孤児院育ちの独身男<斉藤甚九郎>は、ハロワ帰り不運にもトラックにひかれてしまう。
そして目が覚めると、上級貴族ノンランド公爵家の長男<ジンク>に転生していた。
嫡男に生まれ変わり、将来は公爵家を継ぐ立場の彼だが……無能な落ちこぼれ故に、濡
れ衣を着せられて廃嫡され、国外追放される事が決まってしまう。
超ハードモードに頭を抱えながらも、足掻こうとするジンクはふと違和感を抱く。
「あれ? なんで、ゲームのステータスみたいなものが見えるんだ?」と……。
類まれなる、剣と魔法の才能。
そして、世界で3人しか保有者がいない超レアスキルを、自らが持つ事に気付いた彼は、底辺から冒険者として成り上がり、仲間と幸せな日々をおくる。
また政治・経済的にも、大きな力を持つようになったジンクの影響は、理不尽な理由で彼を陥れた、祖国の面々にも及ぶことに……。
*【コミカライズ】ガンガンONLINEで連載中。
*【ライトノベル】Kindle個人出版で書籍化中。
*日間・週間・月間総合ランキング1位獲得。年間異世界転生/転移・ハイファンタジーランキング4位獲得。
*この小説は中世西洋風の世界で、主人公が卓越した素質とチートスキル、アイテムボックスを駆使して、不遇スタートから成り上がる異世界ファンタジーのお話です。モンスターを倒してレベル上げしたり、有能な仲間とほのぼの日常を楽しみつつ、戦略的に敵をざまぁする展開も。
*ご都合主義や俺TUEEEEE、無双もありますが、基本的にはストーリー重視で毎日更新しています。なろう系テンプレ小説なので、合わない方はごめんなさい。
© 2019 Mikage Shizuku折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:56:08
3470897文字
会話率:39%
強制的に異世界へ転移させられたレンは、魔法が溢れる世界で魔力を持たず、「魔力なしの無能:選ばれざる者」として軽蔑される厳しい現実に直面する。しかし、彼は特殊な魔導書「憑依召喚」を得る。これは使い手に強大な力を貸すが、同時に使い手の精神を侵食
し、身体を召喚した者の支配下に置く危険を秘めた代物だった。この魔導書の力と、自身がこの世界に転移した本当の理由――神々の争いに巻き込まれた「黄金の者」の仕業と直面し、レンはこの混沌とした勢力に挑む決意を固める。
共に旅する妖精のルナと、幽体のクロウ。そして転移者村の翔子とともに、レンは強制転移の連鎖を終わらせるべく、彼らは神界への道を求める旅に出る。その過程で、勇者が持つ神から下賜された魔導書を奪い神界への扉を開く試みは、勇者の命を奪うという深刻な代償を伴う。彼らの目的は、この世界を混乱に陥れる元凶、「黄金の者」を倒すことだ。しかし、「憑依召喚」の魔導書を使用することで、レン自身も狂気の淵に立たされる。
力と引き換えに、自らの身体と心を危険に晒し、彼は真の強さとは何か、自らを変える力と、力を変えるための自らの意志を深く問い直す。
果たしてレンは、黄金の者を倒し、強制召喚の連鎖を止められるのか? その戦いの果てに、レンと彼の仲間たちは何を見出すのか?
そして存在を問われる「異世界の共犯者―神はもう許さない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:25:02
86190文字
会話率:28%
主人公の上凪 優希<かみなぎ ゆうき> は異世界を救った勇者。
こちらの世界に帰って来たもののこちらの世界にダンジョンや魔物が出現してしまった。
更に目覚めた固有能力【英雄色ヲ好厶】それはハーレムのメンバーを作れば作るほど強
くなる能力だった。
モテる為に、強くてニューゲームの主人公がダンジョンの内外で嫁を増やしていくお話。
新エピソードUPは毎日行います。
執筆初心者、処女作なので書き慣れてませんが頑張って執筆します!
同作品をカクヨム・ノベルアップ+にも掲載しております。
日常パート⇒イチャイチャ⇒後半にダンジョンみたいな流れなのでまとめ読みがお奨めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:30:00
835193文字
会話率:69%
パン屋の娘が殺害された日、魔女のマリンベリーは、「私が乙女ゲームの悪役令嬢で、パン屋の娘は聖女ヒロインだ」と気づいた。
悪役の生存ルートは、大団円ハーレムルートのみ。聖女不在だと世界滅亡END一直線。魔女に聖女の資格はない。
マリンベリー
は考えた。
幼馴染で第二王子のパーニスは通称「ダメ王子」だが、実は有能。秘密組織を率いて王国の平和のために暗躍している善人だ。彼には、聖女の素質がある。
「パーニス王子殿下、美男子を攻略してください!」
マリンベリーは決意した。必ず王子をハーレムルートヒロインにしてみせる!
