えー、こほん。
初めまして、神官のリディアと申します。
この度は私の至らなさにより、酒場で偶然出会った戦士の方と、その、ごにょごにょ、な関係を持ってしまいまして、お恥ずかしながら日々の苦労話などを聞いて頂いている始末でございます。
神官、ヒ
ーラーというのは責任重大でして、どうしてもパーティ内で吐き出し切れない想いがあり、ついつい頼ってしまっているのですが――――え? 飲むんですか? あの、でも今は紹介中ですので……は、はいっ、いきます!
(酒精獲得中)
(酒精獲得完了)
っっ、ぷはあ! でさあ!? ホントにウチのリーダーありえない訳!! もうホントぶっころよっ、ぶっころ! ざけんじゃないわよっ! ヒーラーはアンタの奴隷じゃないぞーっ、ちょっとミスしたくらいで延々詰ってくんなあ!
きゃはははは! ねえねえ聞いて戦士くんさあっ、こないだなんてねー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 11:30:00
197413文字
会話率:36%
「ウチ、恋し浜のえる。聖女かどうかはわかんない。よろ~」
人間族と魔族が三百年も戦争を継続している世界に、異世界である日本から聖女として一人の女が召喚された。人間でありながら圧倒的な魔力を秘めるという聖女を捨て置けば、戦争における魔族の敗
北は必至。それ故、【焦熱の魔王】ベルフェゴール・リンドヴルムは単独での聖女の奪還を実行、魔界へと拉致し聖女を魔道へ堕とそうと画策するものの――。
「えっ、マジで何? 何が起こってるん? やっぱこれドッキリだったの? 勝手に部外者入ってくんのNGなんですけど――!」
――なんと異世界から聖女として召喚されていたのは、日本の自称清純派白ギャルJK・恋し浜のえるであった。
三百年の長い歳月を生きていながら、女の子と付き合うどころか、いまだに手を握ったこともない残念魔王ベルフェゴールは、陽キャの塊であり、しかも異常に他人との距離感が近いのえるの言動にほとほと手を焼くものの、一方で期待してもいた。
【その者、緩き衣を纏いて不毛の野に降り立つべし。失われし聖と魔の絆を結び、遂に我らを、白き清浄の地に導かん――】
千年前、魔族の大予言者が予言したとされる、この戦争を終わらせる存在――「魔族に優しいギャル」。穢れた存在であるとされ、人間たちから激しい迫害や差別を受ける魔族にも分け隔てなくフレンドリーに接し、しかも優しく、その愛と慈しみとで魔族を庇い護るとされる存在。
のえるがその伝説に名高き「魔族に優しいギャル」ではないかと考えたベルフェゴールは、聖女を戦争の道具としか考えていない人間たちの手からのえるを守るため、彼女の身柄を魔界で保護し、戦争を終わらせようと画策する。
一方、聖女である自分を保護し、聖女を戦争の道具に仕立て上げようとする人間族から庇い護ろうとするベルフェゴールに、のえるもいつしか心惹かれていくのだが――。カクヨムにも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 21:00:00
63125文字
会話率:44%
悪役令嬢が婚約破棄される世界の乙女ゲーム主人公といえばとにかく性格が悪く「ざまあ」されて当然!のクソガキとして描写されることが多い。で?どうしてわざわざ清純派主人公だったものをド低脳のクソアマに改変して「ざまあ」する必要がある?まあ「字書き
しか能がないですキリッ」みたいな承認欲求強め作者が他人の評価で気持ち良くイク為の閲覧数稼ぎだろうなあ。で、クソアマ街道まっしぐらな女に成り代わっちまったワケだが、あたしはそんなストーリー真っ平御免だ。とか言いつつ頭お花畑の転生悪役令嬢様に俺理論ぶつけちゃうわけだから前述は特大ブーメランなわけですよ。自作自演の自業自得ざまあ、気持ちいいよね〜。 ※尚この能書きは半分当てにならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:21:46
6574文字
会話率:16%
泣けるラブコメ!
