ごく平凡な会社員だった俺は、いつの間にかリンネという幼女に転生していた。俺の生まれた村が、転生早々ゴブリンの襲撃を受けてピンチに! 村はすでに全滅しており、俺は絶体絶命! ステータスウィンドウを見ると土魔法の土剣を見つける。それは3メート
ルもの大きさをもつ巨大な土剣だった。土剣でピンチを乗り越えて村を脱出した俺。なんと次は森でクマさんに遭遇してしまう。しかしそのクマさんは小さく、まるでぬいぐるみのような容姿をしていた。自称聖獣フェンリルの喋るクマさんに魔法を伝授してもらいながら冒険していく俺に数々の困難が襲い掛かる。はたして俺に幸せな未来は訪れるのだろうか?
この物語は、不思議な珍獣クマさんと、転生者で会社員の男だった幼女リンネが、グルメも含めて面白おかしく冒険していく笑いと涙の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 17:29:52
1908238文字
会話率:35%
主人公1「確かに大変だったけど、誇るようなことじゃないよ。面倒だから世間には黙っていてね」
主人公2「あれ、何かしちゃいましたか? こんなこと普通でしょ?」
主人公3「パーティーから追放されてしまった。でも隠していた力を使えばへっちゃらさ」
名声や他人から良く見られるということを忌避する、自身の行為の大きさを理解できない&理解しようと努めない、才があろうとも最初から待遇を良くするために周囲に自身の価値を知らしめようと動かない。まるで自身を良く見せようとすることが「悪」のように扱われるなど、ちょっと納得し難い考えが流行りのようなので突発的に書いてみた。
これはある一人の男が己の欲のために迷宮に挑むお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 03:28:23
272814文字
会話率:24%
侯爵家令嬢のライラは家の没落と共に婚約破棄を言い渡されてしまう。
人の身体ほどの大きさを長斧を携えたライラ・バルデッシュのお家再建が今始まる__
全四話
ハーメルンでも同時掲載
最終更新:2024-12-28 19:00:00
10610文字
会話率:63%
闇! その中にごく薄い靄が漂っている。よく見ると、それは光っていた。プラズマの発光。キラキラと薄く、闇と反応して…… 「エリア718に到着。これから〔非在〕領域内に突入する。こちらの機器の応答はいまのところ順調だ。この先追尾よろしく」『イ
グザ34了解。レート・レーザには良く見えているよ。こちらの装置にもまだ異常はない。確率変数も安定している』〔非在〕はその存在を知る少数の誰もが予期せぬうちに人体に巣喰う癌のように時空に点在して広がっていった。初の調査隊が向かった[非在]はノルウエー・フィヨルド先の海底百メートルの位置に発見されたものだった。時代を遡って最初にそれを観測したのは天体物理学者だった。異常な重力場領域として観測されたのだ。詳しい解析の結果、その原因は等価原理の違反であると判明した。重力質量と慣性質量の不一致が時空の重力異常として観測されたのだった。ある考えではそれは特殊なスピンとして素粒子内部に隠された空間または時間が部分的に開放された結果なのではないかと解釈された。その場合、観測された重力異常周辺領域には余計な時空が付随することになる。また重力異常領域ではヒッグス粒子の質量がユニタリティ限界を超えた大きさを持つ可能性もあり、その場合には確率の保存が破られる、すなわちその領域内では原因と結果(因果関係)が崩れてしまっている可能性も否定できないのだった。また、それが学者たちが今回の重力異常領域を〔非在〕と名付けた理由でもあった。『わたしたちをここに跳躍させた質量転移について疑問がわいたんです』調査隊員のひとりが隊長に告げた。「というと?」隊長が答える。『質量転移の観測依存性についてですが、あの式に出てきたオブザーバブル=可観測量の導出は間違った仮定の上に求められたのではないかと思えるんです?』「具体的には?」『わたしたちがすでにこの〔非在〕自体に包摂されているという可能性です』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 06:40:52
16535文字
会話率:48%
学校で虐めを受け、その時の怪我が原因で死亡した主人公|狐宮九喰《こみやくく》は、その魂の大きさを見込まれ、創造神から異世界転生をしないかと提案される。
話を聞くと、九喰の魂は膨大であり、いるだけで、世界に良い影響を与えるらしい。初めは信
用していなかった九喰だったが、異世界では、自由に行動していい、そして何をやっても咎めない。転生後のサポートもすると
いう創造神の言葉に転生をすることにする。
転生する時に赤ん坊から始めるか、成長した状態から始めるかを聞かれ、九喰は成長した状態から始めることにする。転生時、種族が魂に最も適合するものになると言われたが、それもどんな種族になるか、少し楽しみだった。
転生すると、白髪の妖狐になっていた。
それだけなら良かった。だが、なんと、九喰はTSし、女になっていた!
