令嬢フランチェスカはある日、この世界が『裏社会の男たちを攻略対象にした乙女ゲーム』の中であり、自分がその世界のヒロインであることを思い出した。
このゲームのメインストーリーでは、婚約者レオナルドこそが最大の敵。
フランチェスカの日常は、こ
の悪役に引っ掻き回されてしまう運命なのだ。
だが、問題はそんなことよりも……。
「――……私!! 前世で過ごした日本でも、『極道一家の孫娘』だったんですが!?」
女子高生だった前世でも、常に命の危険があり、恋愛はおろか友達も出来ない始末。『生まれ変わるなら、今度は普通の家庭で過ごしたい! あと友達欲しい!』そう願っていたはずなのに……?
「ファミリーは文字通り家族だわ。この家に逃げ込んで来たというのなら、たとえあなたが悪党だろうと、私は絶対に見捨てない」
前世で培った極道の仁義を、今世も発揮してしまうフランチェスカ。
挙句、婚約破棄したかった黒幕レオナルドには、何故か執着され始める。
「可愛いな、フランチェスカ。愛しているから、どうか俺を退屈させないでくれ」
「絶対に嫌! 私はあなたの玩具じゃないの!」
だって今度こそ、平穏な人生を送りたい。
フランチェスカは、婚約者を筆頭にした悪党たちに溺愛されそうになりながら、必死に『普通の生き方』を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:00:00
568857文字
会話率:48%
父と妹、そして兄の家族3人で暮らして来た。
なんの不自由もない。
5年前に病気で母親を亡くしてから家事一切は兄の歩夢が
全てやって居た。
そこへいきなり父親からも唐突なカミングアウト。
「俺、再婚しようと思うんだけど……」
この言葉
に驚きと迷い、そして一縷の不安が過ぎる。
だが、好きになってしまったになら仕方がない。
反対する事なく母親になる人と会う事に……。
そこには兄になる青年がついていて…。
いきなりの兄の存在に戸惑いながらも興味もあった。
だが、兄の心の声がどうにもおかしくて。
自然と聞こえて来てしまう本音に戸惑うながら惹かれて
いってしまうが……。
それは兄弟で、そして家族で……同性な訳で……。
何もかも不幸にする恋愛などお互い苦しみしかなく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:00:00
63720文字
会話率:32%
ここは人間、獣人、神獣が共存する世界
家族に売られ遊女として働いていた芙蓉はある日、若い客に身請けされ、人里離れた獣人の世界に連れてこられた。どうやら買主は人間ではなくシリュウの若様らしい。
若様との関係が深まるにつれ、芙蓉はシリュウとい
う生き物を知り、自分の過去と向き合い、居場所を見つけていく。
初投稿作品です。育児の傍ら書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 05:47:39
1297792文字
会話率:44%
ルークとオリガを主人公とした「群青の空の下で」の外伝。2人の過去や本編のその後……基本ほのぼのとした日常プラスちょっとした事件を描いていきます。
『第1章ルークの物語』後にタランテラの悪夢と呼ばれる内乱が終結し、ルークは恋人のオリガを伴い故
郷のアジュガで10日間の休暇を過ごすことになった。家族や幼馴染に歓迎されるも、町長のクラインにはあからさまな敵意を向けられる。軋轢の発端となったルークの過去の物語。
『第2章オリガの物語』即位式を半月後に控え、忙しくも充実した毎日を送っていたオリガは2カ月ぶりに恋人のルークと再会する。小さな恋を育みだしたコリンシアとティムに複雑な思いを抱いていたが、ルークの一言で見守っていこうと決意する。
アルファポリス、カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:04:58
879261文字
会話率:49%
タランテラ皇国の第3皇子エドワルドは、任地のロベリアで記憶を失った女性を助けた……。
子持ちのイケメンと記憶喪失の女性を取り巻くお話。
現在、カクヨムとアルファポリスで公開した修正版に改稿中。
最終更新:2020-01-01 00:00:00
1168463文字
会話率:56%
【カクヨム恋愛ジャンル、週間1位、月間1位、週間総合11位になりました、小説家になろうにも投稿します】
高校2年になる陰キャ男子、狛田 剣一(こまだ けんいち)
俺はクラスのカーストトップのイケメン池月にイジメられていた。
