生まれたばかりの王子の元へ、六人の大魔導士が祝福を与えた。
16歳の誕生日に目覚めるであろう魔王を倒すため、王子はいずれ旅に出る。困難に打ち勝つための祝福だった。
──数年後、祝福のせいか王子にバグが生じてしまう。
謎の現状を解明しようと大
魔導士たちが集うも、王子は10を超えもしないうちに、魔王討伐の旅に出ることを決意してしまう。あまりにも早すぎる決断だ。
後の仲間になる予定だったとある魔導士を王子のお供にし、王子のバグを解明し、取り除いてもらおうした。
だが、どうしようもなかったら王子を倒せと、魔導士は短剣と共に密命を授かるのだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:10:00
13457文字
会話率:33%
手違いで異世界に召喚された青年が料理をする話。ごく普通の家庭料理を王宮で振る舞うごとに、王族や料理人、騎士や魔導士たちの胃袋を掴んでしまい、戸惑いつつものんびりと過ごします。とくに大きな危機もなく、恋愛の要素もない、ほのぼのとした日常です。
最終更新:2025-04-13 00:00:00
124264文字
会話率:47%
芙蓉舞衣は、異世界の侯爵令嬢スカーレット・ノーマークに転生した。
銃と魔法の異世界に生まれた彼女が手に取ったのは、銃火器でも魔法の杖でもなく箒?
「この世界、なんでこんなに汚いの!?」
世界に蔓延る黒いモヤモヤさん相手に箒を構えて立ち向かい
ます。でも、ただの汚れではないようで…?
R15は念の為です。
エグイ描写をする予定はありませんが、運悪く死亡する人は出てきます。
設定上、銃が出てきますが、ミリタリー要素はほぼありません。特に、主人公は銃を使いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:20:00
2081582文字
会話率:35%
魔物に育てられたカケラ・カーポはゴールド冒険者の美女とパーティを組む状況になっちゃって、ボス・モンスターや帝国の大魔導士の戦いを乗り越えて、世界を救うというダンジョンの秘宝“知恵の果実”を手に入れるというお話
☆
カケラ・カーポ(十五歳
)は魔物に育てられた選ばれし者。だが、陰キャ。肝心なところで自己主張できず、パーティを追放され、ダンジョンの秘宝“知恵の果実”も奪われる。しかも、それが原因でスタンピードが起こってしまった。
街が蹂躙される中、カケラ・カーポは多くの人を助け、エミーリアと出会う。エミーリアは冒険者の頂点ゴールドの冒険者証持ち。スタンピードの中で人々を助け、生き残っていた。
そんなエミーリアにカケラ・カーポは魔法・スキルで親近感を覚える。他にやむを得ない事情もあってエミーリアとパーティを組むことに。
二人が目指すはダンジョンの最深部、ボス部屋のさらに向こう。そこには“知恵の果実”があるという。
カケラ・カーポは世界を救えるのか。エミーリアとの旅を通してカケラ・カーポの成長を描く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:07:05
27470文字
会話率:18%
クローディア・エッジワースは父のデリック・エッジワ―ス辺境伯と師匠の大魔導士カエラ・ラムゼイの言いつけで元勇者ダニー・ケージの元へ修行に向かわされるのだが、その元勇者ダニー・ケージが何も教えてくれない。それどころかスローライフを満喫しろって
言いぶりだ。
元勇者ダニー・ケージは転生者で、デリック・エッジワ―ス辺境伯、大魔導士カエラ・ラムゼイらと組んで魔王を倒している。今は死んだことになっていて、デリック・エッジワ―ス辺境伯の領地の森でスローライフを満喫していた。
