この短編は、架空の王国とその周辺地域を舞台に、王権を覆す革命計画に参加する青年が、王政側に捕えられ、拷問を受ける物語です。「残酷シーン有り」と判断し、R15としましたが、最も残酷な拷問は、実際には行われません。責める役人が、脅し文句として語
るだけです(聞くだけでもゾッとしますが…)。
青年が受ける暴力と拷問、身体へのダメージを詳しく描いていますが、「残酷」だけの小説ではありません。苦痛と恐怖、絶望にさいなまれながら葛藤する青年の心情を丁寧に描きました。それでも故郷のため、仲間のために耐え忍び、極限状態の中でも機転をきかせて目的を達成しようとする強さと健気さ、そして、折れそうな心の本音と、父親の前で見せる子どもらしさに触れ、あなたもきっと この15歳の青年を愛おしいと感じることでしょう。
愛情あふれる父親と交わされる親子の情、思い・思われる仲間との強い繋がりが、悲劇の中にも温かく浮かび上がり、泣けます! 筆者自身も、毎日推敲し、声に出して読み返しながら、何度でも、何度でも、心地良い涙を流しております。
そして最後には救いも…、希望も…???
…きっと少しだけ明るい気持ちで読み終えていただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:15:54
20786文字
会話率:36%
よく晴れた、温かい日。鳥達は歌う様に囀り、花は優しい風に吹かれ、さわさわと揺れる。
国で1番大きく美しい協会。大勢の人に見つめられ神父の前に立つ男女。
普通なら和やかな空気に包まれるはずのそこはしかし、固く緊張した空気が流れていた。
大柄
壮年騎士(32)×小柄王女(16)
連載したら生えてくる設定
溺愛監禁系ヤンデレ騎士×独自文化少数民族国家王女折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 03:28:56
1045文字
会話率:13%
東の地にあるレームス諸島、そこにはオケアノス人、レムリア人、少数民族のアルカティア人の混血が長きに渡り民族紛争を繰り広げていた。そこに彗星のように現れた覇王ゼルディウスは、この地に眠る神の力を得て、仲間達と共に民族をまとめあげレームス諸島は
ようやく平和を取り戻した。
王は戦禍に疲弊した民を次々と革新的な政策により安定させ、民は王を称え、神を崇めた。王は仲間を貴び、仲間もまた王を慕い己の能力を惜しみなく島の復興に捧げた。しかし、平和は得難く脆いもの…誰もが現王による治世に希望を見出していた時、再びレームス諸島は内乱の危機を迎える事になる。王の突然の昏睡によって…。無敗の王に後継者はいなかった。
時を同じくして、母親を失った不思議な力を持つアルカティア人の少女《ニルヴィーナ》に、父を名乗る男が弟を連れて現れた。師匠であり育ての親であるアルカティア人のデボラとずっと穏やかな家族のような日々が続くはずが…弟は秘密を抱え父と共に再び少女の元を去り、デボラはニルヴィーナの過失により石化の呪いを受けてしまう。デボラの呪いを解く方法を探す為、ニルヴィーナは一人、少年に扮して旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 17:21:35
1119944文字
会話率:50%
シシリー王国の王太子、ライオネルは、婚約者に不満だ。
婚約者リリア・ササキは、黒髪に黒目の容姿、見たことのない少数民族だ。
父である国王が、リリアが12歳の時に、どこからか連れてきた。
身分は平民、後ろ盾は国王だけ。
いつも、低位の者か
ら話しかけるなと冷たくあしらう。
しかし、国王が崩御、婚約破棄へと動き出す。
北の修道院に追放と見せかけて、暗殺、死体を魔族領へ投げ込み魔族の仕業にする計画だった・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:34:03
