【簡易あらすじ】
浮遊大陸と浮遊島で形成される世界、天空界オルスティアでは、かつて竜と呼ばれる古代生物と戦うために造られ、ソードと名付けられた人型の巨大兵器による国々の戦乱が続いていた。
エリギウス帝国の見習い騎士、ソラ=レイウィング
はひょんなことから、神剣と呼ばれるソード アロンダイトの核となる大聖霊石を盗んだという濡れ衣を着せられ、エリギウス帝国から離反する。
しかしある目的の為に騎士になる事を諦める訳にはいかないソラは、とある小さな騎士団に入団し、エリギウス帝国との戦いの渦に巻き込まれていく。
※現在七章部分まで書き溜めてあるので暫く毎日投稿致します。
※メカデザイン:Shimbo Hanako様
【長尺あらすじ】
聖霊の意思により構築された世界。その世界はかつてラドウィードと呼ばれる地上界に存在し、そしてそこには竜と呼ばれる君臨者が存在していた。
人は竜に対抗するために、聖霊の意思の結晶体である聖霊石と、騎士が体内に宿す聖霊の意思による力……刃力を基にして駆動する人型の巨大兵器、騎士型駆動竜殲器(ソード)を開発し、遂には竜属を滅ぼす。
しかしそのソードを手にした国々による戦乱、羨血の七剣と呼ばれる災厄戦争が始まった。そしてその戦乱の中で多くの民が死に、その怨念は、やがて聖霊の意思を介し怨気と呼ばれる猛毒となって世界を包み込んだ。
怨気の毒により崩壊しかかった世界……すると突如、空の聖霊神カムルの意思が世界を構築する大陸や島々を浮遊させ、地の聖霊神ラテラの意思が地上界と新たに出来上がった天空界を隔絶させる。
こうして人々は怨気から逃れ、オルスティアと名付けられた天空界で生きる事となった。
しかし過ちは再び繰り返される。オルスティア唯一の大陸国家であるエリギウス帝国が、オルスティア統一のため各群島国家に戦争を仕掛け、統一戦争が開始、ソードによる戦乱が巻き起こった。
統一戦争開始から十年。続く戦乱の中、エリギウス帝国の見習い騎士、ソラ=レイウィングはひょんなことから、神剣と呼ばれるソード アロンダイトの核となる大聖霊石を盗んだという濡れ衣を着せられ、エリギウス帝国から離反。
目的を果たす為騎士になる事を諦める訳にはいかないソラは、とある小さな騎士団に入団し、エリギウス帝国との戦いの渦へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 10:12:58
788453文字
会話率:47%
空を飛んで『空の地図』を作るために、旅に出た獣族のピリム・スカイル。旅に出た数秒後、突如空から天使が落ちてきた。
『空の天使』スカエルは、天空から追放されてしまい地上にやって来たという。追放された理由は「弱すぎるから」……。
気の毒に思った
ピリムはスカエルを天空に帰すために、旅に誘うことに。
空を目指す獣と、空をまともに飛べない天使の旅は、魔法のように美しく、妖精のように可憐で儚く、時には竜のように荒々しい、そんなものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 21:56:02
14274文字
会話率:68%
(「2」と振っていますが、単独で読めます。八話完結です。)
『平家物語』で気の毒だと思うひとはだれ?
