幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:11:01
404586文字
会話率:34%
①この記録は全て実体験で、一切の誇張や改変を加えておりませんが、人名はイニシャル、伏字または仮名にし、商品名は極力伏せてあります。思い出した順に書いているので時系列はバラバラです。
②この記録は神秘・心霊的現象の全てを否定(または肯定)す
る目的のものではありません。信じていても、いなくても、有るものは有るし無いものは無い、という考えのもとに、見たこと、感じたことをそのまま述べた、あくまで「記録」です。
③この記録を読んだことによって、いわゆる「霊障」と呼ばれる事象など、ご自身の身の回りに学術的に説明のできない異変が起きたとしても一切の責任は負いかねますことをご了承ください。
④この記録は、悪夢ばかり見ていた私が悪夢を克服し、安らかな眠りを手に入れるまでの戦いの記録でもあります。少しでも、同じように悪夢に悩んでいる方の役に立てれば光栄です。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:30:00
27034文字
会話率:30%
私の他愛のない日常を結構脚色して坦々と描く物語です。過度な期待はしないでください。このジャンルが何か分かる方は教えてください。
この物語があなたの日常の一幕となれたら光栄です。
最終更新:2025-07-21 01:36:10
6814文字
会話率:60%
【予告編】
「過去の活動報告を読んでみたい!」
私の元へ、こんな要望が舞い込みました。そこで私の覚えた感情はといえば。
――光栄の至り!
何が光栄かと言って、私という作家自身のことに興味を抱いてただいているわけです。
作品どころか作
者にファンが付いて下さるようなものではありませんか。
というわけで。
こちらでは、過去の活動報告から話題をチョイスしてお送りします。
さて、私こと中村尚裕の頭の中は果たしてどうなっておりますやらお楽しみ。
※不定期連載です。
※ホームページのBlogにも掲載しています。
【告知】
著作者:中村尚裕
掲載サイト『小説家になろう』http://ncode.syosetu.com/n8899eg/
無断転載は固く禁じます。
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【お報せ】
おかげさまで
・日間ジャンル別ランキング【3位】(2017.09.24)
・週間ジャンル別ランキング【27位】(2017.09.30)
の記録をいただきました。皆様、誠にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:10:00
602505文字
会話率:3%
【予告編】
今日も庄司へ甘い囁き。
「じゃ、いいじゃない」
振り向かないヤツは男じゃない――そう賞された優子の声が耳をくすぐる。
「俺達そういう関係じゃ……!」
及び腰の庄司へ優子がすり寄る。
「何よ、」優子が唇を尖らせる。「じゃ、
どういう関係だっていうつもり?」
果たして2人の関係は――?
『ぶっつけ本番! ~彼と彼女、二人のカンケイ~』
吉と出るか、裏目に終わるか。
【告知】
著作者:中村尚裕
掲載サイト『小説家になろう』http://ncode.syosetu.com/n5975du/
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おかげさまで日間短編ランキング【20位】、日間空想科学〔SF〕ランキング【3位】の記録をいただきました(2017.02.12 20:00現在)また、週間空想科学〔SF〕ランキング【8位】の記録をいただきました(2017.02.18 22:00現在)。光栄の至りです。皆様、誠にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 00:11:50
6826文字
会話率:54%
出来事で悲しんでいた冴えない男子高校生の杉井豊花は、ある日を境に突如として異能力者になってしまった。能力の内容は、容姿年齢14歳歳前後の美少女に変貌して戻れなくなるというもの。
最初こそは願ったり叶ったりだと嬉々としていた杉井豊花だったが、
想定以上の厄介な出来事が立ち塞がるようになっていく。
女性ならではの悩み。想定以上の性差に戸惑う。異能力者となったことによる弊害。忍び寄る裏社会の存在。さらには命の奪い合いにまで発展してしまう。
些細な問題から大きな事件にまで次々と巻き込まれるハメになってしまった豊花は、否が応にも解決を余儀なくされるのだった。
杉井豊花はまだ知らない。
己の異能力は女体化になること以外にもあることを……。
いざとなれば戦える力もあることを……。
戦える力を自覚した杉井豊花は、次第に、次第に……裏社会へと身を浸していくことになる。
次第に異能力のコツを身につけていく杉井豊花は、やがて非常に強い存在へと成り変わる。
【注意】
・本作品は『前代未聞の異能力者~自ら望んだ女体化なんて、もう無理!~』の加筆修正&一部物語の改訂版です。
・戦闘、犯罪、百合、薬物、過激描写を含みます。苦手な方はご注意ください(でも読んでくださると光栄です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:55:46
652328文字
会話率:28%
げえっ! 三国志の世界に転生してしまった!?