7928文字
会話率:39%
【あらすじ】
運命を背負い、魔剣を手にした少年オド・シリウスの受難と成長を描くファンタジー小説。
★【プロローグ(4~52話)のあらすじ】
オド・シリウスは大陸の北にそびえる大星山で暮らす少数民族・天狼族の一員である。
オドは幼いながら
も才能に溢れ、集落の皆から将来への期待の眼差しを向けられていた。
12歳になったオドは天狼族の成人の儀式に参加し、そこで天啓を受け、魔剣『コールドビート』を手にする。しかし、それと時を同じくして大きな運命の歯車が動き出し、天狼族の集落に暗い影が忍び寄る。
集落に大軍が攻め寄せ、集落は壊滅、オドは帰る家を失ってしまう。
生まれ育った故郷である大星山を追われたオドは1人、深い森の中を彷徨い気を失ってしまうのだった。
★【第1章以降(53話~)のあらすじ】
オドが目を覚ますと、そこは大陸の遥か南に位置する大都市ヴィルトゥスだった。
ダンジョンと冒険者の街、ヴィルトゥスでオドは街のトップである人物、ライリーに助けられたのだった。故郷に思いを馳せつつも、オドはヴィルトゥスの地での新たな出会いの中で、冒険者の一員としてこの街で生活することを選択する。
ライリーや街の人々、冒険者仲間との交流や交錯する思惑の中で、オドは少年から青年へと成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 02:07:24
246346文字
会話率:39%
中国大陸の少数民族チワン族の民話をうろ覚えで再話してみました
最終更新:2023-04-25 20:00:00
494文字
会話率:0%
世界は少数民族である亜人に冷たかった。 ノエルはその亜人と人間のハーフという更に珍しい存在。 故に人間からも亜人からも敬遠されてしまう。
辺境暮しから飛び出し冒険者になったものの、世界の法は亜人に厳しく、パーティ登録が亜人の場合ソ
ロでしか活動出来ないという悪法が定められていた。
しかし、サポートとして唯一許されているのが派遣冒険者。 ノエルは一人では厳しいと感じるクエストに初めて派遣を頼る。
だがそれが、彼の今後を大きく変えてしまう出会いの始まりだったのだ。
シリアス無縁の(ちょっとはあるけど)ギャグラブコメファンタジーの世界で、ふんわりしてみませんかぁ?
※この作品は他サイトでも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 00:42:19
228909文字
会話率:48%
私はネット作家として時々異世界にロケハンと取材に行くのだが、その中で知った興味深い話を一人称の小説形式にして紹介したいと思う。話を聞かせてくれたのは大陸南部に住む少数民族出身の青年で、彼の初恋の物語であり、淡く切ない記憶である。なお、実話
ベースの物語だが、登場する人名や固有名詞等はすべて架空の物であるということを、あらかじめ筆者の方からお断りさせて頂く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:02:58
20912文字
会話率:48%
帝国に住む異民族の子孫、テヲノ・クヌーテは、大学院で言語学を学んでいる。そんな彼が、人食い人種を隣に乗せ、夜の街を突っ走る。
事の発端は、数百年の寿命を持つと言われるマグ族の男が死んだことにあった。
大学の医学チームによると、遺体の研究
は長寿や健康の秘密を解き明かす絶好の機会であるという。少数民族の言語が専門のテヲノは、マグ族との通訳に駆り出された。ただそのマグ族というのが、食人の風習のある、いわゆる人食い人種なのだが……。
食われるのでは、という恐怖と戦いながらも、首尾よく遺体を回収した一行。遺体を車に乗せ、帰路に就こうとしたその時、死んだ男の娘・マナが父の亡骸を奪い返そうと襲ってきた――。
マナはなぜ父を食ったのか?
その時、テヲノは……?