他サイトでも同時連載です(https://kakuyomu.jp/works/16818093075975466233)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:10:00
148213文字
会話率:36%
「俺のハーレムにお前はいらない」
婚約者に浮気されて婚約破棄された『寝取られ』令嬢アシュリーは、宮廷魔法使いでもある才女。
男なんて嫌い。仕事人として生きていくわ!
そう意気込むアシュリーは、猫に変身しての王子の護衛任務に就くことになっ
た。
「私が片想いしている彼女が婚約者と破局したんだ。今までは相手がいるからと我慢していたのだけど……」あれ? 王子が猫に語っているのって、私のこと?
これは、寝取られ有能令嬢アシュリーが王子を護衛しつつ、猫として可愛がられて、最終的に王子と結婚するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 21:38:53
13430文字
会話率:36%
魔力が豊富な日本からの異世界勇者召喚。
その対象に選ばれたのは、筋金入りのクソニートだった。
「働きたくない、楽して生きたい」
「ダメです」
比木壮真。自他ともに認める引きこもり。
不撓不屈の特級ニート。
女神様すら呆れ果てるほど性根の曲が
った青年は、楽して生きるために女神さまから【召喚術式】の能力を貰い、かの地へと降り立つ。
求めるは、何もせずとも暮していけるだけの地盤。
金、名誉、地位、そして日本並みの高水準生活。
「完全無欠なニートになる。……そのために働かないといけないだなんて、こんな世界間違ってるよ」
魔王をぶっ飛ばし、生活水準を大幅に引き上げ。
平和になった世界で心置き無く引きこもるため、今日も彼は働きに出る。
これは、ニートのニートによるニートになるためだけの、魔王退治の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
57348文字
会話率:32%
バイオリンの名手であるレオンシュタイン・フォン・シュトラントは伯爵家の三男でありながら、100kg超えの体重と消極的な性格のため、見合い10連敗という記録を更新。伯爵家で馬鹿にされ、肩身の狭い生活を送っていた。
ティアナは常に黒い仮面を被
っている伯爵家のメイド。レオンシュタインの唯一の理解者だが、城中の人から忌み嫌われていた。
父シュトラント伯爵の急逝により、二人は追放同然に修行の旅へ。様々な困難の中、バイオリンの音色が幸運を引き寄せ、出会うのは美少女や有能人材ばかり。
レオンシュタインは旅の先に何を見つけるのか。ちくわ天。第一作目の異世界ファンタジー。
※カクヨムで「ノイエラント ~バイオリン無双。音色が領土をつくるま
で~」という作品名で投稿しています。内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:10:00
395804文字
会話率:32%
転生おばさん、事件に巻き込まれます
おばさん特有の図太さをいかんなく発揮してお嬢さまをお助けするぞ!
最終更新:2024-05-17 12:08:48
83218文字
会話率:29%
五十四才の人生あきらめモードのおばさんが転生した先は、可憐なお嬢さまの侍女でした。
豊富な(?)人生経験をもとに、お嬢さまをおたすけするぞ!
最終更新:2024-02-27 14:20:21
7947文字
会話率:22%
地球を飛び出して他星系で1人で運送業者をしてるケン・ヤナギ。小惑星内で偶然見つけたのは天才科学者と言われて突然失踪したシエラ星人のアンヘル博士の秘密基地だった。秘密基地を見つけたことによりケンの人生が大きく変わっていく。
最終更新:2024-05-17 12:00:00
191929文字
会話率:56%
「結界魔法しか使えない欠陥品は、このパーティには必要ない。レクト・ガードマン、貴様はクビだ!」
勇者の職業をもつ、王太子のダンジョン攻略に同行するため、パーティーに加わっていた宮廷魔導師の俺。
王太子の独断と偏見により、宮廷魔導師の資
格を剥奪、さらに国外追放を言い渡される。
途方に暮れていた俺を優しくなぐさめてくれたのは、同じ孤児院で育った幼馴染の少女フレア。
「あなたが国を出るなら、わたしもついていきます!」
最愛の人とともにのんびり旅する予定だったのだが……。
「ぜひ我が国に結界を張ってください! 給料は今までの一〇倍で!」
「不死の化物が暴れて困ってるんです! 力貸してください!」
国の守りを一手に引き受けていた、最強で有能結界師が野に放たれたということで、みんなが俺を求めてやってくる!
