アラサー独り身の坂本勇馬は、しがない会社員をしながらも、それなりに充実した日々を送っていた。
休日には大学時代の仲間達と、サバイバルゲーム――いわゆる『サバゲー』を楽しんでおり、この日も森の中というアウトドアフィールドを満喫していた。
しかしある日のゲーム中、岩陰に隠れようと移動すると、突然足下がなくなって勇馬はそのまま落ちていってしまったのだった――。
目を覚ました勇馬は、まずはメインウェポンである自衛隊の89式小銃をモデルとした電動ガンが壊れていないか確認する。
だがそれは、いつもより重く、見た目も質感も違っていた。
そして極めつけには、弾倉にはBB弾ではなく……なんと本物にしか見えない金属の弾が入っているのだった。
呆然とする勇馬だったが、森の中に響き渡る悲鳴で我に返ると、意を決して走り出した。
女騎士と狼のような獣が対峙しているのを見つけた勇馬は、覚悟を決めて助けに入る。
89式小銃、それと同様に本物化したM26手榴弾を使って獣を倒すと、『ショップが開放されました!』というウィンドウが突然目の前に現れた。
そのショップとは、勇馬がよく利用していたミリタリー系を扱う『ミリマート』というネットショップなのだった――。
※作者は軍事知識がかなり薄いため、間違っていたりおかしなところがある場合があります。できる限り修正いたしますが、温かい目で読んでいただけると助かります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:13:44
181497文字
会話率:53%
ホチキスの針が切れて、空撃ちは悔しい。
最終更新:2024-05-10 07:00:00
329文字
会話率:0%
秒間100発で口径15mmのマシンガンは、交渉人であり死神でもある。
最終更新:2023-05-06 07:00:00
243文字
会話率:0%
愛憎は、紙一重か、もしくは表裏一体か。
その両者を、ひっくるめることができるなら。
それは「憎」ではなく「愛」のほうのはず。
だから、口ずさもう。
愛をこめて。
最終更新:2022-07-16 07:00:00
245文字
会話率:0%
帰国子女である女子高生、矢須乃シエルは、友人と共にショッピングモール内の映画館でゾンビ映画を見ていたが…その上映途中で寝落ちしてしまう…
そして、目が覚めると…シアター内にはシエルしかおらず、友人が座っていた隣の座席には、拳銃と弾倉が数個
置かれていた。
有り得ない状況に対してシエルは、夢を見ている事を自覚しているタイプの夢なんだなっと思っている所に、ゾンビに変貌した友人が現れ…何の躊躇いも無く、その友人を撃った所から物語が始まる。
※3話完結の短い話ですが、よろしくお願いいたします。
※この作品はアルファポリスでも掲載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 08:38:46
7340文字
会話率:43%
3年前突如として失踪した妹への手がかりは鮮紅の引鉄という3年前より活動し、現在は行方がつかめないという殺し屋の話だった。
そのことを知る酒場の店主から聞くことができたのは、弾丸と弾倉なら何か知ってるんじゃないかなというあいまいな一言だった。
そして、その時その隣で静かに酒の弱さゆえにノンアルコールカクテルしか飲めない男は自分が手掛かりをもつことを分かっていながらも口をつぐんだまま何も告げずに店を出た。
そして彼は、落ちる夕日を尻目にあの日の因縁を思い出す。
これは後に最悪の暗殺チームと呼ばれることになる3人の結成までの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 01:45:52
6040文字
会話率:33%
近未来のアメリカという設定です。銃規制というとんでもない想像しちゃってます。
銃規制の始まったアメリカ、ニューオリンズ…
一人の敏腕|刑事《デカ》がいる。
彼と組む警官はいない程、彼は変わり者だ。
そこへ、一人の新人女性警官が赴任して
来た。
銃の腕をチェックするときに、弾倉から1発抜いておけと言われるが…
そして、初のパトロール、犯人を追って建物内に侵入するが、
彼女は銃を奪われてしまう。そして、銃口は彼女へ向けられる。
1発抜いておけとの指示をしておいて功を奏したと思っていたのもつかの間。
1発目が空だと気づいた犯人は、弾倉を一つ送る。そこへとびかかる新人警官。
引き金は引かれたはずだったが、弾は出なかった。彼女は2発抜いていたのだ。
そして、またパトロールだ、出かける際、彼女の名を呼ぶ、相棒と認められた瞬間だっ
た。
この物語は1996/09/03に下記の大手パソコン通信発表されたものを改訂したものです。
現在、運営が継続しているものはありません。
大手パソコン通信
NIFTY SERVE 本とリーダーズフォーラム
1996/09/03 配信
2020/11/18 改訂
Copyright By 影武者