「お前が言うこと
聞かないならお前の幼馴染みを襲うからな」
奴は同じクラスで中学から疎遠な幼馴染みでクラス委員長でもある、姫野 雫を襲うと俺を脅す。
池月の家は地元の名家で病院を経営している、噂では父親は近く市長選に出るとか、そんな池月にはクラスの連中は勿論、授業中にイジメられていても教師も注意しない。
そんな中で唯一、疎遠だった幼馴染みだけは池月を注意してイジメを止める様にと俺を庇ってくれた。
そんな優しく誠実な幼馴染みの事が誇らしく好きだった、だから彼女を守る為ならどんなに蔑まれても耐えられた••••••
あの日迄は
俺は見てしまった
放課後の教室で池月と幼馴染みがセックスしている所を
しかも亡くなった実母から貰った大事な手帳を奴らの穢れた体液を拭き取るのに使われて俺の心から【思いやり】と言う気持ちが消え失せた
幼馴染みも俺を蔑む義妹も俺に関心のない家族も全部纏めて捨てて俺は持てる力すべてで復讐する事を誓う
これは、復讐に取り憑かれて徹底的にやりきる男の復讐の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:00:00
43984文字
会話率:47%
野球大好きな主人公が甲子園を目指す話。
なんだけど、大学生でモデルの長女、一つ歳上で野球部マネージャーの次女、一つ歳下で家事万能の三女。
そんな三人が事あるごとに野球を見に来たり、学校に来たりで学校生活を賑わせる。
それに辟易しちゃう主
人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 23:39:23
1421742文字
会話率:36%
粗大ゴミ置き場に捨てられていた、粗大ゴミは住所不定、無職のオジサン!佐野卯月(さのうづき)14歳はオジサン(如月)を家に持ち帰った!オジサンはなんと小説家だった!実はイケメンでどこか常識がない?!兄妹と小説家の奇妙な生活が始まる!如月が来た
ことでいつもの日常は変化していくーー。性的指向の変化の恋。家族愛。シュールなギャグが混じるほのぼの日常系小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:31:17
736054文字
会話率:32%
八年前の約束を果たすべくシャンタリオに戻ったトーヤたちだが、思わぬことから身を隠すこととなった。
シャンタル宮の外から「家族」を逃がすことはできるのか?
そしてその後は……
「黒のシャンタル」第三部です。
主人公トーヤがアラン
とベルに過去の話を語る「第一部 過去への旅」、語り終えたトーヤがシャンタリオに戻り懐かしい人々と再会する「第二部 新しい嵐の中へ」も共にお楽しみいただけるとうれしいです。
2021年5月20日(木)に無事第一部「過去への旅」を完結いたしました。
2022年1月23日(日)に無事第二部「新しい嵐の中へ」を完結いたしました。
第三部を現在毎日更新中です、引き続きよろしくお願いいたします。
第一部の 三年前のトーヤたち4人の出会いを描いたベルが主人公の外伝「銀色の魔法使い」も30話完結で公開しています。
ぜひとも感想、評価やブックマークをお願いいたします。
誤字報告などもいただけるととても励みになります、喜んでやる気が出ます。
どうぞよろしくお願いいたします。
時々「リメイク」と称して書き直しがあります。
注1:あまり過激な表現はないと思いますがそれなりに衝撃を受ける方もいらっしゃるかも知れませんのでR15とさせていただきました。
注2:「登場人物紹介」は章が進むとネタバレが含まれる可能性があります。ネタバレ嫌!な方は飛ばして本文を読んでください。
注3:平日2回、土日・休日は1回更新予定。時間は色々になると思います。
注4:しばらくの間平日も1回更新になります、申し訳ありません。
※更新報告などがあります、活動報告も御覧ください。
※「小説家になろう」「カクヨミ」「novelabo」「アルファポリス」で同時公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:10:26
1172270文字
会話率:58%
家族旅行で事故に遭ったミユキは、見た目そのまま異世界転生してしまう。
恋愛的なパワーを手に入れられれば大聖女。なければしょぼい四級聖女程度の能力しかない美幸は、地道に生きていこうと思うが、同じ世界に転生してきた義弟に溺愛されていることで状況
が変わってしまい……?
