世界の極東日ノ本に禁忌と称された男がいた。
神の末裔にして妖術使い、名を神崎三郎。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
強者との戦いを好み、日ノ本中を旅して妖怪や荒ぶる神々の討伐で名を上げる。
そんな戦いの日々を送る中、三郎は伝説の海の妖怪の討
伐に名乗りを上げた。激闘を繰り広げ、その妖怪を打ち破るも突如として不思議な光に包まれ三郎は意識を失ってしまう。
そして目を覚ますとそこは日ノ本から海を隔てた異国の地
アトラニアだった。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
見知らぬ異国の地だろうが関係ない。強者との戦いを求める神崎三郎の冒険譚が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:56:50
225152文字
会話率:33%
辺境伯家の三男ギリアムは、遊学先から戻る途上で貴族の馬車を襲う飛行魔物の群れに遭遇する。
美貌の伯爵令嬢ニルダを助けたギリアムだったが、彼女はひどく失望した様子。というのも、襲撃は彼女自身の仕込んだもの。
後妻の娘ばかりを偏愛するようになっ
た父に疎まれ、どこかへ幽閉される前にと脱出を試みたのだというのだ。
その場では伯爵家へ送り届けるしかなかったが、ギリアムは「困ったときは力になるから」と請け合い、ニルダも彼の言葉に望みをつなぐのだった。
やがて領地へ戻ったギリアムを見舞う、父と兄たちの急死。家督相続と領地運営の重責に立ち向かうギリアムだったが、そんな中で奇しくもニルダ救出のチャンスが巡って来る。彼女を保護して傍に置いたギリアムは、その型破りな思考と規格外の魔法の力に翻弄されつつも、ニルダとの絆をさらに深めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 11:50:41
4763文字
会話率:50%
千年ぶりに生まれ変わりのチャンスが巡ってきた平安の大妖怪・タモちゃん。
エディモウィッチという悪の魔法使いが支配を目論むもうひとつの地球で、世界を救うことが自由の身になる条件だという。
戦時下の異世界へ転生を果たしたタモちゃんだが、そ
の体は身長100センチにも満たない童女の姿だった。
そのうえ妖術を使えば疲労困憊になり、強制的に寝てしまうという子供にあるあるなハンデ付き。
それでもエディモウィッチの非道な所業に敵愾心を抱いたタモちゃんは、仲間と共に力を合わせて、マジカリストと呼ばれる悪いカリスマ魔法使いたちを退治することにした。
私たちの住む地球で言うところのイギリスで、タモちゃんたちは火のマジカリストと恐れられている魔法少女のエターニャと会敵する。
強制睡眠に肝を冷やしながら、一撃必殺を試みるタモちゃんたち。
エターニャが変身するためのダンスをしている最中に、問答無用で殴り倒すという奇襲戦法で、悪の魔法少女を退治できたかと思われたのだが、逃げられてしまった。
再び相まみえたとき、エターニャは変身ダンスをしながら物理攻撃をするという、隙はないが、魔法使いにあるまじき奇策をやってきた。
しかし踊り疲れてバテたところに、タモちゃんが最大級の妖術を撃ち放ち、今度こそ退治できたと思われたのだが!
エターニャが持つ強力なマジックアイテムによって阻まれ、再び取り逃がしてしまったのだった。
つづく!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 07:02:31
168064文字
会話率:47%
時は戦国。岩陰なる国にて。
武士『橘玄』は主君を傀儡にした妖女『白姫』によって国を乗っ取られた。橘は化け物としての正体を見せた白姫を斬るも殺せず、家族も何もかもを失う。
牢人となった橘はとある神社で龍神『黒姫』に出会った。
そ
して、亡者を生み出す外法──それを操る南蛮の邪竜が白姫の正体という事実を黒姫より聞く。
日の本の征服を目論む白姫を討つならば手を貸すという黒姫に対して、橘は手を結ぶことを決意。
かくして竜の血を浴びた牢人と荒ぶる龍神が亡者を操る邪竜に立ち向かう。
悪鬼と物の怪、不死者と亡者、妖術使いと忍び、そして侍と龍が入り乱れる和風ファンタジー、いざ開幕──!
