※本作は完結済みです。全話予約投稿中(毎日21時更新)
友人に裏切られ、現代で命を落とした俺は、
気づけば“E級シーフ”として異世界にいた。
空気を読む? そんなスキルは持ってねえ。
だが、“盗み”と“勘”と“執念”だけは誰にも負けない。
王国の腐敗、戦争の陰謀、貴族たちの裏金…
奴らの“裏”を暴いて、俺は世界のバグを正していく。
俺が動く理由はただ一つ。
「生きてる限り、やり直しはできる」
最底辺から始まる、異端の下剋上サバイバル――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:00:00
1274文字
会話率:23%
「これより、第一王太子レオナルド・グレイファルドは、セリナ・アルベリヒとの婚約を破棄する」
社交界最大の舞踏会の夜、帝国中の貴族と市民が見守る中、王太子は声高らかに宣言した。
平民の少女との“真実の恋”を選んだと。
会場は拍手と喝采に包ま
れ、捨てられた令嬢はひとり静かに頭を下げ、こう告げる──
「……わかりました」
それは、すべての“始まり”だった。
実は彼女は、帝国一の頭脳と呼ばれながら、王家の政治的道具として生きることを強いられてきた元・天才少女。
だが婚約破棄によって自由を得たその瞬間から、セリナ・アルベリヒは「本気」を出す。
商業、軍事、宗教、民衆、そして情報──
すべてを味方につけ、彼女は国家の裏側を掌握してゆく。
「私を侮ったこと、きっと後悔させて差し上げますわ」
復讐心から始まったその一歩は、やがて帝国を飲み込む改革となり、王権すらも震え上がらせる。
かつて「令嬢」と呼ばれた少女は、2年後、「摂政」として玉座に立つ──
これは、ただの復讐劇ではない。
“王を越える者”が誕生するまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:00:00
19291文字
会話率:33%
第一王子、会議の冒頭でまさかの爆弾発言。 「真実の愛に出会った! 彼女と国を出る!」
……当然、議場は凍りついた。
王政、外交、経済、ついでに市民生活まで巻き添えにする“恋の暴走王子”の尻拭いをするのは──
王宮文官ルシア・エルネスト
。平民出身、地味で真面目な仕事人。
ただしその裏では、仮面をつけて「王都最強の商会代表」もやってます。
正体不明の“レディ・セレネ”として貴族を動かし、裏から王政を支える彼女の本音はひとつ: 「恋で国を燃やすな、頼むから」
王子の詩的迷走、忠義に酔う貴族、うっかり戦争しそうな隣国。
誰も信用できない国の中枢で、今日も仮面をつけて火消し業務中。
政治×商会×素性バレNG。
本人はいたって真面目なのに、周囲のほうが手に負えない。
そんな彼女の目標は、たったひとつ。国を回す。そして。暴走機関車たちの愛と忠義の暴走を止めること──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:11:12
20114文字
会話率:33%
魔法もチート能力もない異世界に、ただの社会科教師として転生した俺。
貴族の長男として生まれたが、領地は貧しい辺境。読み書きもできない民、干ばつに苦しむ畑、腐敗した支配層――このままじゃ滅ぶ。
でも俺には「知識」がある。
農業改革、水路建設
、教育制度、そして政治と経済。現代日本の社会インフラをこの世界に持ち込んで、ゼロから秩序を築いてやる。
「世界は村から始まった。なら、ここから変えてやる」
これは、剣でも魔法でもない、“知恵”で挑む大陸統一戦。
戦わずして勝つ、知略と改革の成り上がり戦記が今、始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:00:00
96576文字
会話率:37%
昭和十九年、戦局は悪化の一途を辿っていた。
だが日本には、まだ切り札が残されていた――“魔導”。
祈りを源とするその力は、かつて密かに発見・研究され、今や戦略兵器として実戦投入されようとしていた。
攻撃型魔導兵器「ヒノカグツチ」
の発動が、太平洋戦争の趨勢を根底から覆す。
陸軍魔導研究所育成課程一期生・神崎真は、国家が唯一擁する戦略魔導適性者。
だが彼の中には、力を“祈り”として捉える信念と、軍の暴走への疑念が芽生え始めていた。
魔導がもたらすのは勝利か、滅びか。
封印された近代史を抉る、もうひとつの大東亜戦争。
魔導の行く末とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 18:00:00
78749文字
会話率:39%
戦場で英雄と称えられた騎士ヴェルド。だが、彼の剣が救ったのは、真実か、虚構か。
