「この大嘘つきめ、恥を知れ! 聖竜を呼べないということは、貴様は偽の竜巫女なのだろう」
サニア皇国の竜巫女アマル。
偽者だと罵られて追放されたところを、クラド王国の第五騎士団長セオドアに助けられた。
セオドアはアマルをクラド王国へ連れて行
く。
実は、セオドアも聖剣に選ばれた騎士。しかし聖剣を鞘から抜けない事態に見舞われていた。
さらにクラド王国では謎の眠り病が蔓延していた。
聖竜、聖剣、聖樹。
それらは神が最初に創造したとされる存在。
聖樹にも何か異変が起きているのではと考えたセオドアたちは、神域の森へと向かう――
「セオドアは命の恩人だ」
「抱きしめてもよいでしょうか」
「この先は、また、帰ってきたときに」
これは、ふたつの国とみっつの聖なる存在を巡る物語。
そして、アマルとセオドアの恋物語。
「あたしも、テディって呼んでいいか?」
★★★★★
楠結衣さま主催『騎士団長ヒーロー企画』参加作品です。
※以下ネタバレを含みます
要素:短髪ヒーロー、溺愛、頭ぽんぽん、花束を贈る、キス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 17:40:00
66240文字
会話率:41%
ターンパイク王国に魔道具という新しい技術を開発した天才がいた。
彼女は王立貴族学院の卒業パーティーを行っている最中に婚約者の第1王子から婚約破棄を言い渡される。そして、魔道具の開発に自分の存在価値を見出していた公爵令嬢─ウィスタリアは第1王
子の「魔道具に関わらせない宣言」によって頭が真っ白になり、王子を殺してしまう。
その後、ウィスタリアはパーティー会場から逃げ、ターンパイク王国から最も離れたアウトバーン王帝国に向かうことにした。
その道中で、魔物に襲われたものの奇跡的に生き残った少年─ライラックと出会い、一緒に行動することになる。
彼は優れた観察力と推理力が原因で親に売られた過去を持つ天才で、命の恩人であるウィスタリアと姉弟のような存在になる。
この2人の天才の邂逅は数年後、世界を揺るがす。
これはそんな2人の人生を知るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 10:22:24
45514文字
会話率:56%
ぼくの名は、パレルレ。メタルゴーレムだ。
勇者団「蛮行の雨」のリーダーである。
異世界には、チートスキルも身体ももらわずに転移して、途方に暮れていた。
そんな所へ、呪術師のドワーフ娘が現れ、ぼく(霊体)を地面に埋まっていたオーパーツに移して
くれた。
そして「パレルレ」の名をくれたのだ。彼女は命の恩人である。
そのドワーフの少女(見た目)の名は、ミトラ、百歳。
さらに、エルフの僧侶ジュテリアン、五百歳。
人間臭い魔法使いフーコツ、年齢不詳。
が加わって、伝説の武器・防具を漁(あさ)る、じゃなくて、探す旅が始まった。
ついでに、悪党や、魔族や、魔獣や、幻魔や、妖魔や、外道魔を倒したりする事もある。
だって、ぼくたちは勇者団なんだから!
