王宮騎士のスタンがそれを見たのは、まったくの偶然だった。見つけたのは、雲間の月が美しく照らす深夜の庭園で睦みあう男女の姿。
王宮の庭園でなんと破廉恥な……憤慨するスタンに気付いた男は、さらに驚愕の事実を突き付けてきて……。
本作は男女
の近親相姦に重きを置いた話です。
苦手意識を持つ方は閲覧しないでください。お願いします。
後、内容的に、三角関係ではなく横恋慕です。
毎朝四時更新の連作。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 04:00:00
2011文字
会話率:21%
「今日から私がこの国の聖女になります。フィリス様は精霊様を私に預け、今すぐ聖女の座を明け渡してください!」
聖女フィリスに対してそう宣ったのは見習いとして教会にやってきた男爵令嬢リディア。そんなリディアのそばにはフィリスと婚約予定の第三王子
やら見目麗しい王宮騎士やらもいて…?
※微ざまぁあり。こちらのジャンルは初めて投稿するので色々ミスっていたらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:16:37
9901文字
会話率:30%
グリーンド村。自然豊かな穏やかな田舎の村だ。この村の特産はリンドュウ。ポーションの材料として使用されることが多い花だが、この村のリンドュウは質がよいと評価され、グリーンドュウという名でブランド化されている。その中でも、竜の雫とも呼ばれる程美
しい白いリンドュウは高級品で、それを使ったポーションは王宮騎士団に卸される程だ。しかし、竜の雫は他のリンドュウよりも栽培が難しく、村の花職人の中で選ばれた者が管理者となり徹底的に管理し育てている。
そんな村の村長の息子である俺は、オグリン・グリーンド。村の皆からは「オーク」とか「ゴブリン」とか呼ばれている。
そんな俺が願いをかなえる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 14:29:14
8027文字
会話率:37%
フランカは二十二歳にしてバツイチになった。
これまで国内では、男は複数の妻を持つのが黙認されていたが、一夫一妻が正式に制定。
ずっと放置されてきた白い結婚状態のフランカに対し、「これからは妾として男児を産め」と急に迫ってきたことに我慢がな
らず、離縁を叩きつけた。
男なんてろくなもんじゃない、これからは女だって自立する時代よ!
母校の貴族学院を通じて、貴族令嬢の家庭教師を始める。
しかし、男性優位の社会において、女のほうから離縁した気の強いフランカの扱いは悪い。貴族社会における『元夫人』は、一夜の遊び相手としてしか見られないときている。
今日も今日とて、男たちに下世話な誘いを受けていたところ、助けが現れた。
それは、フランカの実家に仕える騎士一家の子。王宮騎士を目指して上京した幼なじみのアーサーだった。
出戻り男爵令嬢と平民出の護衛騎士が、誤解と勘違いをしながら結ばれる、両片思いな身分差ラブコメです。
**********
全13話
初回2話投稿のあとは、20:00更新予定です。
e-ブランより配信される電子書籍「婚約破棄されたので、「王太子の婚約者」を妹にゆずったら、上司の王弟殿下が迫ってきました」のスピンオフとなっておりますが、こちら単体でも読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:00:00
49010文字
会話率:38%
突如現れた狼のような怪物に襲われた男子高校生、海良真は逃走の最中に足を滑らせて階段から転落してしまう。目を覚ますと、そこは異世界だった。事態も把握できないままに傭兵団に狙われた海良を、王宮騎士団と名乗る男が救う。海良は異世界では「災厄」と呼
ばれ、忌み嫌われる存在だった。男は言った。「命に代えてでも君を守る。」と。どうしてそんなことを誓うのかと問う海良に返ってきた答えは「君のことが好きだから。」という愛の告白だった。
愛を動機に自分を守ろうとする男と、自分の命を狙う敵騎士との間で揺れる、三角関係異世界BLを目指してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 10:34:18
267322文字
会話率:43%
王宮騎士団の先駆け騎士であるポール卿は、不釣り合いな婚約を解消するべく王弟の秘書官であるアニーとの話し合いを希望した。
ニコニコと嬉しそうに笑うアニーに、どうにか婚約解消を納得してもらおうとポール卿は二人だけのお茶会に挑む。
最終更新:2025-05-18 21:55:48
9510文字
会話率:30%
これまで、名だたる王宮騎士団長を輩出してきた名門、グレミヨン侯爵家。
にもかかわらず、その末娘のシルヴィ(16歳)は、魔法を使えば家を破壊してしまうほどセンスの欠片もなく、両親から魔法の使用を禁じられていた。
そんなシルヴィが王宮騎士団
の養成学校である、メシア学園に入学を申し込んだものの、試験当日に大遅刻をしてしまう。
試験をすっぽかしたなんて知れたら父親に叱られると焦ったシルヴィは、偶然出会ったクリストフ・ルシュールの助けを受け、最後の科目だけ受けさせてもらったのだ。
それによってビリ合格を果たしたシルヴィが、従魔召喚の儀式で降臨させたのが……まさかの黒龍。
だが、学年最下位の生徒だと思われているため、他の生徒たちはカラスだと思い込み、彼女を馬鹿にする。
王宮騎士団に入ろうとする人間の性格の悪さに幻滅するシルヴィは、自分の従魔の正体を隠し、まったり生活を目指すことに──。
学園で唯一の味方は、受験の日に助けてくれたクリストフだけ。ただ彼は、自分の正体の話になると歯切れが悪い。謎な男。
シルヴィを一番罵っていた侯爵令息と2人きりのときに、ワイバーンが現れて──!
