)。
あたし、飛鳥(あすか) ひなたは、恋をしている。
相手は学校一の美人、九条(くじょう) あまね先輩。
透き通るような白い肌、艶やかな黒髪、完璧な美貌――。
先輩は、いつでも無口で無表情。人間味がないほどに整った、憧れの存在。
廊下ですれ違うたびに、胸を高鳴らせて見送るだけの日々だった。
でも。
でもでもでも。
ある日、使われていない旧図書室で、見てしまった。
飲食禁止の場所なのに。
あの先輩が――デッカいおにぎりを頬張っている光景。
ほっぺをぷくっと膨らませて。
唇の端に米粒をくっつけて。
あたしに気づいて、耳まで真っ赤になっているところ……っ!
可愛すぎて、心の中でファンファーレが鳴り響く。
知ってしまったその瞬間から、もう止まれない。
そんな、知らなかった“推し先輩”の姿。
九条先輩の赤くなる瞬間が、私の生きがいになってしまったから。
---
無表情で赤面症な“推し先輩”×暴走ぎみな”恋する後輩”。
甘くて、尊くて、ちょっぴり苦しい、青春百合ラブコメ。
※カクヨム、TALESにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:40:00
58507文字
会話率:28%
堅物な男子高校生、柳 総一郎(やなぎ そういちろう)が通う高校には『孤高の狼姫』と呼ばれる女子生徒がいる。
その女子生徒の名前は、赤堀 咲蓮(あかほり されん)。
容姿端麗で運動神経抜群、そのクールな性格を象徴するように幻想的な灰
色のウルフカットが特徴的な彼女は、常に一人で何でもこなしてしまう完璧な姿から、『狼姫』や『サレン様』とも呼ばれていた。
しかし、男女問わず敬われそして憧れる彼女にもとある秘密がある。
「総一郎。今日も、だっこして」
彼女は孤高を愛する狼姫ではなく、口下手で甘えん坊な子犬姫だったのだ。
そしてその事実は、主人公である総一郎と彼女だけの秘密で……。
これは、誰からも憧れるように完璧を装う狼姫と、そんな彼女に振り回される堅物な男子高校生の、じれったくも甘々な青春の日々である。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:40:00
120077文字
会話率:45%
※毎日3話投稿
世話焼きな男子高校生、赤堀 蓮司(あかほり れんじ)には親友がいる。
それは、学園一の美少女と呼ばれている幼馴染だ。
幼馴染の名前は、八雲 早霧(やくもさぎり)。
色素の薄い髪に儚げな瞳と淡い唇、病弱な程に色白
の肌だがスタイルは良く、喋るとユーモアのある彼女は男女問わず人気者で告白は日常茶飯事。しかし彼女はその告白を断り続けていた。
そんな親友に、キスをされた。
異性として意識していなかった、親友だと思っていた幼馴染に突然、口と口が触れあうキスをされたのだ。
「俺達、ずっと親友でいような」
――そう言っただけなのに。
それから、毎日彼女は二人きりになるとキスをしてくるようになった。
「だって、親友だからね?」
これは、キスから始まる『親友』同士の甘々な物語。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:20:00
513025文字
会話率:45%
水難事故がきっかけで泳げなくなってしまった男子高校生、尾津直嗣(おづなおつぐ)は高校一年生の春休みに両親から明日女の子がホームステイしてくることを突然告げられた。
次の日。
直嗣が大慌てで必要な家具や歓迎パーティの食材を買い出しに行っ
た時、道で迷っている双子を目撃した。
かつて溺れた自分を助けてくれた見ず知らずの外国人に憧れていた直嗣は、息を吸うように人助けをする。この日も両手に沢山の買い物袋をぶら下げながら迷っていた二人に話かけるのだった。
その二人が……事故のショックで忘れてしまっていた直嗣自身の過去を知っていて、恩を返す為にホームステイにやって来たとは知らずに。
これは、事故をきっかけに変わった少年と双子姉妹の……甘々な生活で共に成長していく物語。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 15:40:13
52866文字
会話率:41%
友人に誘われて出ていった花火大会。初めて見るお菓子を頬張りながら花火を眺めていたときに、ポロッと出てしまった一言で──
最終更新:2025-07-25 07:36:06
1237文字
会話率:55%
ーー弟が産まれてから、両親は私を忘れてしまったーー毒親のもとで育つ幼い小夜は、ある夜不思議な揺り椅子により異世界へと迷い込んでしまう。そして迷い込んだ先にいた少年、フレイアルドと共に夜の間だけ心温まる時間を過ごす。少年と共にずっと過ごすこと
を望んだ小夜だったが、ある日少年が現れなくなり、しかも揺り椅子まで奪われてしまい……二人の再会から始まる、長い長い物語。《注意》この作品には虐待表現、監禁表現、暴力表現が含まれます。苦手な方は読み進めないことを強くお勧めします。またオリジナル作品であることから作者の許諾を得ない一切の転載、引用を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:33:00
62937文字
会話率:33%
ガラティア王国の第二王女フィオンは、婚約者だった隣国の王子ブルーノに婚約破棄され、さらに姉ビアンカがブルーノを奪って婚約してしまう。
さらにガラティアと敵国サキルラトとの停戦条約によってフィオンはサキルラト王家に事実上の人質として嫁ぐことに
なる。
女性の出生率が極端に低いサキルラトでは一妻多夫婚が一般的であり、フィオンもサキルラトの王子四兄弟を夫にすることになった。
敵国に嫁ぐからにはどんな扱いを受けるかわからず身構えていたフィオンだが、個性的な四兄弟+αはそれぞれフィオンに熱く甘い愛情を注ぐようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:32:37
30140文字
会話率:41%
セルタエ王国では、戦いに赴く者は守護神アルマスの加護に与るものとされている。
その加護を世に広く分け与えることは、アルマスに仕える修道者の使命のひとつだった。
また、軍隊において兵を率いる者は、修道者の伴侶、“聖配《せいはい》”となるべしと
法で定められている。
聖配が修道者と交わって初めて、配下の兵士もアルマスの加護を得られると信じられていた。
修道者のモリアンは第二王子フレデリクを聖配とし、“王家の聖女”としてアルマスとフレデリクに誠実かつ勤勉に仕えてきた。しかし、ある日突然にアルマスの神託が下ったと言われて“王家の聖女”の座から降ろされてしまう。
モリアンは自分にどんな落ち度があったのか判らず悩んでいたが、一年後、狼の獣人であるマティス将軍を聖配に迎えることとなる。
その勇猛な戦いは狂戦士の如しと名を轟かせていたマティスだが、ひとたび戦場を離れれば、優雅で紳士的な心優しい人物だった。
モリアンとマティスは少しずつ打ち解け、互いを尊敬し慈しみ合う関係を築いていく。
その交わりはいつも甘く、モリアンとマティスは心身を満たし合う幸せな日々を送っていた。
しかし、そんな二人を妬み、陥れようとする者によって陰謀がめぐらされ、やがてモリアンがかつて“王家の聖女”から降ろされるに至った真相も見え隠れするようになる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:02:34
27992文字
会話率:35%