気持ちを受け入れるのか、受け入れないのかの前に、大聖女にはある目的が課されていて、幸せな人生は送れなさそうだ。
誰を選ぶのか。どういう道を選ぶのか。
ぜひご確認ください。
★★ 毎日更新中です ★★
イチャイチャはしますが、性行為自体は書きません(書くなら別で書きます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:03:53
24425文字
会話率:43%
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちっ
て貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
異世界転生して5歳となる女の子が自分の〝楽しい〟を求める成長物語です。とある乙女ゲーの攻略者の友達家族。ゲームの主人公たちを際立たせるためのしわ寄せ設定をくらっているため、出自などが複雑です。おおむね、ほのぼのしていると思いますが、ハードな出来事もわりとあります。しんどい過去があります。少女時代では恋愛要素が出てきます。
#物語の進み具合のんびり
#他サイトさまでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:00:00
2255475文字
会話率:41%
フローラ王国東区の公女ウララ・エングーは、「自分が外に出ると雨を降らせてしまう」という「呪い」のせいで、家族から虐げられてきた。
ウララが住むフローラ王国は、十年に一度、決まって災厄が訪れる国であった。その災厄の時期が二年後に迫り、フ
ローラ王国の王子であり、中央区の代表であるエーデル・フローラが先頭に立って、各国から一名ずつ「呪い」持ちの代表を選出することに。この代表者は災厄を前に頻繁に起こる事件や災害を解決するために召集されるとされているが、じつのところ、災厄の前日に龍神に捧げられる生贄の候補者であった。
同じ時期に、ウララはなぜかエーデルから婚約話を持ちかけられる。エーデルとはもちろん会ったことがないが、相手は王子。呪いのせいで外には出たくなかったものの、断ることもできずにウララは婚約を受けることにした。噂によるとエーデルも「呪い」持ち。どうせ自分が生贄に選ばれたときの身代わりであろうとウララは考えていた。
しかし、いざ対面したエーデルは優しい面差しでウララを歓迎して――
これは、虐げられてきた呪いの娘が、愛する者を見つけ、自らの足で歩くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 20:39:10
24001文字
会話率:37%
おれは三年より前の記憶がない。行き倒れの身元不明人だ。魔法も使えないし落ちこぼれである。年はたぶん15。だけど親切な家に世話になって、魔法都市の学校にも通わせてもらって、友達もいるし幸せだ。
だから過去なんてどうでもいいし、こんな日常が続け
ばいいと思っていた。
なのに、地震は起こるし具合は悪くなるし、しまいには魔物まで倒せてしまって意味が分からないんですが!
早く日常に戻りたい。
そう思っていたのに、事態はどんどん怪しい方向へ進んでいき……
もしかして、おれ、死にますか?
生き残りを賭けた、恋と宿命のファンタジー!
完結まで連続更新していきます!
★=イラスト有り回
※地震などの災害描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 20:01:15
181596文字
会話率:52%
目が覚めたら真っ白な部屋にいた。
いつの間にか手にしていたチケット。
コンシェルジュの説明を受けたのち
最後の七日間の旅にでる。
最終更新:2024-10-25 20:00:00
23237文字
会話率:23%
――生き延びる。もう一度、逢うために――
神族の謀略。悪意の洗脳。世界の悪として滅ぼされた魔族の王は、全てを取り戻す為に二度目の世界で足掻きはじめる。全ては喪った愛する家族・部下ともう一度出会い、共に生き続ける為に。
後に『創世魔
王』と呼ばれることになる最強の赤ん坊――年齢詐欺魔法を駆使する小さな赤ちゃん魔王の奮闘記。
※作中、深い主従愛や忠誠を描く関係上、「そういう風にも見える」という観点からもBLタグをつけています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:10:00
1485524文字
会話率:46%
二十歳の白猫の獣人族、グレースは五年前に父を喪って以来、体の弱い母と年の離れた弟妹を養うために懸命に下町の食堂で働いていた。
だが、食堂の女将さんが年齢を理由に自身の姪に女将業を引き継ぐと、この新しい女将に「猫」という理由で嫌われ、理不尽な
嫌がらせをされてしまう。
その食堂にグレースたち町娘の憧れである騎士団の第三師団師団長・ジルベールが来店したその日、グレースは彼の肘を鼻に受けるという珍事に見舞われ、食堂を首になってしまう。
責任を感じたジルベールが騎士団で雑用係として雇ってくれたのだが、なぜか前の職場の食堂の女将にありもしない借金を吹っ掛けられてしまい……。
これは頑張り屋の白猫のグレースが、育ちゆえに幸せを得ようとすることを諦めるジルベールと、そして、家族、仲間、友人と一緒に紡ぐ物語。
☆毎日、19時更新
☆この物語はフィクションです
☆流血、暴力などの表現があります
☆いかなる言語への翻訳、海外ブログ等への掲載はお断りさせて頂きます
☆無断転載は固く禁じます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:00:00
123569文字
会話率:46%
高校生となった新堂茉莉(しんどうまり)は、幼少の頃、自分を魔法使いと言うおじさんに出会う。
おじさんに何をされたか記憶がない茉莉は、自分の潔癖さに自信が持てず、男を気持ち悪いと思うようになった。
