【どういうお話か】
炎の賢者ネビウス:
准主人公。まあまあ美少女で年齢不詳の不老長寿者。炎の呪術と剣術の達人。ピクニック大好きなアウトドア派。経験豊富なので何でもできるが、物事の責任を負うのは大嫌い。カミットを育てる。
呪われた捨て子カ
ミット:
主人公。差別対象である森の民。幼少期を穏やかな環境で育ったので当初は緩い性格をしているが、実際は負けん気が強く向上心お化け。他者との衝突を厭わないトラブルメイカー気質。
こういう親子の冒険物語。
【あらすじ】
古の民と呼ばれる不老長寿の人々が極寒の地に生み出した最果ての楽園「秘境の里」には一歳に満たない死すべき定めの捨て子が届けられる。森の呪いをその身に宿すカミットはここでも引き取り手が見つからなかったが、珍しく帰郷していた変わり者のネビウスがカミットの養母となることを名乗り出た。
カミットはたびたび呪いの力を暴発させては周囲に迷惑をかけていたが、ネビウスや秘境に住む古の民は大らかに受け入れ、カミットはのびのびと育った。
カミットが十歳になったとき、穏やかな日々は唐突に終わりを告げる。島の精霊たちに異変が起こり、一夜にして秘境の里は吹雪に飲まれてしまったのだ。
安住の地を失ったネビウスとカミットは島の異変に対処するべく、五つの街の大神殿を治める偉大な呪術師「守り子」に会いに行く。
カミットはネビウスの子息として様々な人と出会い、経験を積む中で成長していく。
【備考】
・荒れ地の都編まではまとめて投稿します。それ以降はのんびりやっていこうと思います。
・カクヨムにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 22:38:00
748098文字
会話率:46%
ある満月の夜
一人の少女が目の前に現れた
「我はカグヤ」
「お前に呪いをかけた」
「今から59日の間に次の秘宝を集めよ」
「仏の御石の鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の裘、龍の首の珠、燕の産んだ子安貝」
「もし集められなければ貴様に命はない」
そう告
げられた少年「華鏡 天命」はカグヤにかけられた呪いの力を駆使し、秘宝を集めていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 19:06:01
5117文字
会話率:87%
世間知らずな元貴族っぽい少女は「恋愛しないと世界を滅ぼす呪い」を抱えて村に現れる。
主人公は《実態情報抽出》スキルで彼女の呪いを知る。
解決のために村長に相談するもなぜだか逆にテロリスト扱いされ捕縛。
解放の条件としてトロール退治を命じ
られる。
二人は呪いの力で難題に挑み、主人公は彼女を守るため恋愛を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:23:04
12208文字
会話率:44%
三大陸に挟まれた小大陸。その中の熊獅国は隣国、宇關に侵攻されていた。宇關の呪術者が作った水のゴーレム軍。その巨体の中に戦士が入り槍を構えている。熊獅の剣士の刀も魔法団の火炎魔法も、ゴーレム表面に阻まれ中の戦士まで届かない。味方の死体が増え
ていく。額から血を流す黒髭の男こそ熊獅の君主、螺鈿。魔法団長が鼻髭を振るわせ馬を駆った。呪文を詠唱し火炎の大弓と二本の火矢を作る。水のゴーレムの拳を掻い潜り、中の戦士に火矢を放つ。穴が開くと突き出てきた槍を胸に受けながら二本目の火矢を放つ! 敵の喉に命中しゴーレムは水たまりとなった! 螺鈿王は困惑する。なぜ中の戦士を倒して、魔法が解除されるのか!? 団長は操作魔法の素材が敵の呪術者の魔力ではなく、戦士の生命力に由るものだと推理したのだ。魔力を持たない戦士に魔法戦をやらせるという驚くべき画期的な戦法。これこそ宇關の国が戦を仕掛けてくる動機となった事が明らかになった。熊獅の魔法団は団長の戦法を真似て犠牲となっていく。螺鈿王も愛馬に跨り剣を掲げて敵軍に駆けて行った。熊獅の勝利。
夜の盛大な酒盛り。螺鈿王も酒を飲み干している。そこへ黒髪の中年男が引きずられて来た。宇關国の国王、波多王である。彼の前に大樽が引き倒された。首の無い少年の死体が飛び出す。そこへ螺鈿が頭部を投げ寄こした。それは彼の息子、宇關の皇子、孔勳であった。咆哮し血涙を流す波多王。「熊獅を滅ぼす! 子孫を祟ってやる!」螺鈿が大剣を抜き、生々しい音と共に首を斬り落とした。
