平々凡々な社会人、ルカ。ちょっと普通じゃないところといえば、腐女子って事くらい。今じゃ特筆すべき事でもない。
今宵も来たる同人作家たちの祭典の為、原稿を進めては気持ち良く眠りに付く。しかし次に目覚めたのは、青く茂る草原の上だった。これが所謂
、『異世界転移』。
転移先で彼女は、スライム、アルラウネ…聞き知った名の男モンスター達や、勇者を夢見る青年と出会う。そこに男同士の熱い大恋愛を思い描くと、その妄言は呪言となって男達に精神的大ダメージを与えたのだった!
「男同士の恋愛なんて、ありえない!」
「ありえないと言うならば、
革命を起こすわ。」
彼女の妄言は何故こうも力を持つのか?男達のハートは何故脆くも衝撃を受けてしまうのか?
彼女は何故、転移してきたのか?
ハートフルでコミカルな冒険の中で、彼女は家に帰って原稿を再開するべく、異世界のミソロジーの深層へ手を伸ばす。
恋愛は無いけど、愛はいっぱい。スケッチブックと羽ペンを武器に、腐女子とその仲間たちが今、冒険の旅に出る!
ツイッターで主要人物のイラストを掲載しています→https://twitter.com/jing_org_jr折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:58:32
229520文字
会話率:56%
これはイカれた超人たちの旅物語。
卓越した剣技と記憶操作を始めとする魔法を操るウィリアム。
世界に数少ない天才的な大魔法使いウィルベル。
奇跡的な癒しの力を持つ絶世の美女ルナマリナ。
道徳心の欠片もない3人は、共に世界を旅して様々な出会い
と変化を巻き起こす。
友愛の罪人、呪言の乙女、未然の子、太古の魔女。
世界を知っていく彼らだったが、世界もまた彼らを知り、飲み込もうと動き出す。
そして、世界の外からも悪魔の手が忍び寄る。
胎動する悪意の前に、3人は何を選ぶのか――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 17:42:30
171296文字
会話率:47%
縦読み推奨
里見八犬士。
安房里見家においてその名を知らぬ者がいない一騎当千の強者達。
しかし、それも今は昔の物語。
謀叛の罪を着せられ、一所に押し込められ、今や八犬家は風前の灯。
立ちあがるは、五代目八犬士筆頭犬坂生野種智。
彼が新八
犬士に与えしは、犬坂家が誇る智をもって融合させた、失われた初代八犬士の呪いの力と宣教師から得た技術と知識の混合物『呪言』。
命を代償に行使しする『呪言』をもって狙うは、北条氏康が居城小田原城。
八匹の狂犬の牙が、難攻不落の居城小田原城に喰らいつかんとする。
だがしかし、この動きを北条の子飼いの乱波集団風魔衆よりも先に察知する者達がいた。
名を一夜衆。
美と知をもって、夜の帳に生きる、情報を切り売りする諜報特化の忍びの一族
一族の中から、八匹の獣の前に立つのは妖艶に微笑む魔性の娘乙霧ただ一人。
一族の更なる発展の為、彼女は風魔衆の中から、自身と子宝の相性の良い男を婿に迎え入れるべく、風魔が氏康より与えられし使命八犬士討伐に力を貸す。
一族の存亡と発展を懸け、いま呪いと忍びの技が火花を散らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 16:00:00
176542文字
会話率:30%
目を覚ますと、魔術が使えずバカにされる田舎貴族の赤ちゃんに転生していた。
名前はリッドという。
転生先のスプリングフィールド家という子爵貴族は、百年間も魔力を持つ人材を輩出できず、没落しっぱなし。
そのため他の貴族たちからバカにされていた
。
だがリッドには、極めて強大な魔力が秘められていたのである。
彼は赤ちゃんの頃から努力し、次第に自らの魔力をコントロールできるようになっていく。
「両親をこれ以上バカにされないよう、魔術でお家を再興しよう」
そう決意するリッド。
しかし――修練の末に【呪言使い】となった彼の実力は、規格外だった。
「ちょっと待って? 呪言って強すぎない?」
これは実家を救うべく努力した結果、図らずも無双状態になってしまった少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 12:22:11
115053文字
会話率:38%
許さないわ、あなたのこと
キーワード:
最終更新:2023-08-24 19:54:36
448文字
会話率:0%
「君はまだ幼い、私は君を大事にしたいのだ」
あなたがそうおっしゃったから。
わたくしは今までお飾りの妻でがまんしてきたのに。
あなたがそうおっしゃったから。
好きでもない商会のお仕事を頑張ってこなしてきたのに。
全部全部、嘘だっ
たというの?
そしたらわたくしはこれからどうすればいいっていうの?
