時は戦後の世。人間に罰を下すように降り積もって出来た雪景色が、味も素っ気もない『紙』のようだと揶揄されてしまう時代。
腕の立つ武人でありながら、風景画を描いて旅する青年ロウは、『赤い太陽』の絵を描く為に情報収集をしていた。そこにおてんば
娘プールが目を付け、案内役と称して同行する事に。
しかし、ロウは絵になりそうな情景を目にするたびに留まってしまうので、旅は遅々として進まない。旭琴の見習い奏者であるプールも、雰囲気をぶち壊すような明るい曲調の演奏によって、ロウの気を散らす始末。
一人で気ままに写実的な絵を描いて来た者と、外の世界へ羽ばたこうとする者。衝突し合う芸術家達は、果たして赤い太陽を拝めるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 14:35:05
6814文字
会話率:39%
魔族と人族が争っている"世界樹大陸"。
魔族の少年ゼベルトは演奏家の父を幼い頃に人族に殺されてしまった。そんなゼベルトは魔族の少女フィリアルと出会う。
「私が人族も魔族も、悪いヤツはみーんなぶっ飛ばしちゃうから、その
後ゼベルトが『みんな友達になる曲』を演奏するの。そしたらみんな友達になってセカイヘーワが訪れるでしょ。」
ゼベルトとフィリアルはそんな約束をして夢を語ったが、この世界は純真な二人にとってあまりにも厳しいものだった。
「魔王になるわ。私一人で、人族も魔族も何もかも、全部ひっくり返せるぐらい強くなるわ。」
フィリアルは強かった。ゼベルトは厳しい世界に心を踏み躙られたが、彼女は負けず、夢のためにゼベルトと別れ、一人で旅立った。フィリアルが強く生きるならと、彼女にもう一度逢うためにと、ゼベルトはまた生きることを決心する。
そんな彼らが行き着くこの世界の真相とはー。
「魔王なる君へ...。」
そう呟いてゼベルトの演奏する曲には果たして何が込められているのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 11:03:39
352754文字
会話率:56%
『イル・カノーネ』
それは前世の俺、ニコロ・パガニーニが終生愛用したヴァイオリン、グァルネリ・デル・ジェスのことだ。
それまで使用していたヴァイオリンを賭博――いや、不幸な出来事によって失ってしまったのだが、リヴロンという商人が俺のため
に家宝ともいえるこの名器を無償で譲ってくれたのだ。
俺はその恩義に報いるため、このイル・カノーネは俺以外の奏者には絶対に弾かせないという誓いを立てた。
そして演奏家として引退した際、俺は生まれ故郷であるイタリア・ジェノヴァ市に『他人に譲渡、貸与、演奏をしない』という条件でこのヴァイオリンを寄贈した。
だが俺の死後、約70年後にその遺言ともいえる約束は突如として破られた。聞けば現在に至るまで多くの演奏家に貸与・演奏されてきたというのだ。
……ふざけんじゃねえ。
その昔、人間が天まで届く塔を作らんとしたとき、神もいいかげんキレた。それぐらい俺も怒っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:31:38
37920文字
会話率:49%
世界一の演奏家がコンサート中に亡くなってしまった。
だが、音楽の女神がここで人生の幕を閉じるのはもったいないとのことで転生させることにした。
不安と恐怖はあったが、演奏家として音楽を続けたい気持ちと、異世界に今の世界とは違った文化、
音楽を期待して転生するのだった…
異世界にしかない種族にしかできない奏法、異世界にしかない素材で作る楽器、異世界にしかない音楽文化で異世界を感動の渦に包む…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:38:39
45562文字
会話率:42%
音楽の王国に、姉妹の可愛いお姫様がいました。
ところが、姉姫は生まれつき口が利けません。
当然、歌も唄えません。
母親である女王は、「出来損ないも良いところだわ」と嫌って、妹姫ばかりを可愛がります。
姉姫は楽器も触らせてもらえず、雑用ばかり
を命じられ、下女部屋で寝起きする生活を強いられてしまいました。
ところが、王宮から漏れ聴こえるハープの音色に魅せられて、音楽に興味を持ち、壊れたハープを手に入れると、熱心に演奏し、多くの聴衆を集めて〈音神姫〉と称されるほどになりました。
