かつての戦いに散った騎士らの、遺骨収集の旅に出るカヘル副団長一行。しかし敵地の奇妙な遺跡【ドルメン】の中に謎の変死体を見出し…⁉ 巨石コージーミステリ五部作、堂々ファイナル!
※この作品は「カクヨム」にても掲載しております。
【完結保証】
連載期間2025.5.8-8.11 約18万字
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Do not use my stories and images for AI training.
森深き小国デリアドの副騎士団長カヘルは、隣国の王へ嫁いだ叔母から戦没遺骨調査団の付き添いを依頼される。9年前の熾烈な戦い、≪赤い巨人≫に滅ぼされたマグ・イーレ騎士たちの遺骨を迎えに、カヘル一行は敵対国テルポシエへ。しかし、調査現場の巨石遺跡【ドルメン】で、不審死体を発見してしまう――。
戦死した従兄を探す女性文官ファイーへの、カヘルの恋は成就するのかしないのか。もじゃもじゃ側近と鑑定騎士、コミュニケーション騎士、ナース騎士の応援を得て、今回もカヘルが冷えひえ推理を発動&いぼいぼ戦棍で悪をかっ飛ばす! さらにインテリ王と古書店主の中継陣、ぷよ&ひょろの騎士コンビにひまわり亭も乱入。 同窓会的に爆発するシリーズ最終作を、なつかしい方もご新規の方もぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:00:00
148896文字
会話率:39%
オレの配属先、もしかして腐ってる——!?
獣人たちの暮らす《オオ虫ノ国》。
黒虎のミオは王立治安部隊《王の鉤爪》に入隊する。
その目的は、消息の知れない幼馴染を見つけるため!
けれどミオの配属先は、上流階級の不祥事をもみ消す隠
蔽部隊だった!?
『嘘で包む事に、何の意味があるんですか?』
偽る事を拒絶するミオは、いつしか王国を包む陰謀に巻き込まれて行き——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:00:00
100416文字
会話率:36%
「好き」と伝えた瞬間、すべてがなかったことになる。
国家の不正を暴く天才ハッカー《怪盗エル》の正体は、町のパン屋で静かに暮らす女性・緒方楓。彼女には、“誰かに恋をされた瞬間、世界が巻き戻る”という呪いがかかっていた。
それでも彼女は、失
踪した妹の真相を追うため、力と孤独を引き換えに生きている。
そんな彼女の前に現れたのは、国家公安の捜査官・岬朔弥。
感情を語らず、ただ“見る”男。けれど彼の沈黙は、彼女の静けさを崩していく。
一度目は、彼女が恋をして世界が壊れた。
二度目は、彼に恋されてまた壊れた。
三度目は——恋を避けながら、それでもどうしようもなく、心が触れてしまう。
これは、「言葉にできない想い」が、「言葉にしてはいけない運命」に抗う、
何度やり直しても恋に落ちてしまうふたりの、沈黙と選択のラブストーリー。
10万字規模想定。全40章プロット完成済。
nolaノベルズにも同時に連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:00:00
20085文字
会話率:41%
東京一極集中の是正を目的に、日本政府と大手企業が連携して建設した未来型スマートシティ《SUMIKA(スミカ)》。
全国の過疎地に点在する五つのスミカは、最先端のAI技術と自動化システムによって支えられ、完全在宅ワークや無人店舗、自動運転に
よる移動環境が整備された「理想の街」として注目を集めている。
通勤ラッシュもなければ、職場での煩わしい人間関係もない。ストレスフリーな環境で、人々は穏やかに生活を営む――はずだった。
そんな街に、警察官・村瀬圭吾は妻と中学生の息子を連れて赴任する。都会の喧騒から離れ、穏やかなスローライフが始まる……はずだった。
だが、完璧すぎる街並み。同じ表情を浮かべる隣人たち。水に対する微かな違和感。夜中に響く蛇口の音と、夢に現れる見知らぬ血まみれの少女。
