常世と現世が境界をなくした世界。それは霊能力という力を持つ者たちが支配する世界だった。
無能力者の少女・楓は、霊能力者たちの通う学校に、ある日突然放り込まれる。おまけに、天才少年・光希の護衛つき。ただし、二人の仲は最悪で──。
無能少
女と天才少年が出会ったとき、仕組まれていた運命は動き出す──!
※以前投稿していた「神なき世界の異端姫(現:旧約神なき世界の異端姫)のリメイク版となります。設定や展開なども大きく変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 18:31:16
88309文字
会話率:53%
女たらしの幼馴染み「三原優斗」に好きな人を奪われたーーという誤解を受けた「由良夏樹」は、居た堪れなくなって逃げ出したところを異世界に勇者として召喚されてしまった。
その日から六年。最悪な異世界で殺伐とした日々を過ごし、ついに魔王と背後にいた
魔神を倒して地球に帰還する。ところが、時間は六年前の幼馴染みに好きでもなんでもない女子を紹介された場面だった。
異世界に比べて快適な日本の日々を満喫していると、幼馴染みによって洗脳気味で悪態をついてばかりだった義妹、幼馴染み、近所のお姉さんが、今さら夏樹に「実は好きだった」と告白してくる。しかし「あなたたちに興味ないんで」と一蹴。
そんな折、夏樹の力に気付いた霊能七家の「一ノ瀬家」から監視が送られてくる。知り合いに霊能関係者が多数いることに驚き、トラブルに愛されているのか戦いに巻き込まれていく。
妖怪、悪魔、魔族、神族果てには宇宙人とも邂逅し、夏樹の日常は混沌と化していくのだった。
異世界で勇者として戦い帰還した「由良夏樹」が、地球で勇者の力で無双し、魅力的なヒロインと出会って青春を満喫するお話です。
※カクヨム様、アルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 18:00:00
1410586文字
会話率:52%
マジシャンとして仕事をしていた本物の霊能力者、斉藤二郎。彼は背の高さと、少々危険な香りがする野性的で整った顔立ちを認められ、芸能事務所マネージャーの和泉由沙にスカウトされる。
由沙が企画したテレビ番組で霊視を行った二郎は、人気女優の白
骨遺体を探しあててしまう。彼は当然のごとく殺人の容疑者として警察の事情聴取を受けるはめになった。物語はこの場面からスタートする。
事情聴取をなんとかしのぎ切り、二郎は紆余曲折を経て由沙とともに事務所を開くことになる。彼は女優を殺害した容疑者としての汚名を払拭するため、お蔵入りした事件の解決に霊能力で協力したり、人助けしたり、テレビ出演をこなしたりしながら世間に認められていく。同時に、はじめて会ったころはブサイク女だとしか認識していなかった由沙に女としての魅力を感じるようになり、彼女との関係を発展させていく。
※カクヨムにも掲載しています。作品名は変えてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 08:10:13
98425文字
会話率:52%
一話完結でさらっと読める、そんなに怖くない怪談集。
※ひとまず第4部分までで完結設定にしていますが、怪談書きたい欲が高まったらまた投稿するかもしれません。
最終更新:2024-12-25 00:00:00
61930文字
会話率:6%
死者の声を聴くことで糊口を凌ぐ木っ端霊能力者のガブリエルは、治安の悪い地域で格安瑕疵物件を借りている貧乏人。ひょんなことからギャングのボスの秘密を知らされることになってしまう。彼は初恋をこじらせており、その相手はガブリエルの学生時代の先輩だ
ったのだ。以来、なにかと呼び出されては恋愛相談(という名の一方的な愚痴やらなんやら)に付き合わされることになる。ふたりのあいだには誓ってなにもないが、周囲はそうとは思わず……そしてそれはガブリエルの幼馴染で今は立派なギャングの幹部であるエルドレッドも例外ではなく――。
※他投稿サイトと重複掲載。
※完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 00:00:00
26617文字
会話率:28%
家庭の事情から田舎の遠い親戚筋に預けられた葉月(はづき)は、村にはなじめずいつもひとりぼっち。いつものように山中の荒れ神社で時間をつぶそうと足を向けたところ、同じように家庭に居場所がないという少年・ヨタロと出会う。どこか大人びた雰囲気を持つ
