Lost19 最終部
~それは、最期まで諦めなかった者達を残した一冊の本である~
「王国の………人類の勝利です。魔王は打ち倒されました」
城内の王立図書館には、ウィンフォス王国第19代目女王アイナ・ウィンフォスの命により、王国が存
在する限り非公開とされている本があります。
今から五百年程前に起きたカデリア自治領における大疫病、当時の医療技術では手の施しようがなく、救助と調査に向かった王国騎士達もその殆どが犠牲となり、ついには感染により疑心暗鬼になった民衆同士の殺し合いまでに発展したと市販の歴史書には書かれています。
しかし、様々な地域に残る伝承によっては、疫病ではなく悪魔との戦争があったとも言い伝えられています。
そもそも疫病なのかという正確な資料は殆ど残っておらず、また悪魔を病気と捉える事もできると歴史家の間で意見や解釈が分かれており、当時を『失われた歴史』として多くの歴史家の議論の的となってきました。
一体当時何が起きたのか、本社では地方の伝承に焦点を当てて検証を続けていく予定です。
~ウィンフォス王国公共通信社の記事より~ (未検閲)
【お知らせ】
本稿を担当していた本社所属の記者が、三日前から連絡が取れない状況となっております。現在王国内の警察等の協力で必死の調査と捜索を行っております。大変申し訳ありませんが、しばらくの間、本特集は休載とさせていただきます。(社長)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 16:00:00
79995文字
会話率:47%
近未来を舞台にした社会派サスペンス。世界各地で戦争、侵略が起き、対立と分断が深刻になっていく中、日本も近隣諸国と一触即発の緊迫した状況が続く。
国内では、著名人が相次いで殺され、不審な死を遂げていく。タレコミをきっかけに取材を始めた朝夕デジ
タル新聞社会部調査報道班のエース記者大神由希は、背後に政治的陰謀のもとで謎の組織が暗躍していることを疑うようになり、取材を深めていく。
さぼり癖のある後輩、暴力団ともつながる謎の弁護士、恋人のネット記者、大神を叱り飛ばす刑事、IT界の天才ら個性豊かな仲間と連携し、瀕死の重傷を負うなど再三のピンチを迎えながら、真相究明に走り回る報道活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 05:40:22
136355文字
会話率:44%
近未来の専制国家「日本」 「逆らう奴は殺す」。軍事国家を目指し、報道を弾圧する最高権力と闘う天才女性記者。権力と報道機関の内幕を抉る社会派サスペンス
最終更新:2025-01-08 11:43:55
409982文字
会話率:37%
ホラー雑誌『ポピュラー』
数ある書店でも一部にしか置かれていないマイナー雑誌。
そんな雑誌を担当するある記者の、
これは取材記録である――。
※また、マーク付きのものは、何らかの危険描写があります。
お読みの際はご注意下さいませ※
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カクヨムにて先行配信している作品です。
また、アルファポリス・エブリスタにも同時投稿中。
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12月より、完結ラストスパートの為毎日更新になります。
いつも楽しみにお読み下さってありがとうございます。
また、誤字脱字、重複報告大変助かっています。
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 04:40:00
832575文字
会話率:19%
俺、橘 公介(たちばな こうすけ)は人気ナンバーワンの国民的アイドル宮沢 舞(みやざわ まい)と付き合っている。
だが、アイドルといえば恋愛禁止。二人の関係が世間にバレたら大変なことになるだろう。
でも大丈夫。絶対に誰にもバレずに俺た
ちが付き合い続ける方法を、舞が考えてくれた。
それは俺が舞の家に身を隠し、一歩も外に出ない「秘密の同棲」をすることだった。
たしかにこの方法なら、週刊誌の記者にも絶対にバレないだろう。