そして、静かに、しかし確実に街の“異変”が始まる。
ひとつ、またひとつと日常の隙間に入り込んでくる不協和音。徐々に明かされていく街の隠された構造と、そこに住まう者たちの“違和感の正体”。
これは、完全にコントロールされた理想都市に潜む「もうひとつの真実」に迫る、静謐で不穏なミステリーホラー。
あなたが毎日飲んでいる、その水は――本当に安全ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:42:38
3241文字
会話率:14%
──裏切りと追放、その先で出会ったのは、“悪”の中にあったもうひとつの正義だった。
かつて、世界を守るために戦っていた。
昭和のヒーロー然とした5人組の戦隊《セイガンファイブ》。その隊長――レッドを務めていた日向イツキは、国の後ろ盾を受け
た“正義の象徴”として、秘密結社《ネメシス》との死闘に身を投じていた。
だが――最終決戦のさなか、イツキは敗れた。
強大な力を誇るネメシスの総帥によって、時空の彼方──過去とも未来ともつかぬ“ディストピア日本”へと飛ばされた彼は、そこでまさかの裏切りを受ける。
「お前の判断ミスで、俺たちは負けたんだ」
かつての仲間たちは、イツキに敗北の責任を押しつけ、“ヒーロー”から追放したのだ。
正義に命を捧げてきた男が最後に受け取ったのは、栄誉ではなく、罵声と孤独だった。
放浪の末、倒れた彼の前に現れたのは――かつて倒したはずの“敵”。
秘密結社ネメシスは、滅びてなどいなかった。むしろ、この崩壊寸前の世界でなお高度な科学技術を誇り、冷徹に秩序を守っていた。
「正義に見捨てられた君に、ふさわしい居場所がある」
そう告げられたイツキは、“敵の幹部候補”としてスカウトされる。
そのために受けたのは、人智を超えた科学による“魔改造手術”。かつての自分を遥かに凌駕する肉体と能力を得たイツキは、今や“正義”の仮面に踊らされるセイガンファイブと対峙する――
彼の隣には、妖艶でお色気たっぷりな蛇型怪人《ラミア=カーニヴァル》。
甘く危ういバディ関係を築きながら、ふたりは今日も“新たな正義”の名のもと、かつての仲間たちへ痛快な“ざまぁ”を叩きつけていく。
正義とは、果たして誰のためにあるのか?
裏切り、追放、絶望の果てに目覚めた男は、もう一度“戦う理由”を見つけていく。
昭和風ヒーローの泥臭い理想と、ディストピア科学が支配する冷酷な現実。
相反する世界の狭間で、かつての“戦隊レッド”が辿るのは、正義でも悪でもない――覚悟の物語。
裏切り・追放からの爽快ざまぁリベンジ、
怪人相棒とのバディ&お色気コメディ、
そして「正義とは何か」を問う骨太のバトルローファンタジー!
この世界に、“本当のヒーロー”はまだいない。ならば──俺がなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:14:00
266019文字
会話率:28%
ルナは孤児院育ちのごくごく普通の女の子。
孤児院を卒業した後、老夫婦のメイドになり生活をしていた。
老夫婦の死を看取った後、貴族のスミスに気に入れられ、愛人として引き取られることになる。ルナは豪華な食事や綺麗なドレスを着せられ、愛される生
活を手に入れ、誰からも羨まれるような生活をしていた。しかし、ルナはスミスに従うしかない立場であり、スミスの家にほぼ監禁されている生活に飽き飽きしていた。
ある日、悪役令嬢のスチュード・サテライトが広場で公開処刑されることになった。ルナは気が進まなかったが、スミスに連れてこられ広場の公開処刑を見に行く。
「こんな人生…あんまりよ!!やり直したい!!」
サテライトがそう叫んだ瞬間
十年前の世界に戻った。
悪役令嬢、サテライトのおかげで何故か十年前に戻ることができたルナ。二回目の人生は人に支配されることがない自由な人生を送ることにしたかったのに…
何故かこの国の王子様グリード・アーマーに気に入られてしまった!
このままアーマーに支配される人生になってしまうの!?