一方、王太子は俺のかけてあげた最強の結界が解けて、弱体化し、落ちぶれていく。
今更土下座されても、戻る気ねえから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:11:19
69856文字
会話率:45%
俺、岡谷(おかや) 光彦、29歳。
出版社に勤める編集者だ。
妻が浮気しているのを目撃した日、いきなり双子のJKが俺の家にやってきた。
「おじさん、今夜泊めてくれたら……えっちなことしてもいいよ♡」
「その……お願いします……あなたしか
頼れる人がいないんです……」
見知らぬ女子高生たちに、だけどどこか見覚えのある、金髪ギャルの【あかり】と、黒髪清楚な【菜々子】。
妻に浮気された俺は、それをきっかけに新しい出版社に転職し、二人の女子高生と奇妙な同棲生活が始まる。
積極的に俺を誘惑してくる妹のあかり、控えめだけど実はむっつりスケベな姉の菜々子。
ふたりに癒されながら、俺は傷付いた心を癒していく……。
そんなある日、元嫁が謝罪してくる。さらに浮気相手が上司とともに、俺のもとに土下座しにきた。
俺が前の出版社で、実は有能だったのだと、気づいて謝りに来たらしい。
だがもう遅い。俺はホワイトな職場と、可愛いJKふたりとの新生活を楽しんでいるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:05:49
428705文字
会話率:45%
主人公のノアは、転生者。
前々世では剣聖、前世では賢者として活躍していたのだ。
だがずっと働きづめにされており、もう英雄なんてうんざり!
ある日ノアが死んで目覚めると、今度は王子として生まれ変わっていた。
高い魔法の才能と、剣聖の剣
術の実力を秘めていたいたが、また忙しい日々を送りたくなかったので、ノアは全身全霊をかけて無能のフリをした。
そして、15歳の誕生日。
スキル鑑定によって無能であることが判明(実は隠蔽スキルで隠していただけ)。
晴れて追放されたノア。
父より温情として与えられたのは辺境の領地。
そこで第二の人生を楽して過ごしてやる!と意気込むノアだったが、彼は知らない。
実はその領地は、人が住めないとされる魔の森のなかにあったことを。
そしてこの世界が前世、前々世と比べて未来の世界で、人間達のレベルが下がっていたことを。
ノアが森でモンスターに襲われていた女の子を助けたことをきっかけに、彼の有能さがバレてしまう。
「ドラゴンを一撃で倒すなんて、さすがノア様!」
「どうしてこうなったぁああああああ!」
一方で、王家もまたノアの有能さに気付いて、彼を取り戻そうとやってくる。
「来るのが遅えんだよぉおおおおおお!」
そのときにはすでに、ノアは魔の森の領主として、領民からあがめ立てられていたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:59:17
453432文字
会話率:51%
オレは大陸最大の、すなわち世界最大の国家「サスティナブル王国」の伯爵家の長男だ。12歳の誕生日に「前世が日本人の歴史ヲタの大学生だった」って記憶を取り戻しちゃったんだ。同時にスキルを授かった。その名も「ゴミ」。ゴミのようなスキルじゃなくて
、マジで「ゴミ」。この世界には魔法もスキルって概念もないのに、オレだけがスキルを授かったらしい。
最初は「えええ! 剣聖でも、賢者でもなく、収納でもなくてゴミかよっ!」て思ったのは確かだよ。
でもね…… 気付いちゃったんだよね。どんなゴミでも引き寄せられるスキル「ゴミ」は最高だってこと。なにしろ、前世の日本のゴミは、お宝の山。SDGsもなんのその。公爵家の娘達を始め、高位貴族の美少女達を総取りして、今、ゴミ・スキルの無双が始まる。ハーレム、成り上がり系となる予定です。
最初は、美少女を集め始めるまで、ヌルいです。
美少女達登場→内政→王立学園編→動乱編
となる予定です。
美少女の家柄など、たるいのがお嫌いな方は
フォローだけしておいていただければ
それぞれの章が始まるときにご案内いたします。
カクヨム様にて先行公開中です。
「なろう」での公開は途中までになるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:00:00
692009文字
会話率:35%
私は竹丸。
平安貴族の藤原時平(ふじわらときひら)様に仕える侍従である。
時平様の妹である更衣(天皇の妃)様には、日々有能な女房たちが仕えてる。
女房同士の嫉妬や嫌がらせは日常茶飯事かもしれないけど、メンタルが強いからって幸福だとは限らない
。
髪の毛束が海で泳ぐ様子は、見ればパニック必至だけど、その正体は必見!
風流韻事に疎い時平様は、今日も無心にこの世を過ごす!