ヨタロに対し、次第に心を開いて行く葉月。そんなおり、葉月の居候先へ父親に乞われたと称し霊能力者がやってくる。実は、葉月はやっかいな呪いに巻き込まれており、それゆえに母親が宗教へ走り家庭が壊れたのであった。呪いが解けない限り、葉月はそれから逃げるために住居を転々としなければならない。しかし、呪いは着実に葉月を蝕んでいると言う霊能力者は“お祓い”を提案する。半信半疑の葉月に対し、ヨタロは葉月が生き延びられるのならばとその“お祓い”を勧めてきて……。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 00:00:00
15480文字
会話率:25%
か弱いヒロインは恐ろしい怨霊に襲われる――はずだった。
折桜裁巳(おりざくら たつみ)は、名家の令嬢にして、最強の霊能力者『蛇の目姫』。彼女の趣味は「珍しい幽霊集め」。学校帰りにおしゃれなカフェへ立ち寄る一方で、お気に入りの蛇の目傘に潜む
『何か』と共に夜な夜な幽霊を狩る二面生活を楽しんでいた。
一方、幽霊たちを救うことに信念を持つ祓い人・霧宮凪(きりみや なぎ)。彼女は裁巳を止めるべく行動し、その“弱点”を利用して幽霊たちを守ろうとするが――
果たして、裁巳を止める者は現れるのか?
そして、彼女たちが受ける除霊依頼の真相は?
折桜裁巳。彼女が現れたとき、人を怖がらせるはずだった幽霊たちは悲劇の被害者となる。
「でも、幽霊ってもう死んでるんだから何しても大丈夫ですよね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 01:08:48
82065文字
会話率:38%
その名は鬼哭アルカロイド——中学校の入学式の帰り道、生まれたときから見ていた"あれ"に襲われたぼくを助けてくれたのは陰陽連合を名乗る謎の組織の一員レッドさんだった。彼は特異な力を持っているらしいぼくを新入隊員だと言って歓
迎するが見るからに怪しいアラサーのおっさんにほいほいついていくほどぼくは世間知らずな子どもではないのさ。とはいえ、とりあえず助けてくれたし不思議現象を目の当たりにさせられたし、それに小さい頃からずっと一人きりで秘密を抱え続けていたのも苦しかったし……というわけでとにかく興味が湧いたのでぼくは陰陽連合とやらに入ることに。さあこれで妖怪的悪霊的なものたちと戦う霊能力者的日々が始まるのかな? と思ったらどうやら各メンバーによって考えていることはバラバラのようで。進学希望の高校に通っている大金持ちの光里さんは鬼哭アルカロイドを自分たちの力の源と言うし、フランスからの帰国子女イリスは倒すべき邪悪な敵だと言うし、子役として芸能界で活動している殊祢は科学的な解析の対象として扱っているらしいし、で、結局鬼哭アルカロイドってなんなんですかレッドさん? 隊員仲間でクラスメイトの相沢さんは相沢さんで思うところがあるようだし、みんなそれぞれの見方でそれぞれの考え方でそれぞれに世界を変えようとしているっぽいけどそんなことよりバナナケーキでコーヒーブレイクだ。これはぼく、葛居時生(ふじいときお)の割と長いお話のプロローグである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 06:21:19
87680文字
会話率:61%
聖桜高校に入学した神崎 美空はキス魔の霊能力者である。
先輩の夜行 月にキスをしたい!と襲ったところそれは月の死んだ双子の妹、夜行 星であった。
姉の月から彼女を成仏させられないかと言われた美空はおっかなびっくり学園生活を送ることになる。
というのがメインストーリーで、だらだらと関係ない話とかも入れるゆるふわ学園コメディみたいな感じです。
キャラエピソードがそのキャラの紹介みたいな回にする予定
第四部分のキス魔と仮面と覗く瞳を編集。妹美海の台詞を『死ねクソ野郎』から『黙れクソ野郎』に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 00:13:09
181692文字
会話率:52%
超能力者である野原一樹は、その能力を誰にも知られなよう、これまでできるだけ他人と関わらないことをモットーに生きてきた。
進学先の高校で、一樹は同じクラスの美少女、中臣紗和子と出会う。入学式で新入生代表となった紗和子は、皆の前で「もののけ
ハンター」としての活動を宣言し、そのために助手を募集する。