「神様性別間違ってるよーーーーーー!」
これは、TSオレッ娘狐が世界最強となり、伝説に名を連ねるまでのお話。
作者のヨーヨーです。小説を書くのはこれが初めてなので、拙い文ですが、あたたかく見守ってくださると、嬉しいです。
気に入っていただけたら、ブックマークや評価お願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:00:00
171419文字
会話率:34%
その日、個人勢の新参vtuberがデビューした。しかし彼女はただの少女ではなく、その前世は唯一無二の絶対的な支配者である女魔王が転生した少女であった。魔王としての絶対的な力に裏打ちされていた自信に溢れた堂々たる言動、器の大きさを魅せつける。
人気取りの業界であるにも関わらず、一切視聴者に媚びようともせずに己を貫くカリスマ性に、多くの者たちは惹かれていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 10:51:35
795564文字
会話率:43%
大学院生の
大学院から飛び出た中村は、戦後日本の社会変動と個人のアイデンティティ形成について研究を進めていた。彼の研究テーマは「記憶とアイデンティティ」であり、集団的な記憶が個人にどのような影響を与えているかを探ることが目的だった。中村はフ
ィールドワークの一環として、地方の老人ホームや地域のコミュニティセンターを訪れ、複数の老人から過去の出来事について話を聞くことにした。
ある日、中村は地方の小さな町にある老人ホームを訪れた。そこで彼は、戦後の激動の時代を生き抜いてきた三人の老人、田中さん、佐藤さん、そして山田さんに出会った。田中さんは元鉄道員で、国鉄の民営化を目の当たりにし、その変化に対する思いを語った。佐藤さんは阪神・淡路大震災の被災者であり、その経験が彼の人生観をどのように変えたかを話した。山田さんはリーマン・ショック後に派遣切りに遭い、雇用不安に直面した経験を共有した。
中村は彼らの話を丹念に記録し、それぞれの体験が彼らのアイデンティティ形成にどのように影響を与えたかを分析した。田中さんは、国鉄の民営化により職場が変わったことで、自分の仕事に対する誇りや仲間との絆が揺らぎ、自身のアイデンティティに疑問を感じたという。佐藤さんは震災を通じて、人との絆の重要性を再認識し、それが彼の生き方に大きな影響を与えた。山田さんは、雇用の不安定さが自己肯定感に影響を与え、自分の価値について考え直すきっかけとなった。
フィールドワークを進める中で、中村は老人たちの語る過去の出来事が、単なる個人の記憶ではなく、集団的な記憶として社会全体に影響を与えていることに気付いた。彼らの話を通じて、中村は戦後日本の社会変動が個人のアイデンティティ形成に与える影響の大きさを実感した。
研究の最終段階で、中村はこれらのインタビューを基に論文をまとめ、集団的な記憶が個人のアイデンティティにどのように影響を与えるかについての新たな視点を提示した。彼の論文は、過去の出来事が現在の個人や社会に与える影響を深く探求するものであり、社会学の分野に新たな洞察をもたらした。
このフィールドワークを通じて、中村は自分自身もまた、過去の出来事や集団的な記憶によって形成されていることを改めて認識した。そして、彼は老人たちの語りから得た教訓を心に刻み、これからの研究に活かすことを誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 08:33:47
78417文字
会話率:49%
俺神埜蒼(かんのあお)は日本の会社である「浮島(ふとう)」が作った VRMMОRPG「星と世界」という今までの地球規模や大陸規模ほどの大きさの世界だったが、浮島が作ったAIである「暁(あかつき)」が全ての情報を制御することで宇宙規模の大きさ
を実現した。
そして、ベータ版では各国約30000人をテストプレイヤーとして行われたベータ版に俺も参加した。一部の人が隠しジョブに気づいた。
俺もその一人だった。
リリース翌日に人類は絶望と希望を抱いた
本来その世界では法と秩序を自分たちで国を作る。その後ある国では犯罪者のための国、宗教国家等たくさんの国、自由な世界。