あゆむは缶コーヒー会社の下っぱ社員だ。
同社のレナは清純派をよそおって男あさりをする百戦錬磨な女だった。同僚のマユはあゆむをオトせるかとレナを挑発した。カラオケ代を賭けてだ。レナは受けて立ってあゆむに接近する。
そんなある夜あゆむは夢を見た。小学生の女の子が夕陽に向かって泣いていた。あゆむはその子にイチゴをわけあたえた。だが女の子が誰なのかあゆむの記憶になかった。
小学校の同窓会で心理学者の森崎にその話をした。女の子はしのぶだと森崎が指摘した。
「あんたは涙目のしのぶが好きになった。けど悪ガキにからかわれてごまかそうとしのぶをいじめた。あんたの弱い心はいじめた罪の重さを背おい切れなかった。長い夏休みが明けるとしのぶは転校していた。しのぶが目の前から消えたのを幸いにあんたの無意識はしのぶの存在をなかったものとした。いなかったしのぶはいじめられないし惚れもできない。あんたは初恋を封印しちゃったのよ」と。
あゆむは封印がとけた初恋に苦しめられてしのぶがいるドイツに飛んだ。あゆむはしのぶと再会してふたりでデンマークを観光した。だが最後まで好きだと告白できなかった。
あゆむは帰国して一部始終をレナに話した。するとレナに怒鳴られた。
「しのぶさんは『結婚指輪買っちゃおうかな? どんな指輪ならわたしに似合うと思う?』って左手の甲を見せたんでしょう? スカポンタン! 『きみならどんな指輪でも似合うよ』ですって? どアホウ! それがプロポーズされた男の返事かい!」
「なんの話だよいったい? ぼくはプロポーズなんかされてないよ?」
「されたの。されました。二十四歳の女が指輪をはまってない左手の甲を見せたの! それってきみに結婚指輪を買ってほしいって謎かけじゃない! わたしの指に結婚指輪をはめてよって催促よ! もう一度ドイツに行け! 行って男らしくコクって来い!」
レナに背中を押されてあゆむは再度ドイツに向かった。今度こそしのぶに告白するために。
そのころマユはレナにこう言っていた。
「あんた敵に塩を送ったんじゃない? 賭けはもう頭にないでしょ?」
「わかってるわよ。バカなまねをしてるなって。あーあ。なんでけしかけちゃったんだろ?」
「あんた男あそびのしすぎで経験がなかっただけだわ。それ初恋よ」
「うそ?」
レナはマユの言葉に愕然とした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 14:42:26
171395文字
会話率:41%
解説しよう! これは不幸にも悪の組織に捕獲された一人の少女が、その組織の総統の副官として悪の組織に身も心も捧げた物語である!
1話短め。1000字~2000字程度。
諸事情により不定期投稿となりますので、気長にお付き合い下さい。
同
じく、諸事情により感想等の返信は、あまりできないかもしれませんのでご容赦下さい。(何らかで対応したいとは思いますので、意見を頂けると助かります。わがままですみません)
なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体名・商品名等は架空の物です。
全体を通して残酷な表現があります。苦手な方はご注意下さい。
同じく全体を通して「寸止めエロ」や「微エロ」的表現があるかもしれませんので苦手な方はご注意下さい。
☆が灯ると心が温かくなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 06:00:00
23057文字
会話率:53%
20xx年日本にて、異例の大ヒットを果たした乙女ゲーム、『ロクサーナ』。幸の薄い少し気弱な清純派ヒロインと7人の美男子たちが織りなす、正統派ファンタジー学園恋愛シュミレーションゲーム。
………の世界に転生した主人公。今世での名
をロクサーナという。この世界のヒロインである。
が、しかし。とても、非常に残念な事に、男爵令嬢として生を受けた彼女、生前は男主人公が俺つえーする転生ファンタジー物一筋に生きた、夢追い人(重度のオタク)であった。サブカルチャー飽和状態の現代日本で生まれてこの方、華のヒロインより最強のヒーローに憧れていたタチである。
ロクサーナに乗り移った人格がよりによって『彼女』であったのは、偶然か必然か。それは神のみぞ知る所である。
しかして、前世の記憶を持ったまま生まれた彼女は、己が魂から愛する俺つえー系のテンプレに擬えて、剣と魔法の異世界を大いに満喫することにした。
時間の有り余る幼児期に吸収出来るだけ吸収し身につけたのは多言語、魔法、隠密etc...。結果、本来のヒロインスペックを大幅に超える、相当な規格外に成長してしまった。
そして現在、書庫に引きこもり地味で無難な男爵令嬢として暮らしながら、家族にも内緒で、彼女にとって壮大な夢とロマンの詰まった『ダンジョン冒険者』として躍進的に活動していた。
プライベートの一切を秘匿された、謎多き最年少Sランク冒険者『一閃のロキ』(男?)とは私のことである!