世界の均衡すら左右する従魔をとともにまったり生活を目指すなんて、できるのか⁉
波乱巻き起こし、痛快ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:42:57
11833文字
会話率:49%
「大人になったら、三人で一緒に冒険者になろうね!」
幼馴染2人とそんな約束をした俺、シェイド。
大好きな幼馴染の2人。
綺麗な水色の髪と、無口でポーカーフェイスだが表に出ない優しさを秘めたルナ。
情熱的な赤髪と、天真爛漫で元気
な性格で他人を慮る気持ちを持ったマリア。
そんな2人と交わした約束も、今では……。
「ね〜! シェイド、一緒に王宮騎士になろうよ〜! ボクと一緒なら、絶対良い所まで行けるよ? ね?」
「ダメ、シェイドは私と一緒に王宮魔術師になるの。シェイドが魔法の才能の方があるの、知ってるから」
俺と違ってエリートになった幼馴染二人から過大評価され、勧誘を受ける日々……。
そんな毎日から脱するべく、二人に内緒で王都に向かい冒険者ギルドに所属する冒険者に!
ブロンズ級からのスタートだが、頑張るぞ!
と、意気込んでいたその時……新聞に幼馴染二人の記事が……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:01:37
51468文字
会話率:43%
※本作は前作『騎士団長から婚約破棄を告げられた令嬢は地味化計画を推し進めることにした』の続編です。
単体では意味のわからない内容になっておりますのでご注意ください。
【寡黙すぎる騎士団長 × 地味化どころか逆に目立ち始めた令嬢】
王宮騎
士団の事務官、リリー・クロフォードは、寡黙な騎士団長クラウス様との再婚約を果たした。
だが、かつて推し進めた「地味化計画」の影響は予想以上に深刻で、いまだ社交界では妙な噂が飛び交う始末。
しかも、噂はやがて「団長が白百合を背負って戦場を駆ける」レベルにまで進化し──!?
