母さんは貴族の愛人だった。
母さんが亡くなると、嫡男を亡くしたらしいクズ親父は俺を迎えに来た。母さんはずっとあんたのことを待っていたのに、どうして今更。
実の父を殺したいと思う俺のことをきっと神様も愛さないだろう。
でも俺は太陽みたいな君に
恋をした。
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短めの連載です。
愛が重いヒーロー企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:00:00
13484文字
会話率:35%
わたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシ
アンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
アルファポリスさんの方でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 16:00:00
284221文字
会話率:40%
天涯孤独の身となった奈枝は、祖母の花嫁箪笥の引き出しから――なんと異世界に辿り着いてしまった。
そこで、セイクリッドと名乗る天邪鬼な少年と、出会い、別れ、そして。
彼女は今日も、引き出しを開ける。
「やっほう、セイ君。大きくなったねぇ」
お土産は、飴と、笑顔と、溢れんばかりの愛。
***
【聖女シリーズ第四弾 ※単発でも読めます?】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 14:34:55
132624文字
会話率:37%