クローディア・エッジワースは嫌気がさして逃げ出した。その逃げ出した先で魔族と遭遇する。戦いとなり、死にかけた時、元勇者ダニー・ケージが現れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 11:22:17
19549文字
会話率:38%
ルイーズ・デイモントは、回復魔法が使えるため、聖女になることを目指していた。それなのに、職業判定で「聖騎士」と言われてしまう。それと同時に、前世の記憶を取り戻し、ここがRPGの世界ではないかと考える。仕方なしに王立学園の騎士科に入学するが、
自身のステータスを表示してみると「聖騎士(勇者)」と表示されているではないですか! 勇者って何? いやいや、私魔王なんかと戦いたくないですからー!! 学園で騎士や魔導士仲間を巻き込んで、結局勇者を目指してしまうことになるほのぼの物語です。 (モンスターと戦ったりするので、多少血が飛び散る場面があります。念のためR15にしてますが、それほどグロい場面はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:30:00
327487文字
会話率:35%
聖女として見出され活動していたルルディは平民ゆえに教会で正しい扱いを受けていなかった。教会を訪れた異国の青年魔導士がルルディの本質を見抜き、彼女に「聖女でなくなるけどここから連れ出してあげよう」と告げる。ルルディの能力は聖女のものではなかっ
たらしい。青年魔導士テオドルスに連れられてルルディは魔導国に移住し、魔導士となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:10:29
68599文字
会話率:43%
中年の無職が突然死したら創造神を名乗る神様に新たな人生と
大魔導士としてのスキル、そして<万能補助>をあたえられ
第二の人生を自由気ままに生きていく。
最終更新:2025-04-12 19:54:50
18705文字
会話率:40%
刑事である大門錠一=キィは、連続殺人犯を追っていた。しかしその犯人を追い詰めた時、謎の力によって胸に穴を開けられ錠一は瀕死の重傷を負う。死にかけの錠一の意識に、二人の少女の声が響く。それは巫女ニャコと魔導士シイファの声だった。そして巫女ニャ
コの力によって、錠一は異世界『ノワルド』へと転生する。
転生した錠一は17歳にまで若返っており、二人の少女にキィと呼ばれることになる。しかしニャコは神父長殺しの嫌疑をかけられ、逃亡中だった。追手である王都警護隊の二人組がニャコとシイファを傷つけた時、キィは思わず二人のために戦う。しかし結局、捕らえられたキィは、獄中にて転生者が発動させる異能『ディギア』に目覚めた。それは錠と鍵を作る異能であった……
異世界で、謎解き&バトル! …と、ラブコメ? 転生ファンタジー開幕です。
※『魔女と骸の剣士』と同じ世界で、他国におけるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:40:00
124860文字
会話率:53%
女騎士は乙女の夢など見ない。白馬の王子様が現れたなら、斬って捨てる。そういう生き物だ。戦闘力皆無の魔導士である俺は、そんな女騎士と、これから3年も一緒に暮らすのだ。それが任務だからだ。この任務の目的が一切分からないのだが。動くものは主君以外
全て敵、そんな女騎士とうまくやっていけるのだろうか。しかも王女様が奴隷ってどういう事なのか。果たして、俺は生き残れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 17:42:31
30384文字
会話率:40%
時は16世紀、所は旧大陸西端の小国ポルタ。海上交易で栄えるこの国には、海と魚を愛するエンリ王子が居た。そんな彼に恋をした人魚の少女リラは、魔女との取引で人間の下半身を手に入れ、城に上がって王子に仕えた。だが王子は彼女を寵愛しながらも、けして