(誠に勝手ながらこの作品は数日中に削除します。後日、連載「平安貴族の侍従・竹丸の日記」に追加する予定ですので、以後はそちらでお読みいただけますと幸いです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 03:30:00
10053文字
会話率:32%
ルクサリア帝国には、皇族の一握りしか把握していない機密事項がある。
その中の1つに、高職管理課がある。そこに1度目をつけられると、逃げられることは出来ない、皇帝の諜報部隊として恐れられていた。
子爵令嬢のルディアナ=アルムは、その高
職管理課の雑務係として、皇宮に勤めている。
高職管理課に属しているために、周りからは距離を取られてしまい、友人はほとんどいない。
少し浮いた存在のルディアナには、本当に空中に浮いた存在の友人がいる。
アノン=ルクサリア、はるか昔のルクサリア帝国の皇女の幽霊だ。その彼女が幽霊となって、ルディアナの業務を影から支えている。
ルディアナの所属する雑務係の業務は、諜報活動や暗殺を扱う高職管理課には必要不可欠なもので、その雑務係はルディアナの他、高齢のサルマ夫人とたった2人で担っている。
2人の主な業務は、皇族とそれに並ぶ高位の貴族の命を呪いや悪霊から守ることーー解術をすることだ。そして、その発信源を特定し、諜報部隊に託すこと。
解術は産まれ持った能力であり、学問や修行を極めても後天的に得ることが出来ない。そのためルディアナとサルマ夫人は、皇族の解術をする極めて特殊な、大切な存在として、国の機密事項の1つになっている。
そんな有能者として、ルディアナは幼いことから皇族の解術をしてきた。
これは、決して目立ってはいけないルディアナの、皇宮でのお仕事記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:20:00
68395文字
会話率:41%
モリ突き漁師、海風槍太は海で漁中、海流に流され、起きた時には異世界に漂流していた!?
彼は、ひょんな事から槍使いになり、異世界で波瀾万丈な人生を送る。
登場する人物にはスピンオフや、「モリ槍」の時系列別のお話があります!
現在同時連載
中のものはオルキスとラヴァルが主人公の「少女時間逆光して最強の魔術師になる。」とフウトが主人公の東の大陸で起きた10ほど前のお話し「勇者じゃないけど何ですか?」を連載しております。
この話は「モリ突き漁師、槍使いになる。」を一から作り直し改修をしたものです。大まかな内容は変わりませんが、前作より気合を入れて作りますので今後ともによろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:54:00
42594文字
会話率:53%
異世界召喚されちゃった? しかも推しがいる!
私……聖女なの? えっ? 間違いかも? はっ? 聖女さまが二人? えええええ!
無能だけれど魂の綺麗な聖女と有能だけれど魂の濁った聖女……私の推しは選択を迫られる。
そして、復活のために聖女
を食べたい魔王。
ラブコメです。
※この作品は『カクヨム』にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:36:02
34746文字
会話率:26%
王国に生まれた双子
弟想いの兄と、兄想いの弟が国のために考えた策は弟が兄の影武者になること、得意なことが正反対の兄弟が力を使い家臣や国民に影武者だとばれずに国を導く。
最終更新:2024-05-16 17:17:51
55069文字
会話率:51%
ある日、トラックに轢かれそうな少年を助け、、、なかったテンプレ無視男だが、結局死から逃げきれずに、世界へと転生した。
しかし、転生した先は所々テンプレートが溢れる異世界であった。
冒険者ギルドで主人公に絡むも、一撃で負ける大男。
ア
ニメに出てくるような、無駄に露出度の高い女騎士。
小説によくある、実は有能なのに追放される系の少年。
能力に気が付かずに、仲間を追放するクズ勇者。
...etc
これは、そんなテンプレが嫌いな男が、時にテンプレを助け、時にテンプレと戦いながら異世界を生きる、そんな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 17:04:19
10671文字
会話率:21%
動乱続く室町時代。
争いの絶えない戦国の世は、魑魅魍魎の沸く地獄だった。
戦いに身を投じる権力者たちは、どこまでも醜く、力を欲する。彼らが鬼を呼ぶのか、はたまた彼ら自身が鬼なのか…人と妖(あやかし)が入り乱れる乱世である。
生まれつ
き妖が視える宗音(そうおん)は、そのせいで家に居場所がなく、幼い頃に出家していた。日々修練に明け暮れる中、法力(ほうりき)を身に着け、妖怪退治で名を馳せるようになる。
そんな折、実家の父から呼び出しの文が届いた。小さな領地を統べる国衆(くにしゅう)、久兼氏(ひさかねし)の家臣となって、不運な武将と揶揄される若君を、鍛えた法力でお守りしろとの命である。
宗音は悩むが、人柄の良い有能な若君、多幸丸こと久兼盛泰(ひさかねもりやす)に好感をもち、その厄運に呼び寄せられる、数多の妖(あやかし)を祓う役目を担うと決めた。
暗雲立ち込める動乱の世に、光を差し込む若者たちがいたのなら…
そんなもしもを描く和風妖ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 13:26:34
44489文字
会話率:34%
春、僕が所属する部活に後輩の新入部員がやってきた。
茶髪のサラサラヘアに緑の瞳。チャラ男のくせに有能で、男も虜にしそうなほどの超絶美形の彼――綾小路は、なぜか僕にばかり擦り寄ってくる。
「なんで僕なんだ? 他にももっと頼れる先輩がいるだろ」
「だってオレ、駿先輩……君のことが好きだから」
「――えっ」
好きだと言われても、男同士で付き合うなんていう癖は持ち合わせていない。それに、僕には心を決めた相手がいるので困る。
そう答えたら「冗談だよ」と笑われたが、後輩の視線は常に意味ありげで……?