ちょっとR15なので、ちょっと残酷シーンがあるかも知れません。そしてちょっと、時々エッチかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 09:14:06
85114文字
会話率:32%
縁あってか狐さんに憑りつかれた僕は、命の恩人でもあるらしい狐さんの勧めもあって『歴史探索部』に入部する事になったのだが、そこにいた部員はなんと地元では有名な一族の末裔だった。
この物語は創作の為、登場する地名、人物、団体名とは一切関係あり
ません。また、歴史なども史実とは限りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 17:30:00
12617文字
会話率:30%
皇八島第二王子ロワメールは、最強の魔法使いセツを命の恩人で名付け親として慕う。
ロワメールは領主殺人未遂の犯人、魔法使いギルドの裏切り者をセツと追うこととなるが、ロワメールにはそれ以外にも、もうひとつ野望があった。ある企みを胸に秘めてセ
ツと行動を共にする……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-05 12:27:21
234698文字
会話率:39%
オーバーテクノロジーが行き交う文明都市で生まれ育った青年ディアは、ある夕暮れ時に謎の老人から、今まで生きてきた世界の外側に未知の領域が広がっていることを教えられ、好奇の思いに導かれるままに冒険の旅へ出る決意をする。
汚染物質を遮断する都市
フィルターの外側は危険と波乱、滅びの運命が約束されたウィルダム大陸。
満月色の瞳を持つ暗殺者。頼もしい図書館司書。悲運の少年奴隷。そして雪原にひとりきりで暮らす命の恩人。
この荒廃した大地の上で、ディアは数奇な出逢いを重ねながら、失った未来を取り戻していく。
※ 主に1〜2週間に1度ペースで更新しています。
※ ジャンルは異世界ファンタジーですが、世界観の三割ほどにはSFを含みます。
※ ヒロインと思しき人物は美少女ですが、女の子であるとは限りません。
※ たまにアクションシーンが挟まります。ガラスもパリンするし、モブの血が飛び散ったりします。
※ ポストアポカリプスな世界観をねちっこく描写していくため、グロテスクだったり気持ち悪い表現が頻出します。
※ 最終的には全滅エンドになることを予定しているため、物語が進めば進むほど登場人物は幸福から遠のいていきます。
※ お覚悟を。
作者が描いた作品関連イラストはTwitterにて「#TUPSIMATI」のタグで公開しています。
また、同作品は小説投稿サイトノベルアップ+様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:13:15
852427文字
会話率:41%
わたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシ
アンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
アルファポリスさんの方でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 16:00:00
234642文字
会話率:39%
昔から空軍の空中戦艦に憧れていた男爵令嬢ロージー・ストーナーは、男装して空軍に入隊。その小柄な体を買われて空軍の飛竜騎手となり活躍し始める。
そんなある日、ロージーは飛行中の空中戦艦から落下したた男性士官を救助する。その時は分からなか
ったが、のちに彼がお忍びで空軍に入っていた第一王子アルバートであると判明。
しかし、第一王子アルバートは命の恩人であるロージーに接近した際に、ロージーが女性であることに気づいてしまう。
そんなふたりが繰り広げるのは国家の命運をかけた特別な任務。
果たしてふたりは任務を達成できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 20:01:29
118916文字
会話率:58%
かつて命を救ってくれた人に憧れて、ついに私は女王直属の特別部隊へと入隊した。諜報員となって初めての任務は、テロリストの企てを阻止するための潜入調査。その際の設定は『新婚夫婦』で同居生活……しかも夫役はあのときの命の恩人!? そんな話聞いてな
いんですけど! これは、心臓がもつか怪しい一週間の初任務の話。
――あなたが助けてくれたから、あなたに憧れたから、今の私がここにいる。ただ、それを伝えたいだけなのだ。
全21話、他サイトにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:50:59
141767文字
会話率:41%
「世界大会、出たかったなあ……」
