西部劇の神話と現実が激突する、時空を超えた対談バトル!
物語の声を聞く案内人・あすかが司会を務める伝説の対談番組「歴史バトルロワイヤル」。今回のテーマは「西部劇」。スターゲートから現れたのは、まさに西部劇の生き証人たち――
実在のガンマ
ン:ワイアット・アープと女性ガンファイター:カラミティ・ジェーン。そして西部劇の永遠のヒーロー:ジョン・ウェインと、マカロニ・ウェスタンの巨匠:セルジオ・レオーネ。
「西部劇はアメリカの魂だ」と主張するウェインに、「現実はもっと汚かった」と切り返すアープ。「30秒で終わったOK牧場の決闘を、なぜ映画は美化するのか?」という問いかけから、激論の火蓋が切られる。
「暴力こそが西部の言語」と芸術論を展開するレオーネ。「女は飾り物じゃない、私は自分の腕で生きた」と男性中心の西部劇観に噛みつくジェーン。さらにアープが告白する復讐の真実、先住民への侵略という避けられない罪――
理想と現実、神話と真実、男と女、アメリカとヨーロッパ。異なる視点がぶつかり合う中で、次第に見えてくる西部劇の本質とは?
「英雄なんていなかった」「でも、夢に救われた人間もいる」
2時間にわたる白熱の議論の末、4人の伝説たちがたどり着いた結論とは。最後にジェーンがウェインに囁いた意外な一言が、新たな西部劇の可能性を示唆する――
西部劇は終わらない。それは永遠に語り直される、人間の物語なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:08:43
59989文字
会話率:95%
刻の狭間に存在する、伝説の対談スタジオ『歴史バトルロワイヤル』。
「物語の声を聞く案内人」を名乗る司会者・あすかの手によって、今宵もまた、歴史に名を刻む魂が現代に召喚される。
今回のテーマは、「動物との共生」。
スターゲートから現れたの
は、およそ相容れるはずのない4人の偉人たち。
「生類憐みの令」を発布し、究極の動物愛護を命じた〝犬公方〟徳川綱吉。
馬を駆り、ユーラシア大陸を支配した、冷徹なリアリストにして〝草原の覇王〟チンギス・カン。
全ての生物の起源を解き明かし、人間も動物の一種だと喝破した〝進化論の探求者〟チャールズ・ダーウィン。
小鳥に説教し、狼さえも諭したという、博愛の精神を持つ〝聖なる説教師〟アッシジのフランチェスコ。
「動物とは慈しむもの」と断言する綱吉に、「甘いな、使うものだ」と一笑に付すチンギス・カン。冷静に「両者は生存戦略が違うだけ」と分析するダーウィンと、「皆、神に創られし兄弟です」と祈るフランチェスコ。
対談は、身近な「ペット」や「家畜」を巡る議論でたちまち白熱。愛玩と食用の境界線を巡り、それぞれの正義が火花を散らす。さらに、「人の生活を脅かす害獣をどうすべきか?」という問いに、議論は最高潮へ!
「殺すなど言語道断!」
「狩るのが当然だ!」
「そもそも害獣とは人間が決めた定義だ」
「対話で解決できるはずです」
交錯する思想、ぶつかり合う信念。果たして、人類は動物たちと真に「共生」できるのか? 激しい論戦の果てに、彼らが未来の人類へ向けて紡ぎ出す「新たな契約」とは?
これは単なる空想対談ではない。現代に生きる我々一人ひとりに、生命との向き合い方を鋭く問いかける、知的エンターテイメント・バトルである。
この歴史的議事録の、最後の1ページを記すのは、あなたかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 06:26:15
30728文字
会話率:57%
時空を超えた頂上決戦、再び!究極の討論バトル「歴史バトルロワイヤル」が、今、幕を開ける!
今回のテーマは、人類永遠の問い「理想の政治体制」。国家はいかにあるべきか?その設計図は、誰が描くべきなのか?この根源的な問いに挑むべく、歴史に名を刻
んだ4人が、現代に召喚された!
近代自由主義の父、ジョン・ロック。
革命を駆け抜けた護国卿、オリバー・クロムウェル。
古代アテネ民主主義の体現者、ペリクレス。
そして、『リヴァイアサン』の著者、トマス・ホッブズ。
司会者あすかのナビゲートのもと、彼らが繰り広げるのは、まさに知性の総力戦。互いの思想と経験を武器に、国家の核心へと迫っていく!
