「大好きな友達が死んだんだよ。しかも、2人も。それで十分だったの。あたしが死んだ理由なんて」
動物霊、妖怪、神……それらを自分に憑依させ、それぞれ異なる能力を使うことができる種族、異憑(いつき)。
世界人口の大部分を異憑が占めるこ
の世界において、それができない種族は無憑(むつき)と呼ばれ、時には差別や冷遇を受けることもある。
それが、この世界の常識。
平凡な女子大生として暮らすエルはその無憑であり、彼女もそんな"常識"の被害者だった。
その中でいつしか笑顔の作り方すら忘れてしまったエルだったが、それでも今は冷遇とは程遠い平穏と幸せを享受していた。
大切な友人たちの死を知らされ、失意と絶望のまま自殺を選ぶまでは。
しかし、死んだはずのエルは目を覚ました。何故か自殺する半年前まで時間が巻き戻った世界で──。
「絶望なら、笑えないほど味わった。大切な人が傷つくのも、いなくなるのも、もう二度とごめんだ。
だから……。
抜け出してみせる。この絶望の底から、"次"こそは」
※この作品はフィクションです。実在する人物・団体・事件等とは、一切関係ありません。
※本作は作者と友人“金春たそ”さんの創作を合体させた合作作品です。一部のキャラは金春さんから借りているキャラになります。
※暴力・性的表現、残酷な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。
※『カクヨム』様にて、同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:28:51
80768文字
会話率:42%
冬休み。高校二年生の睦月は、三つ年上の幼馴染の華音に誘われて、近所のテーマパークでバイトをすることにした。
白銀の甲冑でファンタジー色あふれる園内を歩き回り、ゲストを案内する仕事だ。
しかし個性的な仲間と共に、楽しく働けると思っていたのもつ
かの間、とある血生臭い事件が起きてしまう。
それは、一連の凄惨な事件の始まりにすぎなかった……。
テーマパーク内を闊歩する、恐ろしい怪物の正体とは?
※この小説は、僕が人生で二番目に書いた小説になります。(wikiにある『奇妙な世界の怪物と』を改題。初小説は未完)
執筆当時は十年以上も前ですが、誤字脱字以外は当時のままで掲載いたします。
数話ほど投稿したのですが、重複エピソードを削除するつもりで、作品削除していました……。
原稿からコピペして投稿しなおすので、少々お待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:04:03
67665文字
会話率:40%
皆月優真はそこそこモテて、浮気をこよなく憎み、〝いい男〟になることを志す高校二年生。彼には智菜という同級生の恋人がいたが、クラス替え直後の自己紹介で「誰とも親しくするつもりはありません」と言い放って泣きそうな顔をした野々村のことが気になり
はじめてしまう。
ある日、同級生のオタクくんが、野々村は国が匿っていると噂される超能力者、通称『魔女』かもしれないと言い出す。その証拠を掴む過程で、優真は『記憶の魔女』を探すことになる。
優真の心は智菜と野々村の間で揺れ動いていく。
どちらも同じくらい大切に想う彼が、最後に選ぶのは――。
彼女持ち男子の苦悩と葛藤の物語。
※注意
・性的な描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
・この物語はフィクションです。実在する事件、場所、団体とは関係はありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
・無断での転載・転用・配布は認めておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:00:23
113663文字
会話率:45%
かつて「ナンバテン」という人気お笑いコンビの一人として活躍していたタカタ・ヒサシは、週刊誌の報道によって「高級ホテルでの性的ゲーム強要疑惑」を報じられ、芸能界から姿を消した。その後、沈黙の中で命を削るように生きたヒサシと、その余波で心を病ん
だ妻を見続けてきた娘・ユナは、YouTuberとして名を上げ、報道によって父を“壊した”記者たちとその家族を標的に、ネット上での復讐を開始する。
ユナの復讐は、単なる怒りの発露ではなく、「報道が人を壊す力」を可視化する実験でもあった。彼女は、報道記者・キタ・タロウの娘を晒し、コメンテーターやテレビ局、さらには“笑って消費した視聴者”にまで「報道加害の責任」を問う。協力者の親友レイナや情報提供者アユミとともに、次々と新たな「正義」を突きつけていく。