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 00:24:50
4430文字
会話率:49%
現代日本を生きるただのオタクな17歳の高校生、中野翔大。学校にいるのが憂鬱に感じるようになってきた翔大は、今日も学校帰りの帰路につく。自宅の自室へと帰りベッドへと潜り込み、いつの間にか深い眠りへと落ちてしまう。
そんな翔大が目覚めると、そこ
は先程までいた自分の部屋ではなくどこか知らない場所だった。見渡す限り周りに何もない状況に戸惑いつつも、自分が寝ていた場所の隣を見るとそこにはホルスターに入った1丁のベレッタと2本の予備弾倉、そして大ぶりのナイフがあった。そして視界に映る謎のマップと「現代兵器召喚」の文字… まさかの異世界に転移してしまった事に気付いた翔大は武器を身に着け、とりあえず近くの町を目指すことにする。
こうして、ただのオタクな高校生翔大の異世界での冒険が始まった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 18:00:00
1319文字
会話率:43%
信州の山奥に移築された古城を舞台にした本格ミステリーです。
関東軍の軍令憲兵である【主人公】は、長野・茅野市の別荘で養生している貴族院の【高平政信】議員に送りつけられた殺害予告により、上司に調査を秘密裏に依頼される。【主人公】は満州事変の
折、右脛を銃弾に貫かれた【黒羽武】少佐として議員宅に招かれたが、正体は不明である。
その日の夕食は、政信の妻【高平節子】、長男【高平和政】、長女【高平恵子】、次女【高平彩子】のほか、貴族院の議員、地元の有力者、警察署長など七名が招待されていた。殺害予告された【高平政信】議員が、送り主の心当たりのある容疑者を別荘に招待したのである。
【主人公】は犯人を見つけようと行動を開始するが、その矢先、貴賓室に飾られていた黄金の装飾銃と銃弾七発が何者かに奪われてしまった。【高平政信】は盗まれた装飾銃と銃弾が、三つの塔をもつ『三叉槍(トライデント)』と呼ばれる古城を異国から移築するとき、一緒に譲り受けた美術品だと言った。
そして招待客が部屋に戻った深夜、中央塔を挟んで客室と反対側にある高平家の私室で、招待客の一人が黄金銃の暴発で死んだ。市警察の【近藤貞治】署長は、暴発で死んだ招待客が殺害予告を送りつけた犯人だったと推理したものの、【主人公】はリボルバー式拳銃の回転弾倉に残り六発の銃弾がないことに違和感を覚える……
関東軍の憲兵である黒羽武少佐を名乗る【主人公】が、山奥の古城という閉鎖空間で起こる連続殺人事件を捜査する本格ミステリーです。
【更新は週に二、三回を予定しており、完結まで二ヶ月程度となります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 22:05:38
135240文字
会話率:37%
ゾンビが蔓延する終末世界で最適の避難所を決めろ!
『ショッピングモールVSホームセンター論争』
これこそ(ネットの)有史以来、(物好きな)人類が直面した最大の難題である。
このゾンビ避難所(ヘイブン)論争に決着をつけるべく、今一つの
VRMMOゲームが誕生した。
その名を『ゾンビヘイブンon-line』
プレイヤーたちは仮想空間の中、最高と信じる避難所に所属し、
あるときはゾンビを討伐し、あるときは資源を奪い合う。
そして得られたポイントで、ヘイブンとヘイブンが最適の避難所の座を競い合うのだ!
……といったゲームの趣旨とはまったく離れ、主人公である桜井タクトが仮想の終末世界でゾンビと戦いたがる話です。
しかし、タクトの手元にはなかなか良い武器がやってこず――、
といったストーリー展開で進めていく予定です。
行き当たりばったり設定、不定期更新で遅い拙文にどうかご容赦のほどを。
ゲーム内オブジェクトの二割がなんらかの形で爆発し、四次元弾倉が存在するハリウッド時空でのことですので理不尽、ご都合展開をお許しください。
銃器設定もいいかげんなので、銃器ファンの皆さんは別次元の銃器として鑑賞するのが、正解かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 22:00:00
260391文字
会話率:23%
ポートリシャス大陸西部第2級独立自由都市サラムコビナ連合警備隊冒険者管理局支部遺品回収課に所属する傭兵上がりの職員、ラインヴァルト・カイナードは、
ある日、サラムコビナ連合警備隊冒険者管理局支部長に直接呼び出され、
犯罪組織の闇取引現場を
潰して来いという非合法任務を言いつけられた。
その任務は成功はしたが・・・・
―――――身の安全を保障されるとして、用意されていたのは異世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 18:00:00
120816文字
会話率:20%