そんな世界で遊ぶつもりだったのに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 17:48:21
7677文字
会話率:71%
ここは人類がとある事件をきっかけに閉じ込められた仮想世界「セカンドワールド」この世界では能力はステータス化され、スキルと呼ばれる特異な力を使うことができる。そんな世界で人々は異なる思想を掲げ次々とギルドを建てていった。ある者たちは冒険を力を
権力を求めて。…しかし大きさを増すごとに衝突も増え、消えていくギルドも存在する。勢力争いが激化する中かつてのギルドを抗争で失った聖騎士のアメッサは、賞金稼ぎとして惰性的な生き方を続け死んだように生きていた。しかし、手配書の少女キャシーと出会い運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:30:00
8512文字
会話率:37%
メイド学校に通う双子の姉妹キャンディとメロディは、幼い頃に遭ったとあるトラブルによって魔法が使える。姉のキャンディは自身の体を小さくする魔法、妹のメロディは自身の体を大きくする魔法。
そんな2人は絶賛恋愛真っ只中。キャンディは幼少期に姉妹
のことを窮地から救ってくれた7歳年上の女性のリオナに恋をしていた。メロディも同じく恋をしているらしいけれど、その恋の相手は秘密にしたいらしい。
大きさを変える魔法によってトラブルに巻き込まれたり、メイド同士で恋をしたり、忙しい彼女たちの日常のお話。
※こちらの作品は、『手乗りメイドはお嬢様に愛されたい!』の7年後が舞台のスピンオフ作品です。
https://ncode.syosetu.com/n9130il/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:51:36
15395文字
会話率:52%
その砂糖に、水を、掛ける。
特別な水でなく、ごく普通の水でいい。
ただ、その形になって欲しい様に、その形を模して、水を、掛ける。
すると、もくもく、浮き上がる。
雲が湧き出る様に、砂糖から形が、もくもく浮き上がる。
その形は、砂糖から
独立して、空中に、飛び出す。
使用する砂糖によって(サトウキビ系か、テンサイ系か、化学薬品系か、等)、その形は、変わる。
大まかには、変わらない。
が、色や造形が、ディテールのところで、異なる。
飛び出した形は、空中で、大きさを、変える。
そのモノ(形)に、該当する大きさまで、拡大する。
あるいは、縮小する。
該当する大きさまで来ると、モノは、蠢く。
動き出す。
モノによっては、知能も、備え持つ。
そして、砂糖に水を掛けて、自分を作ってくれた者の、下僕となる。
忠実な相棒、となる。
町中では、砂糖製の、いろんな相棒が、浮かんでいる。
空中浮遊して、進んでいる。
作ってくれた人間と並び、進んでいる。
人間と共に、歩むモノも、いる。
人間と共に、飛ぶモノも、いる。
人間を乗せるモノも、いる。
あまりに大きいモノは、人間から距離を取って、人間の進む速度に合わせ、上空で、浮かび進んでいる。
あまりに小さいモノは、人間のポケット等に入り、揺られて進んでいる。
海水耐性の薬剤を飲んだ【造形砂糖モノ】は、服用直後の二十四時間は、海水に、溶けないでいられる。
が、その後の二十四時間は、生体活動が、急低下する。
簡単に云えば、二十四時間後から四十八時間後までの丸々一日、寝たきりになる。
動かず、トイレにも行かず、寝込んでしまう。
所謂、プチ植物人間状態、になる。
リュウは、返事の後、続ける。
「まさか、こうなるとはな」
「ああ」
「竹田のおっさんも、【造形砂糖モノ】、やったわけや」
「そやな」
「ちゅーことは、相木候補も【造形砂糖モノ】の可能性、が ‥ 」
「あり得るな」
「マジか」
ホセとリュウは、何かを思い考え、黙り込む。
バイトは、【造形砂糖モノ】。
そして、竹田権蔵も相木候補も、【造形砂糖モノ】。
町長選挙は、選挙結果予想通り、服部候補が、当選する。
得票数で云えば、一位:服部候補、二位:松本候補、三位:相木候補。
選挙結果予想と、全く同じ順位、になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:24:15
22830文字