学校でイケメンと噂の先輩 創玄奏多(そう
げんかなた)は、茉莉に自分が魔法使いであることを語る。本当の魔法を見せられて感激していた茉莉に、奏多は茉莉にも魔力があるという。
魔法使いは政府に管理されている存在だと知った茉莉、そして自分の魔力を消し去りたい奏多は、二人で茉莉が昔出会った魔法使いを語るおじさんの捜索を開始する。
捜索の途中で邪魔をしてくる者たち。そして、魔法使いの家系。
魔力と家族を巡る争いに巻き込まれていく茉莉。
茉莉と奏多の運命は、そして、おじさんの正体とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:00:00
32658文字
会話率:48%
タイトルの通り、毎朝100万円をプレゼントしてくる黒猫と超個性的な(本人は凡人と言い張っている)女子大生が数々の不幸に巻き込まれつつも幸せに暮らしていこうとするお話。
ボケあり、ツッコミあり、笑いあり、涙あり、恋愛あり?ハプニングもりもり
の少し不思議な日常ストーリーです。
初投稿ですので至らない部分は多々あると思いますが、ご指摘のほどよろしくお願いいたします。
基本19時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:00:00
873386文字
会話率:57%
父を喪った瀧沢春佳は、母の涼子との二人暮らしとなったが、母の虐待を看過できなかった兄の冬夜に引き取られ、兄と暮らす事になる。
自分とはまったく出来の違う優秀な兄に憧れがあったはずなのに、春佳は冬夜に違和感を抱いていく。
これは、家族が抱える
秘密の話。
※ ラノベ向けではありません。暗くて重たい話です。
※ 読んでいて不快になる表現もあります(虐待関係)。
※ アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 18:30:00
88792文字
会話率:19%
火花は天真爛漫な魔女の女の子。
幼なじみでしっかり者のノアや、臆病だけど心優しい親友のドロシー、高飛車なダリアンたちと魔法学校で立派な魔女を目指していた。
あるとき、授業の一環で魔女にとって魔法を使うための大切な燃料『星の原石』を探し
に行くことに。
火花とドロシーが選んだのは、海の中にある星の原石。
早速マーメイドになって海の中を探検しながら星の原石を探していると、火花は不思議な声を聴く。
美しくも悲しい歌声に、火花は吸い寄せられるように沈没船へ向かう。
かくして声の主は、海の王国アトランティカのマーメイドプリンセス・シュナであった。
しかし、シュナの声をドロシーは聴くことができず、火花だけにしか届かないことが発覚。
わけを聞くと、シュナは幼い頃、海の魔女・グラアナに声を奪われてしまったのだという。
それを聞いた火花は、グラアナからシュナの声を取り戻そうとする。
海の中を探して、ようやくグラアナと対峙する火花。
しかし話を聞くと、グラアナにも悲しい過去があって……。
果たして、火花はシュナの声を取り戻すことができるのか!?
家族、学校、友達、恋!
どんな問題も、みんなで力を合わせて乗り越えてみせます!
魔女っ子火花の奇想天外な冒険譚、ここに誕生!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 17:10:00
85620文字
会話率:48%
高校二年の柚香は、いつも優秀な姉に比べられ、じぶんに自信を持てずにいた。
学校でも家でも『優等生』を演じ、本心を隠す日々。
ある朝、いつもより早く学校へ行くと、一年のときに告白された男子・音無優希と出くわし……。
家族、クラスメイト、
将来の夢……。
さまざまな壁にぶつかりながらも、
柚香はじぶんにはない価値観に触れ、
少しづつ、前に進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 17:10:00
76164文字
会話率:43%
神の力を与えられた四人の現人神が守る世界。
花柳家の養子として生きてきた睡蓮は、家族に愛されない日々を送っていた。
ある日、東の地方を守る龍桜院楪の花嫁に選ばれた睡蓮。
しかし、持ちかけられたその結婚は愛のない契約結婚。
居場所のない
花柳の家を出ることができるのならと契約結婚を受け入れた睡蓮は、離れて暮らす夫、楪に毎月手紙を出していた。
しかし結婚から三年、睡蓮は楪に離縁を申し込む。
その理由は……。
人間不信の現人神 × 魂を失った花嫁、
すれ違い和風ラブファンタジー。
※こちらの作品は、現在長編化した物語を執筆中です。(この作品に関しては二万字程度の短編予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 16:01:03
26213文字
会話率:41%
このたび、めでたくも弟が結婚をすることになり。
おふくろっ子の弟のことだから。
きっとおふくろと同居をするだろうと、実家を出ることにした俺は。
独り暮らしをしている叔母の家に、下宿をすることになったんだ。
まあ、叔母の家といっても
おふくろの実家でもあり。
子供のころには俺たち家族も一緒に住んでいた、勝手知ったる家だから。
特に心配もせず、気楽に構えていたんだが。
引っ越しの当日、見たこともない娘が現れて。
親しそうにしている叔母に問いただすと、この娘は俺の幼なじみなんだと。
何でも、両親が海外赴任するそうで
これからは、俺とは向かいの部屋に下宿すると言い出すし。
さらに、そいつが言い出したとんでもないことは……。
俺の会社の同僚や、あいつの友人を巻き込んだ。
どこか不自然で平穏とは無縁の同居生活が、いやおうなしに始まる。
三十年以上も前のオールドスタイルの恋愛模様を、存分にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:05:12
53135文字
会話率:52%