というわけで、俺は人気ナンバーワンの国民的アイドルと同棲して、ラブラブで幸せな日々を過ごしている。
しかも、一緒にいられるだけで幸せなのに、舞は外に出られない俺のストレスを解消するために、いろんなサービスをしてくれる。
人気ナンバーワンの国民的アイドルの愛情に満ちたサービスで癒される秘密の同棲ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:36:17
161799文字
会話率:65%
知る人ぞ知る有名企業『MMMコンサルティング』
高収入、厚待遇の人気企業だったが、新卒採用を行っておらず独自の採用方法のため、実際に入社できる者は限りなく少ないともっぱらの噂だった。
だがその実態は、魔法使いによって設立された、魔法使いだけ
が働くコンサルティングファームだったのだ。
業務内容はいたって簡単。クライアントの困りごとを解決する、それだけだ。
ただ、クライアントは政府や自治体、警察関係、法曹関係、マスコミ関係、教育関係、大小問わずあらゆる企業………つまりはこの国にあるすべての機関が何らかの形で彼らの影響を受けていると言っても過言ではないだろう。
そして彼らの業務内容はクライアントからの依頼にとどまらず、まだ自身を魔法使いだと気付いてない者を発見しスカウトすることも重要任務に含まれていた。
けれど、魔法使いとして生きることで何かを失う場合もあるのだと知っている《彼》は、スカウトを躊躇ってしまうのだった………
※こちらは【一期一会の魔法使い】の関連作です。
内容的には番外編、続編になりますが、こちらだけでもお読みいただけるように心がけましたので、お立ち寄りいただけましたら幸いです。
※こちらのお話は他サイトでも公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:00:00
39090文字
会話率:28%
【下書きで完結済】フリーライターの「私」は、新聞記者で幼馴染の「ノブ兄」の話に乗ったばかりに、隣町の有名企業家たちを襲う怪事件と関わりを持つ羽目になる。寺の娘で男っ気のない「私」と、モテ男で仕事のできる「ノブ兄」。昔から不思議なものが見える
「私」と、そんなことには縁もゆかりも無さそうな「ノブ兄」。「ノブ兄」のことが気になる「私」と、「私」には全く興味が無さそうな「ノブ兄」。そんな二人の関係が、事件を通じて少しずつ変わって行く……その背後には、千年前、二人の前世に降りかかった悲しい出来事が横たわっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 12:06:26
77572文字
会話率:84%
ワタナベはこの世に生を受け、仙台でエロ本と出会い、東京の大学で合同結婚式に参加するため統一教会に入信しようという夢を持ち、会社に入ってからは多くの非常識な同僚と出会いつつ、記者として世界各地を回りながら、報道コメディアンという新たな分野を切
り広げるが、人からは愚かな人生と言われ、デクノボーと呼ばれ、そういうものに私はなりたい、という人生を歩み続けている。
何言ってるのかよく分からない(富沢風に)
でも死ぬ前に、愚かだったのは俺のせいではない、と一言断っておきたい、という断末魔、慟哭の記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 10:00:00
18563文字
会話率:6%
なぜか捜査員2人を警察署に連行するB記者
最終更新:2025-02-08 10:00:00
1055文字
会話率:6%
高精度のネットワークセキュリティを有し、世界で最もIT技術に優れた国と知られるようになった日本。
しかし、その裏ではランダムに選ばれた高校生――ターゲットの生死により勝敗が決まる、「TOD」と呼ばれるゲームが毎月行われていた。
人を
避ける男子高生。
そんな男子高生を気に掛ける女子高生と、その友人達。
ネットワークセキュリティ会社の副社長。
不良グループのリーダー。
触れたくない過去に触れることを決意した男性。
過去を追う記者の女性。