じれじれな、もだキュン青春系BL。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:15:26
2900文字
会話率:19%
公爵令嬢プリシラ・クリムゾンは、王立学院で知り合い友人となった聖女のセーラによって悪女の汚名を着せられ、婚約者である第二王子の心を奪われて婚約破棄されてしまう。
『社交界の華』と呼ばれていたのが一転、稀代の悪女として陰口を叩かれるように
なってしまったプリシラ。しかしその程度ではへこたれず、自らを陥れた聖女に堂々たる宣言をした。
「わたくし、やられっぱなしは嫌いですので、覚悟してくださいませね」
それを皮切りに、プリシラは聖女セーラの真実を暴くため、動き出した。
※こちらは私主催の『ざまぁ企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
13200文字
会話率:29%
「お前のような無能聖女はいらん。俺は神に選ばれし真の聖女を見つけたのだ。よって、貴様との婚約を破棄する」
王太子オディールに婚約破棄を告げられ、無能聖女という不名誉な称号を与えられたジニア。
本当に有能なのは自分だし、真の聖女という王太
子の浮気相手が本当は大嘘つきの尻軽女だということをジニアは知っている。しかし彼女は大して言い返すことなく婚約破棄を受け入れた。
「哀れな王太子様と嘘つき聖女様は勝手に破滅なさってください」
そして貧素な馬車に乗り、生まれ育った静かな農村へと戻った。
長年ひそかに恋心を寄せていた、幼馴染のクランに会いに行くために――。
※タイトルに反し、微ざまぁありなのでご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 17:00:00
3800文字
会話率:31%
「文句があるなら俺より稼いでみろ」――浮気していた婚約者は、謝罪をすることもなく「浮気は男の甲斐性だから、そのくらい笑って許せるようになれ」と言ったあげく、そんなことを吐き捨てた。
こんな男とこれ以上一緒にいられるわけがない。侯爵令嬢であ
るレティーは、これからは自分の力で生きることを決意する。前世の記憶を取り戻したレティーは、現代知識で抹茶を作り、国王に捧げて成り上がる。
一方浮気をしていた婚約者と、レティーのことを捨てた家族達は、「国王に認められる有能な令嬢を捨てた無能」と笑われ、悲惨な末路を辿ることに――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:01:15
67543文字
会話率:50%
「文句があるなら俺より稼いでみろ」――不貞していた婚約者は、謝罪をすることもなく「浮気は男の甲斐性だから、そのくらい笑って許せるようになれ」と言ったあげく、そんなことを吐き捨てた。
こんな男とこれ以上一緒にいられるわけがない。侯爵令嬢であ
るレティーは、これからは自分の力で生きることを決意する。前世の記憶を取り戻したレティーは、現代知識で抹茶を作り、国王に捧げて成り上がる。
一方浮気をしていた婚約者と、レティーのことを捨てた家族達は、「国王に認められる有能な令嬢を捨てた無能」と笑われ、悲惨な末路を辿ることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:01:22
18174文字
会話率:47%
これって“バ美肉おじさん”…なの?そんな疑問と共に私こと花神彼方(はながみかなた)は今日も女の子になって配信しています。周りに有能な人材が揃っていることもあって私はずっと不安だけど、ゆるりまったりを信条にがんばります。……でも、そんな中でも
気になるのは。バーチャルだけじゃなくて現実世界でも実際に女の子になってしまう私は“バ美肉おじさん”なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 08:00:00
209375文字
会話率:45%