うむむ、ただのおっさんに天下統一なんて無理無理、無理寄りの無理ッ。
安全な場所で暮らしとこっ。
やめて。孔明先生、孔明先生ってもちあげないでッ!?
隔週土曜更新。
総合評価1万5千ポイントを突
破しました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:24:02
591198文字
会話率:28%
■尼崎ぶんがくだらけ・第五回文フリ大阪 改定版頒布作品■
不思議系ファンタジーから近未来SF要素まで、さくっとよめる短編詰め合わせ。感じるままにお読み頂ければ光栄です!。★この小説はスマホ閲覧用にホームページ『N.riverの食っちゃ寝、創
作!@HOME』より転載したものです。★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:43:19
22606文字
会話率:13%
日々の残業により過労死する運命だった古賀一郎(こがいちろう)は死の直前、車にはねられそうになった少女をかばってしまい命を落としてしまう。
運命とは違う死に方をした為、神様から「輪廻転生」か「異世界転生」か「異世界転移」の3択を与えられが
、一郎が選んだのは「異世界転移」だった。
「異世界転移」したので、現代人のサラリーマンには戦闘は出来ません。事情によりチート能力もありません。基本的に召喚した妖怪頼りです。
*これが初投稿です。自分の好きなスローライフを書いてみたいと思い投稿しました。なろうが好きなので手当たり次第、いろいろな作品を読んできましたので、もしかしたら内容が似てくる部分もあるかもしれませんが、パクる気は毛頭にありません。また誤字脱字たどご指摘して頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 15:14:55
545858文字
会話率:30%
女の子にまったく興味ありませんでした。
別に過去に女性に振られてトラウマに‥‥などではありません。
テレビも本もアニメも漫画も普通に見てましたが好きなのはゲーム。
特にハマったのが流行りのFPSではなくRPG。
コミュ障でもなく友人もいます
。
それでもゲームが好きで没頭していた。
しかし、そんな主人公に転機が訪れます。
偶然、姉の裸を目撃します。
それはもう衝撃でした。
その事が原因で主人公は異性に興味を持つ事から物語は始まります。
ちなみに20%程、作者の実体験が混ざっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 17:07:19
130083文字
会話率:27%
伊集院 斗馬はバスの運転手である。
大好きなバスを運転する事が幸せであった。
そんな斗馬が偶然高校生を乗せた事で運悪く勇者召喚に巻き込まれてしまう。
戦いは勇者に任せて自由気ままに異世界でバスを運行させます。
戦闘力もスキルもない青
年が世界をバスで旅する物語。
女神から貰ったバスは高性能です。
(カーナビ、冷暖房、USB、キッチン、大浴場、荷電粒子砲‥等を完備)
ハーレム要素は強めです。
裏で女性達が地位向上を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 13:51:23
323844文字
会話率:25%
中学生活が終わり、あと一週間程で高校。
そんな気持ちに浸っていた主人公。
色んな思い出が頭をよぎる中、1番思い出に残っていたのが、
自分が参加していた部活「演劇部」の存在。
主人公にとっては役を演じるというのはこの世の何よりも貴重で光栄なこ
とだと思っていた。
だから、練習の時に好きな役に手を上げて積極的に役を演じて、
夏大(部活の夏の大会)や文化祭で自分が役に選ばれたら発狂するほど喜んでいた。
そして、主人公は昔やっていた台本を読み返して懐かしさに浸っていた。
その時、急に主人公は部室に飛ばされた。
「さっきまで家に居たはずなのに…!!」
すると、他の部員も部室へ入ってきた。
皆驚いていた。
そして、ふと今の日にちを確認しに、
現在授業中の中学時代のクラス3-2に行き、確認したら…
4月23日(水)、さっき家に居た時は3月ぐらいだったのだが、
何故か1ヶ月伸びている。
いや、これは伸びているというより…
日にちが巻き戻っている。
生徒に笑われて少し恥をかいた主人公は悟った
自分も他の部員も、タイムスリップしたと。
そんな主人公と部員達の愉快な青春学園ストーリーが、
今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:24:58
3600文字
会話率:15%
前世の記憶を持って転生した主人公。これが乙女ゲームの世界だと気づくのには時間がかかったものの、18歳になる頃にはようやくゲームのスタートラインに立つことが出来た。推しが出てくるシナリオを生で見たい──。そんな思いに突き動かされて入学した光
栄宮学園だが、戦闘上等魔法上等に魔獣旺盛、割と詰んでる世界状況、変にシナリオに干渉すれば大変な事になりかねない……! 主人公は、この異世界で傍観者でありつづけることが出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:12:35