豪華な食事も綺麗なドレスもいらないから私に自由を下さい!アーマー様!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:19:26
302819文字
会話率:91%
大怪獣によって地上を蹂躙され、人類が地下で生きるようになった世界。怪獣を討伐し地上を奪還するために設立された『特務隊』では、怪獣との熾烈な殺し合いが続いていた。
中国により討伐された大怪獣『真珠蜘蛛』が日本に漂着した。特務隊は真珠蜘蛛の死
亡確認、及び素材の回収のため部隊を派遣するが、奇怪な事故が重なり調査は難航する。何者かの手によって妨害されていることを危惧した上層部は、先の『戦艦亀事件』において名探偵の如き活躍をした隊員二名を新たに派遣し、事態の真相を探らせるが――怪獣の存在する世紀末世界でのサバイバルミステリー第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:47:53
17409文字
会話率:44%
『大山祁霊能力者会談』。日本全国から選び抜かれた最高峰の霊能力者を対象とした、四年に一度の会談。科学が世界を支配し、霊能力を紛い物として追い出そうとする今の時代、霊能力者はどうあるべきかを語り合う超越者たちによる議論の場。しかし、今年の会談
には、どこから嗅ぎつけたのか霊能力を馬鹿にする一人のフリーライターが紛れ込んでいた。嘘八百を並べ立てた記事を書こうとするフリーライターに皆が厭悪する中、彼は突然の死を遂げる。誰が彼を殺したのか。霊を口寄せする霊能力者の力により、死んだ男に直接殺害者を聞いたところ、予想外の人物の名を挙げられ――。
霊能力者が集まる山中で起きる連続殺人事件。予測不可能な霊能力を前に、犯人の解明は叶うのか?新時代の霊能力ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 23:38:41
87703文字
会話率:34%
宰相の反乱を察知し、いち早く国から逃亡した女王とその護衛達。途中、たまたま逃亡している女王らの姿を見つけ半ば誘拐される形で連れてこられた「僕」は、彼らと一緒に『十字館』へと逃げ込んだ。十字館には決して外から壊すことのできない魔法が仕掛けられ
ており、この館へと逃げ込んだ時点で無事は保障されたも同然だった。しかし、館に到着した次の日の朝、護衛のうちの一人が死体で発見される。外部からの侵入はあり得ず、館内の誰にも殺人を犯す動機がない。一体なぜ、誰が殺人を犯したのか。犯人が分からずにぎくしゃくとした雰囲気が流れる中、第二の殺人が発生する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 21:00:00
52761文字
会話率:45%
十七歳の箱入り娘ロレッタ・リンデは、大好きな友人から“幸せになってほしい人”へ譲って繋ぐお守りを託されていた。より多くの出会いを求めて故郷のソルニア共和国を飛び出し、アルバライエン王国へ移住した彼女を待ち受けていたのは、静かで美しい森と幼い
おばけのヨハン。
十六年前にふたつの国を襲った混乱と悲劇、過去の影を背負う人々──少女とおばけは知らず張り巡らされた縁の糸をたぐり、語り継がれることのないおとぎ話を紡いでいく。
※Nolaノベルにも投稿しています。
※章完結など区切りのいいところまで感想欄は閉じておく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:24:46
208428文字
会話率:48%
――婚約破棄は、ただの序章にすぎない。
“真実”を暴くその眼が、王国の闇と未来を裁いてゆく。
「この婚約は、破棄させてもらう」
それは王太子から一方的に突きつけられた断罪。
けれど彼女──セシリア=フォン=リーヴェルトは、涙の一滴すら流
さなかった。
なぜならその身体の奥には、**現代日本で辣腕を振るった弁護士・伊月真白(いつき・ましろ)**の記憶が宿っていたからだ。
かつての真白は、25歳にして凄腕の弁護士。
だが長年支えた婚約者に裏切られ、浮気、妊娠、逆ギレという三段コンボを食らう。