それでも、毎日花を贈り、不器用ながらもまっすぐに想いを伝えてくれる彼に、リリーの心はあたたかく満たされていく。
不器用な二人が少しずつ歩み寄る、地味だけど特別な愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 17:10:06
4139文字
会話率:26%
【寡黙すぎる騎士団長 × 暴走気味な事務官】
王宮騎士団で働く事務官、リリー・クロフォード。
ある日、騎士団長であり婚約者のクラウス様から、
「君と……婚約を破棄したい」と告げられた。
──理由は、私が可愛すぎるから。
ならば目立たぬ
よう、地味に徹するしかあるまい。
ゆるく巻いていた髪はきっちりまとめ、
ドレスの色味も封印して、今日も無表情を貫く。
「地味化計画」、ここに始動。
だが、なぜかクラウス様の様子がおかしくて──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 12:28:01
3191文字
会話率:16%
数代前の狂王が命じた『魔女狩り』で国から多くの魔女がその命を奪われた。
王は変わり、アンバードナー国、現国王ジオルドは未だに残る魔女達の遺恨を取り除こうと尽力している最中、国で起きている連続魔女狩り事件に頭を悩ませていた。
誓約の魔女であ
るリゼナ・アッシュフォードは王宮の事務官として働きながら王宮図書館に入り浸る本の虫。
本の読み過ぎで視力が悪く、分厚い眼鏡を手放せない。ついたあだ名は厚底眼鏡。
不名誉なあだ名にかつての視力を取り戻したいと嘆く日々。
とある日、仕事を終えて図書館で本を読んでいると、素敵な黒髪の騎士様を見かける。
今までも何度か見かけた騎士様に憧れを募らせるリゼナ。
その日の夕方、ボランティアで行っている孤児院の読み聞かせを終え、帰る途中に現れたのは血濡れの七人の小人達。その小人達に襲われ、助けてくれたのは図書館で見かけた憧れの騎士様だった。
憧れの騎士リム・ヴァイオレットから巷で起こっている連続魔女狩り事件『心臓の白雪』の捜査に協力するよう言われたリゼナは憧れの騎士様の力になれるならと、了承する。
しかし、このリム・ヴァイオレットは王宮騎士団第五部隊長を務め、貴重な男性魔術師であり、功績から爵位を授かったエリートなのだが、武力行使第一主義の騎士団屈指の危険人物。
加えて自分勝手で強引なリムに振り回され、翻弄されるリゼナは事件を解決できるのか―――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 09:39:26
160598文字
会話率:30%
「ずっと思っていました。私が選ぶのは、あなただけだと」
魔王を倒すための勇者を選ぶ<聖女>として神託を受けた主人公、ラルフィル・ケバーランドは悩んでいた。誰を勇者に選ぶべきかと。ケバーランド家は、魔王軍と人との戦いにおいて、不利な戦況を
作った裏切り貴族と呼ばれ、窮地に立たされていた。そんな最中に起こったこの神託は、ラルフィルにとって都合が良過ぎるものだった。
ラルフィルを狙う者、想いを寄せる者、ただ勇者になりたいだけの者、そうした様々な思惑が交錯する中、ラルフィルはこの危機を乗り越えられるのか?
かつて、ドラゴンに狙われたラルフィルを守り、眠ったままになった幼馴染。その彼との記憶が、彼女の新たな恋への一歩を臆病にさせる。そんなラルフィルを一途に想う王宮騎士や、どんな手を使ってでもラルフィルを手に入れようとする策士など、様々な人物が勇者に名乗りを上げる。彼女はこの国で、誰を勇者に選ぶのか? ケバーランド家を、自分の運命を、変えることができるのか? 勇者をめぐる物語が、今幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 20:31:39
84053文字
会話率:42%
【ドレイファスの宝石】シリーズの番外編。
キール王であるリサフォンティーヌ・ファン・ル・キール・ドレイファスは、男装して、リース・セフィールドを名乗り、キール四天王と言われる白騎士を務めている。本作では、リサフォンティーヌが騎士を志すきっか
けとなった幼少期の出来事を切り取る。
物語は、父王や兄と離れて離宮で暮らす王女のもとに、ドレイファスの鷲の異名を取る王宮騎士であるバルディス・レイ・ソートが派遣されてきた。護身術としての剣術を王女に指南するためだ。しかし、リサフォンティーヌには意外な才能があり、ただの護身術の指南では済まなくなり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:00:00
8150文字
会話率:56%
バルディス・レイ・ソートは、代々ドレイファス王国を守護する騎士団を率いてきたレイ・ソート家の長男だ。やがてキール王国の黒騎士として名を馳せることになる彼はまだ18歳。2年前に王宮騎士となったばかりだ。騎士団を率い、ある事件現場に向かっていた
。
物語は1年半前の春の丘から始まる。
バルディスの妹、カロリーナが今回の物語の主人公だ。
剣を握るのが当然の家系にあって、カロリーナは、薬草学に関心を抱き薬師(くすし)を目指していた。この春、ナシエラに出来たばかりの王立研究所の天才医薬師ジョバンニの助手に選ばれていた。ジョバンニは、リジェナチュール(再生術)を得意とする医師で、臨床の場だけでなく研究の場においても、画期的な成果を次々と生み出していた。
ナシエラには同年代の若い研究員が集い、活気にあふれ、カロリーナも充実した日々を送ることになる。
しかし、そのナシエラが、この後、ドレイファス王国の歴史に名を残す事件の舞台となることを、春の丘で言葉をかわす兄妹には想像もできなかった。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Pfoject;D」に2010年〜連載した作品の転載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 23:23:26
15090文字
会話率:39%
名無しの錬金術師と呼ばれた錬金術師がいた。だけど彼女の一族は彼女の偉大な功績を知っている。彼女より何世代も何世代も後のこと。一人の少女が立派な錬金術師を目指して奮闘する。これはそんなお話。
最終更新:2024-12-24 20:00:00
314326文字
会話率:40%
錬金術師のキッテはアトリエを経営する女の子。今日も今日とて困っている町の人を助けて笑顔にするキッテの元に、王宮からの大口契約説明会の招待状が届くのだった。
最終更新:2023-10-09 19:02:33
20091文字
会話率:39%
貧乏だけど平穏な子爵家に突然の召集命令!?