会話率:31%
削除ボタンの位置と大きさをもっとこう、控え目にというか。
最終更新:2024-03-17 12:34:45
1591文字
会話率:8%
異世界転生した元変身ヒーローの紅井頼火(ライカ)は冒険者として活動していた。ある日、ダンジョンの中で異世界転移してきた聖女のディアナ・ヴィヴァリーニと出会ったが、彼女はその際に聖女としての力を失っていた。
大切な力を無くした二人はともに力を
合わせ、失った力の大きさを実感しながらも何とかその世界で暮らしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:00:00
145055文字
会話率:44%
大陸が12年ごとに大きさを変える世界に転移したシティーボーイが何とか生き残りを図る。
最終更新:2024-02-24 02:31:18
5725文字
会話率:32%
時代は近未来的日本で、そこでMMORPGである本作の題名でもある、「Castle Frontier」を
社長である神木竜也と副社長である井口賢哉が製作する、日々の生活の中幼馴染である神木竜也に賢哉は劣等感に苛まれていた。賢哉は幼少期より英
才教育を受けており、家族からの教育虐待を受けていた。その結果賢哉の抱える闇は次第にその大きさを増していき、主人公竜也の殺害を決行する。そして賢哉に殺害された竜也は時間を遡り自身が作った「Castle Frontier」のゲーム中の生命として転生する。しかし、以前よりユーザーであり、竜也が家族のように慕っていたゲーム内の仲間はいなくなっていた。そこから物語は始まり、仲間を探す旅に出る。その中新たな力を獲得したり、仲間との悲しい別れ、現実世界とのつながり、賢哉に抱く思い、元の世界への戻り方、ゲーム内での生命体でありながら、現実世界へ向けた配信など、さまざまな王道ストーリーを組み込んで物語は展開されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 04:46:08
27221文字
会話率:25%
「やぁ、こんにちは。僕は『世界を導きし‥‥‥』って、自己紹介なんてしなくてもいっか。
さて、これから始まる物語の舞台となるのは希望の地、トーザ大陸。真ん中にある巨大な湖が特徴的で、周りは海に囲まれているんだ。そんなトーザ大陸には七つの国があ
って、一番北から時計回りで名前だけ言ってくと
ウベリ国、ポーネ、ソゴア公国、ブレゴ共和国、ギラクトヤ王国、ゴーザ帝国、ワネガ皇国! って感じなんだ。
この国々は五十年ものあいだ戦争していたんだけど、『アスマトン』と呼ばれる全長二十メートルの大きさを誇る人形戦闘兵器の開発により、五十年続いた戦争はたった一年で終わりをむかえたんだ。‥‥‥一旦だけどね。それから十年の時が過ぎ表面的な平和が大陸中に染み付いた頃、再び大陸に戦火が舞い戻ろうとしていたんだ。
これはとある青年の戦いを見届ける物語だ。そう、彼の名前は―――」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 18:44:37
4520文字
会話率:62%
これは異世界でマッサージ屋としてち○こをデカくする整形手術や豊胸手術を特殊な魔法を使って生計を立てる男の話。
ある日、高校生と一緒に異世界召喚に巻き込まれた27歳の新島景(ニイジマ ケシキ)は、勇者として魔王退治した後、1人異世界に残った
。
勇者として特別扱いされることに嫌気がさした新島は魔王退治のご褒美として、神様によって新たに能力を与えられた
・『肉体改変』見た目を変えたり、腕を生やしたり、毛を生やしたり、特定の部位の大きさを変更可能。
・『物品召喚』日本のものを使用した魔力と交換に食呼び出せるようになる、ネット通販のような機能。
勇者の治癒術師として元々持っていた能力
・『回復 』大怪我でもすぐに治せる。欠損は治らない。
・『解毒』病気、毒、状態異常を治せる。
・『鑑定』自分、相手の情報を知ることが出来、健康状態の観察に使える。
この能力を駆使してマッサージ屋を始めるが、マッサージと回復を掛け合わせると強い快感が走ってしまい、変態の噂が流れてしまうようになった。
そんな誤解に負けず、愉快な仲間とコメディみたいなスローライフ生活を送る!