「おめでとうございます。浮気相手は妊娠してるそうですよ」
皮肉な笑みとともに幕を下ろした恋の終わり。
理不尽と偽りに疲れ果てたある日。
ふらりと入った古本屋で出会った一冊の本。
その中にはこう綴られていた──
『真実を暴く者よ。望むのなら、世界を変える力を与えよう』
ページをめくった瞬間、彼女は貴族制度と陰謀渦巻く異世界《ヴェルセリク》に転生していた。
名はセシリア。身分は侯爵令嬢。
だがその仮面の裏で、彼女は“探偵”となる。
弁護士時代に培った観察力、論理力、証拠主義を武器に、数多の事件を解決していく。
毒入りの紅茶、消えた令嬢、王太子暗殺未遂事件──
声の震え、瞳の揺れ、視線の嘘、指先の動き。
貴族たちが沈黙し続けてきた“矛盾と嘘”を、彼女は見逃さない。
やがて届く母の遺品《手帳》に記されていたのは、
**「王家の血を引く娘」**と、
**「建国の偽り」**という王国最大の秘密だった──。
そんな彼女に興味を示す男が現れる。
それは皮肉にも、“かつて婚約破棄を告げた王子”であった。
「君は、真実を暴くくせに、自分の過去は語らないのだな」
探偵として陰謀を暴き、政略の渦に巻き込まれながらも、
再び“愛”と“真実”を掴み取るその日まで。
彼女の物語は止まらない。
──これは、“婚約破棄”された令嬢が、
前世の知識と信念で、異世界の腐敗と嘘を斬り裂き、
“再び”プロポーズされるまでの
探偵×ミステリー×王宮ラブストーリー。
すべての嘘を暴け。
すべての真実を裁け。
――たとえ、相手が“王”であっても。
更新日は【金曜日、土曜日、日曜日の21:00と23:00】です。
偶に21:00~23:00の間に特別編などが掲載されます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:00:00
3432文字
会話率:17%
かつて、王太子妃候補として王国中に名を馳せた令嬢――リディア=エルミナ=クロフォード。
だが、ある日突然、彼女は“理由不明の婚約破棄”を言い渡される。
すべてを失い、実家からも見捨てられ、王都の片隅にひっそりと身を隠す彼女に届いたのは、
一通の密書だった。
「――王太子の命が、近く狙われる」
その一文を読んだ瞬間、リディアは知った。
自分が捨てられたあの日と、この毒殺未遂事件は決して無関係ではない、と。
舞台は再び王宮へ。
かつて捨てられた令嬢が、今度は“真実の証人”として戻ってくる。
陰謀渦巻く宮廷にて、彼女は自らの手で証拠を集め、
王太子暗殺の背後に蠢く“王家の闇”に迫っていく。
冷たく変わってしまった王太子・アレクシスとの再会、
疑念と懐疑の狭間で揺れる心――
だが、リディアの瞳は決して曇らない。
信じていたのは、かつて交わした“誠実な契り”と、
何より自分自身の直感と、知性。
毒、裏切り、仮面の舞踏会、そして失われた愛。
すべての真実を暴いたとき、王国は変わり、
そして“捨てられたはずの婚約”は、再び蘇る。
「私にとってあなたは、“王太子”である前に――
ただ、ひとりの、愛しい人だったのです」
これは、一度すべてを失った令嬢が、
その誇りと愛を胸に、王国の運命を変える物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:09:33
2986文字
会話率:17%
【メインジャンル:ホラー〔文芸〕】
【サブジャンル:ミステリー/ヒューマンドラマ/SF要素あり】
――死者が還る島で、“生者の証明”を問われながら、俺はもう一度、生きなおす。
かつて「軍艦島」と呼ばれたその場所には、死者の記憶と魂が今
も囁いている。
そして、そこに“還る”のは――「名前を失くした帰還者《リターナー》」だけ。
国家機密の任務により派遣され、“死亡認定”を受けた調査官・高城蓮司。
五年後、彼は生きて戻ってきた。
だが彼の記憶は曖昧で、自身の名前さえ忘れていた。
唯一、記憶の底に残っていたのは、少女の声――「アカリ」。
忘却。贖罪。再生。
魂の記憶を保存する装置《リコレクト》。
意識そのものを封じ込める禁忌の装置《ソウルロック》。
そして目の前に現れた、“もう一人の自分”。
