この物語は、伊賀忍者と織田軍が戦ったあの有名な天正伊賀の乱を舞台にした歴史スペクタクルであるが、これまでの歴史小説と違う点は、史実にある程度基づいて書かれてはいるものの、奇想天外な忍術や戦術や謀りや裏切りが随所で出てくる。
注目したいのは
、やはり忍者と言えば伊賀忍者と甲賀忍者。この二大忍術集団があの手この手で駆け引きを仕掛け合う。それによって、ピンチに陥ったヒーローがどう切り抜けて行くのかといった切迫感(ハラハラ感)が増している。
登場人物は忍者だけに留まらず、砲術に長けた傭兵団、東国一の暴れ者一族。そして織田信長・信雄父子、明智光秀、滝川一益、丹羽長秀、蒲生氏郷、筒井順慶、小寺孝高(黒田官兵衛)ら名だたる武将に加え、敵味方入り乱れ、荒木村重、毛利輝元、本願寺顕如などが要所要所でストーリーを盛り上げる。
こうした戦国武勇者たちとの命を懸けた戦いに伊賀忍者がどんな忍術で、どんな奇襲で、どんな覚悟で立ち向かうのかといった心理的情景も是非楽しんでもらいたい。
この作品は歴史小説というより、漫画映画になりそうなエンタメワールドにきっと近い。読者は5分に1度は「!」を頭に浮かべるのではないだろうか。
主人公のくノ一は、戦国覇者織田信長を倒せるのか、否か・・・
その答えは是非この本の中で探してみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:39:33
13810文字
会話率:45%
石見銀山に配された若い武士・大江小十郎は、山で繰り返される事故と死に衝撃を受ける
記録係という閑職の中で、できるのは「真実を記す」ことだけ
だが、命を軽んじる現場、不正に手を染める上役の姿に、次第に疑問を抱きはじめる
意を決して行った告発は
受理されたが、表立っては何も変わらなかった
小十郎は失望しつつも、自身のできることを続ける
それが、この鉱山で働く者たちの命の証だと信じて
折しも主家・尼子は揺らぎ始め、背後には毛利の動きが迫っていた
名もなく、力もなく、ただ記すことから始まった
命が欲と野望に喰われていく戦国の世で、やがて彼は時代の流れすら変えていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 08:44:03
190270文字
会話率:24%
氷河期世代の孤独な独身男・毛利太一は、死の間際に読んでいた底辺Web小説の世界に転生してしまう。
目を覚ますと、そこは魔王の娘・ファラーシャが登場するファンタジー小説の中だった。
彼が転生したのは、なんと原作には存在しない弟キャラ、魔族の
少年・ジュアル。
ゴスロリ美少女な姉ファラーシャがポッと出て小説の主人公にすぐ殺されてしまう役柄だったことに気づく。
「姉さんが死ぬ? そんなの許せるわけがない」
姉の死の運命を回避する為、そして平穏で裕福な生活を守るため、ジュアルは「人間と仲良く」することを誓う。
だが、姉は封印された魔王(=父)の復活を目論み、次期魔王の座を狙う超野心家。
周囲は変人・曲者・ろくでなしぞろいで、ジュアルの足を引っ張るどころか命も狙いかねない。
それでもジュアルは、かつての記憶と現代知識を活かして、封印を調べたり、マンドラゴラを売って商売したり、ささやかな日常を守ろうと奮闘する。
目指すは“人間と魔族がわかり合える未来”――その第一歩は、おやつのボンボンと、夜中のスープ作りから。
姉と生きるために、僕はこの世界でもう一度、人生をやり直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:23:56
48944文字
会話率:60%
とてもムッツリな主人公でバカな話もたくさんだけれど、愛がいっぱいの物語。
五十歳でホテルの支配人だった毛利麻也は交通事故死をしてしまう。
死後に女神サリと出会い、魔法が使える異世界にて若返って生き返るが、来ている服以外何も持っていない
。
様々な女性と出会うが、麻也が死亡直前に浮かんだ結婚したかったという思いは叶うだろうか。
戦闘シーン控えめ、日常シーンを多くしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:36:04
1684214文字
会話率:32%
久しぶりに投稿しようと思います。
最終更新:2025-07-07 13:15:51
123224文字
会話率:73%
戦国時代、出雲の国を本拠に山陰山陽十一カ国のうち、八カ国の守護を兼任し、当時の中国地方随一の大大名となった尼子家。しかしその栄華は長続きせず尼子義久の代で毛利家に滅ぼされる。その義久に生まれ変わったある男の物語。
この小説はカクヨム、アル
ファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 12:00:00
287145文字
会話率:46%
## 『信長の野望 天下への道』のファンアートを投稿するチャンネルです
【ルール】
ご自身で作成した『信長の野望 天下への道』に関連するイラスト等を投稿するチャンネルです。
Xに掲載したURLを投稿しても問題ございません。
下記内容
は投稿厳禁とさせていただきますのでご注意ください
・他人の作成したコンテンツ
・AIを用いて作成したコンテンツ
・他作品のIPを含まない
・同じイラストの連投
・公序良俗に反する内容
イラストじゃないけど、まぁ、大丈夫……だよね?
