敗戦した小国の王子が人質として帝国にきた。幼いという理由から婚約破棄され暇になっていた私は、お父様に言われその王子を育てることに。
それならばと『私の私による私のための侍従育成計画』を発足させたのだが――――!?
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閲覧ありがとうございます。
逆光源氏計画羨ましいぞ!連載版も頑張れ!
そんなんでいいので、ブクマや評価、感想なんていただけますと、作者が喜び勇み、風邪も吹き飛びます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:03:42
43069文字
会話率:42%
敗戦した小国の王子が人質として帝国にきた。幼いという理由から婚約破棄され暇になっていた私は、お父様に言われその王子を育てることに。
それならばと『私の私による私のための侍従育成計画』を発足させたのだが――――!?
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閲覧ありがとうございます。
逆光源氏計画羨ましいぞ!もっとショタを出せ!もっと大人ジルを出せ!
そんなんでいいので、ブクマや評価、感想なんていただけますと、作者が喜び勇み、風邪も吹き飛びます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 08:12:08
8858文字
会話率:47%
私は誰のことも愛しちゃいけなかった。
例えそれが夫であっても、心を委ねてはいけなかった。
なぜなら私は王女だったから。
私には国を守る義務がある。
常に大局を見据え、誰かに利用されることがないよう、気を張っていなければならない。
それでも
、私は夫を愛してしまった。
夫は小国の王子だった。
素朴で、優しい人だった。
私たちの結婚は政略的なもので、互いに、王族としての義務を果たしたに過ぎなかった。
けれどいつの間にか、私は彼を心から愛するようになっていた。
いけないことだった。
それに、彼は、私を愛していなかった。
彼の優しさは義務的なものだった。
彼が口にする愛の言葉は、后との仲が良好であることを周囲に示すためのものだった。
それでも、私は彼を愛した。
いつか彼に愛される日を夢見ながら、透明な結婚生活を送っていた。
しかしそんな虚しくも平穏な生活は、長くは続かなかった。
近隣諸国に戦争の影が指し、私たちの国にも影響が軍靴が聞こえるようになっていったのだ。
危機に瀕した私たちに、大陸一の帝国が支援を申し出た。
彼らの出した条件は、自国の姫と王子の婚姻だった。
私を后から下ろし、自国の姫を正妃とせよ、というものだった。
断る理由はなかった。
私含め、誰もがこれに乗る他はないと思った。
けれどなぜか、王子は固辞した。
私を離縁することはおろか、側妃に下ろすことも認めなかった。
周囲はひどく困惑していたが、私だけは理解していた。
彼がそう言わなければならない理由を。
そうして私は毒杯を仰いだ。
この透明な結婚に、美しい終止符を打つために。
彼を、偽りの愛から解放するために。
(中世西洋風王侯ものです)
(愛し合っていたふたりの悲劇です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:45:51
26061文字
会話率:16%
瘴気が沸き続ける世界で、浄化の力を持つ聖女は、両手に銀色の爪を持って生まれる。リラは左手の爪だけが銀色という特異さから、『半聖女』と陰口される微妙な立場に居た。それでも所属する聖騎士団で懸命に使命を果たしてきたリラだったが、団長から疎まれ
、ついには退団に追い込まれてしまう。
寄る辺なく大路を歩いていたリラの耳に聞こえてきたのは、楽しげな音楽だった。旋律と歓声に誘われて広場に着くと、小さな音楽団が盛況の只中に居た。趣味のリュートを担いでいたリラの姿が楽団員の目に留まり、即興のデュエットが始まる。歌声を高く評価され、行く当てもなかったリラは、楽団の誘いに応じて加入を決心した。
ところが、旅の音楽団の正体は小国の王子様御一行。彼らは、瘴気の被害に喘ぐ国を救う手段を求めて、音楽団に扮して諸国を視察していたのだった。瘴気に蝕まれた傷がリラの歌声で癒えるのを目撃した王子は、彼女に救国の希望を見ていた。
立場に囚われずただ人を助ける活動をしたいと望む聖女リラ、緩やかに滅びに向かっている国を救いたい王子アルドール、そして本人すら知らなかったリラの真の力に気付かず追放してしまった騎士団長ファルサ。彼らの意志と思惑は、やがて大陸全土を巻き込む物語を紡いでいく。
※各話2000~3000字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 17:10:00
346029文字
会話率:55%
小国の王子の下にどうやってか、一人の少女が現れた。
最終更新:2024-07-30 07:30:00
1783文字
会話率:15%
「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目
に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送っていた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18898文字
会話率:18%
大国グングナルドには一人の王女がいた。彼女の名はフィルリーネ。美しく聡明で芸術に秀でた王女である。
十六の誕生日にラータニア国の第二王子ルヴィアーレと、天の司の役割を持つ空城マリオンネで婚約の儀式を行う。そのための準備としてルヴィアーレ王子
がグングナルド国に滞在することが決まった。
第二王子ルヴィアーレは噂以上の美青年で、文武両道、魔導に長けた完璧な男だが、フィルリーネは噂とは正反対の人物。初対面でルヴィアーレに小国の王子と嫌味を言い、会う度帰りたくなるような嫌味を言い続ける女だった。
しかし彼女には目的があり。。。
念の為R15です。
更新不定期。修正は誤字脱字等です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 22:51:26
1236689文字
会話率:43%
気がつくと婚約破棄を言い渡されていた。
何も分からないまま、どこかの令嬢に憑依したようだ。自分が誰なのか記憶がない。
どうやら人生の帰路に立たされているらしい。
婚約破棄。誰だか知らないが、ならばボロを出さないうちに立ち去り状況を整理しよう
。
だが、呼び止められた。
「婚約破棄は破棄だ」
前言撤回されている。立ち去る機会を失ってしまった。
混乱のまま憑依した者の記憶を探れば、絶望感。
顔は可愛いが、とんでもなく素行の悪い令嬢。名は、アンナリセ。やりたい放題の侯爵令嬢だった。
自分の記憶は覚束ないが、アンナリセの記憶は少しずつ甦ってくる。
対峙しているのはグレクス。ウルプ小国の王子だ!