「命」か、「記憶」か。
蓮司は再び軍艦島に“還り”、少女との“ある約束”を辿り始める。
忘れたはずの過去。殺したはずの自分。
封印された記録の奥底で、彼は“生きてはいけない者”として再び選択を迫られる。
――これは、“俺”を殺した世界の話。
そして、“君”を忘れても、また惹かれてしまう。何度でも、君を助けに行く。
過去と向き合い、罪を背負い、それでも生きなおす――
そんな、ひとりの男と“存在しない少女”の記憶と魂の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
3910文字
会話率:46%
大学入試・共通テストを脅威の満点、二次試験ではとある理由で一問のみの失点で、国内最高偏差値の最高学府である東慶大学・医学部への次席合格を果たした男、夏瀬 雪渚。しかし、彼は四年後の西暦二〇二五年。逗子海岸に面する相模湾で入水自殺を図り、死亡
した。――ハズだった。目を覚ましたのは八十五年後、西暦二一一〇年の未来。「異世界転生」ならぬ「現実世界蘇生」となってしまった彼は、異能が跋扈する異能至上主義の新世界で、ギリシャ神話の法と掟の女神・テミスの名を冠する異能を手にする。何故かメイド服を着て、老いずに生きている彼女・天音と共に、彼は新世界で生き抜く決断をする。彼の二度目の人生では、彼の念願だった、「最期に笑って死ぬ」夢は叶うのか。
※毎日22時過ぎに更新予定
※大長編予定(70話程度ストックあり)
※完結保証
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※『カクヨム』様でも同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:32:08
588889文字
会話率:65%
諏訪湖の底から引き上げられた、戦国時代の巨大な石箱。
その蓋に刻まれていたのは、かの武田家の“風林火山”の紋章だった。
「――これは、武田信玄の石櫃なのか?」
調査チームが石箱を引き上げたその夜、未曾有の惨劇が始まる。
逃げ場のない湖畔
で、突如現れた得体の知れぬ怪物・“獄禍《ごっか》”。
この不死の悪魔に、警官も学者も建設作業員も次々に倒れていく。
誰もが絶望したその時――美人レポーターがブチ切れた。
B級パニック×異物系ホラー×不死相手とのバトル×戦国歴史ミステリー!
――今ここに、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:14:48
164667文字
会話率:21%
浪漫溢れる港町で始まる、あやかしヒロイン×ミステリアス御曹司の和風恋愛譚!
20世紀初頭の日本に酷似した、人間と妖怪が暮らす国・雪ノ宮。
鼬の燈華は、かつて人魚に流されたという港町に暮らしていた。
街で凶暴な妖怪が暴れる事件に巻き
込まれた彼女は、逃げ惑う人間に蹴飛ばされて運河に落ちてしまう。その際に水妖と思しき美しい青年が助けてくれたのだが、陸に上がった彼の姿は人間のものだった。
それ以来、燈華は命の恩人の不思議な青年・雪成のことが気になって仕方がなくなってしまい……。
人間に化けることのできない獣の妖怪の少女と、半人半魚の異形の姿を取る人間の青年の物語。
冷たい海の底からも、灯火はきっと見えるでしょう。
暗い林の中からも、雪原に灯る明かりはよく見えるのですから。
R15と残酷な描写は保険です。際立って過激な描写はほとんどありません。
三つの童話をメインのモチーフに取り入れています。
「エブリスタ」「ノベマ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:01:10
41836文字
会話率:52%
乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界に転生したカイザー・フォン・ルクセンブルク。そんなカイザーの役回りは『無能』かつ攻略対象者と悪役令嬢を弟妹に持つ出番すらないモブである!念願の弟妹の誕生に見事ブラコン・シスコン化したお兄ちゃんは