若干のエロ表現はありますが、エロメインではないです。
ストックが10万字以上あるので、30話以上は毎日投稿出来そうです、応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 00:00:00
198116文字
会話率:54%
※この作品はフィクションです。
実在する国家、個人、組織、昔話、おとぎ話、民話伝承などとは直接関係はございません。
この話は、作者が2023年9月に入ってから書き始めて、数日で下書きが終わった代物です。
物語の舞台は、現代(とい
うかリアル)で言う愛知県三河地方。
当地の昔話や伝承に登場する「とある妖怪狐」と同名の存在が出てきますが、まあ所謂「平行世界の同一存在」くらいのモノとして見て頂ければ幸いです。
そして、その狐さんには当作品の作劇上ひどい目にあってもらう事に……
(実際の民話や昔話での行動より過激な行動を作中で採らせてるためでもありますが。)
そんな訳で、実際の狐さん縁の土地や場所とは一切関係無い(フィクション)ので、関係各所に迷惑をお掛けしないようにお願い致します。
ーこれより本題ー
この作品は、かつて書いた短編作品(【習作】とある企業と人物と。)と共通の世界での話となってます。
時系列的には前に書いた作品から二十数年後の話であり、場所は我が国日本……に相当する国家「ヤマト国」
色々あって世界全体と三度の戦争をやって、その全てで実質的勝利を得た、そんな国の中で起きた多々あるエピソードの一つ。
……かつて、三度目の戦争を終わらせた者がいた。
その者はその時まだ若く幼く、自らが行った終結への一手が世界に与えた衝撃と影響の大きさをその時は理解していなかった。
時は流れ、大人になったその者は何者にも縛られる事無く自由気ままな諸国漫遊の旅をしていた。
そんな旅の最中、三河を訪れた際に「一つの事案」に関わる事となる。
その時、その者が出会う事となったのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 21:00:00
16099文字
会話率:35%
万物が収納されたカバンとモノの大きさを自由に変えることができるスキルを得た俺は、異世界で心ゆくまで猫を愛でる。
最終更新:2023-09-08 20:00:00
4141文字
会話率:4%
勇者から告げられる一言。
「お前の代わりなんていくらでもいるんだよ」
それは突然の、そして明確な追放だった。
普通の人間とは違う「龍の手」を持つ男。
違うが故に隠していた手を、勇者により晒されてしまう。
気持ち悪いと罵られ、遂には己が
役割すら否定されてしまった。
元勇者パーティの一員である狂戦士、名をリューン。
勇者は名声を求める中で、リューンを疎ましく思っていた。
「狂化」を用いて、罠を踏破し、毒を受けても立ち上がり、力の限り突撃する。
眩しいぐらい信念のまま働き、心優しい彼が邪魔だったのだ——。
勇者の思惑通り、狂戦士は役割を失った。
ただ、彼が抜けたパーティは、いつかその存在の大きさを実感するだろう。
残念なことにリューンの勇者一行としての冒険は終わった。
しかし、彼は思わぬ方向へ進んでいく。
追い出されて辿り着いたのは、引きこもりの吸血鬼、カナリア・ヴァンプが住う城。
初めて出会う真祖の姫に、彼は思わず声をかける。
「俺をここに置いてくれ」
世間知らずの真祖の姫を身体で守り、喧騒避けた深い森で、狂戦士はゆっくりと生きていくつもり、だったのだが……。
そうは問屋が卸さない。
狂戦士は、どうしたって戦いに愛されているのだから——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 01:34:14
86052文字
会話率:32%