多くの者を巻き込み、今回のTODが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:30:00
1174830文字
会話率:60%
カリストリア聖王国 特別号外
「神に選ばれし英雄、またも勝利!」
この国には英雄がいる。北からの魔物の脅威に日々怯えて暮らす民にとって、この英雄の活躍の情報は心の支えになっていた。
神聖視されてきた英雄は、これまでずっと経験と戦歴以外の情
報が伏せられていたが、今の暮らしや実際の言葉を取材し、聖王国民に届けることが決まった──要はプロパガンダである。
そんな英雄に取材をすることになった新米新聞記者ロベリア。彼女が出会った英雄、ヴァリクは……なんだか、伝え聞く英雄伝とはかけ離れた、のほほんとして抜けていて、自信の無い猫背の大男であった。
という感じの、ボーイミーツガールです。
作品名が思いつかないので短いですが、後で色々付け足すと思います。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:00:00
565816文字
会話率:39%
もし、お釈迦様の高弟に速記者がいたら、その後の仏教は大きく変わっていただろうと思う。
最終更新:2025-03-27 00:00:00
237文字
会話率:0%
速記者は、一般に、速記をするとき、あえてつまらなそうな顔をする。おもしろい話を書きとめるとき笑ったり、悲しい話を書きとめるとき泣いたりしない。
最終更新:2025-03-24 00:00:00
248文字
会話率:0%
無理やりな二次創作を行うことが恥ずかしくなくなったら、あとはひたすら二次創作するべきである。それは速記でなくてもよい。
最終更新:2025-02-07 00:00:00
282文字
会話率:0%
徳島県立近代美術館に展示される名画「自転車乗り」。その真贋に疑念が浮かび上がる。館長・東条理香は、修復師・三枝からの報告を受け、調査を開始。地元紙記者・水無月も巻き込み、美術界を揺るがす贋作疑惑の核心へと迫っていく。やがて浮かび上がるのは、
世界的贋作師ベルトラッキの影と、芸術と真実の曖昧な境界。贋作が意味するものとは何か、美術館の責任とは、美とは何かを問う本作は、サスペンスとヒューマンドラマが融合した社会派ミステリー。真実を追い求める人々の葛藤と決断、そして贋作に込められたもう一つの芸術への情熱が胸を打つ。最後に残されたのは、贋作という名の“真実”だった――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-26 09:24:40
9278文字
会話率:59%
この物語は事件記者と活動していた主人公が窓際部署と言われる部署に異動になりながらも、
様々な出来事で感じて出来事を記事にしていく物語です。
脚本形式で記載していきます。
あらかじめご了承下さい。
最終更新:2025-03-25 19:12:50
175078文字
会話率:42%
記者の端くれの川田。
ある夏の暑い日に有名な剥製コレクターの佐々木という男の家に記事を書く為訪れる。
順調に進むインタビューであったが、ある質問を境に佐々木の悲惨な、そして理解し難い思想が語られる。
最終更新:2025-03-23 20:52:41
5480文字
会話率:43%
呪い谷に赤い雪が降った日、東城秋香の死体が発見された。
群馬県の山奥にある温泉街の別荘で、美容のカリスマと呼ばれた敏腕女性経営者の東城秋香が殺害された。寝室のベッドの上で、首を絞められて殺されていた。寝室はドアと窓に鍵がかかっており、密室状
態だった~書いていて発狂しそうになった超難解作。インテリオヤジのための本格長編ミステリー
【登場人物】
東城誠一~秋香の夫。
佐藤晴彦~秘書。実家が東城グループに買収。
古市卓巳~妻が雑誌記者。秋香のスクープを狙っていたが行方不明。
八田美鈴・甚大~八田正剛の妻と息子。正剛の愛人が秋香。
八田楓~美鈴の娘。都内の銀行勤務。アリバイあり。
石田正春~八田正剛と秋香の間の子供。
関口忠明・真奈~正春の二番目の里親。幼児虐待容疑で里親をクビになる。
近田翔子~秋香の異父妹。秋香を羨んでいた?