母親である女王は、そんな姉姫を利用しようと考えます。
妹姫を表舞台に立たせて、陰で姉姫にハープを弾かせて、「妹姫が演奏した」と思わせようとしたのです。
帝国の皇太子の前でも、同じように演奏させ、結果、妹姫を皇宮に送り込むことに成功しました。
ところが、妹姫はハープを上手に弾けません。
じつは姉姫が演奏していたと知り、皇太子は激怒します。
音楽の女王は、口の利けない「出来損ない」の姉姫が、〈音神姫〉と称されるほどの名演奏家とバレて、皇宮に呼ばれることが許せません。
とうとう刃物を持ち出し、泣き叫ぶのを無視して、姉姫の指を根こそぎ切ってしまいました。
実母による、あまりに酷い仕打ちに、帝国の皇太子のみならず、他の王国のお姫様たちも憤慨しーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 14:10:00
11488文字
会話率:20%
音楽一家に生まれたカロリーナは、演奏家になれなかった。弟子をかわいがる母親と弟子に冷たくされるカロリーナだが、家の楽器庫の管理というかたちで、音楽一家の娘としての役割を果たそうとする。
音楽一家を見守ってきた音楽の精霊に守られて弟子の魔
の手から逃れたカロリーナは、始祖アントニエッタと同様に流浪の歌姫として活躍するようになるのだが……。
カロリーナが歌によって自信を持ち、音楽の精霊に愛されて、一人の音楽家として自立していく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 20:50:00
130284文字
会話率:57%
札幌に住む瀬良 理乃(せら りの)は、二年前に双子の姉を亡くした時から、趣味のバイオリンを弾くことなく過ごしていた。姉の恋人であった上江 隆哉(かみえ たかや)と一夜の過ちを犯した頃より彼との関係もただれ、ほぼ毎日、酒に溺れる隆哉を介抱する
ルーティンを続けるだけ。そんな折、理乃は自宅近くに開設した音楽教室を発見する。天才演奏家の宇甘 貞樹(うかい さだき)にバイオリンを習うことができれば、隆哉も更生し、またピアノを弾いてくれるのではないか――そう思い、宇甘の教室へ向かう理乃。しかしそこで、レッスンを受ける代わりに「恋人のふり」をするよう貞樹から頼まれてしまい……。歪んだ愛を抱くもの、過去という愛に囚われるもの、捧げる愛を見つけたもの。――これは、様々な愛をまさぐる物語。[エブリスタ・カクヨムでも掲載中][毎日7:30、14:20に1話ずつ更新]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 07:30:00
161947文字
会話率:57%
国の交響楽団に所属する演奏家の両親を持つフルート奏者を目指しているメノは、幼いころから英才教育を受けていた。そしえ両親や周りの期待にこたえ続ける良い子でい続ける日々。
両親につくられた自分。本当の自分を見失う。
ある日、コンクールで演奏後に
拍手喝さいを浴びながら光の中で気を失うと知らない街の知らない本屋の入り口に立っていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-03 17:14:27
2984文字
会話率:24%
天才的な演奏家と天才的なヴォーカリストが出会い凄まじい科学反応を起こすサクセスストーリー。
最終更新:2024-02-22 05:59:52
507文字
会話率:0%
忘れらた旧校舎の図書室。その管理人として入り浸り読書に耽っていた三橋洋介のもとに、付き合うと不幸になると噂される美少女・本條玲子が現れる。
玲子に告白され付き合うことになった三橋だったが、これまで彼と付き合った女子と違い恋人としてのなにかを
三橋に求めることもなく、それまで接点すらなかった玲子の真意がわからない。
恋や才能や過去の出来事に翻弄される、少年少女の噛み合っているようで噛み合っていない青春恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 07:46:02
184799文字
会話率:43%
「本日最後の挙式には襲撃予告が三件来ています。皆さんは気を引き締めて持ち場に就いてください!」
「「「はい!!!」」」