エルゼリンデは病弱な兄の代わりに、男と偽って王宮騎士団に入団する。
そこで出会ったのは一癖も二癖もありそうな王弟殿下に騎士団の面々。
行って戦って帰ってくるだけ、と気楽に考えていたエルゼリンデだっ
たが…
※一部に流血表現があります。そういった描写が苦手な方はご注意ください。
自サイト(http://mikkarou.web.fc2.com/index.html)からの転載となります。
サイト掲載分から一部加筆修正しています。(大筋に変更はありません)
管理の都合上、今後サイトでの作品更新はありませんがサイトはアーカイブとして残しておきます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-06 19:30:21
405875文字
会話率:42%
ラナリアは王宮騎士団騎士の夫を持つ子爵夫人、十六歳。ちょっとしたスキルを持っただけの平々凡々な少女だった。
まだ年若い彼女は社交もさせてもらえず、一人鬱々と邸で過ごす。周りには夫に忠実な使用人たちのみ。
家族に手紙を書くも返事はな
く、切ない片便りをしたためながら涙する日々。
仲が良いというほどでもないが、それなりに暮らしていたつもりのラナリアは、自分が一人ぼっちなのだと思い知らされた気がして、どんどん暗く落ち込んでいく。
そんななか、たまに帰ってくる夫は、ラナリアに冷たくてすげない。
せっせとお世話をしようにも眉をひそめて動くなと言われてしまう。
『貴女は何もするな。そこに居るだけで良い』
そう仏頂面で呟き、侍女に着替えを命じる夫。食事でも同じだ。大人しく座っていろ、もっと食べろと命じられるだけ。
……私の居場所は、どこにもない。
ストレスが最骨頂にさしかかった瞬間、彼女のスキルが発動した。
そのスキルは《巣》と呼ばれているが、詳しくは分からなかったモノ。
それが、彼女の生活を一変させる。
☆アルファにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 12:00:00
76194文字
会話率:27%
「腹黒悪女め!君との婚約は破棄する!この家も出ていけ!」
子爵令嬢ローナは腹黒い。
家のためお金のために婚約していたことを義妹にばらされ、婚約破棄されて家まで追い出されてしまう。
しかしローナはめげなかった。
(これまで嫌なことがあって
もにこにこ笑って我慢していたけれど、もう我慢しなくていいのよね?
そのせいで腹黒悪女と言われたけれど、それが私の生きるための知恵だった――)
居心地の悪いあの家を出て自由になったと喜び、自分を可愛がってくれていた恩師が経営している魔導具店で住み込みで働くことにする。
「師匠!私にできることはなんでも言ってくださいね!」
「ありがとう、ローナ。君は本当にいい子だな」
「そんなことありませんよ」
(ふふふ……師匠はちょろいわね!)
そこでも〝いい子〟を演じ、常連客である王宮騎士、グレンと親しくなっていくのだが……。
「君を紹介したい人がいる」
「紹介……?魔導具店の店員としてですね!このローナになんなりとお申し付けください!」
(ふふふ……太客が増えるわ!)
(……そうじゃないのだが、まぁいいか)
ローナの新しい人生は、きままで楽しい。
しかし、本当に腹黒いのは一体誰なのだろうか……?
※2月末に書いた『腹黒令嬢』の連載版ですが、短編とはラストや設定を少し変えています。
※設定ゆるめです。軽い気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:12:43
93164文字
会話率:52%
子爵令嬢ローナは腹黒い。
ある日、お金のために婚約していたことを妹にばらされ、婚約破棄され家まで追い出されてしまう。
しかしローナはめげなかった。
居心地の悪いあの家を出て自由になったと喜び、自分を可愛がってくれていた恩師が経営している
魔導具店で住み込みで働くことにする。
そこでも〝いい子〟を演じ、常連である王宮騎士、グレンと親しくなっていくのだが……。
ローナが腹黒い理由とは?そして彼女は本当に腹黒いのだろうか――?