権力はどこから来るのか?ペリクレスは「市民自身による直接民主制」を高らかに謳い、ロックは「人民の同意に基づく代議制と立憲君主制」を理論的に展開。これに対しホッブズは「人民の同意など幻想!絶対的な主権者への服従こそ平和の道!」と両者を一蹴する。一方、理想(共和制)と現実(独裁)の狭間で苦悩したクロムウェルは、自身の経験から「神意」と「必要性」に言及。権力の正当性を巡る議論は、ますます熱を帯びていく!
「自由と秩序、どちらを優先すべきか?」この究極の問いに、スタジオは緊迫!ホッブズが「秩序なくして自由なし!抵抗権など断じて認めん!」と主張すれば、ロックは「自由こそ人間の尊厳!政府が悪政を行えば、人民は抵抗する権利を持つ!」と真っ向から反論。まさに番組のクライマックスとも言える、ロックvsホッブズの思想的頂上決戦が勃発する!さらに、革命の指導者でありながら、後に抵抗を弾圧したクロムウェルが語る、その重い葛藤とは…?視聴者からのリアルタイム質問も飛び交い、議論は白熱の極みへ!
長い議論の果てに、偉人たちが未来へ託すメッセージとは?秩序への警告、指導者への戒め、市民への呼びかけ、そして自由への希望…。それぞれの魂からの言葉が、時代を超えて現代に生きる私たちの胸に深く響く。
果たして、「最強の国家設計図」は存在するのか?歴史を動かした巨人たちの知性が火花を散らす、究極の討論バトルを見逃すな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 20:04:15
30596文字
会話率:85%
【あらすじ】
あなたの本当の価値は──。近未来の日本では、企業だけでなく人間の株式までもが市場で売買されるようになっていた。今や人の価値を測る指標は学歴でも年収でもなく、時価総額の個人版である「自己総額」が主流だ。
主人公の藤林陸斗は
証券マンとしてノルマに追われる日々を過ごしていた。そんな、ある日、初めて書いた長編ミステリー小説が著名な新人賞を受賞してしまう。陸斗株の価値(自己総額)は一気に十億円近くまで跳ね上がった。ところが匿名掲示板に「執筆に生成A Iとゴーストライターを使っている」との投稿がされると一変。陸斗の不自然な言動や行動も相まって疑義が深まり株価は急落。陸斗の小説家としての実力は果たして本物なのか? 文壇を舞台にしたSF経済ミステリー小説。
【主要登場人物】
①藤林陸斗(ふじばやし・りくと)
主人公。神楽証券新宿支店の営業マン。初めて書いた長編『ブラック・ディール』がひょんなことから月光ミステリー大賞(月ミス)を受賞し、小説家デビューをすることに。自己総額は一時十億円近くまで跳ね上がるが、生成AIやゴーストライター使用疑惑が出て株価は急落。悪い意味で注目を集めることに。
②神崎 遥(かんざき・はるか)
月夜野書房第一文芸編集部の編集者。陸斗の担当編集になる。
③徳永 尊音(とくなが・みこと)
陸斗の彼女。普段は書店に勤めており、本の話になると熱くなる。
④ 加賀谷 昭信(かがや・あきのぶ)
月夜野書房第一文芸編集部の編集長。神崎の上司。月ミス大賞では最終選考会の司会を務めた。
⑤ 二宮 英夫(にのみや・ひでお)
謎のアマチュア覆面作家。月ミス大賞に5度最終選考作に残ったワナビ界のレジェンド。第16回は決選投票で陸斗に敗れて、またも大賞ならず。
⑥ 関山 大吾(せきやま・だいご)
神楽証券の第七営業部課長。陸斗の上司。パワハラ気質があり、度々、陸斗に対して終始高圧的。
⑦ 黒島 豊子(くろしま・とよこ)
書評界のレジェンドで「浪速の黒豹」の異名を持つ。月ミス最終選考委員で陸斗の受賞に最後まで反対した。
⑧猫田修(ねこた・おさむ)
日本マーケット新聞社の記者。陸斗株の謎の乱高下に興味を持ち取材する。
⑨勅使河原一(てしがわら・はじめ)
証券取引等監視委員会のナンバー2(事務局次長)。何故か陸斗の周辺を探っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:10:00
135499文字
会話率:48%
『モーアサッテ〜異世界構文経済ニュース〜』あらすじ
異世界と現実の経済が、まさかの構文で接続!?