翌日の昼休み、美少女の紗和子を目当てに3年生の男子グループがやって来て彼女に絡み出した。
彼女を救うため、仕方なく一樹は超能力でポルターガイスト現象を起こし、彼らを撃退した。しかし、見ていた生徒たちはそれを紗和子の能力と勘違いしてまう。
皆に霊能者として恐れられ、助手が見つからない紗和子は一樹に目をつけ無理矢理助手にしてしまう。
果たして霊能力者と超能力者の「もののけハント」、妖怪退治は上手くいくのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:49:43
103104文字
会話率:47%
高校一年生の菊池智也は、幼い頃から霊感があった。ある日、学校に行くと、クラスメイトの神崎蓮に、幽霊が取り憑いていることに気づく。しかも、その霊には首が無かった。神崎に話を訊くと、楔山という心霊スポットに行ってきたらしい。どうやらそこで霊に取
り憑かれたようだ。菊池は霊を除霊する手がかりを得るため、神崎と、それから神崎の友人である菅原賢人と共に、楔山に向かった。
この物語は、霊能力者の菊池、イケメン武道家の神崎、オカルトマニアの菅原が織りなす、笑いあり涙無しの非感動ホラーコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 02:00:00
38781文字
会話率:56%
マニヨウジとの戦いからおよそ一ヶ月。
ズーケン一家はラ―ケンの墓参りの帰りに寄ったショッピングモールで、霊能力者の女と二人の僧侶に出会う。
この出会いが後に、ズーケンを、その友人達を再び戦いへと招くことになる…。
最終更新:2024-12-19 18:02:19
8311文字
会話率:68%
「部活を作るわ」
ある日の昼休み。いつものように思い立ったまま行動を起こした幼馴染『宝条 楓』に引きずられて部活へ参加することになった『日防 空』は、あれよあれよという間に怪異へ関わる事になってしまう。
参加していたメンバーは霊能力者の男
の娘『礼装 奏』と、校内で有名な駄目教師『乾 叉夜』。
空は文句を垂れつつも、いつもの幼馴染のわがままに付き合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 00:00:00
60315文字
会話率:57%
「ウズメ異伝」の続編です。
鈿女(うずめ)の巫子(みこ)、猿田彦の巫子、鬼討師(きとうし)と呼ばれる霊能力者が存在し、公に認められている世界。『葦原』と呼ばれ、そこに住まう人々は、視える、視えないに関わらず、妖(あやかし)や霊といった存在を
認識していた。
この物語は、鈿女(うずめ)の巫子(みこ)の一人、鈴原悠子を軸に繰り広げられる出会いと別れの物語。
巫子の宿命なのか、事件に巻き込まれ、また自ら首を突っ込むこともあったが、悠子はおおむね平和な時を過ごしていた。だが、芸術鑑賞会の会場で『鵺』という男と出会った時、クラスメイトで猿田彦の巫子である草壁達騎の悲惨な過去と、その憎しみを知る。
それ以来、なぜか親友やクラスメイトが事件に巻き込まれ、悠子自身も危険にさらされるようになった。
けれど、悠子や達騎、鬼討師である担任やクラスメイトのおかげで事なきを得る。
これで日常に戻るかと思いきや、ある日、捕えた『鵺』が脱獄したというニュースが入る。それから数日を挟んだある朝、達騎の記憶が皆の中から消えたことに悠子は気が付いた。
『鵺』に復讐を遂げるため、皆の記憶を消したのだと勘付いた悠子は、達騎を追いかける。
彼に『鵺』を殺させないため、人殺しにさせないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 14:16:00
1725677文字
会話率:40%
どこにでもいる夫婦、旦那くんとお嫁ちゃん。
少し違っているとしたら……この旦那くんには、普通の人には分からないモノが視えたり、感じたりすることができるところか。
だけどどうやら、映画やマンガの主人公みたいに、はっきりくっきりと分かるわけで
はないらしい。
『そんなに便利なわけでもなく、役に立たないことの方が多いんだよ』
そう言って、旦那くんは笑った。
本人達了承の元、教えてもらった実話エピソードを文章に起こしてみました。
ゆるい内容のちょっと不思議な話。
……信じるか信じないかはあなた次第です⁉︎
不定期気まぐれ連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 23:04:44