一風変わった異世界を舞台に、奇妙な二人の関係が紡がれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 19:25:00
29505文字
会話率:29%
剣はもはや時代遅れ、魔法は殆ど失伝。剣と魔法の時代が終わり、銃と蒸気の時代が始まろうとしていた
そんな中、大国フランコルム帝国は僻地に僅かに生き残った飛龍を4頭集め、近衛飛龍隊を結成した
ベテラン下士官、没落貴族令嬢、万能の科学者
、少数民族の漁師、年齢も身分も経歴もバラバラの飛龍乗り達は、飛龍に乗る事に無常の喜びを抱きながら飛ぶ
彼らの周りで巻き起こる事件、任務、人間模様は全て手探りで、時代と同じで先が見えない。しかし、飛龍隊は今日も飛ぶ
これは少し剣と魔法で、少しスチームパンクな、そんな仮想世界ファンタジー
もし飛龍が実在したからどれ程の軍事的価値があるのか、こういう出自の飛龍乗り達が集まるとどんな事が起きるのか、という視点に重きを置いて書いています
第3話から7話は人員集め、8話から12話は訓練、第2章に入って本格的な任務は13話からです
11月15日(月)0時に第2話から7話までを投下。以後同日より毎日12時に1話ずつ投下し、18話で一旦完結となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 12:00:00
170461文字
会話率:48%
ここは山に囲まれた緑溢れる小国、ディアローレン王国。この国には女神の使いと呼ばれる不思議な力を持つ少数民族がいた。毎日ぐうたらと自堕落に生きている十七歳の少年ラルバもその一人。
しかしある日彼は見知らぬ女に「女神の生まれ変わりの少女を助けて
ほしい」とお願いされる。
女神の生まれ変わりとされる少女、イリスは生まれてからずっと”外敵から守る”という名目のもと森の奥に軟禁状態にあったのだ。
彼は兄貴分のオニキス、そしてイリスの姉であるイデアと共にイリスの誘拐を企てるが、もっとも恐るべき脅威”黒の魔女”が彼らに迫りつつあった────
希望という名の光を求めてさまよう彼らの行き着く先は、白か黒か、あるいは……
女神と魔女、そして光と闇をめぐるはぐれ者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 11:12:55
259844文字
会話率:48%
ここ、トンガ国では南北での対立が長きにわたり続いている。南政府を昔から守ってきたとされる少数民族として生まれたアンドレアは、北政府の迫害により両親が殺害されてしまう。両親の仇を取るために南政府の軍に入団したアンドレアは、与えられし”能力”を
酷使し格段に強くなっていた。しかし、そこに隠されていた真実はアンドレアの想像を絶するものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 14:32:22
11540文字
会話率:47%
(私たちは眠たい──※sev.外伝──)
ある珍しい体質から先輩たちの研究道具兼ネタ提供の素材になっている主人公は
レポートを何度書いても卒業出来ないし、しようとしても無理矢理盗まれては圧力で消される、または名前を上書きされる、楽し
い生活を過ごしている。
(ここまでテンプレ)
そんな主人公がレポートを書くのにはいつか自分のような子が生れたときのためとかの理由があった。けれど現実、売り物商品と見なしている西尾たちに無駄に絡まれて、厨二作品へとアレンジされ、ちょっとダサくなる。
自力で書けないからって、何も
少数民族を晒し者にしなくてよくない!?
ちょっとダサくなるので読む気がしないっていうのに自信たっぷりに読ませようとするし、いつかビリビリに破って燃えるゴミ
で捨ててやりたい。
お前のものは俺のもの──
(ここまでもテンプレ)
ある日、またある理由で主人公のもとを女の子が訪ねてくる。
風邪を引いたおじいさんのお見舞いというが、中からおじいさんが出てくる気配はない。不動産に電話をするも切られてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 19:59:26
136417文字
会話率:34%
滅亡した日本。生き残った日本民族は大国アメリカの中で移民として生活するヤマトと呼ばれる少数民族となる。
特殊能力のあるミコと呼ばれる目の不自由な少女紫音(しおん)と彼女を守護する一族はミコを利用しようとする軍事大国のアメリカからの追っ手を逃
れ逃亡する。ミコの情報を売り亡命を果たした、元ヤマト民族である自由人(じゆうと)はヤマトハンターとしてアメリカの手先となり元同族を追いかける。アメリカではお飾りの王族であったフレデリックが次第に権力を握り始める。先代のミコのルーツと、次世代を加え、三世代の能力と関係が絡み合い、ついに世界を取り囲んで、念の五方陣が開かれるのだが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 15:33:46
76285文字
会話率:40%
その日、空野龍樹(そらのりゅうき)は学校へと向う道中、逃走中の大男に遭遇する。
大男が振るう常軌を逸した腕力から命からがら助かると、その後を追っていたのは小柄な少女だった。
ヤバそうな連中に関わるべきではないと思ったものの家に帰るとな
ぜかその少女がいて、話を聞けばある秘密結社の人間だと言う。