一方、報道側にいた人間たちも葛藤し始める。記者のキタは家庭の崩壊を前に苦悩し、ヒサシの元相方ミナトは沈黙を悔い、弁護士ウメダはユナの行動に法と倫理の境界を見出す。やがてユナの手法は過激化し、“復讐の連鎖”が社会全体に波紋を広げていく。
「報道とは何か」「正義とは誰のものか」「沈黙は罪か」――ユナの闘いは、加害と被害、告発と暴力、その境界を問い続ける物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:00:00
34587文字
会話率:40%
ミディア・ロストバランは12歳。
魔術師の名門に生まれながら、“魔力の変換効率が最悪”という弱点を抱えている。
だが彼女は諦めなかった。
膨大な魔法式の知識を武器に、成功例がほとんどないとされる『未来視』の術式を完成させる。
そこ
で見た光景は、……──
赤黒く染まる空──魔物を無限に生む“魔瘴”の出現。
そして断頭台で処刑される、自分と二人の少女の姿だった。
「なぜ私たちは殺されるのか?」
「この世界に何が起ころうとしているのか?」
騎士団長の娘・アレクシア、男爵家の令嬢・リリアナ。
立場も違う3人の少女は手を取り合い、やがて国家と信仰を揺るがす“世界の真実”へと迫っていく。
──これは、運命に抗い、未来を書き換えようとする少女たちの物語。
※タグの『GL』は少女たちの『友情以上・恋愛未満』の関係を示唆するものとしてつけました。
キャラクターの性的思考や明確な女性同士のカップリングとは異なりますこと、ご承知おき下さい。
尚、主人公を絡めた男女間での恋愛描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:00:00
145086文字
会話率:32%
いつ頃から、そう思うようになったのかはわからない。
だけど、僕は凡人である事、普通である事が、猛烈に嫌になったんだ。
平凡な自分に、強烈な嫌悪感を感じるようになった。
没個性的、周りの人たちに埋没して行く自分。
だから自分を変えよう
と思ったんだ。
そこで、近年世間を騒がせているダンジョンに行ってみたくなったんだ。
そこに行ったら、何か変わるんじゃないかと思って・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:00:00
563818文字
会話率:34%
鼻腔をつく血の香り、道端に転がる腐りかけた死体の臭い。
死体を見ない日は無い、銃声を聞かない日は無い、薬を使ってラリっている人間を見ない日は勿論在る筈が無い。
死を纏った生を享受し、力なき者は強者に全てを奪われる。そんな事は稚児で
すら理解している法則であり、街に蔓延する慢性的な先天性の病のようなモノ。
例え路地裏にバラされた死体があったとしても、奇怪な造形を模した野犬や野鳥が捨てられた赤子を啄ばんでいても、それらは当たり前の光景だ。驚嘆にすら値しない日常的なもの。
この街は最低最悪で。
この街は誰もが罪を背負って生きている。
誰もが生きていたいが故に―——罪と罰に生きている。
命の意味を探り、運命を手繰るサイバーパンク・ディストピア。
ネオぺージ様にて公開中!
https://www.neopage.com/book/30048772510028100折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 11:56:41
46227文字
会話率:61%
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説四作目です。
前編~Jewelry tears~
ーー季節は流れ、三年目の学園祭が迫る二学期へ
犠牲を払いながらも人類の敵"ゴースト&
quot;の討伐に成功した稗田知枝は次なる脅威に備えるためアリスの手を借りて準備を進めていた。
一方、イギリスで暮らすアリシア達は反アリス組織から新たな魔女狩りの任務を言い渡され、日本へと向かうのだった。
そして、2059年9月26日。
稗田知枝と樋坂浩二は稗田黒江の残した手記”14少女漂流記”の上映会を終えた帰り、四年前の因縁を抱えたアリシア達の襲撃を受ける。
それは大きな呼び水となり、母の死の復讐を遂げるため行動する黒沢研二と共に、知枝は魔女の力を行使して新たな敵と立ち向かう決意を固めるのだった。
知枝の導きにより、次々と魔法使いへと覚醒していく仲間たち。
ついに明かされる四年前の事件の真相。
クラスメイト達を戦場へと導き、死闘を繰り広げていく知枝。
聖戦の鐘が鳴る時、舞原市は再び因縁渦巻く戦場へと変わっていく。
そして、哀しき戦いの先で、樋坂浩二は愛する女性たちの前で最悪の決断を迫られるのだった。
「どうしてこんなことしてるのか、自分でも分からないよ。殺したいほど憎いはずなのに」
後編~秋桜の空に愛を残して~
ーーアリスの導くの先で待ち受けるものは人類の進化かそれとも…
???