9659文字
会話率:49%
世界を混沌へと変えた魔王を倒した勇者レイドは荒れていた。
ずっと仲間だと思っていたパーティ(3日前にギルドに紹介された人達)から「お前には付いていけない」と追い出されたからだ。
さらにその晩、自称神から「お主はちょっとやりすぎじゃから、とり
あえず、地球行ってくんね?」と強制的に転移された勇者レイド。
だが地球で、漫画にハマり、順調に厨二病を発症させるレイドは霊能力者として有名になり、時には悪霊を、時には怪物を、たまに人間を相手に無双する。
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:19:00
1290913文字
会話率:47%
時は、令和の世。政府は、除霊や解呪を認可制にした。そして、その資格を持っていながら、表に出ることはせず、街の路地裏でひっそりと格安で解呪の仕事を引き受けるちょっと変わった霊能力者がいた。そして、そのお客も少し変わっていて……。ちょっと笑える
不思議な呪いから、悲しい残酷な呪いまで、様々な呪いを解呪する!(時には呪いをかける側にも?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 22:22:52
26392文字
会話率:59%
交通事故で命を落とした事でこの世に未練を残した悪霊は、蟲毒に苛まれた末に生きている人間を道連れにして仲間にしようと祟り始めた。
ところが彼が標的にした少女は、一筋縄ではいかなくて…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「500文字小説企画」
の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 04:24:01
500文字
会話率:29%
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に所属する若き戦士である野々宮賢樹は、同じ京洛牙城衆の戦士である嵯峨野七瀬に密かに思いを寄せていた。
京洛牙城衆の精鋭にして名家出身の嵯峨野に対して、自分は一介の氏子出身の身の上。
そうした負い目からなかな
か思いを告げられなかった野々宮を後押ししたのは、野々宮や嵯峨野と同じ京洛牙城衆の若き戦士達だった。
友情に後押しされた恋路の行方やいかに。
(※ 本作品は、柴野いずみ様御主催のヘタレヒーロー企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 05:07:49
3148文字
会話率:26%
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に所属する若き戦士・絹掛雅は、狐憑きとして強大な霊力を誇る先輩戦士の深草花之美に敬愛と親愛の念を抱いていた。
神戸の異人館での潜入調査の折に花之美と相部屋になった雅は、そこで花之美の狐憑きへの転身を改めて間
近で目撃する。
神々しさと獣性を併せ持った花之美の狐憑きとしての姿に、雅は改めて魅せられてしまうのだった…
(※ 本作品は、黒森 冬炎様御主催の「変身企画R6」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 07:23:58
1000文字
会話率:18%
鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。
確かにそうだ。
よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。
これからも成功させるだろう。
よしおが怒りを忘れない限りは。
怒りこそが彼の除霊の根源である。
そして彼が怒りを忘れる事は決してない。
なぜなら彼の元妻は既に浮気相手の子供を出産しているからだ。
しかも浮気相手は彼が信頼していた元上司であった。
よしおは怒り続ける。
――憎い、憎い、憎い
――愛していた元妻が、信頼していた元上司が
――そしてなによりも愛と信頼を不変のものだと盲目に信じ込んで、それらを磨き上げる事を怠った自分自身が
熱した泥のような怒りの源泉は、よしおに膨大な霊力を与えるだろう。
その力を以って彼は悪霊を、怨霊を、死霊を、あるいは他の邪なる存在を祓い続ける。
※