王子の婚約者? いずれは結婚し王妃! それって最高の人生なのでは?
そのためにはアンナリセの悪行を全部償わなくっちゃ!
グレクスとの結婚生活を願い、決意する。
新たな波乱の人生が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 19:04:12
71437文字
会話率:30%
辺境の町で普通に暮らしていた少年は、16歳の誕生日の一週間前、実は帝国に滅ぼされた小国の王子リヒト・フォン・シューネヴァルトであると告げられる。圧政を敷く帝国貴族の領主に対する王国の旧臣たちの叛乱に巻き込まれ、迫害された獣人たちと手を組み
、鬼人の協力も得て領主軍に立ち向かう。強大な帝国に対して非力な小国はどう立ち回るか苦労しながら、妹や友人の助けも得て進んでいく。 これは辺境の少年が小国の後継者になり、仲間を増やしながら、国を興していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 12:21:41
177068文字
会話率:25%
新しい婚約者は、すべてが完璧な悪役令嬢の息子でした。
田舎の没落貴族の娘ソレイユは、ヴェルソ小国の王子であるソリタリオが婚約破棄宣言をする場に居合わせてしまう。
ソリタリオ王子の非道なる振る舞いソレイユは腹を立てて抗議するが、なぜか次の婚
約者に選ばれてしまう。
ソレイユは宮殿暮らしの身となるが、ひょんなことから前世の記憶を取り戻す。
この世界はソレイユが前世に好きだった乙女ゲー『千変愛華サウザンド・キッス』の世界。
しかもヒロインが悪役令嬢に敗れ去った後という最悪の世界だった。
負けヒロインの娘と、悪役令嬢の息子のラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 12:00:00
137830文字
会話率:43%
ここは魔物と人間の存在する世界。
四大国のひとつ、アルストロメリア王国には腹違いの四人の王子がいた。
その末の王子は気も弱く身体も小さく何をやっても上手くいかない日々を過ごしていた。
王子には唯一の遊び相手がいた。
『侯爵令嬢カサブランカ』
かわいらしい容姿とは裏腹に素手で魔物を倒せるほど強い彼女は、かなりの天然でまっすぐな女の子だった。
絶対にこんなガサツな令嬢は好きにならないと思っていたのに……
でも、この気持ちが恋心だと気づいた時にはカサブランカ本人も知らないうちに兄上の婚約者候補になっていて……
しかもダメ男好きのカサブランカは、ダメダメな破天荒の小国の王子に心を奪われている!?
『この令嬢の夫になる者は尻に敷かれ浮気をしようものなら血の雨が降るだろうな』と思いながらもカサブランカへの想いは溢れていって……
『誰もが恐れる冥王ハデスの妻ですが今日もモフモフ愛が止まりません~異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします~その後の物語』の105話『空間移動はよく考えてからしましょう』から登場する公爵が主役の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 17:33:08
13230文字
会話率:28%
私は、小国であるエクセン王国の女子学生、ターニャと申します。その日、恋人のルータス王子に、婚約破棄されました。しかも、ルータスはクラスメートのグロリアと浮気をしていたのです。ショックを受けた私は、雨の中、学園を出ていきました。そこに馬車が通
りかかりました。振り向くと背の高い、素敵な男性が立っていたのです。そのお方は私に傘をくださり、去っていきました。実はその方は、隣国の超大国、シャルロ王国の王子様だったのです。(この作品は、「小説家になろう」「カクヨム」で連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:09:22
10064文字
会話率:45%
私は大国の王の娘フェデリカ。
小国の王子の結婚相手を選ぶ舞踏会に、本命として招待された。妃となるのは内定済みだと先に聞いている。
なのに王子は私と真逆のタイプ、可憐な清純派美人に夢中!?
こんな遠方まではるばる来たのに、意味がなかった!?