この番組は、構文で動く異世界アポリアの「魂と祈りの経済」と、我々の現実世界の「AI・通貨・政治」をギャグと風刺と哲学でぶった斬る、時事×SF
構文ニュースバラエティ。
司会を務めるのは──
ドーナル・トランプ:魂の金利も上げ下げ自由な構文自由主義者!
イセカイ・マスク:AIと量子構文を語らせたら異世界随一の技術ヲタ!
そしてゲストには構文術士のノア・ウィンザーと、元バチカンAI技官のヴェロニカが登場!
各回では、異世界で祈りが通貨となり、魂がステーキングされ、涙で為替が動くというカオスな経済事件を、現実世界のニュースやテック動向と照らし合わせて解析。
祈りAIバブル、魂の純度指数、構文クラッシュ、非構造祈り通貨の暴落など、**今そこにある“異世界的リアリティ”**を爆笑と驚愕で届けます!
【免責事項】
この番組はあくまで異世界構文ファンタジー風刺番組であり、登場する通貨「GPC」「魂のMP」「涙指数」などは現実の投資対象ではありません。
アポリア世界への投資・魂ステーキング・記憶通貨の換金などに関しては、あくまで各個人の構文責任と哲学的解釈に基づいて判断してください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:45:59
14024文字
会話率:52%
3部作になります。
──炎と無。
決勝の鐘が、静かに鳴り響いた。
灼熱の火柱が吹き上がる闘技場。
観客席は息を飲み、舞台の中央に立つ二人の存在を見守っている。
「これより──《第一学園精霊トーナメント・決勝戦》を開始します!」
華や
かな司会の声が響く中、ゆっくりと歩み出る少年。
リオ=バーンレッド。
入学初日に《基本属性最強》の火の精霊《イグニア》と契約しながらも、
一切の武器も魔具も用いず、己の拳一つで戦い抜いてきた異端のファイター。
紅蓮の炎を纏いながら、彼の肉体はまるで鋼のように引き締まっている。
対するは、静かなる気品を纏う少女。
シエラ=アルフィネ。
第一学園の絶対的存在にして生徒会長。
契約する精霊は、あらゆる能力を“無”へと還す《ゼロの精霊》──《ノルデン》。
白銀の髪を風に揺らし、冷ややかな眼差しでリオを見据える。
(ようやく……ここまで来た)
入学式の日、ただ落としたハンカチを拾ってくれた──それだけのきっかけだった。
けれど、その一瞬で、彼は生徒会長シエラに一目惚れしてしまった。
ただ話したかった。笑ってみたかった。
だが、彼女は“生徒会長”という高嶺の花で、周囲すら近寄らせない壁の向こう側にいた。
ならば──
拳と炎で、正面から突破するしかない。
「俺はあんたに、伝えたいことがある」
「その言葉、私を倒せたら聞いてあげる」
風が止む。
シエラが静かに手を掲げ、無の力が空間を侵食する。
「──すべてを静止せよ。《虚無領域》〈アブソリュート・エリア〉」
全ての術式、全ての魔力、その発動を拒絶する無の結界が広がっていく。
だが、リオは豪快に笑った。
「だったらちょうどいい。拳には、無効も何も関係ねぇ!」
背後で咆哮する火の精霊《イグニア》。
リオの両拳に、炎の奔流が宿る。
紅蓮の闘志と、静謐なる無がぶつかり合う。
拳 vs 無。激情 vs 理性。
その激突の先にあるのは、想いの告白か、敗北か。
《開戦!》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 19:50:25
61724文字
会話率:37%
47都道府県最強を決める代理戦争(タイマン)がいま始まる。
各県の出身者あるいはゆかりある人物を選出して行われる、トーナメント形式でのガチンコタイマンファイト(異種格闘技)。歩んだ人生×知名度×望んだ能力×県民の声などが力となるため、一概に
誰が勝つとは判断できない。
司会は絶対に聞き逃さない名MC・聖徳太子!!
ずっとみんな思ってただろ?47都道府県、どこが最強で最高なのかを!!
県を代表する偉人達の織り成すガチンコタイマンドラマチック格闘活劇!!