一年後。熊獅の王宮から産声が響き渡った。しかし赤ん坊を抱く助産師の悲鳴が。「これは悪魔の呪い!?」赤子の右腕は太く普通の四本分はある。戦士の様に褐色で傷だらけ。左腕は右腕の半分。しかし色白でしなやかだった。ただその顔は美しく姫の様な皇太子である。螺鈿王は一週間後、赤子を王宮から追放した。たった一人の世話係をつけて。
皇子は二十年間、苦労と愛情に包まれて成長する。そして三大陸の世界戦争の気運の高まりによって人生の大きな岐路に立たされる。デジタル科学力をもった新たなる敵の侵略。友好国だったはずの隣国からの宣戦布告。そして憎み続けた父、国王との死別。巨腕に憑りつきし呪いの力は果たして主人公・峻怜に何をもたらすのか。幼馴染み、年上の美女との恋や人工的に生まれた幻獣、更に地獄界をも巻き込む長編冒険譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 08:00:00
2157文字
会話率:11%
異世界に転生した少年・カイル。目を覚ますと、彼は「呪われた王子」として、王国の王子であることがわかる。しかし、その呪いの力により、彼は他者と接触することで次々と災厄を引き起こし、家族や王国を破滅させる原因となっていた。
呪われた王子として
育てられたカイルは、他の王族や貴族たちからも疎まれ、避けられる存在となっていた。彼の唯一の希望は、どこかに解ける方法があるという“伝説の力”を求めて冒険の旅に出ることだった。
ある日、カイルは一人の美しい少女、リリスと出会う。彼女もまた、呪いによって過去の記憶を失い、何も覚えていないという謎めいた存在だった。リリスと共に旅をしながら、カイルは呪いの解き方を探し、数々の試練と魔物との戦いを経て、次第に自分の持つ力の本質に気づく。
呪いの正体が明かされ、カイルがその呪いを解くために必要なものは「愛」ではなく、彼が過去に犯した大きな罪の償いだった。それを解き放つことで、呪いが解けるとともに、カイルは「王子」としての本当の力を覚醒させる。
最終的に、カイルは呪われた運命を超えて、王国の未来を変えるべく、リリスと共に戦い、運命を打破するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 22:32:08
1978文字
会話率:12%
冒険者のザインはダンジョンの探索中に、アンデッドに噛まれて呪いにかかる。
呪いの力により、このままではアンデッドになってしまう。
残り時間は少ない。呪いを解くために、ダンジョンにある『回復の泉』にたどり着かなければいけない。
その道中で、ザインは二人の冒険者と出会うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 19:24:20
75002文字
会話率:31%
十六歳の少年グラウは、悪魔と人間のハーフである。
誕生の際、悪魔から宝石化の呪いを奪ってしまったことにより、彼は死ねない体となっていた。
大陸を分かつ山脈の向こうにある亡命者の村へ逃れた彼は、自身を生んだ元凶であるエデルガルトへの復讐と、悪
魔へ呪いの力を還すために腕を磨く。
復讐の機会をうかがっていたグラウだったが、ある日新たな亡命者が村を訪ねる。
亡命者の少女リリィは、グラウの力によって栄えていたネヒター国の住人であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 21:58:16
102890文字
会話率:50%
縦読み推奨
里見八犬士。
安房里見家においてその名を知らぬ者がいない一騎当千の強者達。
しかし、それも今は昔の物語。
謀叛の罪を着せられ、一所に押し込められ、今や八犬家は風前の灯。
立ちあがるは、五代目八犬士筆頭犬坂生野種智。
彼が新八
犬士に与えしは、犬坂家が誇る智をもって融合させた、失われた初代八犬士の呪いの力と宣教師から得た技術と知識の混合物『呪言』。
命を代償に行使しする『呪言』をもって狙うは、北条氏康が居城小田原城。
八匹の狂犬の牙が、難攻不落の居城小田原城に喰らいつかんとする。
だがしかし、この動きを北条の子飼いの乱波集団風魔衆よりも先に察知する者達がいた。
名を一夜衆。
美と知をもって、夜の帳に生きる、情報を切り売りする諜報特化の忍びの一族
一族の中から、八匹の獣の前に立つのは妖艶に微笑む魔性の娘乙霧ただ一人。