エロい人教えてー!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-03 11:22:44
4382文字
会話率:11%
時は戦国末期、乱世の炎が列島を焼き尽くす永禄年間。
室町幕府第十三代将軍・足利義輝の非業の死により、幕府の威光は地に堕ちた。
その混乱の只中にあったのが、一乗院門跡・足利義昭。兄の死を機に、僧籍を離れ、「将軍家の正統」を胸に掲げ、亡命の旅へ
と身を投じる。
やがて近江で織田信長と出会い、彼の支援を得て第十五代将軍となった義昭。
だが、それは新たな「傀儡の始まり」に過ぎなかった。
信長の独走、諸侯の離反、京の不安定な政情――
義昭は決断する。「自ら旗を掲げ、正義ある天下を築く」と。
彼の下に集うのは、志ある武将たち――毛利輝元、朝倉義景、武田信玄、そして各地の小国衆。
「信長包囲網」を再結集し、ついに義昭は織田信長との最終決戦に挑む。
信長亡き後、混乱の政局の中、義昭はなおも征く。
豊臣秀吉、徳川家康といった次なる覇者候補たちとの政争・軍事的駆け引きを制し、
やがて再建された新室町幕府の上に、「足利幕府の最終形」を打ち立てる。
そして、義の名を冠した新たなる時代――
**「正応(せいおう)」**の年号とともに、戦国は終わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:38:44
11654文字
会話率:29%
完全に趣味と偏見と独自調査でできたイロモノの代物です。
ジャンル的には西播怪談実記の草稿を軸にした史実ホラーっぽいなにか。
基本は、18世紀の怪談小説・西播怪談実記(著:春名忠成)作成時の草稿を基にしています。
文章内容は史実準拠に
努めてはいますが、物語の登場している土地によっては歴史の空白地になっているため、口頭伝承を含めた在野パッチワークを行いながらの執筆となっています。なかには、『より面白い』という理由で筆者が採用したり独自に解釈している部分も存在します。あらかじめご了承下さい。
戦国期の赤松氏と浦上氏、細川氏に三好氏、尼子氏、毛利氏など西国を巡る知る人ぞ知らない歴史ものです。作者はこのうちどこかの一族の末裔にあたります。
まだまだ歴史的には未開な場所なので安心してご賞味ください。
(参考文献)
『室町軍記赤松盛衰記―研究と資料― | 矢代和夫ら(国書刊行会)』
『播磨の妖怪たち 「西播怪談実記」の世界 | 小栗栖健治ら(神戸新聞総合出版センター)』
『播磨史の謎に迫る | 播磨学研究所編(神戸新聞総合出版センター)』
『赤松氏佐用家実記 | 高啓一郎・高敏雄』など……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:54:58
352581文字
会話率:27%
大学を卒業し入社式は目前!そんな主人公は彼女いない歴イコール年齢のモテナイ男!そんな男が彼女を作るためにマッチングアプリに登録!出逢えたのは黒髪清楚な美女♡とうとう主人公の新しいライフステージが幕を開ける!…と思いきやその美女は島左近の娘
!?どんどんと歴史の渦に巻き込まれ…いや、飛び込んでいく主人公☆
島左近や石田三成、徳川家康に毛利輝元など、実在したであろう人物と、本当にこんな人いたの!?っていう人物が織りなす歴史読本。
あの時こうしていれば…あの時こうなっていれば。歴史好きが一度は考えたことのある関ヶ原が今始まる。
※西軍ファンに贈る物語です。東軍好きの方にはおすすめいたしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 06:10:00
123993文字
会話率:41%
概要
2130年、人類は新たな能力を得た。その名も
「ソウルスキル」。心を鍵で開ける事で
発動する特殊能力である。その能力は
人によって違う。そして、人類がソウル
スキルに対して慣れてきた頃、それは