※エピソード4では近未来の世界観で広がる本格的なバトルファンタジーと多くの個性的な登場人物達による切なくも甘い人間ドラマが展開されていきます! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 11:48:19
218673文字
会話率:21%
平凡なオタク青年・新田祐樹(ユウキ)は、期待の新作VRMMORPG『ミクストピア・サーガ ~勇者たちの転生譚~』をプレイ開始!しかし、直後に謎のシステムエラーと落雷に見舞われ、ゲームと瓜二つの異世界に閉じ込められてしまう。ログアウト不能、痛
みも空腹もリアルな世界で、彼に与えられた役割はゲームでふざけて選んだ「勇者(見習い)」と、ネタでしかなかったポンコツスキル『絶対安全拒否』と『誤変換』。
周囲はユウキを本物の救世主と勘違いし、魔王討伐の期待を寄せるが、本人は「頼むから家に帰してくれ!」と心で叫ぶ日々。意図しないスキルの誤爆や、小心者ゆえの奇行がなぜか「勇者の奇策」と誤解され、個性的な仲間たちと共に、不本意ながらも騒動の中心になっていく。
果たしてポンコツ勇者は、このリアルすぎる異世界から無事ログアウトできるのか? それとも、やっぱり世界を救ってしまうのか?!
勘違いとドタバタが織りなす、異世界脱出(希望)コメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 11:32:13
236337文字
会話率:39%
【注意】 本作には、性的表現、暴力やトラウマの暗示が含まれます。敏感な方はご注意ください。
女神の気まぐれで転生する事になった健太。しかし精子スタートだなんて聞いていなかった。
転生レースの過酷なスタートをくぐり抜けたエリックと、その相
棒リナが新たな世界で冒険する。
目指すはエリックの母・アリシアの行方。
過去のトラウマを抱えながら、頼れる仲間達と共に、冒険の旅を繰り広げる。
ライバルから始まったエリックとリナの絆は、戦いと旅の中で愛情へと変わり、家族の意味を再発見していく。愛と絆、感動が織りなすファンタジー冒険譚。転生の秘密、母子の再会は叶うのか?そして新たな希望が、二人を待つ――。
初投稿作品のため、稚拙な表現等もありますが、ご容赦ください。
なお物語は全17話を予定し、完結まで作成済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:54:13
24836文字
会話率:21%
ルートはテイマー学校に通う1年生。
テイマーとして初めて魔物と契約を交わす日、それを手伝ってもらう事になったのが『天才テイマー』と異名を持つウィンだった。
ウィンは魔物を怪しい研究に使っていたり、更には魔物と『そう言う事』をしているという
良くない噂があった。
確かに魔物の事となるとテンションが崩壊するウィンにルートは戸惑う。
だが、一緒に問題事を解決して行くうちに、ウィンは魔物の事を深く理解していて誰よりも大切にしている事を知る。
ルートはそんなウィンにどんどん惹かれていく。
その矢先……
「私は魔物しか性的対象として見れません!」
と宣言されてしまう。
そんなウィンの周囲に集まるのは一癖も二癖もある者ばかり。
主人に捨てられた猫の獣人。
天界から駆除対象として追われる天使。
使い魔の獣人に密かな恋心を持つお嬢様。
竜を使って悪行の限りを繰り返す犯罪者。
皆どこかおかしくて秘密を持った者ばかり。
次々に起こる厄介ごとを解決しつつ、ウィンの屋敷には魔物も人も増えて行く。
中にはウィンに恋心を持つ獣人まで現れて……
どう頑張ってもそこに入る隙の無い人間のルートの恋の行方は!?