手を出そうとはしなかった。何故なら彼は魚にのみ欲情する「お魚フェチ」という性癖を持ち、理想の女性は人魚だったから。それを知ったリラは城の魔導士アーサーと姉人魚レラの助けで再び魔女と取引して、人にも人魚にもなれる変身スキルを手に入れた。そして政略結婚で隣国スパニアから王子の妃となったイザベラにそそのかされた(w)王子は、鋼鉄の異能を持つ海賊の若者タルタ、四刀流の剣士ジロキチ、そしてリラとアーサーを伴って、全ての海を支配する力を持つという"ひとつながりの大秘宝"を求めた冒険の旅に出た。某学園ラブコメ小説作中作の残念系海洋冒険ギャグ小説、ここにシリーズ化。ちなみにこの作品はパロディであり、歴史地理上及び某童話・某人気漫画その他の創作物の人名地名その他の名称・設定及び台詞に類似するものが多数登場しますが、別世界の話で、全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 17:07:13
1826939文字
会話率:46%
世界最強の勇者パーティーに所属していた主人公ユーク・アーデル。彼のスキル【万能適応】は、どんな職業でも極められる超レアスキルだった。
しかし、スキルの真価に気づいていないパーティーの仲間たちは、「お前のスキルは地味で戦闘に役に立たない」と
彼を追放する。
「まぁいいか。自由に生きよう」
気楽に旅に出たユークだが、旅先で次々と無双することに。
・「あの人、治癒魔法も剣術も錬金術も超一流……?」
・「なんでそんなに強いのに、無名なんだ!?」
・「お、お待ちください! ぜひ我が国の宮廷魔導士に!」
「….….俺、ただのんびり旅したいだけなんだけどなぁ」
彼のチート級の実力が知れ渡ると、追放したパーティが手のひらを返して戻ってこいと言い出すがーー「今さら遅い」と突っぱねて大逆転!
自由気ままに生きようとするユークだったが、気づけば最強の冒険者、国の英雄、そして王女の婚約者(!?)にまでなっていた。
「なんでこうなった……?」
これは、追放された男が気ままに生きるはずが、いつの間にか世界を揺るがす物語ーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 14:14:13
129590文字
会話率:44%
防大生の「九条僚佑」と超進学校の高校生「一ノ宮誠人」異世界のラドランダーに転生し、を縦横無尽にこの大陸を駆け回る。
「九条僚佑」はシャギーとして生まれ、その後リョウと名乗り、「一ノ宮誠人」はイースとして生まれ、その後レイ名乗るようになる。
リョウは賢者の称号を持つ聖魔導士で、片手剣士。レイは錬金術士で両手剣士。
お互いが切磋琢磨して、技と技術を高めあい、不条理な世界に立ち向かう。
時に笑い、時に泣き、励ましあって、この「ラドランダー大陸」を行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 12:52:00
71201文字
会話率:52%
ある日、目が覚めるとお人形のように美しい少女、キリア・アーヴァインになっていた。
彼女は二人のイケメンの兄キースとカイン、そして公爵である父に溺愛される公爵令嬢だった。
せっかく魔法のある世界に転生したのに、魂が違うせいか魔法が使えない状
態になっていて、その原因を調べに宮廷魔導士に会いに王宮へ行ったら……そこで獣人である王弟殿下、グウェン・カイル・サージェストに出会う。
そして、彼の「本当ならこの世界には存在しないはずの魂の番い」だと言われ……。
突然現れた魂の番いに大喜びなグウェン様。
けれど、魔法が使えない理由を探っていくうちに、キリアの魂に隠された真実が明かされて――!?