世界最高峰Sランクダンジョンの歴代最高到達階をさらっと超えてもなお、変わらずスカッと爽快無双ゲーを繰り返すロキことロクサーナ。ロキの弱みを探る世界中の諜報組織も何のその、一切情報を掴ませません!
自重?何それ美味しいの?状態で我が道を好んでずんずん進んでゆく。
ヒロインのために作られたこの世界で、ヒロインがヒロインの仕事を放棄し、1人だけ別ジャンルを突き進むと言うカオス。彼女がロクサーナとして生まれ落ちた事が唯一の引き金となり、世界のシナリオは音を立てて崩壊していく。
果たして、箱庭世界の明日はどっちだ?!
///本編ストーリー///
王太子を籠絡しろなんて惚けたことを言う強欲な父の命により、王都の夜会に向かうロクサーナ。
そして物語は大きく動き出すーーー。
神さえも予想不可能な混沌とした未来へ向かって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:10:00
390429文字
会話率:27%
「俺は君のいなくなった世界に、興味はないんだ」
「禍以上に世界を壊す『破壊神』になることを、君は望んでいないだろう?」
大陸全土を滅ぼそうとした『禍』が、連合軍によって討伐されて間もなく一年。
その節目の日を迎える前に、聖女を擁するジ
ャルディーノ帝国では神殿による巡察の旅が行われていた。
一行の中心を担う少女『聖ルーチェ・プエギエーラ』ことオルテンシアは、幼いながらも救世のとまで称される大聖女である。
そしてひょんなことから隣国の第二王子であり、「大陸最強のソードマスター」・「英雄」・「破壊神」の異名を持つ婚約者(予定)と禍の欠片を探すことになるのだが……。
危険思想な司祭に引っ掻き回され、欠片の捜索は大混乱。しかもその最中、妖精に引っ張られたオルテンシアは婚約者(予定)とともに崖下へ転落——!? この旅、絶対一筋縄ではいきません!!
お仕事をまじめに頑張りたい聖女と策略系ヒーローのラブコメディ、ここに開幕。
「この手に入ったらもう二度と離してはあげられない。 だから頑張って逃げてね、俺の可愛い聖女様——……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
*カクヨムでも公開しています。
*中編コンテスト用に6万字で完結していますが、余力があれば泣く泣くカットしたシーンや、本編で考えていた続話も投稿していきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 10:20:00
60005文字
会話率:43%
Skebにて依頼頂いた作品です
この作品は
カクヨム
pixiv
ノベルアップ+
にも掲載しています
最終更新:2024-05-11 00:08:35
8134文字
会話率:43%
世界から隔絶された森の中。
幻想種と呼ばれる自らの半身と共に生きる人々が隠れ住む世界があった。
その森に住む少年レイは、降って沸いた姉ヒジリと共に日常を過ごす事が何よりも幸せで、他の何も望んだりしなかった。しかし、その幸せが長く続く事は無
く、世界の理不尽の手は例え隔絶された世界だとしても届いてしまう。
これは、少年レイが幸せの形を見つけるための物語。
――もう二度と、誰にも幸せを奪わせない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 22:11:41
1436809文字
会話率:37%
ダンジョン、そして冒険者の存在が普通になった世界。
魔界から調査にやってきた魔王の娘、ルルゥカはとある人気ダンジョン配信者の助けたせいで人間の姿になってしまった!