FPSゲーム「EoG(エクスチェンジオブガンファイア)」日本大会での優勝から1ヶ月後、少女――プレイヤーネーム「ニトロ」は病院で静かに息を引き取った。C4爆弾のみで戦う異形のプレイスタイルは運営をも唸らせ、
The Craziest Player(最狂のプレイヤーで賞)を与えられるほどの猛者だったが、実は先天性の難病で余命幾ばくもなかったのだ。
しかし、死んだはずのニトロは異世界で目覚めた。EoGの自キャラの姿となって。自由に動かせる身体に戸惑いつつも大喜び。しかも大好きなC4まで生み出せる! テンションが爆上がりしたニトロは早速手近な樹木を爆破して秘技<丸太飛ばし>を炸裂させる。
だが、着弾地点からすさまじい悲鳴が。人に当たってしまったかと焦って駆けつけると、そこには丸太の突き刺さった蜘蛛のモンスターが。そして、冒険商人を名乗るやたらとおしゃべりな犬耳少女――「トレード」がいた。トレードはニトロを命の恩人だと感謝する。
トレードはせめてものお礼だと蜘蛛モンスターを解体し、それを茹でて振る舞ってくれる。蜘蛛なんて食べられるのかと恐る恐る食べてみると――それはかつて味わった高級カニ缶をも霞む美味だった。
そんなきっかけから二人は意気投合。
いまここに、コミュ障爆弾狂とコミュ強商人の凸凹二人旅が幕を開ける。
~これは最狂と呼ばれたFPSプレイヤーが、グルメに観光、温泉に各種アクティビティにと、異世界を遊び尽くす物語である。なお、旅路の障害はすべて爆破して突き進む!~
※「なおしょう」と略してもらえたらうれしいです
※毎日更新がんばります。評価、ブックマーク、感想、レビューなどで応援いただけるとモチベーションがアゲアゲになります
※ハッシュタグ「#なおしょう」とか作ったら使ってくれるかなあ……。Twitter(現X)でのシェアも大歓迎です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 11:37:49
101517文字
会話率:51%
「お願いです、どうか……助けてください」
婚約破棄され、令嬢の地位を失ったにも関わらず、社交界に舞い戻った『毒華』。その彼女が今、命の恩人とも言える娘の危機を救う。けれどその行動には、自らの『報復』も隠されていて…………
「ふふ、見
下していた小娘に見下される気分は如何?」
元悪役令嬢、今は『毒華』。令嬢でなくなった彼女のバックは?助けを求めた娘は?誰なのか、考えながら読んでみてくださいね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 16:18:12
14275文字
会話率:52%
高校二年の始業式の日、階段から落ちてきた女の子を助けたのは、有馬優介(ありまゆうすけ)。
しかし、有馬は助けた女の子が気を失っていること、そしてその場に容姿の優れた友人がいたことを利用し、「助けたのはこっちだ」と嘘を吐いた。
有馬は過
去に体型や容姿でいじめられていた経験があり、その頃に救った女の子から泣かれてしまった経験から、自分ではなく友人が助けたことにしたほうがいいと思ったからだ。
だが、その場にいたもう一人の女の子――熱海道夏(あたみみちか)は言う。
『本当のことを伝えて』
彼女はしつこいぐらいに、正しくお礼を受け取れと有馬に迫った。
そんな熱海道夏には、七年ものあいだ思い続けている人がいる。
過去に命を救われていたが、お礼を言えないままの――名前もわからず、顔も声も覚えていない、そんな片思いの人が。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:00:00
307104文字
会話率:40%
『誰か助けて』
溺れる私を救ってくれたジルという少年をずっと想い続けて、再会を夢見ていた私、リリア。
婚約者もいないまま時が6年の時が経った頃、3歳年上のフィーネお姉様が婿をとって結婚した。
幸せに思えた家族の時間が、お父様が倒れたことをき
っかけに変わり始めて……。
命の恩人に恋をする少女がある事件に巻き込まれながら、家族の絆と恋を深める物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 06:41:39
8720文字
会話率:50%
引きこもりニートの俺、朝倉 李生(あさくら りお)は妹の玲花(れいか)と一緒にアーカイブという世界に召喚された。
召喚された先は、琴羽学園の校長、清水 正英(きよみず マサヒデ)だった。
召喚した理由はとてつもなくくだらん!
おまけに帰れないの!?
しょうがなく学園に通うことになって、初日から迷子!?
狼の耳をもった超〜美少女に助けてもらって、学園行ったら、まさかの隣!
これ運命!?
って思ったけど、超〜冷たい!
南極の氷くらい冷たい!
そんな少女(冷たいから美はやめた)、白上 天(しらかみ アマ)。
そしてその友達の花咲 光(はなさき ヒカリ)と友達となる。
それで、まさかの戦闘の授業!?