魔法が使えるようになりたい令嬢と、やっと出会えた番いにメロメロな王弟殿下の恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 12:21:18
215865文字
会話率:36%
しがない中間管理職に就く山田タツヤは日々の労働に勤しんでいる。
そんなある日、昔からかわいがってくれた爺さんが亡くなり、遺言で家をもらうことになった。
死んだ爺さんの家に住むことになった山田は昔から絶対に入るなと言われていた禁断の部
屋に入ってみることにする。
その部屋はなんと異世界の開拓村にある家に繋がっており、そこには小さな女の子が待っていた。
女の子から爺さんが伝説とまで呼ばれた大魔導士であることを聞いた山田は爺さんの遺志を継いで現代の魔法使いとして生きることにする。
女の子と使い魔の黒猫に魔法を学びながらいつもの社畜暮らしをしていると、異世界の開拓村村長に次の村長になってほしいと頼まれてしまった。
村を発展させ、異世界でスローライフを楽しめるのではと考えるが、中小企業の係長でしかない山田にはそんな金も時間もない。
そんな時、現実世界で死んだ爺さんが所属していた退魔師業界というものを知り、さらにはそこで大金を得られることを知ると、山田は人生逆転への道を歩むことになる……
異世界村でスローライフを目指す最強大魔導士のおっさんが現代に巣くう悪魔を倒し、人生を逆転していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 12:00:00
487930文字
会話率:56%
ハアーイハロハロー。アタシの名前はヴーゲンクリャナ・オオカマって言ぅの。てゆうか長すぎでみんなからはヴーケって呼ばれてる『普通』の女の子だょ。
最近の悩みはパパが自分の跡継ぎにするって言って修行とか勉強とかを押し付けて厳しいことカナ。
てゆうかマジウザすぎてぶっちゃけやってらンない。
てゆうかそんな毎日に飽きてるンだけどタイミングよく勇者のハルトウって子に会ったのょ。思わずアタシってば囚われの身なのってウソついたら信じちゃったわけ。とりまそんなン秒でついてくよね。
てゆうか勇者一行の旅ってばビックリばっか。外の世界ってスッゴク華やかでなんでもあるしアタシってば大興奮のウキウキ気分で舞い上がっちゃった。ぶっちゃけハルトウもかわいくて優しぃし初めての旅が人生の終着点へ向かってるカモ? てゆうかアタシってばなに言っちゃってンだろね。
デモ絶対に知られちゃいけないヒミツがあるの。てゆうかアタシのパパって魔王ってヤツだし人間とは戦争バッカしてるし? てゆうか当然アタシも魔人だからバレたら秒でヤラレちゃうかもしンないみたいな?
てゆうか騙してンのは悪いと思ってるょ? でも簡単にバラすわけにもいかなくて新たな悩みが増えちゃった。これってぶっちゃけ葛藤? てゆうかどしたらいンだろね☆ミ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 11:30:00
57802文字
会話率:72%
死に際に「来世では美しい花にでもなりたいなぁ」と願った花園美咲はマンドラゴラに転生してしまった。
しかし生まれた場所は魔物だらけで危険がいっぱい。美咲は魔物として成長しながら平和な人間の世界で暮らすことを夢見て、人型になることを決意する。
そうしてようやく人として不自然でない姿になったころ、彼女は気付いた。マンドラゴラにはその声を聞いた者を呪い殺す力があるということに。
「私の声を聞いたら人が死ぬのでは……?」
一言も喋らなければなんとかなるか、と人里に降りた彼女は、喋れないせいであらゆる勘違いを巻き起こし、やがて花の魔女と呼ばれてあがめられるようになっていく。
気が付けば魔女の噂を聞きつけた王国騎士や宮廷魔導士など、正体を知られれば即討伐されかねない人間が出入りし、不審な魔女を監視するように ……。
(待って、魔物ってばれたら討伐されちゃう!?)
