フォルトゥーナ国の第二王女であるディアナは女神の神託により隣国のウィクトル帝国皇帝イーサンへ嫁ぐことになった。
しかしいざ隣国に行ってみればイーサンは男爵令嬢のフィリアを溺愛している。
さらにはディアナは仮初の皇后であり、いずれ離縁してフィ
リアを皇后にすると言い出す始末。
味方の少ない中ディアナは女神の神託にそって行動を起こすが、その行動によって思わぬ事実が白日の下に晒されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 19:10:00
134713文字
会話率:40%
これは、勇者に育てられた少年の英雄譚。
そして、勇者と呼ばれた女の、復讐と贖罪の物語。
十年ほど前のこと。近隣にダンジョンがあるため迷宮都市と呼ばれるリンゲックの町に、勇者の異名を持つ女冒険者がいた。彼女は桜のエンブレムから「桜花(おうか
)の剣士」とも、また孤児の少年を養子として育てていたことから「子連れ勇者」とも呼ばれていた。
そんな勇者は数々の活躍ののち、王国に仕えるでもなく、誰かに嫁ぐでもなく、息子と一緒に田舎で暮らすため去っていった。
数年後……
リンゲックに、桜のエンブレムの剣士が現れた。勇者が育てていた幼児が、たくましき若武者となって帰ってきたのである。
母直伝の剣技、圧倒的な強さ。周囲が放っておくわけがない。少年の周りには、冒険者から王族までがそれぞれの思いを抱いて集い、彼もまた、それに応えるかのように無双してゆく。
やがて運命の歯車は動きだす。王位をめぐる内乱、そして魔王の影。自分の出生の秘密、そして勇者である母の過去を知ったとき、少年はいかなる決断を下すのか……
【追記】
物語の舞台は迷宮都市と呼ばれていますが、バトルが中心でダンジョンの描写は少ないものになると思います。動画配信やステータスオープン、ゲーム的な意味でのスキルはありません。なお、別作品の短編集「元ギルドマスターの手記」と同一世界、同一時間軸のお話です。両方に登場する人物が複数います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 15:55:57
148626文字
会話率:44%
隕石の飛来とともに突如として現れた敵性巨大生物、『怪獣』の脅威と、加速する砂漠化によって、大きく生活圏が縮小された近未来の地球。日本では、地球防衛省を設立するなどして怪獣の駆除に尽力していた。そんな中、元自衛官の源王城(みなもとおうじ)はそ
の才能を買われて、怪獣の事後処理を専門とする衛生環境省処理科、特殊処理班に配属される。なんとそこは、怪獣の力の源であるコアの除去だけを専門とした特殊部隊だった。源は特殊処理班の癖のある班員達と交流しながら、怪獣の正体とその本質、そして自分の過去と向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 22:47:57
278782文字
会話率:64%
過去の恋愛を引きずるなんて女々しい? そんなことはない。女という生き物は案外さっぱり過去の恋愛を忘れて、実は屈強な男の方が忘れられない恋を引きずっていたりするのだ。その例として、俺の忘れることなど到底できない甘酸っぱい恋物語を、ぜひ、聞いて
もらおうじゃないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 20:13:38
7909文字
会話率:29%
「わり、いつ言おうか迷ってたけど、お前との婚約は破棄させてもらうわ」
それは唐突な婚約破棄だった。
彼のために尽くしていきたいと思っていたはずなのに、簡単に捨てられた玲蘭は、ただ彼を”ぶっ飛ばした”
「──ん?」
元恋人を殴り飛ばした
瞬間、そこは異世界だった。
「異界の聖女よ。我が名はフィリーディア国王、カルザード三世。この国を治める者である。そなたをこの場に呼び寄せたのは、余の命令によるものだ。感謝するがよい」
玲蘭を召喚した首謀者である王は、あまりにも横柄な態度でそう言い放つ。
隣にいる王子である勇者ランスも偉そうな態度ばかりで、こんな奴らに従うのは死んでもゴメンだと勇者を殴り、拒否する玲蘭。
しかし、聖女にしか扱えない『聖女の武具』を扱えずに笑い物にされ、追放される玲蘭だったが、唯一まともなもう一人の勇者であるウィルズの世話になる。
聖女の武具すらも扱えない玲蘭をわからせてやりたい勇者は自分で聖女召喚の儀を行い、見せつけるようにその力を暴力に使う。
「聖女の力など本当に持たぬ証拠だなぁっはっはっは! 偽聖女の無様な姿を拝ませてもらおうじゃないか!」
ただ見せ物として利用してくる勇者ランスに、玲蘭の怒りが爆発する──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 23:30:28
21601文字
会話率:40%
住吉 恵梨香、37歳。
ある日不慮の事故にあって、目が覚めたら別の人物になっていた。
どうもこの世界は、私の知っている小説の中のような……。その中で最後に殺される悪女が私?