元に戻る方法はただ一つ、ネットで大炎上を起こして負のぱわーを集める事。
「
くっくっ、これで配信は私に対する罵詈雑言に溢れ――「はい、かわいい」「いつもの(笑)」……な、何でそうなるのっ?」
「あー、みんな可愛い女の子に罵倒されるのが大好きだから」
「なにそれ、人間怖いですっ」
これは絶対に炎上したい中二病ポンコツ魔族が、同業のクール系少女と共に(意に反して)人気アイドルへと駆け上がっていくお話である。
※カクヨム、ハーメルンでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:06:31
15910文字
会話率:27%
俺には昔から好きだった幼馴染の女の子がいる。
彼女の名前は村月麻栗。
『清純派天才美少女クリエイター』として、日本全国に顔と名前が知れ渡っている天才美少女だ。
そんな彼女に告白して、付き合うことになったのだが……。
「ねぇ聖くん、もう一
回♡」
「ねぇ、もっと、もっと、もっとシよ♡」
「聖くん、もっとできるよね? ふふ、聖くんの体温幸せ~♡」
『清純派』だったはずの彼女は、俺の想像を絶する性欲ジャンキーでした。
これは、『俺にだけビッチ』な彼女と、そんな彼女に毎日求められまくってる俺のドタバタエロコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 00:10:46
46589文字
会話率:44%
現代の日本において特に成功している人間を輩出していると言われる四大名高。
この学校の卒業生には某通信業界の会社の社長や、某国内最大手の総合商社の社長。
挙げればきりがないが、この国を牛耳っている数々の企業のトップの多くがこの学校を出ている。
東の龍前高校、西の虎白高校、南の朱雀門高校、そして北の武玄高校この高校のいずれかに入学する方法は一切明かされていない。
ただ、この学校に入学すれば今後の人生において成功を意味すると呼ばれるくらいに超がつくほどの有名校だった。
俺、此ノ島裕は超がつくほど平均的な人間であると自負していたが、何かの間違いか武玄高校からの合格通知が届いた。
入学を決意し、いざ天才たちの集う学園へと進む。
入学直後、第一の試験と呼ばれる試験に直面し、裕と仲間たちは進級や成績をかけた試験と戦っていくことに。
裕の本当の才能とは? どうして裕がこの学校に選ばれたのか……。
果たして裕はこの学校の中で最後まで成長し卒業することができるのか……。
※今後カクヨムでも掲載予定となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 21:39:02
3439文字
会話率:23%
アイドルだってウ◯コがしたくなる話。
最終更新:2023-06-15 19:45:17
11155文字
会話率:14%
私は大国の王の娘フェデリカ。
小国の王子の結婚相手を選ぶ舞踏会に、本命として招待された。妃となるのは内定済みだと先に聞いている。
なのに王子は私と真逆のタイプ、可憐な清純派美人に夢中!?
こんな遠方まではるばる来たのに、意味がなかった!?