どうぞお見逃しなく!!間もなく始まります!!!!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:10:00
23270文字
会話率:42%
司会業を引退し
新しい夢を叶える決意表明
キーワード:
最終更新:2025-05-31 06:00:00
299文字
会話率:0%
舞台は門前町の寂れかけた商店街。堀口彬(50)は、その路地裏で葬儀屋を細々と営んでいる。ある日彬の店に中学時代の恩師・本村公平(70)が終活の相談に訪れた。公平先生はどうやら生前葬を希望しているようなのだが、半年後あっけなく亡くなる。
彬の司会進行で営まれた、ごく一般的な公平の告別式。彬の同窓生でバンド仲間だった井上亘や三島健介・真弓夫妻も参列するのだが、なぜか健介は途中で帰ってしまう。
同じバンド仲間の山際慎二の居酒屋で昔話に花を咲かせる彬たち。公平が生前葬をやりたがっていたことを知ると一同も興味津々。
その夜真弓を家に送る途中、彬は夫・健介が勤めていた出版社からリストラされてうつ病になっていたことを知らされる。
後日慎二や亘からも、中年の悩みとも愚痴ともつかぬ話を聞かされる彬。公平先生に先立たれた響子を訪れた際に、恩師が果たし得なかった生前葬を、同窓会形式でできないかと企画する。真弓の実家に引きこもっている健介にもその話を持ち込むが、真弓と違い本人はあまり乗り気ではなさそう。
楽しい葬式…そのために三十五年ぶりのバンドを復活させようとする中年たち。「終活とは終わりを活かすこと、生前葬は再生の儀式」とばかりに意気を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 22:30:00
30302文字
会話率:51%
ここは神の世界。 6人の神が円卓を囲んでいた。 司会役の神が席についたメンバーの顔を見回して、言う。
「それでは、本日の定例転生者ドラフト会議を開始する」
※ カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-05-04 19:32:04
4053文字
会話率:51%
『もうひと』のメインヒロインである
ユメカこと『沢渡 夢叶』が司会となって
毎回ゲスト(登場人物)と語るという
そんなお話です♪
最終更新:2025-04-30 21:00:00
12228文字
会話率:76%
梧桐(ごどう)は東の都の風の司のもとで学んでいる少年。彼は、生き物や植物、そして星が好きで、風の司の弟子になった。生き物好きが高じて、親から見捨てられた翔斗(しょうと)という小鳥のひなを育てている。梧桐は都のはずれにある高い塔で星を観察し
ていて、天の動きが習っている書物と違うところがあるのではないか、と疑問を持った。そして、星の観察をしているときに出会った慧という娘と親しくなっていく。慧は看護の仕事をしながらひとり暮らしをしている。
風の司は、博物学や天文学をおさめ、天候の予想をしたり、災害の被害をおさえるための役割を担っている。都には、則の司を中心に、司たちの会議が定期的に開かれている。
都のはずれには、超能力を持つ不思議な人々が住む「砦」と呼ばれる場所がある。砦の人々は、超能力を持っているが故に追放され、小惑星で暮らすことを余儀なくされた人々で、その小惑星の危機に際して全員で脱出し、この世界に来ることになったのだった。彼らは冷凍冬眠を繰り返し、砦で暮らす者と、遠い北の海に沈めた宇宙船の中で眠る者とが交替している。
その中に、ビューという名の少年がいた。彼は抜きん出た超能力を持っていたが、体が弱く、砦の中だけで暮らしていた。彼は、砦の近くに小鳥と共にしばしばやってくる梧桐に関心を持ち、いつしか友情のようなものを抱くようになる。
都の則の司は、賢く、冷静な男だった。彼の出自に砦の人間がかかわっていることに気づいたのもビューだった。そして、慧もまた砦と関わる人物だった。
砦の人々はこの世界からまた旅立つことになる。司会議との話し合いの場で、梧桐が疑問に思った星の運行の真実が明らかになる。
やがて砦の人々が去り、痕跡を残さぬように砦は崩れた。梧桐は、自分がいつもそこに登って空を見ていた塔の天井に、星空を描こうと決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:32:30
101556文字
会話率:29%
楽しいお昼時、TVをつけたら司会者と研究者が話をしてる。何やら雰囲気がオカシイみたい。
最終更新:2025-02-08 02:33:46
7502文字
会話率:7%