魔女として人々の役に立つことを証明しながら、正体がバレてはいけないマンドラゴラの綱渡りな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:00:00
6317文字
会話率:19%
レイリンには幼馴染がいる。幼い頃は仲が良かったが、彼女が騎士となった頃には険悪となり、今では顔を合わせる度に嫌味を言ってくるようになった大魔導士のハウエルだ。
ある日、大怪我をして生死不明の重体に陥ったレイリンが目をさますと、他人の
心の声が「ふきだし」としてその人の横に現れるようになっていた。
見舞いに訪れたハウエルは「騎士なんて辞めろ」などといつもの通りの嫌味を口にするが、そんな彼のふきだしは心底レイリンを心配するものであり――この幼馴染は素直じゃないだけで、実は嫌われていなかったのかもしれない。
これは心のふきだしが見えるようになった女騎士と、素直になれない大魔導士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 10:00:00
95344文字
会話率:37%
混沌がうずまく『次元の宙』。そこに浮かぶ数多の世界のひとつ、【エルティナ】は魔導文明が栄える世界だ。
三千年以上つづくエルティナの歴史は、決して平穏なものばかりではなく、多くの争乱や厄災、世界滅亡の危機に見舞われてきた。その度に後に【勇者
】と呼ばれる人物が現れ、エルティナを救ってきたのである。
魔導文明が高水準に発展したレヴ歴678年の現代エルティナにおいて、厄災は遠い過去の出来事になり、世界滅亡の危機などそうそう起こらなくなったものの、高度な魔導技術をもってしても人類は自然災害や重大事故とは縁が切れることはなかった。
そんな自然災害や重大事故から人々を守る『現代の勇者たち』——それが【救助魔導士】なのである。
これは伝説の勇者に憧れる一匹の猫妖精(ビビリでカナヅチ)が、救助魔導士になって人々を救うために奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 09:33:17
49467文字
会話率:59%
―――― 私……世界を救う夢を見たの……滅びつつある世界を救う夢を ――――。
王子さまと結ばれて幸せになったはずのアミアン姫。しかし彼女はルルボン城へ戻って来ていた。そして、まじない師から<世界の終末>が近づいて来ていることを知らされる
。
城の外へ出たい姫。彼女を厳しくしつけようとする「じいや」と「ばあや」がそれを止めに入る。
しかしすでに精神的にも自立した女性へと成長していたアミアン姫の行く手を阻むことはできない。
世間を見て、その実情を知った上で、なおかつ世界の滅亡を回避するすべを探す姫。魔導士の本領を彼女が身につけるとき、世界を破滅させる力を持った強大な銀色の剣士と戦うことを決意する!
これは人類の滅びの唄であると同時に、人類の救いの唄でもあるのだ。アミアン姫が見た<夢>は、現実のものとなるのか?
「人の道」を描くシナリオの前編でもある今回の作品は、私たち人類のことを暗示している?
大幅にスケールアップした「アミアン姫」のストーリー。
2章全10エピソード完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 04:00:15
15815文字
会話率:54%
大罪人、ヴィクター・ヴァルプルギス。過去にひとつの大陸を沈め、世界を恐怖に染め上げた魔法使いは、四百年を孤独に牢で過ごして現在……一人の女性、クラリスに片思いをこじらせていた。
冒険へ出た彼らの目的は、世界の中心である大都会を目指すこと。
しかし彼らは旅の途中、行く先々で事件へ巻き込まれ、首を突っ込み、そして……「最高の魔法使い様」と崇められる人物によって、命と引き換えに魔力を手に入れた人間――「魔導士」が、世界各地で事件を起こしていることを知る。
力を持たないただの人間であるクラリスは、信じる正義のためにヴィクターへ共に戦うことを願う。
対してヴィクターは、人助けなんてちっとも興味は無いが――大好きなクラリスへの好感度稼ぎのため、今日もその願いに応えて凶悪な化け物相手に魔法を奮う。
生まれてこの方六百年。恋愛遍歴ゼロ。
これは初恋一年生のピュアさと、天性の凶暴さを兼ね備えた魔法使いが、冒険と人との出会いを通して少しだけ成長するお話。
※作品はカクヨムにも掲載しています。
エピソードタイトルには、カクヨム掲載時の小見出しタイトルを使用しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 23:10:00
465625文字
会話率:40%
大魔導士キヨフレッド・フォン・ヒーゴとして生きてきた25年間の記憶を持ちながら、7歳のトシード・フォン・エチゼルトとして転生する。
トシードはエチゼルト伯爵家の三男であり、幼少期から戦闘系の「剣」のスキルを期待されて育てられてきたが、スキル
判定の儀式で「盾」のスキルを持つことが明らかになった。
そのため、トシードはグレてしまう。
しかし、伝説の大魔導士の力と知識をこっそりと使い、世界を救うのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:13:39
86525文字
会話率:27%