起きた。「2150事変」と呼ばれるそれは
約1万人のグループによるソウルスキルを
悪用した大事件である。これにより日本
政府は崩れ、日本は「Grave」と名乗る
グループに支配された……。
2160年、日本の一部(現在の九州地方の
一部)にGraveから隠れ、
ひっそりと暮らす約1万人ほどの
コミュニティがあった。そこでは
Graveの掲げる思想を無視し、日本の
法律で生活していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:40:21
60008文字
会話率:34%
生活の中にうごめく感情を短い文章でとどけます。
何も知らないかわいい君と、それを追いかける島田くんにエールを。
キーワード:
最終更新:2024-10-07 14:02:48
788文字
会話率:25%
あらすじ
小学生の頃から超人な俺は色んな場面でその
超人ぶりを見せ、年を重ねるごとに強くなり
20歳を過ぎる頃には世界を私物化するまでに
至った。この物語はその軌跡、及びその後を
描くものである。
最終更新:2022-06-23 11:00:00
15203文字
会話率:32%
県立双海高校にこの春入学した新入生、毛利想人(もうりそうと)は荒谷古鈴(あれやこれい)という少女と隣の席になる。
彼女は無口・話しかけるとキョドる・いつも見えない壁を展開しているなど、完全にコミュ障の特徴をコンプリートしていた。それを理解
したうえであまり干渉しないように心掛けていた想人だったが、ある日、その平穏を破る事件が起きて────?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:38:20
842文字
会話率:8%
中年サラリーマンが事故死したら、転生する事になった。
しかし、転生先は豊臣秀頼?いやだ~と思ったら、なんか思ってたのと違った。俺の知らない豊臣秀頼に生まれ変わった人生で、戦国の世を困惑しながらも時代に振り回されながら生きていく。あと、当分「
豊臣秀頼」になりません。
※この作品は、実際に「豊臣秀頼」と名乗った「毛利長秀」という史実の人物を題材にしていますが、あくまで創作でフィクションですので、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:41:34
58663文字
会話率:43%
広島県に住む女子高生、桃ノ木紅葉は、ひょんなことから東京から戻ってきた幼馴染のヒロちゃんとヒロちゃんの祖父の家で共に暮らすことに。
ヒロちゃんのお祖父さんは、自分のことを毛利元就の生まれ変わりだと話すおもしろお祖父さんかと思いきや、え、これ
ってマジな感じ……??他の家族も毛利一族の生まれ変わりっぽいし……てことはヒロちゃんも??
これは、前世で毛利とギスった吉川広家が現世で毛利家の人々と平和に暮らす話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:20:33
11635文字
会話率:48%
「敬久、尼子を継ぐか?」
死期が迫る山陰の覇者、尼子経久の一言は、尼子家当主晴久とその一門、新宮党に波乱を巻き起こす。
尼子晴久、毛利元就、陶隆房。
英雄たちに翻弄される尼子の藩屏、新宮党の物語。
父、母、子、兄、弟、甥、姪、伯父、叔父、従
兄弟。
ありとあらゆる血の繋がりも、戦国乱世で味方とは限らない。
※史実をもとにした創作になりますが、「史実でもおかしくなさそうな話」を目指しております。
駄文ですが、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 10:00:00
276940文字
会話率:49%
【カクヨム先行公開中】
織田信長最大のピンチ"金ケ崎の退き口"さえ無くなれば、その後の織田浅井連合軍。
朝倉とは適当に付き合いながら畿内をもっと早く固め、毛利攻め四国攻略も2年は早く着手出来たかも?
