天賦の才をもって生まれた主人公、百合野 早苗。
7才の4月、人とは少し違うことに気づき始めた頃、とある魔法使いとの出会いをきっかけに少女はここでも才能を発揮し、優秀な魔法使いへと成長していく。
昼は人間として学校で学び、夜は魔法使いとして
学ぶ。様々な人と出会う中で、家族や友達の誰にも自分のことを話すことが出来ず、やがて崩れて……
ーー辛く、苦しくも前を向けた。幸せだった日々は突然終わりを告げる。
なくした物は戻らないし、死んだ者は蘇らない。それでも過去の自分には手の届かなかった奇跡に手を伸ばして、今を変えていく。
いつかの未来。巡り巡ったその先で続く螺旋を壊せたなら。絶えることない願いを、叶えられたのなら……
これは、現代を生きる魔法使いが綴る自分探しの物語。
あの日の「真実」そしてなすべきこととはなんなのか……
日曜日に不定期更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 21:19:59
4796文字
会話率:43%