本作は霊能力者、鈴木よしおシリーズの連載版です。本作は気分転換に書き散らしていたものなのですが、同じシリーズの短編をばらばらと投稿すると色々と鬱陶しいかもしれないので、一本に纏める事にしました。
以降、鈴木よしおシリーズで更新があった場合は連載版に投稿しようとおもいます。
中旬くらいまでには短編の方は削除します。
なお、その場の気分でパっと書いて投稿してるものなのでプロットも完結保証も何も無いです。
カクヨム・ハーメルンでも同時投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 14:00:35
102185文字
会話率:11%
鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。
確かにそうだ。
よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。
これからも成功させるだろう。
よしおが怒りを忘れない限りは。
怒りこそが彼の除霊の根源である。
そして彼が怒りを忘れる事は決してない。
なぜなら彼の元妻は既に浮気相手の子供を出産しているからだ。
彼は永遠に怒り続け、永遠に除霊し続けるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 22:36:10
9654文字
会話率:12%
鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。
確かにそうだ。
よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。
これからも成功させるだろう。
よしおが怒りを忘れない限りは。
怒りこそが彼の除霊の根源である。
そして彼が怒りを忘れる事は決してない。
なぜなら彼の元妻は既に浮気相手の子供を出産しているからだ。
彼は永遠に怒り続け、永遠に除霊し続けるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 18:30:34
6936文字
会話率:9%
心霊現象が毎日のように起こる、私立境山高等学校。そんな学校で「俺」は幽霊として目を覚ましたが、生前の記憶を全て失っていた。このままでは成仏できない「俺」は、学校公認の霊能力者である朝陰月陽と協力関係を結び、彼女の手伝いをしながら、記憶を探す
こととした。音楽室の幽霊、死神、土地神問題、校内を徘徊する幽霊、悪霊……様々な心霊現象と遭遇しながら、果たして「俺」は記憶を取り戻すことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:00:00
120724文字
会話率:39%
『死神少女、っていう都市伝説を知ってる?』
十年ほど前のこと――。映画の撮影現場で、謎の少女に「もうすぐ死ぬ」と忠告された人気俳優が本当に死んだ。謎の少女の身元は判明していないが、写真は残っており、実在する都市伝説として知られているのが『
死神少女』だ。
その正体は……妹の服を着て撮影現場に紛れ込んで幼い頃の僕、烏丸鈴だ。
十九歳になった僕は、「死神少女を探し出す!」「写真の姿が可愛い! 都市伝説と付き合う!」という目標を掲げているイケメン配信者『いざなぎ』を見ている間にファンなった。
彼の『死神少女の写真があったという事故物故を捜索する』という特別外配信を見ていたのだが……。
その家には、人気俳優を死に追いやった『女の霊』がいた。
霊感がある僕は、配信中に「逃げろ」連絡をとったのだが、同行していたエセ霊能力者に嘘つきだと決めつけられ……。エセ霊能力者の意見を通した結果、いざなぎは呪われてしまう。
『本物』の力が必要になったいざなぎに求められ、僕は正体を隠したまま、推しと関わっていくことになるのだった。
いざなぎは僕の正体に気づくだろうか。そして、いざなぎの呪いは解けるのか。人気俳優を死に追いやった女の霊の正体とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 00:00:00
74793文字
会話率:39%
5年前に起こった空中首吊り事件を皮切りに幽霊ブームが始まった。幽霊は一世を風靡し、それに対抗する霊能力者も大いにもてはやされた。これは、お金が稼げそうだからと言う理由で幽霊商売を始めた男の物語。
最終更新:2024-07-31 23:04:50
6398文字
会話率:77%