その娘は、扇師見習いの少年に問うた。
時は鎌倉の将軍は三代実朝、執権は父から息子義時と代わり、とりあえず世相が落ち着いた頃
。
人を探して西国から都にやって来たものの、行方は雲を掴むようで、路銀も尽きてしまった。同行の親族と途方に暮れていたところ、通りがかりの白拍子に、彼女は引き取られることとなった。
彼女が探しているのは、数年前に屋島の海から哀しい女性の宿縁を断ち切った術師たちだ。同じように、壇ノ浦の戦いにて命を落とし、いまも海に縛り付けられている親族の魂を解放してもらうために。
果たしてその望みは叶うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 06:59:47
23144文字
会話率:48%
ボクは死んだ。そして、一面真白の場所にいる。
頭の中に声が響き、その声はあなたを異世界に転生すると言っている。
その際に貰える能力が「願いが叶う」だった。
しかし、この能力は、ボクには相性最悪だった…
最終更新:2024-09-18 22:31:39
36837文字
会話率:33%
お気の毒ですが、あなたの預金口座は消えてしまいました。
最終更新:2024-09-15 07:04:37
384文字
会話率:34%
彼は公園のベンチに座っていた。何時間も微動だにせず、ただ上を見上げ、空を眺めていた。その表情からは心に何を浮かべているのかを読み取ることはできない。その姿は、まるでたった一人で時の流れに置き去りにされた者のようだった。
やがて、日が暮れ
かけた頃、彼はようやく視線を下ろした。声をかけられたからだ。
「どうも。隣、失礼しますよ」
「…………おぉ、君か」
「ははは、反応が鈍いですね。久しぶりに会ったというのに」
「……ははは、すまないね。年寄りなものだからねぇ」
「またまた、まだ現役でしょう?」
「……ははは。そう言ってくれるのは、君くらいなものだよ。同世代の友人はどんどん先立ってしまったなぁ」
「ああ、それはお気の毒に……。でもね、僕にとってあなたがその友人なんですよ。元気でいてくださらないと寂しいです」
「…………ふふっ、ありがとう」
「それで、今日は耳よりの話を持ってきたんですよ」
「……話?」
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最終更新:2024-09-01 11:00:00
1408文字
会話率:89%
「あー! ああー! あ、ああぁぁ……」
男は大声を上げて地面に膝をついた。それを見た周りの人々は、察したのか気の毒そうな表情を浮かべたり、笑いを堪えたりした後、再び燃え盛る炎のほうに目を向けた。
そう今宵、炎が月を挑発するかのように夜
空に向かって手を振っていた。
火事が起きたのだ。それも大火事だ。自宅アパート一棟を丸々焼き尽くす勢いのその火事を目にした彼がその場で項垂れるのは当然のこと。
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最終更新:2024-07-26 11:00:00
887文字
会話率:14%
「気の毒だが、私が君を愛することはない。」
侯爵と結婚した伯爵令嬢は、結婚式当日の晩にこの結婚が白い結婚であることを聞かされる。それでも、侯爵家でそれなりに楽しく過ごしていた侯爵夫人は、結婚から3年後、白い結婚を理由に離縁を言い渡される
のだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 20:19:39
6050文字
会話率:44%
バスに乗らなければいけないという使命感から逃れられない。
最終更新:2024-08-01 20:00:00
1553文字
会話率:12%
トンでもねえもんが出てきた時は冷静に努めましょう
最終更新:2023-12-02 20:00:00
2321文字
会話率:25%
ねえねえ、死亡フラグって、何なん?
ちょっと誰か…、教えてくれよ。
最終更新:2023-11-30 20:00:00
4415文字
会話率:8%
「フラヴィニー侯爵家息女マリリーズ、お気の毒だが私に貴女と婚約する気はない!」
夜会で侯爵家次男から突然そんな宣言をされた14歳のマリリーズは、一歳下の妹ミュリエルの謀にはまったことを知る。
マリリーズが4歳のとき侯爵の父が死亡し、国の
決まりで長女が15歳で成人するまで叔父が暫定爵位についていた。
しかし再婚した叔父と母は、ミュリエルが長女であると偽って国に届けてしまった。
以後マリリーズは三人から虐げられて生きている。
このままではミュリエルが15歳で爵位を継ぎ、マリリーズは放逐されることが予想される。
10歳のとき加護を賜る儀式で、ミュリエルは強力な火魔法を、マリリーズは聞いたことのない『ブンカン』という加護を得る。いろいろ事務仕事に役立つが、極め付きは読める場所にある文書を書き換えられることだ。