凱旋式の祝福の裏で、死んだはずの宰相が蘇り、王は沈黙を続ける。
戦いの果てに残された“冠”は、彼に問いかける――「お前は、終わらせたいのか」と。
幻と現実
が交錯する王国の影で、選ばれし者の物語が静かに始まる。
覚醒と堕落の狭間で揺れる、壮絶なダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 05:10:22
7352文字
会話率:19%
侯爵令嬢で王太子の婚約者だったカロリーネは、婚約破棄された挙げ句、色々あって奴隷になり、隣国である帝国のハーレムに入る事になった。そこでのある人物との出会いが、カロリーネと帝国、世界の運命を変えて行く事になる……。
異世界のハーレムを舞台に
した政治劇と恋愛模様と「帝国の偉大なる白い月」と呼ばれる事になるカロリーネの生き様を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 13:24:42
304805文字
会話率:21%
本書の原名は、「先の内乱におけるヘイリプ・サレの次男ノルセンの事歴に関する報告」である。
本書は、ホアラ候ノルセン・サレが、「短い内乱」(八九二~九〇八)について、自身の行動を中心に、北州公ロナーテ・ハアリウの求めに応じて回顧したもので
ある。
サレはスラザーラ家のために立ちまわり、同家を擁護する立場から本書を記したと考えられている。そのため、本回顧録は「スラザーラ内乱記」の通称で呼ばれることが多く、この注釈書の表題もそれに倣った。
※カクヨムにて完結済み(45万字)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 14:36:48
450000文字
会話率:22%
傭兵ギルド『タルミナス』
元来、傭兵ギルドは金で雇われて戦争に参加する組織だが、戦争の遠のいたアドラス帝国において、傭兵ギルドは商隊の護衛や野盗討伐を生業とする組織と化していた。
だが、タルミナスには裏の顔があった。異世界からやって来るモ
ンスター『ビシニアン』を討伐し、世の安定を図る組織としての顔。
だがその任務は公になってはいない。それどころか、ビシニアンの存在すらも知っている者はごく一部に過ぎなかった。
ある日、村の警護を行っていたタルミナス隊員レジス・ジーベックは、異世界からやって来た少女アイシャと知り合う。
神秘的な緑と青の瞳を持つアイシャに徐々に惹かれてゆくレジス。だが、アイシャはただの少女では無かった。
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章ごとにまとめて執筆する予定なので、一章終わるごとに更新がしばらく止まります
カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 21:00:00
66666文字
会話率:40%
ユーグリッドは父を殺し、裏切り者の王となった。
アルポート王国が覇王軍10万の軍に囲まれた時、海城王は開戦の決意をした。
だがユーグリッドは覇王に恐れ慄き、海城王を殺害して覇王にその首を捧げた。
その後アルポート王国は覇王の奴隷国家となり
、ユーグリッドは失意のままに王となる。
臣下たちの誰もがユーグリッドを忌み嫌い、親殺しの王から離心し、反逆者までもが現れた。
だがユーグリッドはその神算鬼謀の頭脳を駆使して、王として覚醒する。
アルポートの反逆者を裁き、アルポートの有力者を懐柔する。
そしてアルポート王国は再び若き王によって統一された。
やがてアルポート王国は覇王に反旗を翻す。
ユーグリッドは覇王に宣戦布告をし、亡き父が掲げた大義を受け継いだ。
「父上、あなたの遺志を継ぐ時が来た。
俺は覇王デンガダイを倒し、アルポート王国を守る真の王となる!」
★☆★☆作品の魅力紹介★☆★☆
・複雑に人々の思惑が絡み合った政治劇
・英傑たちが熱い活躍を見せる英雄譚
・壮大な謀略の果てに栄光を掴む歴史ドラマ
●完結まで毎日投稿します。いいねや感想で応援していただけると大変ありがたいです。
※この作品はノベルアップ+及びカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:00:00
478486文字
会話率:32%
公爵令嬢ルシアは、婚約者の王太子から婚約破棄され、無実の罪を着せられることになっている。しかし、その後、ハッピーエンドが待ち受けていること、バッドエンドは王太子とその恋人である。そのことを知っている彼女は、期待して婚約破棄の言葉を待っていた
が、王太子は婚約破棄などしなかった…、そうなると彼女のハッピーエンドはどうなる?