子供の頃から将来の伴侶として約束された二人。
貴族らしく、外あたりが良く温厚に見えるように育ったラインハルト。
貞淑な令嬢、夫を支えるべき存在になるようにと育てられたアリーシア。
二人は両家に祝福され結婚したはず、だった。
しかし。
結婚したのはラインハルトが18になった歳、アリーシアはまだ14歳だった。
だから、彼のその言葉を疑いもせず信じたアリーシア。
それがまさか、三年後にこんなことになるなんて。
三年間白い結婚を継続した夫婦は子を残す意思が無いものと認められ、政略的な両家のしがらみや契約を破棄し離縁できる。
それがこの国の貴族の婚姻の決まりだった。
元は親同士の契約に逆らって離縁しやり直すための決まり事。
もちろん、そんな肉体的繋がりなど無くても婚姻を継続する夫婦は存在する。
いや、貴族であれば政略結婚が当たり前、愛はなくても結婚生活は続いていく。
貴族の結婚なんて所詮そんなもの。
家同士のつながりさえあれば問題ないのであれば、そこに愛なんてものがなくってもしょうがないのかも、知れない。
けれど。
まさかそんなラインハルトから離婚を言い出されるとは思ってもいなかったアリーシア。
自分は傾いた家を立て直すまでのかりそめの妻だったのか。
家業が上手くいくようになったらもう用無しなのか。
だまされていたのかと傷心のまま実家に戻る彼女を待っていたのは、まさかのラインハルトと妹マリアーナの婚約披露。
悲しみのまま心が虚になったまま領地に逃げ引き篭もるアリーシアだったが……
夫と妹に、いや、家族全てから裏切られたお飾り妻のアリーシア。
彼女が心の平穏を取り戻し幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 06:05:52
81043文字
会話率:29%
昴と麒麟は陰陽道の大家に生まれた七つ年の離れた兄弟。昴が十七歳、麒麟が十歳の早春、怖い夢を見たと怯える弟の麒麟に、昴は位の高い妖の一族の姫である、金色姫の花嫁行列を見に行こうと誘う。実力主義の家の中、昴より麒麟が優遇され、ぎこちない関係にな
っていた兄弟は二人、金色姫の嫁入りを見に行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 21:00:00
2043文字
会話率:48%
少年は言った。
「我、第十二階位熾天使及び魔王の使徒七柱、との盟約によりて新たな真名を得ん。今この時より我が名はレーデル王領天命の騎士」
英雄は一息に言い切って自らの宿命を言葉に込めた。
「アイン」
決意と共に紡ぎ出された言葉は現実のも
のとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 04:54:49
2437文字
会話率:13%
目が覚めるといるはずのない見知らぬ場所にいた。どうやら私は《異世界転生》したらしく、その身体は様々な条件を満たすことで《進化》ができるモンスターになったらしい。そんな私は突如現れた《謎の声》に半ば押し付けられる形で、「人類の敵にならないか」
と誘われた挙げ句《自分のステータスを記録出来る不思議な書》を与えられたのだ。
私としては新しい世界で人間としてのほほんと暮らしたいのに、どう足掻いても人類の敵にしかなれない絶望を抱きながら流れ流され強くなっていく……そんな話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 09:00:00
281068文字
会話率:30%
想像力豊かな子供には、必ず「友人」がいるという。
例に漏れず「友人」のいる公女アイネスは16歳でその生涯の幕を閉じた。
非業な死を遂げた公女のために一番嘆き、悲しみ、憤ったのも、その「友人」であった。
〇ーバー〇ードの「支配の呪言」が好
きなのですがあんまりアニメでは出てこないので似たようなことやらせたいなと思いました。二次創作ではないです。インスパイアです。
文字上での殺人は法的に問題がないのですがさくさく殺すのは難しかったので丁寧語で口汚いことを言わせようとした結果がこれです。「世界が憎い」「みんな死ね」みたいな気持ちの時に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 21:48:11
10071文字
会話率:38%
いじめを日常的に受ける主人公、宮内 圭。彼の家族が亡くなったのを機に家族の遺品を整理する中、父の遺品である1冊の本から悪魔召喚のメモを発見し召喚に成功する。
「お前の願いをいエ。代価はお前の命ダ」
そしていじめっ子達を殺すことを決意し、いざ
教室へ向かったのだが、呪言を唱えようとした瞬間、幾何学的な魔方陣が現れる!
悪魔と契約し悪魔憑きになった異世界人の復讐と冒険譚が今はじまる!
処女作です。暖かい目で見守ってください。毎日更新目指して頑張りますが、無理なときもあるからネ。勘弁して。
評価、指摘コメント大歓迎。ただしアンチコメ、てめぇはだめだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 00:00:00
3437文字
会話率:54%
突如召喚された12人。
神聖、呪言、人形、炎熱、氷雪、樹木、操作、拳闘、白兵、飛具、百獣、死人と書かれた宝玉。
一つの能力を選び、ダンジョンマスターとなって殺し合わねばならない。
そんな中、騙されて選択権を失い弱点の多そうな【死人】を選ぶ
羽目になる渡辺志麻だが、この死人とはゾンビの事ではなく死を受け入れたサムライ達だった!
痛みに怯まず、腕な脚を失おうとも戦いを止めぬいくさの申し子達を配下にして迷宮を造らないダンジョンマスターによる速攻攻略が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-17 00:13:04
12463文字
会話率:26%
これは、愛のある話である。
女神から注視され、そして女神を追う、女神の為に生きる事になる少女。そこには確かに、愛が根幹にあった。
――愛に満ち溢れる、話である。
最終更新:2015-01-15 06:00:00
5376文字
会話率:13%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%