文官に役立つ能力を得たということで、それからマリリーズは男装をして叔父とともに王宮に通い、執務を手伝うことを命じられた。
ほとんど使用人と変わらない扱いの日々が続く。
そんな中でマリリーズは領地の窮状を知る。当てにならない叔父には秘密に、家宰の協力を得て、マリリーズは加護の能力をさまざまに利用して領地の立て直しを目指すことにした。
「この現状を捨て置くわけにはいかない、ここで目を逸らしたら絶対後々に悔いが残る!」と。
領地救済と成人後の自立を目指して、マリリーズは行動する。
「カクヨム」にも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 14:00:00
83957文字
会話率:41%
昭和二十五年の秋、川越女子高校の一年生だった岸田恵子は、父親に舞い込んだ再婚話のために心穏やかでない日々を送っていた。自分が反対するようなことではないと思う一方で、若くして結核で亡くなった母が気の毒に思えたのだ。恵子の悩む様子を見て取った
古文の教師、原良子は、彼女に万葉集にも出てくる夕占(ゆうけ)という占いで縁談の吉凶を占うことを提案する。良子は新任の教師なのだが、喫煙マナーの悪い初老の数学教師に金縛りのような術をかけるのを見たと言う者があり、その比類のない美貌と相まって、何か神秘的な力の持ち主ではないかという噂が生徒達の間に広まっていた。
良子にあこがれる恵子は教えられた通りに占いを行ない、町内会長が自分の持て余した愛人を恵子の父に押し付けようとしているという縁談の真相を知る。父にどうやって真相を告げたものかと悩む恵子に、良子は自分が一切波風立てずに破談にしてみせると約束するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 14:23:47
21639文字
会話率:44%
聖女のフリして魔獣を護るうっかり魔王!
そんな彼女には大きな秘密と、多大なる勘違いがあった――。
過保護な勇者に見守られているのに気付いていない「聖女な魔王」と「腹黒勇者」のドタバタラブコメ開幕です!
✼••┈┈•• 真面目な【あらす
じ】 ••┈┈••✼
人が生きる事の出来ない大気の毒『瘴気』を放出し続ける大地の裂け目、ゴルディア峡谷。
それでも生命力の強い一部の獣は、過酷な環境に順応して生き延びている。彼らは、強靭な肉体を手に入れ、凶暴性を増して『魔獣』と呼ばれる存在へと変異していた。
そんな場所で生まれたイレギュラーが、自我を持った瘴気の塊である『わたし』だ。
『魔王』と呼ばれるほどの強さを手に入れていた『わたし』のもとに、興味深い子供が現れる。彼は、自分を陥れ、父王を殺したカタキを討つために旅立とうとする『勇者』だった。
わたしの貴重なおやつである魔獣を殲滅しかねない、とんでもない強さを見せる彼。けれど放っておけないあざとさも垣間見える勇者の卵。危ない奴だけど、わたしの嗜好品(おやつ)を守るために放ってはおけない!
そして勇者と魔王の、わたしたちは共に旅立つことになった。
間に生まれる関係性は『恋』か、『謀略』か!? ――とは言うもののヒロインのわたしは人外だし、そもそも性別なんてない。はたして2人の関係に進展はあるのか!? そして勇者の敵討ちは成功するのか!?
その旅はやがて、王国に現れた『魔王』が消え去る奇跡につながり―――
さらには『聖女』も『勇者』も『魔獣』もの、すべてが役目を終えることになる、ちょっとだけ壮大なストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 17:30:00
35092文字
会話率:40%
乙女ゲームなのに、大河ドラマも真っ青の重厚シナリオが話題の『エトワール・クロニクル』(通称エトクロ)。友人から勧められてあっさりハマった『わたし』は、気の毒すぎるライバル令嬢が救われるエンディングを探して延々とやり込みを続けていた……が、
なぜか気が付いたらキャラクター本人に憑依トリップしてしまう。
しかも時間軸は、ライバルが婚約破棄&追放&死亡というエンディングを迎えた後。馬車ごと崖から落ちたところを、たまたま通りがかった冒険者たちに助けられたらしい。家なし、資金なし、ついでに得意だったはずの魔法はほぼすべて使用不可能。そんな状況を見かねた若手冒険者チームのリーダー・ショウに勧められ、ひとまず名前をイブマリーと改めて近くの町まで行ってみることになる。
しかしそんな中、道すがらに出くわしたモンスターとの戦闘にて、唯一残っていた生得魔法【ギフト】が思いがけない万能っぷりを発揮。ついでに神話級のレア幻獣になつかれたり、解けないはずの呪いを解いてしまったりと珍道中を続ける中、追放されてきた実家の方から何やら陰謀の気配が漂ってきて――
「もうわたし、理不尽はコリゴリだから! 楽しい余生のジャマするんなら、覚悟してもらいましょうか!!」
長すぎる余生、というか異世界ライフを、自由に楽しく過ごせるか。元・負け犬令嬢第二の人生の幕が、いま切って落とされた!