悪役令嬢ルート阻止に励みつつ、モブの壁を愛と努力でぶち破る。超絶美形かつハイスペックなカイザーが優雅でミステリアスな外面とテンション高めな怒涛の内面を使い分けながら、色々勘違いされたり、隠しキャラじゃないかと疑われたりしながら総愛され(not恋愛)する話。料理をしたり、お店を開いたり、乙女ゲームものですが主人公の恋愛要素は只今遠足中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
630948文字
会話率:25%
どこからが天災で、どこまでが人災か。
太古の時代に地獄に封印されたという怪物【べストロ】の復活により、西陸の人類や被差別人種である亜・獣人種【ベストリアン】は滅亡寸前まで追いやられた。そこから50年後……各国の首都などは奇跡的にその機能を
保つ中、西陸中央に位置するイェレミアス帝国の南端にある盆地では、主人公ヴァルト・ライプニッツや故郷を逐われた人々、ベストリアンなどが身を寄せ生活をしていた。世界の変容に似つかわしくなく流れる平穏に身を委ね傷を癒す彼らだが、ある日空から降ってきた天使という存在と災難と奇跡が、彼らから平穏と停滞を奪っていった。
べストロはどこからやってきたか、ベストリアンとの関係は、聖典教と天使、無作為性の原則と外れ値。この謎だらけの世界にヴァルトや登場人物らは、何を思って歩み、そして戦うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
288558文字
会話率:69%
王宮の奥深くにひっそりと佇む書庫。そこで働く最下級の書庫番、リンは、孤児として拾われた身寄りのない少女だ。煤と埃にまみれ、分厚い眼鏡をかけた地味な彼女には、誰にも知られていない秘密があった。それは、この世のあらゆる言語を読み書きできるという
、並外れた才能。日々の退屈な書物整理の中で、リンの唯一の楽しみは、古文書や異国の書物を読み解き、知識を深めることだった。
ある日、遠い異国から献上された一冊の書物が、リンの運命を大きく変える。その書物には、かつて繁栄を極めながら滅んだ帝国の**「禁断の知識」、そして「災厄」の予兆が記されていたのだ。その直後、王国の第二王子アレン**が、書物に記された症状と酷似した謎の病に倒れる。宮廷医師団が匙を投げる中、リンは書物の内容から病の原因と、唯一の治療法を知る。
下級の書庫番である自分が、王族の命に関わることに口を挟むなど、命懸けの行為だ。しかし、リンは己の知識欲と、見過ごせない真実を前に、立ち上がることを決意する。無名の少女が、古の知識と知恵を武器に、王国の危機に立ち向かい、隠された謎を解き明かす、壮大な物語が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:59:14
49826文字
会話率:34%
現代日本で法医学者として働いていた**桜井麗奈(さくらい れいな)**は、過労死した直後に異世界へ転生する。転生先は剣と魔法の世界──エルドラント王国。
しかし転生した彼女の身分は、王都の片隅で死体処理を行う屍体処理組合の最下級職員だった
。この世界では、不審死はすべて「呪い」「悪霊の仕業」として片付けられ、まともな死因究明など行われていない。
麗奈は前世の法医学知識を活かし、「呪い」とされる事件の真相を次々と暴いていく。その能力を見込まれ、やがて王国の秘密組織**「真実の天秤」**にスカウトされることに。
魔法と科学の狭間で、美しくも毒舌な転生令嬢が今日も死体と向き合う──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:27:33
42326文字
会話率:61%
ーー帝国の果て、地図にすら記されぬ《辺境》の診療院で、ひっそり薬と毒に向き合っていた少女・ユウ。
だがある日、黒塗りの馬車に押し込まれ、連れて行かれた先は――王宮。
宮中では《呪殺》と囁かれる怪事件が続発。
連続する乳児の死、宦官の失踪、
そして《逆さの瞳》で死んだ侍女――
呪い? 怨念? それとも、もっと生臭い真実?
「それ、幻覚作用じゃない? 香りの種類から見ても、ね」
飄々と語る少女が、医学と毒、そして常識外れの発想で真実を抉り出す!