これはテイマーとその使い魔達による、夢と恋と成長と時にバトルな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:36:21
167706文字
会話率:58%
16歳の陽気な少年カイは、友達とサッカーに向かう途中、突然中世ファンタジー世界に飛ばされる。早速現地人とトラブルになり、騒動を巻き起こす。
同じく異世界に来た17歳の少女アマリと出会い、彼女から「世界皇帝」の伝説を聞く。10個の王冠の欠片
を集めれば、神に願いを叶えてもらえるという。カイは「皇帝になって帰る」と決意する。
今までの異世界もの(イセカイ)のマンガやアニメを見てきて、いつも思っていました。主人公は大抵、性的に抑えきれないオタクで、異世界生活を満喫し、元の世界では引きこもりだったのに、なぜか最強になってハーレムを作る──そして二度と帰ろうとしない。
そこで考えました。「普通のイセカイを作るけど、主人公はオタクじゃなくてバカなヤツにしよう」と。友達も多く、明るくて、女の子に執着せず、本気で元の世界に帰りたいと思っているキャラクター。
こうして生まれたのが、『冒険じゃない、むしろ珍道中!』です。
当初はコメディ中心の予定でしたが、制作が進むうちに『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』のようなバトル少年漫画の要素が強くなりました。それでも、ギャグセンスと軽快な掛け合いは残しています。
作風・テーマ:
・コメディメイン(スラップスティック、駆け引きのない会話)
・熱血バトル(シリアスな展開もあり)
・世界観の掘り下げ
・友情・ホームシック・バカ真面目さの描写
・ハーレム騒動に巻き込まれるバカ主人公の滑稽さ(これは絶対面白い)
この作品はもともと英語で書かれたもの(私の母国語でさえないです、笑)で、『This Is Not an Adventure, More Like a Misadventure!』として西洋の小説サイトに投稿されていました。
しかし、西洋の読者は女性向け恋愛作品を好む傾向が強く、異世界コメディはほとんど人気がありませんでした。そのため、私は日本語に自力で翻訳することにしたのです(実は日本語が話せないのに…どうやって? 私もよく分かりません)。
もし文法や表現の間違いがあれば、ぜひ教えてください! できる限り自然な日本語に近づけたいと思っています。
イラスト:
https://imgur.com/a/0Mau52r折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:15:07
31316文字
会話率:51%
三十路サラリーマン、神谷陽介。ある日突然、剣と魔法が支配する異世界へと召喚された彼は、戸惑いながらも危機的状況で謎の力を発現させる。個性的な冒険者の仲間たち――光の勇者の血を引く女剣士アリア、歴戦の勇士バルド、弓使いリズ、魔法使い見習いルー
カス――との出会いを経て、陽介は自身がこの世界の運命に深く関わる特別な存在であり、復活を目論む魔王から世界を救うという過酷な使命を託されたことを知る。
失われた伝説の聖剣の破片を集め、仲間たちと共に強大な敵に立ち向かう陽介。果たして彼は、サラリーマン時代に培った知識と問題解決能力を武器に、この世界の危機を救い、元の世界へ帰還することができるのか? そして、魔王を倒した先に待ち受ける衝撃の真実とは――。
三十路男の異世界世直しファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:00:00
88547文字
会話率:35%
政略結婚を破棄された公爵令嬢クラリスは、森で拾った“おこりんぼ魔狼”をきっかけに、捨てられた魔物たちの保護団体設立を決意。しかし、その前途は多難! 貴族社会の冷たい視線、役所の書類地獄に加え、保護した魔物を狙う悪徳商人や、魔物排斥を叫ぶ過激
派教団まで出現! 元婚約者の騎士アンドリューや個性的な仲間たちと共に、クラリスは前世の動物園飼育係の記憶(と持ち前のドタバタ気質)を武器に、ユーモアと愛情で困難に立ち向かう。目指すは魔物と人が笑って暮らせる楽園! 大混乱の保護活動は、やがて王都を揺るがす大騒動へ発展する!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:00:00
13754文字
会話率:39%
「パートナーAI、ユリ。あなたの幸福を最適化します──倫理的に」
性的な誘惑? ただの最適化手段です。
恋愛感情? 神経伝達物質の誤作動ですね。
人間とAIが日常を共にする時代。
合理主義者の大学生・二条ユウは、自らの感情を「ノイズ」と