500年前の大公が定めた法のせいで、国民はだれ一人例外なく絶対に離婚が許されていないコートウェル公国。その上大勢の列席
者の前で結婚式を挙げないと婚姻の魔術誓約が交わせないため、新郎新婦を結婚させたくない何者かの妨害は日常茶飯事だ。幸せいっぱいの二人を何としてでも無事に成婚させるため、アンテイア宮殿式場のベイル牧師は今日も戦う。そんな牧師を一途に想い続ける演奏家な子爵令嬢は、彼の傍で今日も素晴らしいオルガンを奏でる。
これは新郎新婦を幸せに導く多忙な牧師の日常と、彼に懸想する子爵令嬢の想いを綴った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:06:36
14229文字
会話率:68%
「戦闘中にうるさいんだよ」
スキル【ピアノ弾き】と呼ばれる、《デバフ》と《バフ》を自在に操り、"補助"に関しては最強を自負している演奏家の"アルマ"は、幼馴染で結成されたSランクパーティー&qu
ot;先見の明(センケンノメイ)"からの追放を宣言される。
「ほ、本当にいいのか……?」
あまりの歓喜に打ち震えるアルマは感涙。
勘違いするメンバーたちはその泣き顔を笑うが、アルマは「もう我慢しなくていいんだ」と二つ返事で追放に感謝する。
強力なバフ&デバフのために、演奏家としてのプライドを捨てて、無茶苦茶な旋律を余儀なくされていたアルマは、これまでの我慢から解放される事に打ち震えたのだ。
「装備と有金も置いていけ」
見ぐるみを剥がされるが、アルマは秒でそれを受け入れ、その場を後にしようとするが、
「お前も追放だ、クソ女」
アルマと同時に追放を宣言されたのは、【縮地】と呼ばれる超スピードを発動できるスキルを持つ女剣士"リーシャ"だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 00:00:00
67757文字
会話率:30%
日本人のとある演奏家女性は動物と意思疎通できる異能を持って異世界に転生した。そこは獣と共存する世界。生まれたのはなんちゃって中華風の国。最初は前世では職種上ペットを飼えなかった上に動物アレルギー持ちだった為、動物と話せる!モフれる!と大興奮
。だがすぐに気付く。あれ?私って割と人生ハードモードじゃない?結構詰んでない?それなのに皇子様に面倒事に巻き込まれるし、死にかけるし!世界の謎を解き明かすついでに救う羽目になるし!私は平穏に暮らしたいのに!
異世界に転生した元日本人女性が自国の第三皇子様といろいろしていく話。カクヨムにも連載中。
最初は全く甘さなし。ちょっと残酷描写やシリアスな場面があるかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 21:12:49
8513文字
会話率:53%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、第13弾。12世紀のビザンツ帝国(東ローマ帝国)皇女にして中世ヨーロッパ唯一の女性歴史家となったアンナ・コムネナを讃えます。自分が尊敬する作家にして古代ギリシャの竪琴リュラ―演奏家、佐藤二葉先生の漫画『
アンナ・コムネナ』にインスピレーションを受け、制作しました。この作品を、アンナ様と二葉先生、ビザンツ帝国の歴史を愛するすべての方々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 09:56:39
854文字
会話率:3%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩も、これで第11弾。アテナ様の次はこの御方、ギリシャ神話の豊穣の女神デメテルを讃えます。自分が尊敬する作家にして古代ギリシャの竪琴リュラ―演奏家の佐藤二葉先生が、Youtubeで公開しておられる『デーメー
テール讃歌』の演奏動画にインスピレーションを受け、制作しました。この作品を二葉先生や古代ギリシャ研究家の藤村シシン先生をはじめ、ギリシャ神話や古代ギリシャを愛するすべての方々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 21:28:08
823文字
会話率:0%
みなさんはどんな風にクリスマスを過ごしますか?