「水平思考×後宮ミステリ」、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:50:06
19773文字
会話率:35%
《ミステリー》×《魔術ファンタジー》
祖国を失い、大帝国アルビオンに亡命したソフィアは、彼女の過去を知る大魔導師コンラートの弟子となり、彼に見守られながら新たな人生を歩んでいる。
ある日、魔法薬の納品に訪れたグラハム伯爵邸で、ソフィアは謎
の死を遂げた老伯爵の遺体と遭遇する。動揺する使用人たち、玄関ホールに赤黒く漂う魔術の痕跡。
なぜか行く先々で事件に巻き込まれるのにため息をつきつつ、ソフィアは政府嘱託の検屍官でもある顔を明かし解明に乗り出す。
これは悲劇か陰謀か? 老伯爵の死の裏に隠された、意外な真実とは――。
重要なのは事象そのもの、『なにが起きたか、または起きるか』を解き明かす、魔導検屍官ソフィアの謎解きが、幕を開ける。
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第1話はお試しプロローグな単話完結の短編です。
以降は、数話で1事件完結の連作方式、更新は1事件毎に完結投稿で不定期になる予定です。(毎回事件解決まで読めるように書き終えてから投稿します)
カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:24:05
39075文字
会話率:44%
化物だらけのこの国で、女は全てを書き記す。
廃刊が決定したオカルト専門雑誌の記者――鬼門シゲルは、謎の書置きを残して他界した天才作家の死を追っていたが満足に情報が集まらない。そんな中、先輩の大乗に新しい記事ネタを紹介される。それは『見世物
小屋の影無し男』というものだった。
影無し男――太宰と共に様々な異形を書き記していくシゲル。だがそれは、彼の無くなった影の真実にも繋がっていくことになる。
こっくりさん、オスガタ様、鬼女、そして影無し男。
何でも御座れな明治モダンの怪異奇譚――ここに開幕。
※pixivにも更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:10:00
50702文字
会話率:48%
私、アルキオーネ・アルマクには前世の記憶がある。
この世界は『学院の赤い月』というロマンスファンタジーの世界で、私はマイア・タランチェ子爵令嬢とこの国の第一皇子であるレジナルド殿下の恋路を邪魔をしようとして、作品のラスボスである、第二皇
子リオン殿下に十六歳で殺されてしまう役回り。
二人の恋路を邪魔せず、原作を回避しようとしていた私だけれど。
兄、ダビーの親友であるリオン殿下の依頼で、リオン殿下の住む椿宮の横領事件を探ることになり──
※主人公は例によって激ニブ、やや逆ハーです。仕様ですので、ご了承ください。なお、いわゆる原作ヒロインのマイアは、作品後半登場予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
192312文字
会話率:48%
隣国プラームド帝国の親善使節を招いた夜会の警備をしていたラスは、不審人物を発見する。
それは、強い魔力物質で暗示をかけられた『夜人形』であった。
夜人形に暗示をかけ刺客をつくりだすのは、誰か。
そして、『夜人形』を作るための魔力物質を作る製
法を記した『夜人形の書』はどこにあるのか。
ラセイトス警察のラスと相棒のディックは、謎を追い始める。
※拙作『キスで灯して』『残念ながら魔術は使えません』と同じ『ラセイトス』シリーズですが、話につながりはありません。
※ミステリアスナイト企画作品です。
※2017/12/18 完結しました。
※アルファポリス、カクヨムにも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 20:00:00
42224文字
会話率:36%
ヨハン、六十四歳。王都の東門を守る、ただの門番。
与えられたスキルは【見送る者】。人々が「世界一のゴミスキルだ」と笑う、ただ旅人を見送るだけの力 。
五十年、雨の日も風の日も、俺はこの門に立ち続けた 。
そして定年を明日に控えた日、俺の
スキルは初めてレベルが上がった 。
得られた能力は『旅人の靴紐が、少しだけ解けにくくなる』という、あまりに些細な奇跡 。
だが、俺は知ってしまったのかもしれない。
心からの祈りを込めて「いってらっしゃい」と声をかけること。その積み重ねが持つ、本当の意味を。