そして、声を掛けて来た宰相の息子は、見覚えのありすぎる顔で。
さて、どうするフェデリカ。
☆本日中に前編・後編で終了です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 13:39:37
4955文字
会話率:36%
魔女アールグレイは小国の王子リダスと婚約するも、大国が仕掛けた戦によって、婚約者を殺されてしまう。
大国への復讐を果たしてから100年くらい引きこもり続ける魔女と、転生して魔女の塔の窓をぶち割りに来た元王子の話。
最終更新:2023-01-02 17:22:59
8443文字
会話率:39%
戦争を繰り返す帝国の王に立ち向かう小国の王子キース。彼には命を懸けてでも戦う理由があった。
※第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』の参加作品のため、1000文字作品となっております。
最終更新:2022-12-10 11:01:32
1000文字
会話率:47%
昔、魔王が世界を恐怖で支配していました。
立ち上がったのは、小国の王子。貴族にも平民にも平等で、各地で仲間を増やし、ついに魔王を討伐します。
世界の英雄として帰国した王子は、旅の仲間である聖女と結婚し、幸せに暮らしました。
それは、世
界中で語り継がれる愛と勇気の物語。
「王子だから、そりゃぁ婚約者がいるわけですよ。」
「うぶ?」
「まぁ、私王子に興味ないから婚約者に選ばれたんですけどね!」
「きゃぁーい!」
「そんなことよりうちの子かわいい語彙力死ぬ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 00:07:50
23011文字
会話率:58%
日本で暮らしていた大学生が、帰省中に電車事故で異世界転生。
生まれなおした先は、山間部にある弱小国の王子。しかも七人兄弟の末っ子!?
しかもこの世界は、二つのそれぞれの道でぶっちぎりの技術力を誇る大国が大陸の覇権をかけて戦い、小国たちは二大
国に睨まれないようにしながら互いの領土を奪い合う戦国の様相。
果たして主人公――末っ子王子の『ミリモス・ノネッテ』は生き残り、立身栄達を果たせるのだろうか!!
◆ツギクルブックス様にて、書籍化! 現在、各種書店、電子書籍にて発売日中です! 購入よろしくお願いします! ◆1300万PV、300万ユニーク達成! ありがとうございます! ◆最高ランキング記録、日間4位、週間7位、月間25位、四半期55位だそうです。こちらも併せて、読者の方々に御礼申し上げます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 18:00:00
1602697文字
会話率:38%
世界有数の超大国ミア王国の第一王女フレデリカ姫が、なぜか小国の王子である僕に恋をした。
四方を大国に囲まれて困っていた父は、これ幸いにと僕をフレデリカ姫に差し出した。
僕とフレデリカ姫は初対面のはずなのに、彼女は僕のことを知っていて……。
こちらは長岡更紗様主宰「小鳩さんブッ刺せ企画」に大幅遅刻した参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 22:50:03
7512文字
会話率:42%
超大国ソロン帝国の皇女アメリアはウエディングドレス姿で、小国ブロア王国のフィン王子との結婚室当日に旅に出ます私を探さないでくださいという置手紙を読んで激怒したのでした。
草の根を分けてでも探してやる!と意気込んだ皇女でしたが……。
最終更新:2021-12-02 16:21:19
547文字
会話率:8%
毎日更新 全八話
崖っぷちの小国「ポリー」に生まれた王子であるメイジはある日、父親でもある王から周辺大国の姫と政略結婚をするようにと命じられる。
メイジは国家存亡の危機を救うべく、諸国へ向かい政略結婚の交渉を行う。
その末に辿り着いたのは
、大陸随一の国「スティールヴァンプ帝国」であった。
小国の王子である彼はそこで、大国の女王と出会う。
メイジは政略結婚を成就させ、故国を救うことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 21:54:18
22435文字
会話率:25%
義妹リリベルは次期聖女の美少女。対するわたしライラは、容姿も魔力も平凡ないらない子。両親には疎ましがられ、婚約者の王太子には冷たくされ、王立学術院でもひとりぼっち。そんなダメなわたしの、誰にもお祝いされない誕生日に出会ったのは、金髪金眼の煌
びやかな青年だったが――
「ナメクジとカタツムリだったらどっちが好きだ?」
……なんだかこの人、変だ。
そして、なんだか分からないけれど、この変な人にとても気に入られてしまったみたい。
王立学術院に留学してきた彼は、やることなすこと常識外れの規格外!おまけに彼に出会ってから変な人がぞくぞく現れて、わたしのひとりぼっちの時間はどんどん減っていく!
本当にただの小国の王子様なの?……え、それはウソ?本当は侵略戦争大好きな軍事大国バベルの王様!?他の変な人たちは、バベルの誇る至上最強の魔導軍団将軍!!??
「そして、君こそ長年探していた最後の怪物『憤怒』の魔女なんだ!ぜひ我がバベル魔導軍団に加わり、世界征服の手助けをしてもらいたい!」
怪物!?世界征服!?いえいえ人違いです!そのかわりになんでもくれるって?お誕生日プレゼントの代わりですか?じゃあ……もしなんでもお願いできるなら、わたしがほしいのは――。
苦労性な「憤怒」の魔女と、ななめ上に「傲慢」な王様、忠実なる最強の魔導軍団より、滅びの運命をたどる愚かな国へ捧ぐロマンティック・ブラックコメディ!
※アルファポリスでも配信中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 00:00:00
143281文字
会話率:43%