626363文字
会話率:29%
侯爵令息であるアンドレイは、学園で堂々と行われる婚約者デイフィーリアの不貞を遠くから眺め、ため息をついた。友人たちに背を押され、状況がどう転んでもいいよう不貞の証拠を集めていく。学園の卒業パーティーの日、揃いのドレスで仲睦まじく連れ立った二
人に、アンドレイは「婚約破棄の件、光栄だ」と言い放った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:14:51
11913文字
会話率:28%
「元アメリカ陸軍戦地工兵士官、アメリカのベテラン連邦捜査官、日本・中国のアニメ小説愛好者、三国史愛好者、光栄の『三国志11』を十数年プレイしてきたゲーマー……これらの肩書きに矛盾はあるだろうか? だが、それらはみな私という人間の一部なのだ。
もし私が公元204年、梓潼郡白水県に穿越してしまったら、そこでどんな物語が始まるのだろうか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 10:12:26
85755文字
会話率:16%
今回は俳句作品のなかの俳句形式の存在について書かれた内容がメインとなります。とくに世界一の幸福を実現してしまったバシュラールの言葉と俳句作品を世界一理想的な詩にしてしまつた俳句形式のコラボレーションについて。バシュラールの言葉にこの本のな
かではじめて触れた俳句形式は、俳句作品をとおして、遠い日の、幼少時代という〈イマージュの楽園〉における宇宙的幸福=ポエジーを、私たちにだけ、リアルに追体験させてくれることになります。
そのような俳句形式の恩寵にくりかえし浴することによって、何度もおなじことを言うことになりますが、この本を一生の宝物としていつまでも身近に置いて、人類史上最高の幸福を実現してしまったひとの、その、バシュラール的幸福のおすそ分けを読者の方すべてに、この人生でたっぷりと受けとつていただくようにするのがこの本の最終目標なのです。
出版j関係の方がこの原稿に少しでも興味をもっていただけたなら、本にしていただけるかどうかはともかくとして、最新作の「感想」とかでご連絡いただければ、未発表の部分もふくめたワードの原稿を両面印刷した仮綴じ本を送らせていただくつもりでおります。一部脱字があったりして情けないのですが(パート5-その2)のこのコーナーで、編集者の方とかにむけた自己PRをしておりますのでそこを開いていただけたなら光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 01:01:43
7274文字
会話率:16%
突然常識が覆ったら?
そのような考え方でこの作品を作っています。
スキルが常識となった世界で主人公上竹界野が成長しやがて最強すら倒す物語
黒幕が誰か当ててみてください
最強物語と黒幕の謎についてどちらも気にしていただけると光栄です
どうぞあ
たたかくお読みください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 10:57:45
140521文字
会話率:39%
私なりの、ささやかな日常をエッセイにしてみました。
タイトルの『ブレンドコーヒー』は、日常の出来事を、コーヒーの香りや苦み、酸味といった味わいに例えたものです。
主に自分の不器用さを描くことになりますが、飾らず書いてみようと思います。
そしてどなたかに、お読み頂けたり、時々くすりと笑って頂けたら光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 11:00:25
1405文字
会話率:0%
リシアス国の王女オルラは、母を亡くした日に婚約者が自分を捨てようとしている話を聞いてしまう。国内での立場が弱くなり、味方が一人もいなくなった彼女は生き延びるため亡命することにした。君が運命の人だと言って結婚した父も、婚約した婚約者も、裏切っ
て母と自分を捨てた。それ以来、運命という言葉を信じなくなってしまう。「私は……情熱的な恋よりも、晴れた日に一緒にお茶ができるような平凡な恋がしたい」と望む。
亡命先に選んだのは、獣人と人間が共存する竜帝国。オルラはルネという新しい名前で第二の人生を開始させる。
しかし、竜族の皇太子ヴィンセントに「運命の番だ」と言われてしまう。
「皇太子ヴィンセント様の運命の番とは、誰もが羨む地位! これ以上ない光栄なことですよ」と付き人に言われるも「ごめんなさい。羨ましくも、光栄とも思えないんです。なのでお断りさせていただきますね」と笑顔で返すのだった。
〇毎日投稿を予定しております。
〇アルファポリス様、カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 01:50:00
40486文字
会話率:57%
ガブリエラはヴィラーグ王国の侯爵令嬢。突然、王太子アルパードから結婚の申し入れをされる。