これは、真面目に定年まで勤め上げただけの老門番が、その生涯を賭した祈りによって、彼自身も知らぬ間に、この国を救うことになる物語。
世界を救った力は、今日もまた、誰かの旅路が少しだけ幸運であるようにと、静かに、ささやかな奇跡を起こし続ける 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
48609文字
会話率:29%
王都の門番、ヨハンのスキルは【見送る】だけ。旅立つ者を見送ることでしか経験値を得られない、ゴミスキルと長年笑われてきた。だが、五十年ひたすら人々を見送り続けた彼のスキルがレベル99に達した時、国を揺るがす奇跡が起きる。これは、最も地味な男が
世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:29:44
1771文字
会話率:13%
寝て起きたら、そこは数千時間を溶かしたSF・MMORPG『アダム・オンライン』と瓜二つの宇宙だった。
ログアウト不能、頼れる仲間もいない。おまけに人権はパイロットライセンスの更新料より軽く、一回のミスが文字通り命取りになる過酷な現実。
ど
ん底の状況で俺が出会ったのは、一人のナビAI『メモリ』。
ポンコツで生意気だが、銀河の航路から交易相場までリアルタイムで把握する、チート級の能力を秘めていた。
「君の寿命が尽きるまででいい。僕に専用の『体』をくれないかな?」
相棒の途方もない願いを叶えるため、そして何より俺自身が生き残るため。
元PvPゲーマーの経験と知識、そしてAIの情報力を武器に、この銀河でのし上がる。
襲い来るのは同じ境遇の日本人プレイヤーか、それとも星々を支配する巨大国家か。
これは、元ゲーマーとポンコツAIが織りなす、銀河サバイバル開拓記。
※この作品は『小説家になろう』と『ハーメルン』で同時掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
13403文字
会話率:50%
八歳のルドは、神のミスで死亡、異世界転生した。
神は御詫びに特別な配慮をする。それは異世界そのもの(惑星)に転生し、その〝分身〟として、人間の姿で生きる、というものだった。
が、まだ幼いルドは、その事をきちんと理解出来ず、日本にいた頃と
同じ見た目と年齢の人間として転生したのだと思い込む。
勇者パーティーの一員として〝転生と同時に召喚された〟ルドだったが、半年後、無能ポーターは要らないと、追放される。
ダンジョン内の巨大な穴に落とされたルドは、物理攻撃が効き辛い種類のA級モンスターを、落下の衝撃だけで倒し、偶然王女マリアを助ける。
実は彼女は、〝国の歴史上初めて女性である娘に王位を譲る〟と宣言した現国王の父のせいで継承争いが勃発、幼少期から王子の弟に何度も殺され掛けていた。
この日は、一年間だけという約束で冒険者稼業を行っていた彼女の最終日だったのだが、弟によって買収されたパーティーメンバーによって、深手を負わされた上で、ダンジョン最下層に置き去りにされていたのだった。
一方、今までずっと勇者パーティーの仲間たちによって〝囮〟としてモンスターに向けて放り投げられる、ということを繰り返していたルドは、自分で初めてモンスターを倒したことによりレベルアップ、規格外の強さを獲得。
が、モンスターを倒せたのも、高所から落下して無傷だったのも、全ては〝お祈り〟のおかげだと言う彼は、本当の力に気付かず、自分は弱いままだと勘違いし、「強くなりたい!」と願う。
マリアをモンスターから助けただけでなく、その傷までも〝お祈り〟で治したルドを見た彼女は、こう思った。
「この子は〝利用できる〟」と。
三ヶ月後の十八歳の誕生日に女王として即位するために、マリアは桁外れの戦闘能力を持つルドを旅に誘う。
「あなたが強くなるための修行が出来る良い場所がある。一緒に旅しよう」と。
そして、「何かあれば、私が守ってあげるから」と、思ってもいない約束をして。
全ては、〝自分の身の安全を保障しつつ〟経験値を稼いで〝誰にも暗殺されない程に強くなり〟〝魔王討伐を手土産に華々しく女王として即位する〟ために。
これは、どこまでも純粋な幼い少年と、そんな彼を利用しつつ王位を継ごうと画策する王女と、そんな彼女の命を狙う王子と、王子によって王女の暗殺者として仕立てられた勇者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:04:23
32017文字
会話率:50%