友達、家族、恋人、1人でゆっくりと。
この街では古くからクリスマスイブの夜に行われる演奏会でしか鳴らされない1つの鐘がありました。
この作品は様々なハプニングの中、主人公たちがそれを乗り越えて
いく心温まるストーリとなっています。美しい音楽や街の描写に注目しながら読んでいただけると嬉しいです。
〜恋人たちの夜〜
ある恋人は2人でクリスマスイブの夜に、レストランで食事をすることになっていた。主人公、「僕」はそこで彼女にプロポーズすると決めていた。しかし、レストランへ向かっている途中、道に迷っている子供たちと出会う。子供たちと話し、ハプニングが起こる中、プロポーズはどうなってしまうのか。
〜演奏家たちの夜〜
演奏家たちは夜に行われる演奏会に向けてトラックに楽器を積み込んでいた。しかし、大切な鐘を落として壊してしまう。演奏会本番まで5時間。この鐘を街に響かすことはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 18:58:02
9915文字
会話率:60%
音楽家は耳が良い。
『他人の放つ音から、感情をイメージとして把握する能力』を持つリリアンは、公爵令嬢という身分を隠し、舞踏会で音楽を演奏する楽団に所属していた。
第二王子クラウスもまた、身分を隠しリリアンと同じ楽団に所属している。
婚約相手
から破棄を言い渡された同じ日。リリアンは、妙に浮かれるクラウスの感情を読み、彼が恋をしていることに気付く。
第二王子の相手は誰? 私じゃないと思いつつ、気になるリリアンだったが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 11:05:58
11288文字
会話率:33%
無能だとして追放された作曲家のセブランは、実は難易度が高すぎるだけで神曲を作る天才だった。
そうとも知らず、宮廷オーケストラ陣はセブランを追放してしまう。
セブランは追放先でハイレベルな演奏家たちと出会い……?!
最終更新:2022-09-10 22:54:59
15293文字
会話率:36%
唯一無二のスキル【演奏家】を持つ桑井平治はパーティを追放された。
途方に暮れながらも、武器として使っていた竪琴をメンテナンスをしてもらっていた楽器店に寄る。
事情を話すと働くことを条件に、住まわせてもらうことになった。
働く中で、前
世で弾いていたギターを思い出し、作成を依頼し、完成品を手にすると【演奏家】のスキルの使い方を見出していく。
※これはフィクションです。実在する人物や団体、物や事とは一切関係ありません。
※作者は音楽が好きなだけで、詳しいわけではありません。そこらへんは温かい気持ちで見ていただければと思います。
【参考文献】
『THE DIGPRESENTS DISK GUID SERIES』 シンコーミュージック
『MTVロック検定公式テキストブック ロック検定』 MTVロック検定委員会編 音楽出版社
『レコード・コレクターズ』 ミュージック・マガジン
『ROLLYのロック・ギター異人館』 ROLLY著 シンコーミュージック折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 23:57:52
14267文字
会話率:20%
崇拝する演奏家のコンサートが中止……。放心しながら歩いていると、偶然とある作曲家に出会う。その曲に惹かれて、気が付いたら……
彼の唇を奪っていた。
そしたら奴隷にされたって訳。どっちもやべー奴じゃねーか。
最終更新:2022-05-06 21:06:12
16783文字
会話率:72%
お箏(こと)の演奏家にしてシンガーソングライター・彩。その彩をサポートする、クラシックギター&アコギ弾きの私・梨絵。
ステージの主役とサポート役。真逆の性格、真逆の演奏スタイル、真逆の生き方の二人。
でもどこか通じ合うものがある。
偶然の出会い。そして初めての音合わせ。その瞬間から、二人は互いが離れられない存在となった。
ちょっとしたすれ違い。悩み、心の壁を打ち破りながら、互いをより理解しようする姿。
そんな女性ミュージシャン二人のストーリー。
※ この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 23:20:50
30408文字
会話率:16%