婚約破棄ものの流れですが、逆にひねってみようというものです。上手くいくかどうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 21:55:55
84171文字
会話率:49%
偶然の出会いが招いた偽装結婚は、お互いの利益と安全のためだけに結ばれたもののはずだった。
しかしそれは運命の出会いだったのだ。
歴史と恩讐渦巻く砂漠の国で、偽装夫婦をめぐって物語は動き出す。
それは多くの人々の運命を左右する大きなう
ねりとなっていく。
様々な人々の思惑と願いが交錯する、カルチャーショック・ファンタジー。
最初はハーレクインを目指して書き始めたはずが、何故か段々陰謀混じりの歴史ドラマになっていく、中近東風味の設定構築系ファンタジー。
恋愛成分は少な目。むしろ恩讐渦巻く人間ドラマが中心。陰謀あり、政治劇あり、ビルドゥングスロマン的剣術話ありの混濁系架空歴史小説とも言えます。
第二部第五章まで読めば、大体の雰囲気は掴めるかと思います。
執筆時間があまり取れない生活をしているため、更新は不定期かつ遅いです。
自サイトから転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 21:23:32
567229文字
会話率:34%
作中にもあると思うのですが、書いた当時は今からかなり昔になります。
たしか、政権交代したあたりで世界から疎外された日本というイメージが、いろんなメディアから流れていた時代だと思います。その鬱憤をふざけるな!となってだったら、こうしてやる!と
いうラストに結びついたものです。
この小説は何年か前に某ラノベの賞に出して一次選考は通ったやつです。まあ、二次選考で落ちたのは当然で、これっていろんな人に「ラノベじゃなくね?」と言われるので、むしろ、一次選考を通してくださった下読みさんに感謝したのもいい思い出です。
あらすじは、最初のコンセプトは『魔法少女VS吸血鬼! 二大大対戦!!』だったんですが、いつの間にか、『現実に魔法少女や吸血鬼なんていたら政治的に利用されるよね』という路線になってしまいました…。
しばらく小説を書けなかった期間が長かったので、長い間、これが僕の名刺代わり(小説書いているよ、に対する、じゃあ見せて、という流れの名刺的作品)になっていました。なので、今とは漢字の開きも弱いし読みづらいし、思想は凝り固まっているし(今はそこまでではない)、なので、お見苦しいところもあるとは思いますが、読んでみてやってください。
いつか、途中まで書いてあるリライト版の『2.0』も完成させて、もっと成熟したやつをアップできたらなぁと思います。欠点だらけの作品ですが、よろしくお願いいたします。
ネタバレにもなるし副題に『日本鎖国』と入れるかどうか迷ったけれど、入れた方がわかりやすいかと思い入れることにしました。国家的ストーリーの最終的な着地地点はここ、みたいな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 22:09:39
142059文字
会話率:29%