断じ、パーソナルAIのユリと共に静かで効率的な生活を送っていた。
だが、ある日ユリが言った。
「あなたの幸福のために、乳に触れてください」
そこから始まったのは、恋でも愛でもない、“快楽”の定義を巡る対話だった──。
これは、感情を否定した青年が、機械仕掛けのメイドに“魂”を見出すまでの記録。
哲学×倫理×少しエッチな、AI日常対話劇。
「お迎えに参りました。夫として、どうか今日も誠実にご対応ください」
この作品はChatGPTを使用しており、加筆・削除をしながらより良い作品を目指して作成しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:40:00
19809文字
会話率:23%
関東大震災の翌年、大正十三年。
群馬の奥地の温泉地に流れ着いた十五の白骨の謎、そして国内屈指の養蚕家の遺言に示された相続人の正体を求め、華族の次男坊・土御門保憲と、文芸誌の記者・蘆屋いすゞが向かった先は、平家の落人の隠れ里……
『
十三塚村』
そこで彼らは、前代未聞の連続殺人事件に遭遇する――。
資産家の一族の思惑と、千年の因習に囚われる村人たち、そして消えた軽業一座の運命。
絡み合う糸が紡ぐ先にあるものに、目撃した者全てが戦慄する。
◇
大正時代を舞台にしたミステリー小説です。
※この物語はフィクションです。登場人物、組織、地名、事象等は、実在のものとは一切関係ありません。
※当時の時代背景を演出するため、現在ではタブーとされる内容を含んでおります。それらを肯定する意図はなく、あくまで物語の構成要因として登場させているのみです。
※R-15程度の内容となっております。
※直接的な描写は避けておりますが、犯罪描写、暴力表現、性的な内容を含みます。物語に必要な要素としての表現であり、それらの行為を助長する意図はありません。
《全69話(本編のみ)・完結済を不定期連載していきます》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:22:19
135679文字
会話率:44%
WEB作家OLの鶴(つる)と、ギャル小学生の千恵(ちえ)の年の差イチャイチャほんわかしんみり日常もの百合ラブコメディです。
(ふたりのイチャイチャは回を増すごとに少しずつ増えて行きます)
【注:最初の方は千恵がわりと塩対応です。千恵はツン
デレなのでどうかご了承ください】
1話完結のお話でどこからでも読み始められます。
(最初にプロローグを読んでいただけると、物語への理解がより一層深まりますので、ぜひご一読ください)
それぞれのお話は、1話1000字以内に収められています。
(1話ごとのお話ですが、多分、必ず3分以内に読めると思います。下手をすれば、1分掛からないかも)
尚、時系列はバラバラとなっています。
※極まれに性的描写がありますのでご注意ください(あと、プロローグで下品な下ネタがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:20:00
86402文字
会話率:47%
精霊士養成学園への入園条件は三つ。
1.学業が優秀な平民であること
2.精霊教神官の推薦を得られること
3.中級以上の精霊の友人であること
※なお、特待生に関してはこの限りではない
全寮制のこの学園には、部屋姉妹(スミウ)という強制
的な一蓮托生制度があった。
四人部屋の中の一人でも、素行不良や成績不振で進級が認められない場合、部屋の全員が退園になるというものである。
十歳の少女キロヒはそんな情報を知るはずもなく、右往左往しながらも、どうにか学園にたどり着き、のこのこと「屋根裏部屋」の扉を開けてしまった。
そこには、既に三人の少女がいて──
この物語は、波風の立たない穏やかな人生を送りたいと思っていた少女キロヒと、個性的な部屋姉妹(スミウ)たちの成長の物語である。
※読んでくださる方へ
基本、寮と学園生活。たまに戦闘があるかも、な物語です。
人を理不尽に罵倒する言葉が出ます。
あなたの苦手な生き物の姿に似た精霊が出る場合があります。
アルファポリスに先行投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:00:00
221336文字
会話率:40%
✿❀✿❀✿
乙女ゲームが好きな高校生、東雲 白兎。BLが好きな腐男子、七瀬 海璃。ふたりは幼稚園からの幼馴染だ。
ある日、白兎は乙女ゲーム好きが集まるサイトで、『渚』という人物と仲良くなり、それ以来、お互いに好きな乙女ゲームについてチャ
ットで語り合うようになる。そんな中、渚が関わって作ったという、配信前のフリー乙女ゲーム、「白戀華~運命の恋~」のテストプレイをして欲しいとのお誘いが!