なーんて、これって夢よね……?こんなことあるわけないし。
夢なら贅
沢なお嬢様暮らし満喫させてもらおうじゃないの。好き放題して楽しんじゃって、適当なとこでフェードアウトすればいいんだわ。
そうして私のやりたい放題な生活が始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 16:14:15
45034文字
会話率:36%
大手老舗お菓子メーカー「まる鴨」の御曹司、鴨条院(おうじょういん)司。
そんな御坊ちゃまと小さい頃から仲が良かった鷺崎(さぎさき)幸。
司が高校生になるのをきっかけに一人暮らしをするという。
高校卒業を機に正式に司の執事となった幸が一緒に暮
らすこととなる。
危なっかしいほど純心で騙されやすい司とその司に嘘をついて楽しむ幸。
高校入学を機に恋やら友達やらいろいろなストーリーが展開される。
司と幸を中心として周囲で繰り広げられるコメディー。ラブコメ要素もあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 21:21:59
9027文字
会話率:44%
むかしむかしある国に、ひかり輝くおうじ様がいました。
おうじ様があまりに眩く輝くので、誰も彼もおうじ様に惹かれずにはいられません。
そう、暗い森に住む魔女さえも。
最終更新:2024-09-07 02:33:08
289文字
会話率:0%
スタルシャナ。それは国土を守護し敵を退け、福寿を増進する女神のこと。
時は平安。
妙見神を信仰している平良文(たいらのよしふみ)の窮地を知り、天竺より坂東の地へ舞い降りた女神は自分以外の神の気配を感じ、良文とその甥である将門に興味を
抱いた。
良文の妻、千代織(ちより)に嫉妬されたことからなりゆきで将門の女になった女神は、「宴(うたげ)」という名をつけてもらい、彼らの傍に居座るように。
だが、千代織もまた、神功皇后(じんぐうこうごう)・応神天皇(おうじんてんのう)・比売神(ひめがみ)と名を持つ八幡三神の眷属で、紙を操る能力を持つ「千代紙姫」であった。彼女は宴が現れたことで坂東の戦乱が変化していくことに危惧を抱いた三柱の神々に翻弄されてしまう。
しかし人間として良文や将門たちの行く末を見守るべく、坂東の地に留まることを選んだ宴は、将門の戦巫女として雇われることを承知し、戦渦へ身を投じ、兵の寿命を削ったり矢の軌跡を捻じ曲げたり気まぐれに将門の宿敵、貞盛に祝福を与えたりと好き勝手に戦乱をかき回していく。
八幡三神の眷属である千代織と、人間の戦巫女として将門についた宴。
ふたりが愛するそれぞれの男が辿るのは、栄光か、破滅か……?
* * *
平安末期の関東を舞台に繰り拡げられる史実も入り混じった歴史ファンタジーです。史実を元にしたファンタジーです(大事なことなので二度言いました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:00:00
101837文字
会話率:44%
15歳の夏、高校生活をスタートさせたばかりの女子高生・北川綾音(おおさかあやね)は、中学を卒業して、特に目標がないまま、気がつけば夏が終わろうとしていることに驚く。
退屈な授業の片隅で、何事もなく過ぎていく猛スピードの日常の違和感を、どこ
か拭いきれないまま、また、一日が終わろうとしていた。
そんな中、ある日クラスメイトの一人・八王子桜智(はちおうじさち)と花火大会に参加して、夜空に飛んでいくたくさんの花火と光の道すがら、遠い未来について話し合う。
会話の中、桜智は、綾音の両親のことについて切り出し、最近お墓参りに行っているのかを質問する。
彼女の両親は、4年前、2011年3月に起きた、東日本大地震の被災者だった。
綾音は節子の質問に対して、笑いながら「明日覗いてみる」と返事をするが...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 22:48:23
1021文字
会話率:2%
俺の名前は、星王子(ほしおうじ)。
ってのは、異世界(むこう)での名。
今の名前は、今井亮介。
俺は、この町に引っ越してきた。
のどかで静かで素敵な場所だと思っていたのだけれど……。
迷惑な隣人によって、幸せな生活が崩壊していきそうだった
。
そんな俺は、隣人一家を異世界に送る事に決めた。
長編にしたかったけど、書けなかったので、なくなく短編になりました。
膨らませられなかったです(T-T)
カクヨム、エブリスタでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 09:44:51
10741文字
会話率:53%
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ
方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:45:27
8606文字
会話率:7%
おもしろき こともなき世を おもしろく
かの有名な高杉晋作もそう言っている。この世は心持ち一つであると。
それでは、なんともないこの日常から書く技術を身につけつつ、ちょっとしたことを話題にできるような眼を養おうじゃないか。
そんな気持
ちで少しずつ執筆します。ゆるりとお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:51:22
2225文字
会話率:30%
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「…………は?」
あまりにも仕事が忙しく9徹の真っ最中だった私は、オフィスで倒れてしまった。
が、気が付くと私の目の前には、妙にキラキラした金髪のイケメンが、ドヤ顔で立っていた
。
こ、こいつは……!