※アルファポリス様、エブリスタ様、カクヨム様でも並行して掲載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 16:44:32
511041文字
会話率:56%
ーーその珈琲店は、夜の帳(とばり)が降りる夕刻6時に開店する。
「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ」
★毎日更新。土日は朝夜2回
(他サイトにて完結済みの約10万字程のお話です)
【あらすじ】
やる事が全て裏目にでる落ちこぼれの
死神がたどり着いたのは、不思議な貼り紙のある帳珈琲店。
『あなたの話を聞きます。ただ聞くだけ、何も解決いたしません』
一見いい人そうに見えて、実は意外とSっ気のあるマスターに、死神は自分の身に起こった出来事を語り始める。
その死神の目的は、人を少し【不幸】にすること。
けれど彼の行動は必ず裏目に出てしまい、関わる人々がみんな幸せになっていく。
・自殺二秒前の高校教師
・就活惨敗女子と売れない劇団員
・息子と音信不通の老夫婦
・夢を諦めた男と夢なんか見ない女
一見すると無関係に見える彼らの人生が、死神を通して少しずつリンクし始める時、それぞれの夢、恋、友情、未来が、幸せに向かって動き出していく。
マスターいわく、「人を少し不幸にしたい、死神さんにはお気の毒ですが。本日もまた、幸せな結末です」との事。
死神は、人を不幸にできるのか。
マスターは、なぜこの珈琲店のマスターをしているのか。
そして、この珈琲店に貼られた貼り紙の訳とは。
互いの過去と現状が明らかになる中で、少しずつ深まっていく二人の絆と友情に、ほっこりして頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:15:38
102493文字
会話率:42%
「お前を愛することはない」エラン王弟殿下は、結婚初夜にそう言いました。
彼は学園の頃から愛する人がいたらしく、しかしその方は身分違いで結婚が難しいとのこと。
公爵令嬢との婚約を破棄してまで、その人を選んだというのに……お気の毒な方。
それはそれとして、大公の末の娘のくせして貴族学園に行かず、魔導学園に入って研究研鑽三昧だった私。
急に降ってわいた王族との結婚生活なんて、興味はまったくないのです。
しかも務めは果たさなくていいと。なんて素晴らしい。
ところが。権力使って魔法省の職員の座を維持したまま、私は自由な生活を堪能し……今、身の破滅の危機にある。
夫のエラン、人を殺して魔石を取り出す非道な所業に手を出していました。このままでは私、断頭台に直行です。
しかも王弟エランを売ろうとしたら逃げられました。まずい、後がありません。
そんな私に、末の王妹殿下レン様が囁きました。
「わたくしを処刑し、民の怒りを鎮めなさい」
…………できません。
私は――――――――自らの手で、革命を起こすことにしました。
ずっと共に歩んでくれた、レン様をお守りするために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
15416文字
会話率:28%
「あのドレスは似合わない……いえ、ドレスそのものが似合わないのかしら」
彼女を目にした時、ミットー公爵令嬢ロメリアは、そんな感想を抱いた。
古くから優れた武官を輩出してきたミットー公爵家の屋敷の庭では、この日、お茶会が催されていた。
お節介焼きの祖母により、十歳になったばかりのロメリアは、半ば無理やりこのお茶会の主催に祭り上げられていた。
そんな中、彼女の取り巻きを気取る令嬢達が、会場の隅に置かれたテーブルで一人ポツンと所在なげにしている男爵令嬢メルを嘲笑う。
「ヒバート男爵といえば、昇級試験に四度も落ちて、今もまだ平民の文官の下で働いているそうですわ」
「そんな風だから、奥様にも逃げられてしまうんだわ。あのメルって子も、気の毒ですわねぇ」
自分を挟んでクスクスと笑い合う彼女達を、ロメリアは冷ややかに眺めていた。