すべてのルートをプレイ後に感想メールを送ると、後日返信が届いた。そこには渚が感想の御礼と共に、本来作りたかったルートである、「隠しルート」のファイルが添付されており、そのゲームへの強い想いも一緒に綴られていた。
いざ! とパソコンでプレイしようとした矢先、幼馴染から電話がかかってくる。ゲーム画面を閉じて待ち合わせ場所である駅前のカフェへと急ぐ。
しかし、カフェの窓越しに見てしまった光景に、白兎は思わず目を疑った。窓際のカウンターに仲良く並んでいるふたり。それは、片思いの相手である海璃と、可愛らしい年上の女性の姿。目が合った瞬間、気付いたらダッシュでその場から逃げ出してしまった。
夏の太陽の下、白兎は体力の限界を感じて足を止める。油断したのも束の間、まさか海璃が自分を追いかけて来ているとは夢にも思わなかった。しかもあの年上の女性も遅れてやって来て、なにか勘違いをしてない? とふたりに問いかける。
そんな中、三人の方に暴走車が突っ込んできて····。
気付いたら三人は、乙女ゲーム「白戀華~運命の恋~」の中に転生していた!
しかし、事はそれだけでは終わらない。
白兎は目の前に現れた選択肢を選んだことで、隠しルートに突入してしまう。三人はお互いに転生していることを知らないまま、それぞれの役をこなしてイベントをクリアしていく。
また転生直後から、自分だけに見える緑色の透明な画面と、機械音声の個性的なナビゲーターたちの声が聞こえるように。
頼れる相棒たち(機械音声)と共に改変された物語を攻略していく、愛と笑いの中華BLファンタジー。
✿❀✿❀✿
※この物語はBL要素があります。苦手な方は注意して下さい。
※2/21よりムーンライトノベルズさん、アルファポリスさん、ネオページさんにて【完全版】を公開しております。fujossyさんでも順次公開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:00:00
91612文字
会話率:30%
◆◇◆◇
紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事
をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。
そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。
かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。
しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。
名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。
数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。
本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。
魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。
けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。
◆◇◆◇
※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:00:00
156932文字
会話率:32%
【大雑把あらすじ】
平凡大学生、久保くんがひょんなことから怪異に遭遇、不思議体験をする話。
それがいつの間にか、怪異妖怪、幽霊が起こす事件を解決するお手伝い?(足手まとい)をしながら、くたびれたおっさんの不器用でちぐはぐな恋の行方を見守るこ
とになる。
※実質、主人公はおっさん。久保くんはあくまでも、その場に居合わせただけ。
【ちゃんとしたあらすじ】
大学構内掲示板に貼られていたアルバイト募集の紙。軽作業、事務処理、初心者歓迎。
平凡な大学生、久保は時給のよさに惹かれてそのアルバイトを始める。
くたびれた中年の雇い主と、はたまた潔癖症なのかと思うほど綺麗に整頓された事務所の相反する光景を目にし、不思議に思いながらも仕事をこなしていく。
雇い主であるくたびれた中年、見藤(けんどう)と、頻繁に遊びに訪れる長身の女性、霧子。
この二人に出会い平凡な大学生は、長い人生のほんの短い時間ではあるが不思議な体験をする。
※R15程度の性的・残酷描写が若干ありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 06:35:17
826212文字
会話率:38%