金井明~秋香の高校時代の教師。セクハラ疑惑で高校をクビになる。
堀口久典~秋香の幼馴染。東城グループ元社員。公金横領で会社をクビ。
飯塚茉莉~競争相手会社社長の娘。父親が首吊り自殺。呪い谷に不在。
西岡工~杉並でパン屋を経営。アリバイあり。
謎の脅迫者?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 07:28:08
142831文字
会話率:46%
東京にある中堅新聞社社会部の新聞記者・井川真由(38歳)は、ある日、山谷地区の簡易宿泊所で孤独死した男性・大谷章(享年61歳)の事件を取材することになる。表面的には冷静で粘り強い真由だが、東日本大震災で親戚を失った経験から、報道の使命感と記
号化される人間の人生への罪悪感の狭間で苦悩していた。
真由は取材を進めるうちに、山谷地区が日雇い労働者を支えたかつての活気を失い、現在は高齢化と社会的孤立が進む「福祉の街」へと変貌している現実を目撃する。さらに、かつてはITエンジニアとして安定した生活を送っていた大谷章が、バブル崩壊や雇用不安を経て社会から孤立し、見えない存在として人生を終えたことを知る。
若手NPO職員の柴田陽太(28歳)との協力や衝突を経ながら、真由は多様な貧困の形態――シングルマザーの過労、引きこもり青年の精神疾患、貧困ビジネスの闇など――を明らかにしていく。特に、子ども向けイベントで啓発活動を行うキャラクター「ぼよよん」を演じる元舞台俳優・三井沙耶香との出会いは、真由にとって「伝える」という行為の意味を問い直すきっかけとなる。
取材記事は大きな反響を呼び起こすが、同時に貧困ビジネス業者からの脅迫や社内の葛藤など、新たな困難も生む。それでも真由は取材を通じて、社会問題への関心を呼び起こし、人々が現実を直視する勇気を持つことこそが希望への第一歩であると強く感じる。
物語の終盤、真由のルポルタージュが本として出版され、社会の意識が徐々に変化を見せ始める。そして、真由は再び山谷を訪れ、人が生きることの意味を静かに自問する。
この物語は、現実の社会問題と向き合う記者の視点を通じて、読者に「貧困は他人事ですか?」と問いかけ、人間の尊厳や社会的排除、見えないところで苦しむ人々の存在に対する認識を深めることを目指している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 13:36:49
30155文字
会話率:36%
この世界には8つの国が存在し、それぞれが都合の良い情報だけを流す国営新聞を持っている。だが、ただ一つ、どの国にも属さず、事実のみを報道する独立新聞社があった。
——リベルタスプレス。
彼らのモットーは「事実、ただそれのみ」である。政府の
プロパガンダにも、大衆の感情にも流されない。
だが、その中立性ゆえに多くの敵を作り、新聞の配達は妨害され、記者は命を狙われる。
記者たちは真実を伝えるために奔走し、やがて国家の陰謀と戦争の渦に巻き込まれていく——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 07:19:25
5697文字
会話率:31%
登場人物
取材記者
猫山 賢太(ねこやま けんた)
主人公
犬星 鵡月(いぬぼし むげつ)
※鵡という字は本来、人名には使えません※
ですので、基本は無月で通します。
ヒロイン
陽月 鳳(ようげつ あげは)
あらすじ
『世界は退屈極
まりない』と退屈な日々を過ごしていた主人公。
そんな主人公があることをキッカケに世界を面白くしようと奮闘するサクセスストーリー。孤独だった主人公が多くの困難と立ち向かう中で仲間やファンを獲得していく。作者の実話を元にした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 10:35:43
40308文字
会話率:80%
これはとある令嬢に降りかかった騒動を第三者に話したものです。
誰目線かは想像におまかせします。
キーワード:
最終更新:2025-03-16 03:29:01
2949文字
会話率:37%
記者ティムは、スクープを求め放棄された植民星セラティスを訪れる。
地図にない砂漠地帯で猛烈な砂嵐に見舞われる中、彼は奇妙な街に辿り着く。そこは賑わう市場と人々で活気付いているが、何か異様な雰囲気が漂っていた。
キーワード:
最終更新:2025-03-14 23:55:09
2714文字
会話率:36%
サボり癖のあるテレビ局記者、岩木レンは、仕事を避けていた矢先に突発的な殺人事件の取材を強いられ、現場に出向くことに。そこで偶然犯人に襲われ命を落とすが、次に目を覚ましたとき、彼は異世界のテレビ局「エルドラ・ヴィジョン・テレビ」の記者として転
生していた!
ファンタジーな世界で、ドラゴン族との和平交渉や魔法使いの事件を追いかけるという非日常の取材が待っているが、レンは相変わらずのマイペース。異世界でもサボりたい気持ちを抑えつつ、嫌々ながらもカメラとメモ帳を手に現場へ向かう。現代での経験(?)が役立つのか、それとも全く新しいスキルが必要になるのか――彼の異世界記者ライフは、波乱万丈(?)の幕開けを迎える。
果たして、岩木レンはこのファンタジー世界で「ちゃんとした記者」として活躍するのか? それとも、またサボり続けるのか? 彼の転生後の物語は、予測不能な展開で始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 07:00:00
261649文字
会話率:38%