ポン ポン ポン……
ああそうか、俺はもう独りなわけか。
静かな部屋に響く木魚の音は、恋人の|橘《たちばな》|緋奈《ひな》がもういないという事実を、ただ海斗の心に強く、残酷に刻みつけていた。啜り泣く声が微かに響く中、海斗は涙に袖を濡らす
ことはなかった。なぜなら。
——俺もすぐそっちに行くからさ…だから安心しろよ、緋奈。
心の中でそう唱えて少し口角を上げる。葬式中に笑っているなんて周りに気づかれたら、きっと気味悪がられる。でも。
そんなこともう、どうだっていい。
緋奈のいない世界に、自分に、何の価値があるというのか。この先生き続けたとして、何の希望があるのか。暗闇が待つ世界に身を委ねるくらいなら、いっそ。そう思ってしまうのも無理はなかった。
1週間前に緋奈が突然の心筋梗塞で亡くなったその時から、緋奈の魂を弔ったあとに自分も着いていく決心はついていた。どうして突然。どうして自分ではなく緋奈が。無力な自分の不甲斐なさに身を焦がすが、どれだけ願っても結末は変わらない。
「これにて葬式を終えさせていただきます。」
さっきまで念仏を唱えていたお坊さんの声が耳に入る。どうやら、くだらないことを考えている間に葬式が終わったらしい。司会者の案内があり、続々と参列者が退出していく。結局悔やんでばかりでろくに弔えてもいなかった自分に気づき、最後までどうしようもないなと|嗤《わら》いながら海斗も葬式部屋を後にした。
最期にちょうど一年前のこの日に告白した公園に行こう、そう思った。今日3月25日は海斗と緋奈が結ばれてから丁度1年目。
「好きだ、緋奈。だから俺と………」
「あーーーもういいよっ!!」
少し堅いベンチに腰をかけ、咲きかけの桜に見舞われながら言った1年前。最後までセリフが出ずにカッコつけきれず、フォローすらされてしまった、ちょっぴり苦くて甘い記憶を同じベンチで思い返す。隣にはもう、誰もいないが。
独り家に帰り|そ《・》|の《・》|時《・》のための身支度をしていると去年のカレンダーを見つけた。ぱらぱらとめくっていると、3月25日の欄に何やら書いた覚えのない文字が書かれてあることに気づく。
私 を 救 っ て
「あーーもういいよっ!!」
「……は?」
「あれ海斗、どうしたの??もしかして〜嬉しすぎて固まっちゃった〜?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:04:58
914文字
会話率:36%
引っ込み思案な性格ながら、テレビ番組でMCをすることが夢の主人公は寝て覚めると、異世界転移してしまっていた。
モンスターに襲われていたところをヒロインに魔法で助けてもらい、事情を話すと、詳しい人の元へ。
そこで「こうやって異世界へ転移
してきた人は他にもいて、その人の場合は自分のやりたいことを行なうと元いた世界に戻る選択肢が生まれた」と。
詳しい人から主人公へ「君は何がしたい?」と聞かれて「司会をしたり、ビシバシとツッコミたい」というように答え、自分の右腕にいつの間にか付いていたカウンターのようなモノから察するに、ツッコミをたくさんすれば戻れそうだ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 19:00:00
55186文字
会話率:42%
俺はロックバンド『クライシスワンダー』でギターボーカルを担当しているバンドマンだ。
今日は王城でやるフェスに招待された。
のだが、司会を担当している"あまりにウザイ大聖女"が、俺たちを煽ってきたので殴ったら───。
『ど
うせ、演奏する音楽もゴミみたいなもんなんでしょうけど、みなさん耳を閉じて聞いてあげてください笑』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 20:32:05
3063文字
会話率:32%
「クソみたいな能力バトル!!!」
あらすじ
刺激的なコンテンツ作成のため、はじめてのおつかいに特殊能力を持つ刺客を送り込むことを決めた放送局。彼らと子どもたちの闘いは熾烈を極める。
登場キャラクター
司会 どんなときも冷静で「鉄球
」と称される伝説の司会者。
川山さん ひな壇の住人。ガキが嫌い
可愛さん ひな壇の住人。ぶりっ子の常識人。
おつかいの主人公たち
両親 など。
(この作品はカクヨムにも投稿しております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 16:30:00
15064文字
会話率:6%
デスゲームっぽいのに勝手に参加させられた。なんで?司会者?の目的は・・・?