意味わかんないんですけど!
それで、俺は全部の武器が使えるアイボウをもらっちゃった。
そんで、生徒会長の命の恩人になっちゃうし、転入生はしょっちゅう来るし、妹はうるさいし超〜大変!
あれ?
これよく考えたらハーレムじゃね?
とにかく今は引きこもりたい!
なのになぜか引きこもれない!?
アーカイブで送る超ハチャメチャな学園コメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:58:32
8476文字
会話率:47%
薬学研究所の研究員である柊アンナは、実験エリアにて毒蛇から毒を採取中に咬まれて死亡。目が覚めたとき、異世界大陸アウレリアンにあるオルガリア皇国の侯爵令嬢レティシアとして転生を果たしていた。
前世、毒物オタクだった侯爵令嬢は、転生後もブレるこ
となく毒物研究職である『魔毒士』になることを決意。
一時は皇太子妃候補になりかけるが、妃候補から外れることに成功し、魔毒士となるため最難関の国家特務試験に挑む。
大後悔する皇太子。幼馴染の火焔の騎士は、命の恩人である侯爵令嬢に想いを寄せる。そこに割って入ってきたのは、黒衣の魔導士。侯爵令嬢レティシアをめぐり、三つ巴の恋と毒と陰謀の冒険譚。
魔薬と媚薬は、用法容量をお間違えなく。使い方しだいでは、猛毒になります。
※ 『エブリスタ』『魔法のiらんど』に掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 16:35:12
203390文字
会話率:40%
主人だった冒険者パーティ達にダークエルフである事を理由に侮蔑・暴行を身に受けた奴隷のカリス・プレッジは放逐されてしまう。
自らを神から選ばれた聖騎士だと思い込んだ冒険者パーティは領主に呼び出され意気揚々とカリスを囮にして逃げ出す。
だがしか
し、実はカリスが神の恩寵を受けた聖騎士であり、今までそのおこぼれを冒険者達が貰っていただけだったのだ。
本来ならダークエルフにとって有害であるはずの日光をカリスは恩寵によって克服しており、幾度となく冒険者達によって危機にさらされながらもそのおかげでなんとか死なずに済んでいたのだ。
瀕死の重体から回復したカリスは命の恩人である女神官オラシアと共に英雄への道を歩み始める!
冒険者パーティ達はそんなこと知らずに余裕だったはずのアンデッド系のモンスターにさえ苦戦を強いられらようになり、冒険者としての知名度や評価が暴落し始め、ついには居場所さえも失う事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 08:09:32
104191文字
会話率:53%
恋愛文学のような恋物語が自分にも訪れないかな、という憧れはあるけど姉と同じく親が探した相手とお見合いをして優しい人とゆっくり親しくなって夫婦になれたら嬉しい。
親と決められた相手と結婚するのは古い時代の話で私も選んだり悩む権利がある時代なの
で、地味娘にも優しくて穏やかで文学好きな方を望む。花が好きで私が生けた花を好んでくれる方だとなお嬉しい。
そういう方とお見合いになったら私はお洒落をして少しは美女に近づくように励む。
そのはずが、文学知識はなくて派手でお喋りで騒がしい男性が私に求愛してきた。
地味な私へ初めてお申し込みしてくれた男性はあまりにも意外な人物だった。
「ミユちゃん。すこぶる恥ずかしいのに好きだってきちんと言うたんだけど聞いてた? おお。真っ赤になった。あはは。かわゆい」
私が赤くなって面白いって笑ったってことはからかって楽しいという事。
これが噂の火消しの女遊び!
命の恩人に惚れるのなら分かるけど、助けて一目惚れするって意味不明だし遊び人の言葉は信じられない。
穏やかさを好む私と喧騒が当たり前そうな火消しは噛み合わないので私達の人生の交わりは点で終わるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:23:49
305826文字
会話率:60%
末永 清(スエナガ キヨイ)17歳。
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花とは私のことです。
嘘です。キヨイは平々凡々な女子高生。ものすごく普通な女子高生だった。特技はポジティブ。
しかーし、人には必ず才能がある。私にもあった。それ
もとてつもない才能!