そして、声を掛けて来た宰相の息子は、見覚えのありすぎる顔で。
さて、どうするフェデリカ。
☆本日中に前編・後編で終了です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 13:39:37
4955文字
会話率:36%
『ドキドキ! 奴隷パニック!』
気に入ったイケメン奴隷を1人購入して育成し戦わせる、倫理観のかけらもない乙女ゲーム。
奴隷のステータスを上げるには、基本的に鞭をビシバシするしかない。
ゲーム内で清純派として通っているヒロインでさえ、
なんやかんや言いながら奴隷を鞭で打ち、調教が終わるとしっかり牢屋にぶち込むという非道っぷり。
そして、無駄にイケメンな奴隷達は腰蓑1枚しか履いておらず、鞭で打たれた後に『俺以外の男の前でそんな顔すんなよ』などの、乙女ゲーム定番の甘い囁きを呟いてくる。
そんな何かが狂っている乙女ゲームの、縛りプレイ用落ちこぼれ奴隷に転生した俺。
せめてヒロインに購入されたかったが、容姿だけ100点満点の敵キャラの悪役令嬢に買われました‥‥‥。
性格は最悪。
口は悪い。
鞭に愛はない。
地獄の日々の始まりかと思っていたが、ステータスを覗き見ると、何故か上がってる俺への好感度‥‥‥。
‥‥‥なんなのツンデレ?
とりあえず、コイツのバッドエンドを回避してあげますか‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 21:32:49
108952文字
会話率:42%
なろうって清純派AV女優みたいなもんじゃね?
ある日、幼女作家が唐突に思いついたフレーズを理論立ててみた。
最終更新:2023-02-08 17:53:30
3661文字
会話率:0%
エロゲを愛する主人公・伏見悠は、同じクラスの清楚系美少女・来宮たまきにエロゲをヤらせて欲しいと懇願される。二人は一緒にエロゲをプレイすることになるのだが―――?
最終更新:2023-01-29 14:31:19
7688文字
会話率:38%
仕事に没頭しすぎたアイドルが私生活は殺風景、交友関係なし、心は病んでる。そこまでボロボロになって謝罪会見をしてからやっと故郷に居る両想いだった幼馴染を思い出す話。
最終更新:2023-01-26 23:35:15
4256文字
会話率:27%
俺の彼女である姫野凛は今大人気の国民的アイドルグループの主要メンバー。
艶のある長い黒髪が特徴的な清純派アイドルだ。
俺はそんな凛と付き合っている。
でもひとつだけ大きな問題がある。
「・・・絶対に外でちゃダメだよ」
「はいはい
」
「ごめんね、かーくん。2人のためだから、我慢してね。じゃあ行ってきまーす」
俺は国民的アイドルに軟禁されています。
※7話までは毎日投稿します。それ以降は定期的に更新します。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 16:25:57
52890文字
会話率:35%
灰色の空が包み込むスラム街に父と二人で暮らす少女がいた。
その子は家を持たないホームレス、極貧層が住居する密集化した地区に父と二人で抱き合いながら寒い夜を過ごす毎日を送っていた。父は低所得者で少女にまともに食事も与えず食べ物は自分で何
とかしろと言うだけで毎日安酒を煽るだけのダメ人間。
そんな父の教えに従ってパン屋で万引きを働く事を少女は決意する、空腹を満たすためコッソリとパン屋に入って店を飛び出した。だけど彼女のいる場所はスラム街、ボロボロの身なりの少女は誰の目から見てもやっぱりホームレス。そんな彼女が捕まれば大人たちからどんな仕打ちを受けるかは分からない。
それがスラムの日常であって少女の様な子供は大人たちの憂さ晴らしに使われてボロ雑巾にされる事が当たり前だった。
空腹で死ぬか殴られて死ぬか。
少女は必死になって走り、気が付けば彼女はスラム街から飛び出してしまっていた。
そこで彼女が見たものは今までに見たこともない空一面に広がる青色だった。
そして彼女の目の前に現れた美貌の少女、その少女は日本から転生を果たした悪役令嬢だった。ホームレスの少女は運命によって悪役令嬢と出会って、次第に悪役令嬢を大切な存在と思う様になる。
ホームレスの少女は悪役令嬢によってスラム街から解き放たれて、外の世界で出会う恋略対象から好意を抱かれていく。
これは運命の悪戯によってホームレスとなった少女が人を好きになる事を覚えて、次第に自分自身もたくさんの人々に愛されていく物語。
❇初日は7〜8話まで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 16:52:36
54903文字
会話率:41%