※軽い気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 19:25:22
11554文字
会話率:52%
意地悪な義父と義姉との暮らしはとても辛いものだった。
早く結婚してこの家を出て行きたいが、騎士見習いの婚約者との結婚までは一年ある。
そんな中、毎日王宮騎士が届けてくれる婚約者との手紙のやり取りだけがユリアーネの心の救いであった。
しかし、
ある日届けられた手紙の内容は、婚約を破棄したいというものだった。
今までの愛の綴られた手紙は何だったのだろうか――?
すべては嘘だったのかと絶望し、役立たずの娘だと言われて家も追い出されそうになったけど、毎日手紙を届けてくれていた王宮騎士がやって来て自分の婚約者になってほしいと言われ……。
とりあえず、義父にくだらないと馬鹿にされていた、特技である温度保持の魔法を強化して、これからは王宮で魔導師としてお役に立てるよう頑張ろうと思います!
※第一章は11話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 21:05:20
112357文字
会話率:42%
その娘は森のはずれに立っていた。
王宮騎士のハインツは王都で発生した事件の解決のため、常闇の森に住む「森の民」の協力を仰ぐ。
やってきた風変わりな森の娘ティレに、ハインツは振り回されるが、娘は的確に事件を解決に導いていく。
一緒に事件
を捜査することで打ち解けてきた二人だったけれど、実はティレはとんでもない勘違いをしていてーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 15:39:15
132835文字
会話率:39%
リズは王宮騎士団に所属する平民の女性騎士である。
御歳二十歳を迎えたリズは隊長であるドミニク・ギーに淡い恋心を抱いていたが、そのギー隊長がとある貴族家の令嬢に婚約の申込みをしたという。
しかも、今まで浮いた話の一つもなかった隊長が突然婚約の
申し込みをした相手というのは、病弱でデビュタント以来殆ど表に出て来ない深窓の貴族令嬢ときた。
時同じくして、失恋にうちひしがれていたリズのもとに届いたのは実家からの一通の手紙。
そこに書かれた内容にリズは蒼白になる。
「隊長が婚約申し込んだ相手って……!」
──これは諦めの悪い人が、自身の願いの為に全身全霊を掛けて努力する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 09:53:40
20512文字
会話率:27%
元旅人のユーゼンは、死にかけた所を助けられ、何故か王宮騎士になっていた。
平民どころか国民ですらない地位からいきなり王宮騎士になったため、一部の貴族たちからは疎まれている。
助けてくれた王女に恩を返すためと思い我慢すること早3年
。
最近妙な事が多い世の中で王女と王女の大事なものを守り続ける。
さて、解雇されずに守り続けられるかな?
そんな心配を他所に、無茶振りしてくる王女を初めとする王族。
いやいやちょっと、マジですか?俺、本来国民ですら無いんですよ?
これは、自身の立場に迷いながら歩み続けるとある王宮騎士の物語。
※更新不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 02:11:12
56485文字
会話率:52%
私はジゼル・シュタイン。
アルテンベルク王国の貴族で、魔法学・騎士学・算術学とあらゆる分野において優秀な者を輩出している、シュタイン伯爵家の長女である。
そして、転生者でもある。
前世の私はパティシエとして働く二十五歳。
表情筋が死んでいて
無愛想、その上コミュニケーション能力が低すぎることで塩対応と揶揄されることも多かった。
……何故かその性質だけそのまま引き継がれて転生してしまった私は、貴族令嬢として華々しく社交界デビュー!……できるわけもなく、細々とお菓子を作りや伯爵家の仕事の手伝いをしながら引きこもりとして生きている。
そんな私だが、お父様や双子のお兄様達からは可愛いがられており、それなりに幸せに暮らしていた。
そんなある日、“青獅子”と名高い王宮騎士団副団長さんが現れて――――?
塩対応の塩系令嬢と揶揄される貴族令嬢がお菓子作りスキルを活かしながら溺愛されるお話です。
今回は恋愛色強めで書いていきたいと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:02:47
189869文字
会話率:32%