だけど嬉しくない。なぜならヴィラーグ王国では三大公爵家の権勢が絶大。王太子妃は王家にも比肩する勢力の三大公爵家から輩出するのが慣例で、ガブリエラが王
太子妃になれば実家のホルヴァース侯爵家がいじめ潰されてしまう。
かといって光栄な申し入れを断っても王家への不敬。それもお家断絶につながりかねない。
やむなく一旦は婚約するけれど、愛する実家を守るためどうにか穏便に婚約破棄しようと、ガブリエラの奮闘がはじまる。
しかし、アルパードの誰もが見惚れる美麗な笑顔と、まるで子供のように純粋な瞳。そして、アルパードがなぜ自分を選んだのか、その驚くべき理由を知ったガブリエラは、次第にアルパードに惹かれてしまい――。
ガブリエラとアルパードの初々しい恋は、王位継承を巡る陰謀、隣国との複雑な駆け引き、さらには権謀渦巻く国際謀略の渦へと呑み込まれてゆく。
華麗で重厚な王朝絵巻を舞台に、優雅で可憐で個性豊かなご令嬢キャラが多数活躍する、実は才色兼備で文武両道の猫かぶり令嬢ガブリエラが軽快に駆け抜ける、異色の異世界恋愛外交ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:10:00
281122文字
会話率:31%
以前、「ムーンライトノベルズに投稿してみて」とエッセイを上げてから一年が経過したので、その後のお話しです。
自分の作品を読んで貰えるのは大変光栄ですが、デメリットもある訳でして。
今回は投稿後、書き手のその後の一例として、デメリットに感じ
たこと、それを踏まえて至った感想を書き示しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 13:00:16
1342文字
会話率:0%
一部の者(MR保持者)だけが魔法を使うことができるある世界。
MR(マジックレアリティ)━━魔力の質と量でランク分けされMR★(一星、最弱)~MR★★★★★(五星最強)まで存在する━━
強い魔力を持つ者が国王となり、国を支配する。そんな
世界でどの国よりも広い国土を持ち、どの国よりも人口が多く、経済力も世界一。この世界約30ヵ国の頂点に立つ大国がある。名前は、テラ・ダール・ヤ・マティス帝国。
帝国の皇族皇女フィアレアラ・マティスは8歳の時、同盟国ゴ・リキ・マ・アール王国に留学することになったのだが、同盟国に着いたその日に、前世と、さらに前々世の記憶の一部(子供時代)を取り戻してしまった。
えっ?マジ?私の前世って…、、、『男』?
前世の私は、父親に呪詛をかけられ、『王子』の姿に変えられた『王女』だった。
えっ?マジ?私の前々世って…、、、『末子皇女』?
前々世の私は、父親に捨てられ、後に皇女と認められ、毎日倒れるまで強制的に魔法の練習をさせられ無理矢理皇太子にされそうになった『末子皇女』だった。
前世と前々世の私の子供時代の記憶を解放され、二人に同情したのもつかの間、大人になった前世と前々世の私が私の頭の中に勝手に出てきて言いたい放題、喧嘩し放題。どうやら、大人になった前世と前々世の私は、最高にワガママで自意識過剰の自己中女になってしまったようだ。同情して損した。ならば、もうこれ以上前世、前々世の記憶なんて要らない。こんな二人が私の前世と前々世なんて超イヤなんですけど。
『『【失礼ね、フィアレアラ。私達の子孫のクセに。】』』
『私はね、この世界一強い魔力を持つ五星だったのよ。私は、私の自由にするのよ。私は、それが許されるのよ。』
『【そうよ。私は、伝説になるほど最高に強い魔力を持っていたのよ。その私の記憶があるなんて光栄に思うことね。】』
…。
私も将来こんな自意識過剰で最悪にワガママな大人になってしまうのだろうか?
イヤ過ぎる…。
目立たないようにひっそり地味に生きてきた人生が突然ガラリと変わってしまった傍系皇族皇女フィアレアラのお話です。
前作
太陽の王子~呪われた体だけどもしかして都合いい?幸せにする幸せになるための選択~
の続編になります。
前作の登場人物が先祖として出てきますので、先に前作をお読みいただくことをお薦めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:00:00
1278528文字
会話率:44%
ロマンスファンタジー大好き!でも、元鞘は許せん!
そんな主人公が転生したのは、生前読んだ中でも特に許せなかった元鞘エンドのダーク小説のヒロインだった!
というわけで、最低メインヒーローは捨ててサブヒーローとくっつきます!
と思ってたら何だか
メインヒーローもサブヒーローもキャラ違くない??あれれ??こんなキャラいたっけ??えっこんなイベントしらないぞ??
思うようにいかない思想強め主人公が周りを巻き込んでドタバタするお話です。主人公は少しお口が悪い時もある。ダーク小説の内容のみ少しシリアスかも、、、
初投稿!温かい目で読んでください。
感想、アドバイスなどいただければ光栄です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 23:04:03
1930文字
会話率:10%