最終更新:2024-06-07 11:39:02
590文字
会話率:30%
……おれは夢を見ている。何のテレビ番組かは知らないが、ひな壇のゲストとしてそこに参加している。
上下に三人ずつ分かれて椅子に座っており、おれは下段。右隣には男。左隣には、やたら化粧が濃い女。スタジオセットは黄色を基調とした造りで、司会者
は左手のほうにいる。
カメラの画角には入っていないだろうが、足元すぐにモニターがある。ここにVTRなどが流れ、その感想を求められることになるのだろう。
さて、おれはどんな人物なのだろうか。俳優だろうか。前列の、それに真ん中ということは、それなりに注目される存在なのではないだろうか。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-21 16:00:00
1894文字
会話率:45%
「さぁー! 番組が始まりましたが……えー、まずはこんばんは」
黒い床の番組セット。壁の青い照明と喧嘩しないよう天井の照明は控えめ。椅子に座る出演者の前には下半身を覆い隠す机があり、クイズ番組を彷彿とさせるが、この番組は軽薄なバラエティで
はないと一目で視聴者に感じさせる。引きで番組セット全体を映した後、神妙な面持ちの司会者の顔からスタートし、彼が挨拶と軽く番組を説明し「いや、無理無理! 無理よこんな空気! 忘れてるかもしれないけど、おれ、お笑い芸人よ?」と茶化し、本題に入る。
「はい、こちらにおられるお方が、美人ミステリー作家の識峰先生です!」
丸椅子に座る識峰にカメラがズームし、識峰が軽く頭を下げる。黒い髪の毛が揺れる。表情は崩さず、無のまま。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-19 11:00:00
6807文字
会話率:73%
とあるスタジオ。そこにつくられた居酒屋のようなセットの中で
タレント及びエキストラがワイワイガヤガヤと賑わいを見せる。
それをそのセットの外の席から見つめる二人の女。
そして司会者の男が息を吸い込んだ。
「はあぁぁぁい! 終了~!
そこまでー!」
「はーい! ご苦労様でしたぁ! ありがとうございましたぁ! えへっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:00:00
3600文字
会話率:45%
間宮さやかは派遣社員だ。今日のイベント婚活ガチャの司会の仕事に行った。内心はガチャってあれ何が出てくるかわからないっておもちゃで、婚活がそんないい加減でいいの?と思う。さやかの大学時代付き合った男はほんとにクズオでそれ以来さやかは男との接触
は避けてきた。29歳にもなって結婚する気もまったくない。
そんなさやかがいきなりネオマリッジのイベント会場で代表の鈴原さんからネオマリッジの親会社のネオザウルスの葛原社長のお見合い相手になってほしいと頼まれる。何でも予定の相手がいきなりキャンセルをして来たらしい。ここでうまく行けば鈴原さんは正社員にもと甘い言葉でさやかを誘惑して来る。まあお金持ちの社長が本気でお見合いするはずもないとさやかは仕方なく引き受ける事になるが、現れたのはあのクズオだった。こんな事って!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:48:47
10169文字
会話率:30%
座談会とはなっていますが作者暴走の雑談です。
【座談会登場人物】
・奈々
『いきなり座談会』の司会&進行役。
作者に対しては尊敬のカケラも持ち合わせていない。出身は愛媛県?
・黒子〔作者代理〕
とにかく、黒い……ネガティブ気質の真っ黒キ
ャラ。
・作者
〔自称『第六天魔王』〕
変態で変人──萌キャラの擬人化娘とプリキ●アが好き
『いきなり座談会』は、読み手の目に触れやすいように、新更新した座談会は一番最初に、移動してあります
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-22 18:42:57
4147文字
会話率:92%
司会、進行を務めさせて頂く作者で〜す!
クールな美少女、籠里つばめ(かごさとつばめ)がキュートな美少女、東雲ゆり(しののめゆり)に一目惚れした!?
2人の恋の結末は……
そんなドキドキワクワクのラブコメディ! ここに登場です!
てぇてぇ
百合だぞ〜?
あっ! 忘れるとこだった!
つばめから皆さんに手紙預かってたんでした!
えーと、なになに?
「私はオタクではありません。絶対に。」
だそうですー、ではこれで失礼〜!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 12:57:07
6684文字
会話率:57%