そうなれば本能寺
の変も起きなかったかな?
と思って描き始めた物語なんですが。。。
色々チートも駆使して天下統一を目指していきます、応援宜しくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 02:44:52
570298文字
会話率:52%
「そうせい侯」こと毛利敬親を描いた掌編小説。
高杉晋作の功山寺挙兵に際し、思うこととは。
最終更新:2025-03-23 01:47:09
666文字
会話率:30%
ご先祖様が毛利元就のJK毛利彩乃(もうり あやね)がある日交通事故に巻き込まれる。
性癖の終わっている神様の性癖に関連するチートを持たされ戦国時代に転生するの。
チートは3つ!
現代との行き来!
良妻賢母!
子出し10!
ねぇ神
様私にご先祖と子供を産めと?
目指せ弱小国衆毛利家で天下統一!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 14:42:21
269176文字
会話率:54%
明智光秀、本能寺の変の謎を解き明かす新説の続編です!
関ヶ原の戦いの全容を明らかにした新説も…石田三成は首謀者ではなく最大の被害者だったのです!そこには戦国の世を終わらせる秘策がありました。
悲劇の連鎖を絶つために「五十五年の夢」を閉じた
明智光秀。
その娘、凛(りん)を主人公に物語が進みます。この娘は実在した女性ですが、名前は残っておらず架空の名前です。
光秀の残した後継者はどのような道を歩むのでしょうか?
【プロローグ 天下分け目】
1598年、秀吉は大きな問題を遺したまま死に、時代は戦国へと逆戻りを始めました。新たな戦いの幕が上がります。
【第1章 波乱の花嫁】
凛は最初、荒木村重の息子に嫁ぎました。村重は摂津国の支配を任されますが、信長と家臣達の板挟みに苦しみます。その原因は石山本願寺にありました。
【第2章 謀反】
毛利家はなぜ石山本願寺に加担したのでしょうか?その原因を探ります。毛利元就の能力を受け継いだ小早川隆景、彼が摂津国に謀略を仕掛けました。そして、明智光秀が登場します。光秀は隆景の裏をかく作戦を練っていました!
【第3章 離縁】
たった一つの不運が、村重の謀反を決定付けました。そして、夫は凛に「愛している」と告げます。愛しているからこそ、別れを決めたのです。
【第4章 修羅】
小早川隆景は有利なうちに攻勢に出ようとしますが、最後に足を引っ張ったのは、あろうことか味方でした。万見仙千代は苦悩の末、死にます。彼の人格と才能を深く愛した信長は修羅と化すのです。
【第5章 明智家滅亡】
信長は凛の心の中にあった願いを叶えます。
(執筆中)
徳川家康と石田三成が対決したとされる関ヶ原の戦いは謎が多く様々な説が存在します。ただ、その説の多くは家康の野望や三成の忠義にスポットを当て過ぎているため、関ヶ原の戦いの本質が見えなくなっています。
良かれと思い頑張ったことが、結果的にはうまくいかず辛い思いをしたことは誰にもあると思います。
歴史も同じではないでしょうか。その背景や置かれた環境をよく調べて、何を思い、何を目指し、場合によっては何かに追い込まれ、やった結果どうなったか考えると、新しい説が生まれる気がします。
これは今の困難な時代にも言えることで、物事をいろんな側面から見ることの大切さは高まってる気がするんです。
(カクヨムでも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 08:00:00
156031文字
会話率:33%
「そういえば、お前っていらなくね?」
アベルはある日、勇者パーティーのリーダーであるサルトルに言われた。
俺は死者蘇生という固有スキルを持っている。サルトル達が死ぬたびに蘇生し、その間に魔物たちを一人で倒していた。しかし、サルトル達
勇者一行は死んだことすら忘れているらしい。
サルトルは気が付いたら魔物が全滅しているという毛利〇五郎のびっくりの状況に何度もなっているのだが、全て自分の力で成し遂げたと思っているらしい。
俺が抜けたらどうなるのやら…
追放された先で出会ったヤンデレ聖女様との約束を果たすべく、世界最強になるために、今日も今日とて強くなります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:39:04
11998文字
会話率:50%