一族の更なる発展の為、彼女は風魔衆の中から、自身と子宝の相性の良い男を婿に迎え入れるべく、風魔が氏康より与えられし使命八犬士討伐に力を貸す。
一族の存亡と発展を懸け、いま呪いと忍びの技が火花を散らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 16:00:00
176542文字
会話率:30%
森の中でひっそりと暮らしているクロエ。
自分が望んでいないのに呪いをかけてしまう彼女は、町の人から〝呪いの魔女〟と呼ばれ忌み嫌われていた。
もう呪いをかけたくないクロエは、人と関わらないように生きていくことに。
そんな彼女のもとに
、お花が届くようになった。
寂しさを癒してくれる素敵な贈り物。
クロエは自分を愛してくれる彼のことを知り、1度は幸せを手に入れた。
けれどクロエの呪いの力が、国王様に知られて利用されてしまい……
泣き虫で心優しいクロエが、運命に翻弄されて呪いの魔女として悲しみを背負っていく物語です。
愛しい人を想い続けながら。
【短編】クロエが一途に愛をつらぬくお話と
【アナザーストーリー】国王様がクロエをとても愛していたお話の2部構成です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:06:36
24269文字
会話率:26%
呪いの森に住む意地悪な魔女は、美しいお姫様に嫉妬し、呪いの力で彼女の顔を醜く変えてしまう。
絶望するお姫様。
けれど彼女の変わり果てた姿を見た王子様は、なぜか気にする様子もなく……。
童話風コメディです。
「カクヨム」にも同一内容で投稿し
てます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 22:21:38
8092文字
会話率:29%
自身が死ぬ夢を見る、勇者の力を授かる予定の少女。
ルリネは16歳の誕生日の日と共に、勇者の力を授かる。しかし、その力を使えるようにするには、力に適した修行方法があった。
彼女は彼女の力に適した修行方法を行うために、遠くの森へ向かう。
そこ
へ着いたが、男の手によって意識を失ってしまう。
気が付いたら、夢と同じように死にかけている。
神官の罠に嵌められた彼女は、死に際でその力を覚醒させる。
と同時に、過去…前世の記憶を思い出す。
これは、呪いの力を授かった勇者。ルリネが世界を。
神を見返す為に自由気ままに世界を旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 10:00:00
6267文字
会話率:38%
異世界を恐怖に落とし入れていた魔王、バルトロメウス。人間の軍勢に敗北して異界追放にされ、日本という国の片田舎で目を覚ます。
呪いの力で人間のような姿となっていた。
爺やはオカメインコ、ケルベロスは豆しばに。
弱体化しても魔王の心までは弱
っていなかった。
拾った赤子を未来の魔王軍幹部にすべく、六畳一間の安アパートを拠点にして生活をはじめる。
世界征服の第一歩は、日本侵略である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 23:07:38
49756文字
会話率:47%
ヴァンデ王国の王子アレスは、呪いを受けるのを承知で大悪魔に立ち向かった。
王族とは国を守るもの、民を守るもの。そのためならば自らの命を犠牲にしても構わない。アレスは呪いに蝕まれながら、王国を救い、そして去った。平和と繁栄を願い、己が身を犠牲
にしたアレスは英雄として称えられた。
しかしそれから50年後。隣国の圧力、邪教教団の暗躍は、ヴァンデ王国に影を落とした。貴族らの課す重税、搾取、そして不正と腐敗が王国民を苦しめる。
英雄の像は倒され、王国の不幸を願う者たちは嘲笑う。王子の犠牲、託した未来は残酷に踏みにじられた。王国の末期を嘲笑する者はしかし、思い知ることになる。英雄アレスの『呪い』の力を。
復活した英雄王子が、呪いの力で、悪を討伐する! 世直しファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 06:00:00
658879文字
会話率:50%
極々普通の人生を送ってきた智咲は、ある日突然異世界へと転移する。
転移と共に得たスキル『カースギフト』を使い、伝説の聖獣や、何故か気に入られてしまった犯罪者達と共に最強伝説を築き上げていく―――!