*この作品は小説家になろう、カクヨム、ハーメルンで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:11:37
171555文字
会話率:61%
俺の名前はハルト。
少し前までは普通の高校生だったけど、亡き親父の後を継いで妖怪退治の仕事をすることになったんだ。
ポンコツな俺は、早速やらかして廃業の危機に陥ってしまう。
そんな俺の目の前に、美少女が姿を現した。
彼女は可愛いだけじゃなく
、凄腕の妖術使いだったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 13:08:12
78285文字
会話率:37%
1600年 『関ヶ原の戦い』
西軍:石田三成、東軍:徳川家康
日本歴史史上 名高い、天下分け目の決戦だ。
血気盛んな西軍兵の中、一際妖しいオーラを纏う男がいた。その名は木常玄次郎(キツネ ゲンジロウ)
玄次郎は、かの有名な”狐の大妖”玉
藻前を先祖に持つ【妖術使い】だ。
そんな玄次郎の前に、頭から”うさ耳”を生やした男が現れる。
自らを”宇佐美”と名乗るその男は、月からやって来た【月の民】であった。
宇佐美は戦国の世から400年以上先の未来で、玄次郎の子孫:木常京子(キツネ キョウコ)に《とある依頼》をする事になる。
その依頼とは‥‥‥
宇佐美同様に、月の民である”竹取カグヤ”という人物を《月へ強制送還する事》だった。
カグヤは日本に拠点を作り、”世界征服”を目論んでいると言う。
そんなカグヤを送還するには《天の羽衣》が必要だ。
羽衣は月の民だけに有効な”磁場”を発する。
その磁場は、月の民の反骨精神を狩り、月への帰省本能を促すようだ。
天の羽衣は何故か、木常家の者にしか扱えなかった。
そこで宇佐美は木常京子を頼り、カグヤ送還計画を推進するが、中々上手くいかない‥‥‥
試行錯誤を重ねた宇佐美は、玄次郎を”妖術指南役”として京子に当てがうべく、戦場へスカウトに現れたのであった。
1600年 戦国の世から、2022年の現代へ。
玄次郎の”時越(じえつ):タイムリープ”によって、物語の歯車は動きだした。
【虎の威を狩れ!木常!】
SF・バトル・ローファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 14:33:18
14735文字
会話率:33%
妖精と契約し、妖術を使う存在ーー妖術使い達は、人に害をなす妖獣の討伐や人々を妖術で助けながら生活していた。その中でも、ヒーローと呼ばれる妖術使いの青年ヴィダル・クライシスは、ほかの妖術使いと同じように生活していた。
だが、ある日、ヴィダル・
クライシスが訪れたエルシア皇国で、妖精達が一斉に堕天し、悪魔となる事件が起こる。
これにより、エルシア皇国は滅んでしまう。ヴィダルも契約妖精のスィーを殺され、同僚も、ヴィダルをかばい死んでしまう。
命からがら逃げ出すヴィダルだったが、逃げのびた先の村で、堕天事件の首謀者として捕えられる。
その村は以前ヴィダルが妖獣の被害から救った村だったが、救われたはずの村人は誰一人としてヴィダルを助けず、逆に糾弾する始末。
最愛のパートナーを殺され、想い人を殺され、救った人々に裏切られたヴィダル。
彼は復讐を決意する。
これは、救われない壊れた青年の復讐劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 00:27:06
21796文字
会話率:31%
とある国の地味目な第三王女・未姫。断崖の館に滞在中の彼女に衝撃の知らせが飛び込んできた。家老がまさかの謀反を起こし、父王と兄が行方不明。おまけに姫の持つお守りを狙って、悪の大妖術使いまで襲ってくるという。なのにイケメンの婚約者候補たちはさっ
さと裏切りモード。たった四人の仲間とともに、どう切り抜ける未姫!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 11:35:07
188135文字
会話率:44%
時は幕末。ある小藩において若くして窓際族の青年、軍平は家老たちの陰謀に巻き込まれ、藩随一の剣豪に命がけの勝負を挑む羽目となった。剣士でもある軍平は以前、傲慢なその男に完敗し、今度も勝てる可能性はわずか。さらにずる賢い家老は「勝てば破談になっ
た婚約が復活できるかも?」と、甘言をほのめかす。どうする、軍平。しかし彼にはただひとつ、希望があった。それは、祖父の密かに残した妖術。期日までに習得は間に合うか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 21:52:33
103857文字
会話率:31%
土地柄、ウチの高校は妖術使いがいるのだが、けど本当は普通なんだよ。
最終更新:2015-03-07 18:09:27
4021文字
会話率:48%
毎年行われる、華やかなる女妖怪たちの祭典。例に漏れず、今年も開催。八地方、都道府県の中から厳選なる審査に基づいて八組の美女妖怪たちが、リングに上がって闘う。世の中、悠長にオンリーワンと云ってられねぇ、ナンバーワンだ!ストロング・イズ・ビュー
ティフル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-11 00:12:02
26900文字
会話率:37%