辺りを見渡すと、これまたキラキラした貴族風の男女に囲まれたキラキラ空間。
そして頭に伸し掛かる、ズッシリとした重み。
ふと触れると、そこにはケバブかよってくらいぶっとい、金髪縦ロールが。
――間違いない。
ここは私がやり込んでいた乙女ゲー、『あなたに捧げる悠久の唄』――通称『あな悠』の世界だわ!
私はあな悠の悪役令嬢である、エスメラルダになっているらしい。
――なるほど、さてはこれは夢ね!
流石に9徹が響いた私は、遂に寝落ちしてしまったに違いないわ。
ううむ、寄る年波には勝てないものね。
「オイ! 何とか言ったらどうなんだ、エスメラルダ!?」
「え? ああ、はいはい」
エスメラルダの婚約者である、王太子のヘルマンがギャンギャン喚いている。
ヘルマンは所謂メイン攻略対象キャラなので顔はいいのだが、如何せん性格がガキすぎて私の好みじゃないんだよなー。
――まあいいや。
ここが夢の中なら、またとないチャンス。
仕事で溜まった鬱憤を、存分に晴らさせてもらおうじゃないの!
「覚悟しろよエスメラルダ! 僕は絶対に貴様を――」
「セーーーイ!!!」
「ぶべらっ!?」
私はヘルマンの頬に、渾身のビンタを喰らわせてやった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:03:17
2988文字
会話率:30%
俺の名前は、黒木王子(くろき おうじ)18歳 身長:171cm 体重:64kg 顔:可もなく不可も無く。いたって普通の大学生だ。
そんな普通の俺にも秘密はある…
それは…俺の家族に関する事だ!
何と!俺の父親の正体は、この国の悪の
根源である秘密結社『アンダーカバー』の総帥である【ジーク・フリート】その人であった。
悪の限りを尽くしている俺の父親【ジーク・フリート】は、組織を今以上に発展させる為に、自分の子供達に非常識の英才教育を行なっていた…
”俺以外”に…
父親は、高校を卒業したその日の俺に、今まで存在も隠していた非常識な兄弟達と一緒に暮らし、彼らに常識を教えて欲しいと頼んできた…
父親は、組織内の治安を守るためには、常識を持った人間が組織に一人は必要なのだと考えた…そして、その白羽の矢が向けられたのが俺であった…
俺は、普通の大学に通いながら、組織の未来である他の兄弟達に、自身が経験してきた常識や道徳を教えるチームリーダーの襲名を持ちかけた…
俺は、1時間に及ぶ父との話し合いの結果…父の言い分を一旦飲み込む事にした。
そして俺は、今年の春から一癖も二癖もある腹違いの兄弟達と共に共同生活を行う事となった……
この物語は、そんな普通の俺が、エリート非常識な家族と共に成長する『バイオレンス・ファミリー・ヒストリー』である………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 15:12:01
29217文字
会話率:52%
自分が歩めない道こそ、彼らに歩いてもらう手もあるのかも
最終更新:2024-03-31 18:00:00
3529文字
会話率:10%
とある国の婚約破棄する方の王子が、とある令嬢と婚約破棄しようとしている所です。
おや……? おうじのようすが……?
最終更新:2024-01-22 18:38:52
1608文字
会話率:38%
■【童話/短編】■年にいちどの、うんどうかい。どうやらこれから、パンくいきょうそうが、はじまるみたい。あんパン、いもパン、うぐいすパン。じゅんびは、いいかな? よーいドン!◇小説家になろう『冬の童話祭2024~ゆめのなか~』企画参加作品。
最終更新:2024-01-05 23:48:37
1128文字
会話率:0%
その王子は人の心を読める力を持っていた。
優しい顔をして、王子を利用しようと考えているだけの両親や友人・知人。常に自分を良く見せたいだけの令嬢たちの醜い心が見えてしまう。
それ故に何もかもが退屈に感じていた王子にとって、それはほんの暇潰しで
しかなかった。
王族としての奉仕活動の一環で訪れた、とあるボロボロの孤児院。擦り寄ってきた少女の世話をしてやった。
「おうじさま、またきてね」
心からの純粋な笑顔が眩しくて、なんだか悪い気はしなくて。
何度か足を運び、少女と言葉を交わした。
そのうちに王子は気づき始める。
孤児の少女に自分が強く惹かれていること、そして彼女が類稀なる聖女であること。
そしてこの想いが、決して叶わぬものだということに。
※カクヨム・アルファポリスにて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 07:02:12
18000文字
会話率:16%
たかーら短編シリーズです。
今回のお題は「ゆめのなか」と「童話」です。
そこに、ほんのりアクセントで「錯覚」を織り交ぜてあります。
「あなたはいくつ、気が付けるのでしょうか?」
それではお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
最終更新:2024-01-05 03:46:24
1620文字
会話率:0%