最終更新:2023-10-09 18:40:45
142042文字
会話率:53%
人を呪うのも、また人である。感情、印象、そして嫌悪によって、相手を貶めたい、懲らしめてやりたい。人間誰しもがこの負の連鎖に囚われているのだ。しかし『他者を呪う』というのは、覚悟や決意の現れでもある。誰かを呪って、己の人生が壊れる可能性があ
るにもかかわらず、それでも実行に移す。そう決意する、これもまた呪いなのかもしれない。
この物語は、遥か昔に存在したかもしれない、呪いの力「厭魅」を巡って妖と、己と戦う旅物語である。彼は誰を呪い、誰を貶め、そして誰と覚悟し、誰と決意したのか。そして、彼が選択した未来とは。猫乃 佃煮による和風ローファンタジーアクション、第一作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 18:00:00
57710文字
会話率:61%
その日、俺は大事な決闘で対戦相手の獣人パーリーに敗北した。
……呪いという、正々堂々の決闘とはかけ離れた卑怯な手段によって。
「どうだテイドー! 呪いの力でお前の魔法能力値を0にさせてもらった! ――お前は今日、『最強』から『最弱』へ
と転落したんだよ!! ざまあみろ、ははははははっ!!」
俺ことテイドーは、魔導士の名家「インキャリオ」で歴代最強の当主だと称されていた。
そしてこの実力を以て、「勇者パーティ」の仲間候補を選出する決闘に参加。
対戦相手はインキャリオと対を成す剣使いの名家「ヨーキャリオ」の馬鹿息子、幼馴染のパーリーだ。
実力は圧倒的に俺の方が上で、俺の勝利に揺るぎはなかったはずだった。
しかしパーリーもそれを分かっていたのか、卑怯にも事前に第三者から譲り受けていた呪いを俺に仕込み、発動。
俺は魔法能力値を0にされ、当然魔法威力も0になってダメージを与えられなくなり……敗北。
しかもあろうことか、俺をずっと妬んでいたパーリー達ヨーキャリオ家は決闘後に俺を亡き者にしようとまでしてきた。
俺は激しい怒りを覚えながらも、いつか復讐を果たすことを誓い自身の館すらも手放して何とか森への逃亡に成功。
だが、魔法能力値を0にされてしまった事実は変わらない。
森に身を潜めながらも、ヨーキャリオ家に復讐を果たすどころかコボルトの一匹にすらも苦戦する状況に頭を悩ませていた。
そんなある日、世界は突如魔王の手によって改編される。
それがなんともふざけたことに、男女で不純異性交遊をした者達は途端に洗脳されるようになってしまったのだ。
しかも厄介なことに、彼らはこちらから攻撃して倒すことも出来ないようになっている。
この魔王の手先となってしまった洗脳者達は、【リア充】と命名された。
しかしこの【リア充】、どうにも俺だけが――コボルトすらも倒せないはずの俺の「爆発魔法」ならば、何故か簡単に倒して正気に戻せることが判明。
しかも、倒しまくるにつれて俺に一つの大きな変化が現れ始める。
――【リア充】の爆発。
これこそが、俺の「最強」を取り戻し、復讐を果たすための大きな足掛かりとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:16:33
70673文字
会話率:30%
常闇神社から売り出されてる恋愛成就の御守りの効き目がものすごいらしい。なんでも呪いの力で絶対に恋を成就させられるんだとか。
最近、そんな噂が出回っている。
私、御霊炩(みたまりょう)は、ついこの間、好きな人に告白して振られてしまった。
だけど全く諦められそうにない。
告白の相手は、月夜瓏(つきよろう)。
私のお姉ちゃんのことが好きだから、私とは付き合えないらしい。
だけどお姉ちゃんの方は、別に彼に気があるわけじゃなくて、むしろ私のことを応援してくれるみたい。っていうかたまにある委員会くらいしか接点がない、ただの後輩って感じらしい。
幸いにも、彼と私の関係は悪くない。むしろ友達としては最高、くらいには思ってもらえてると思う。
なら、あとはなんとしてでも私の力で彼を振り向かせて、落としてあげるだけ。いや、友達から恋人に昇格するんだから、落とすんじゃなくて、上げてもらうだけ、かな?