そんな中、暴走した兄の馬が乱入し、お茶会は騒然となる。
その時、似合わないピンクのドレスを翻して馬の背に飛び乗り混乱を収めたのは、この場で最も格下として扱われていた、メルだった。
それを見たロメリアは、自分の心がかつてないほど浮き立つのを感じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 19:53:10
6084文字
会話率:38%
平家の没落とともに名を失った陰陽師の末裔、橘タケル。
幼少の頃は最強陰陽師として名をはせるも、現在は15歳にして常に金がなかった。
家に家族はいない。借金だけが残っている。
手っ取り早く稼ぎたいと思い、闇バイトに応募した。
指定場所に行
ってみると、可愛らしい年下の少女しかいなかった。
目の前には古びた賽銭箱、ここに5円玉を入れてほしいのだという。
パパ活のほうが稼げるのに・・・と思いながら、
リヒメを気の毒に思い、505円を賽銭箱に入れた。
突然、リヒメの兄が空から降りてくる。
賽銭を入れたことが、プロポーズとみなされたらしい。
九頭龍一族の巫女になり、竜宮リヒメとの結婚することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 20:00:00
144997文字
会話率:53%
かつてインドで冥界の王だった閻魔は今や地獄における10人で担当する裁判官の一人にすぎず、同僚にはお前だけ便利な道具を持っていてずるいと言われる有様だ。頻発する災害や疫病で次々に死者が送り込まれ、裁かねばならず、地獄は慢性的に忙しい。そんな
中で、自分が死んだことを屈強に認めない若い浪人、時之丞が江戸の長屋で暴れており、連行を手伝ってほしいと連絡が来る。彼は最初から決まっている変更不能の宿命も認めず、努力で変えて見せると言い放つ。閻魔はそれならもとは姫だった気の毒な少女の宿命を変えてみろといい、閻魔は彼と共に少年少女の吉原からの脱出劇を見守ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 22:40:16
19786文字
会話率:54%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
本職が料理人である中年の男は、ある日、討伐クエスト直前に追放騒ぎのあったA級冒険者パーティーに義理で臨時メンバーとして参加することになる。
その際、追放された若い回復術士に出会い、その人物に古魔法の天才的な才能を垣間見た。
古魔法は十数
年前の魔術改革により時代遅れとされ完全に廃れた魔法であり、男は料理を通じて自分が知る限りの古魔法のノウハウを回復術士に叩きこむ。
その後、追放された回復術士を欠いた状態で討伐クエストをこなそうとするA級冒険者パーティーと男。
だが、そのパーティーが今まで力を出せていたのは回復術士の特殊な回復によるものであり、パーティーは普段より遙かに劣る力しか発揮できず討伐どころか命まで危うくなる。
そこに回復術士が現れた。それにより状況は好転するものの、それはさらなるピンチの序章でしかなかった。
それをまのあたりにした男の選択は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:02:02
9995文字
会話率:18%
彼女と温泉旅行に来た主人公。彼女がなんの気なしにスマホで撮影した写真が、隣町で起きた連続殺人事件の犯人にとって都合の悪いものだった。写真を削除したい犯人はスマホのパスワードを聞き出そうと彼女を脅すが、彼女はパスワードを言おうとしない。恋人な
ら知っているだろうと矛先が主人公に向いて……
♦︎ なろうラジオ大賞5参加作品です。
※タイトルは温泉ですが、パスワードで考えた話なので、温泉要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 10:00:00
953文字
会話率:31%