彼女たちの目的は世界のパワーバランスを一新するほどの兵器で、なぜかそれには幼馴染の女が関係していて……
悪魔との契約で特殊な力を持った大男に、女神の加護を受ける少女。
世界情勢を中心とした様々な陰謀に宗教対立。天使と悪魔。それに対して秘密結社や少数民族なんかが反応する、有り体に言えば表の世界を支える闇社会のお話です。
牛歩です。
※カクヨムとの重複投稿(パスワード忘れたので休止中)
Twitter https://twitter.com/9Eqi7Y1HdhZDK1e
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 18:02:08
1631297文字
会話率:27%
女主人公です。番外編(墜落した私、エルフとかなんやらという少数民族に拾われたから世界をかき回す!~近代戦で魔法をぶっ放す!~)と違い戦闘は少なめです。エヴァは関係ありません
交通事故に会い異世界転移した亜薫里。森林で知識を活かし武術を開発
する。続々と集まる人々、武術を教える代わりに心臓に爆裂魔法を仕掛けていく。その行動を蛮行と判断し正教が掃滅作戦を実行してきた。仲間を逃がすために殿として残る。遂に正教教主とのタイマンに持ち込む。だが落とされる原子魔法。一撃を耐え一矢報いるもののエネルギーに包み込まれる。その転機の良さを神に認められ使徒として動くことになる。世界に変化を起こすものの護衛を行うことになった
遂に日本での依頼が来訪する。したかったバイトを始めようとする。だが断られ続ける、ついには入れたはバイト先は訳アリ喫茶店だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 08:20:24
27545文字
会話率:80%
南米のアマゾンの少数民族に見つかるオーストラノイドのDNAについての追加情報です。
キーワード:
最終更新:2021-04-04 12:26:58
1915文字
会話率:0%
「救世の英雄様。どうかこの国を帝国から、延いては愚かな王族同士の争いからお救い下さい」
10数年前、魔王が少数民族である魔人族を率い世界を蹂躙した。
少なくない国が滅び、残された人々は力を集めその侵攻に抗う。
そして数年に跨ぐ長い戦いの後
、“英雄”と呼ばれる者達が魔王を打ち滅ぼすことに成功する。
彼らの世界は確かに救われた。
しかし、大陸最大の国家であるジグレイ帝国がこの機とばかりに国土を広げようと侵略を始める。
周辺諸国は復興と共に帝国の侵略を食い止めなければならなくなり、続けざまに極度の緊張状態へと陥いることになる。
故郷のリベリア王国で隠居を決め込もうとしていた英雄の一人『カイン・リジル』も世界のうねりに巻き込まれていく。
「くそ、こうなる前に軍なんか抜けておくんだった……」
これは彼が世界を救いなおす――
人々を繋げる物語である。
世界を救う役目を受けた『勇者』と、魔王を倒し世界を救った『英雄』
2人の運命が今交錯する――
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この作品は『勇者の視点』と『英雄の視点』で物語が進みます。
勇者が主人公の話はこちらで連載しているのでよければ一緒にお楽しみください!
→https://ncode.syosetu.com/n5600gh/
ツイッターアカウントにて更新の通知をしております。
→https://twitter.com/narou105折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 00:58:09
207365文字
会話率:40%
ギルルという少数民族。里に住む者は『精霊の祝福』という名前の特殊能力を一人ひとつ持っていて、傭兵業を営んでいた。
そんな中で主人公の『黄桜』は、若くして強力な加護を持つと言われて次期里長に選ばれていた。身分のせいか苦労は絶えない。
ある日、
海賊が暴れるというありがちな仕事を受けたのだが、これが彼の転落人生の始まりであった……。
昔書いた短編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 22:39:06
27007文字
会話率:26%
ザンヴィル山の高地にサンディアの民が暮らしていた。彼らは宗教に囚われることなく、自然の神を愛し、自然を崇拝し恐れていた。
その土地には屈強な民が暮らし、また、四千メートル級の山々が他国からの侵略を防ぐ役割を持っていた。
サンディア人はどの国
よりも自然を愛し、自然を崇拝し、自然に守られてきた民だった。
その荘厳なザンヴィル山の麓の小さな村に住む、美しく天分豊かな少女アルティアは外国の外交官の娘の少女アンナと出会い、アルティアの綺麗な声に魅せられたアンナがアルティアを祭りに誘った。幼馴染で守衛のエミルとアルティアは祭りが行われているスマルへ向かう事に
その頃、アルティアの故郷トマル村では待誕節のお祭りが厳かに執り行われていた。
しかしトマル村の待誕説の催しに突然重機の音が鳴り響いた。隣国のジョラリアがトマル村にやってきたのだった。そしてジョラリアは村のほとんどを焼き払い、サンディア人を拘束し始めた。
アルティアとエミルは、追われるように逃げ、スマルへ助けを求めに向かったのだったが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 15:50:25
13273文字
会話率:55%