そういうわけで,その御守りってのがどの程度効果があるのかは知らないけど、それに縋ってでも、私はこの恋を叶えたい。
※視点によってはバッドエンドですのでご注意を。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 18:00:00
11172文字
会話率:35%
ある事件により、これまでシコっていた時間が全て修行していたことになる呪いを受けた少年、レウ。
思い返してほしい。あの時間全てを剣技の修行に費やしたとしたなら、君は一体どれほどの力となるだろうか。
虚無的に生きていた少年レウは、シコることくら
いしか趣味が無かった。
そして、呪いの力により、膨大な時間が修行をしていたこととなり、世界最強の剣士となる。
果ての絶技――魔法を切り裂く剣「魔崩剣」までをも習得したレウは、己の呪いを解くために冒険を始める。
その途中、謎の少女シャロと出会う。彼女の姉は、ギルドに囚われているらしく、取り戻すために力を貸してほしいと言う。
姉であれば呪いを解除できるという話を聞き、レウとシャロは共に、ギルドとの戦いに身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 12:36:42
123802文字
会話率:26%
この地にいた人々は獣同然の知性しかなかった。創造した神は身を隠し、導くものを失った人々は新たなる発展を失ったのだ。そんなある時、彼らのもとに降り立ったのが六名の神の代弁者を名乗る神使であった。神使はそれぞれ同じだけの人を分け合い、それぞれ
で導き始める。そうすると人々は瞬く間に、進化と呼んでも良いほど成長した。新たな幸せを人々が噛み締めていた時、山脈の方から薄暗く、重苦しい溶けた鉛のような怨嗟が地響きのように伝わる。その正体は悪魔だった。
神使は人々に、道具を作る技術、知識、魔術、呪いの力を与え、悪魔に対抗させた。そしておよそ百年に及ぶ流血の年月の後、神使が身を隠してしまった。人々は悟った。神使はその身を犠牲に我らを救ったのだと。人々は復興の合間に教会を建て、神使を神のように崇め奉る。
そんな神話の時代から数百年か数千年か。掠れた偶像への信仰と絶え間ない欲望に埋もれた人々は、血を流す相手を同族へと変えていた。
これは、神を失った人々の暮らすカルロ―ナ大陸で起きた物語の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 16:14:21
108398文字
会話率:62%
今回のテーマは【守りたいもの】です。これに添えるかどうかは、作者の力量次第ですけどね。
異世界に転生させられた七人の王候補。神からの指示は、自分の種族の王となれ。王候補たちは洞窟にて一〇年の修行の後、世界各地へと飛び立つはずが、主人公だけ出
られない!気付いたら二〇〇年経っていた。そんな主人公が織りなす仲間との冒険ファンタジー。呪いの力を使う主人公に恋愛はできるのか、だってもと引きこもりだもん!
亀更新なので、じっくり見守ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 21:14:26
15303文字
会話率:44%
リンデリア王国には黒髪に黒い瞳で生まれた子が触れたものはぼろぼろになるという言い伝えがある。
だからロードは伯爵家の次男に生まれながら、結婚も独り立ちしての商売もできるわけがなく、騎士団に入るほかは生きる道がなかった。
だから毎日ひたすら剣
を振り、身に纏う筋肉はガッチムチになっていった。
そんなロードの話を聞きつけた『最後の王女』プリメラ=エンダークは言った。
「触れる物をみなぼろぼろにする呪いの騎士? ではその騎士なら魔王を倒せるではないの」
プリメラは生贄として捧げられる予定だったところを王太子である兄エドワードに救われたため、その兄が危険な魔王討伐に行く前に倒そうと考え、そこでロードに白羽の矢が立ったらしい。
騎士団にも居場所がなく、出世も望めないロードに魔王討伐など無理だと断ろうとするが、プリメラの話は意外な方向へと転がっていき――。
挙句、空からピンク色の髪に碧い瞳の少女まで降ってきて、(元)生贄の王女と呪いの騎士と聖女はそれぞれの思惑を胸に魔王討伐へと向かう。
その中で、ロードは己の『呪いの言い伝え』と向き合い、やがてプリメラの本当の目的を知る。
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3万字くらいで完結します。
一見するとファンタジー色が強そうですが、主軸はごりごり恋愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 01:05:22
46715文字
会話率:41%