悪魔や呪いがある魔法の国で、大活躍できる「呪いを解く」才能。
それも大天才!
命の恩人に一目惚れ。「パートナーになって欲しい才能だ」と好きな人から留学話が舞い込んだ。いつ助けてもらったか覚えてないけど、好きな人に会えてパートナーになれるなら留学くらいする!
平凡人生に魔法の国への留学話。それに加え、好きな人から「才能がある。パートナーになって欲しい」と言われたら、「イエス」以外になんて言う?イエスだ。イエス!ノーはこの世から消え去った。
夢は憧れの彼と公私ともにパートナー。
留学先で、魔法も恋も、全力で頑張ります!
ーーこれは、大天才キヨイが魔法の国で大活躍するサクセスストーリー
***
そして……
キヨイを惚れ薬で一目惚れさせて、無理やり留学させた男、クレイヤ・デーヴァの苦悩と救いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 09:57:42
255200文字
会話率:46%
公国軍特殊部隊、アベル・イグナシオ。
若くして隊長補佐の任に就く美青年は、10年前、一人の少女に命を救われていた。
その少女の面影を忘れられないまま任務をこなしていたある日、一人の帝国人が捕らえられたという報が届く。
──それは過去との再会
であり、新たな出会いであり…彼の世界が大きく変わる、始まりの出来事だった。
※ほぼシリアス。恋愛ジャンルですが、9割方片思いで主人公がモダモダしてる話です。
※人死には限りなく少ない…少なくしたい………ですが、残酷描写があります。苦手な方はご注意ください。
※毎日12時に更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 08:09:11
214325文字
会話率:39%
玄関開けたらそこは異世界でしたーー、なんてこと!
しかも乙女ゲームの世界だってヒロインから説明あり。自称、全ルート攻略済み、逆ハー中だと恋愛に酔いしれるヒロイン。でも、あなた全キャラ攻略できてませんよね?
攻略漏れの人は私の命の恩人兼初カレ
だもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 11:00:00
6631文字
会話率:28%
立派な魔法使いになるという夢を抱えながら、アリーシャは具体的な将来を何一つ見据えていなかった。師匠であり、命の恩人であり、たった一人の家族であるゼファーに甘え続け、特に代わり映えしない幸せな日々を謳歌していた。
しかし、十六回目の誕生日。
彼女の幸せも何もかも、一夜にして全て奪われた。
かつて魔法使いゼファーによって倒された闇の魔法使い……その配下の襲撃。アリーシャは魔法使いとして敵を倒そうとするが、全く刃が立たない。そしてあろうことか、手も足も出ない彼女を庇ったことにより、ゼファーは石化の呪いに侵されてしまった。
目の前で石になっていくゼファーを助けることも、一人で敵を倒すこともままならない……最後まで頼り、甘え、その果てに逃がされた彼女は、途方もない無力感に苛まれる。──そんな彼女のポケットの中に、ゼファーからのプレゼントである指輪と、手紙があった。
『いずれお前は、夢のために一人で旅に出るだろう。辛いこともあるだろう。その時は、この指輪を見て儂のことを思い出して欲しい。一人ではないことを、お前の家族は同じ地面を踏んで今日も生きているということを』
立ち止まっている場合ではない、ここで蹲っている場合ではない。
この踏み出しに「いってらっしゃい」が無いとしても。
帰ってきたその時に「おかえり」を取り戻せるように。
「いつかなるじゃなくて、今すぐなるんだ! ゼファーを助けられるような、強くてかっこいい魔法使いに!」
彼女は、旅に出る。
自分の夢を叶えるために。そして、たった一人の家族を取り戻すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:06:06
77808文字
会話率:44%