人を見る目がなさすぎて、騙されてばかりの瑠璃。
ある日、事故により階段から落ちて命を落とす。
そんな瑠璃の魂を真っ白な空間で拾い上げたのは異世界の神様だった。
なんでも、瑠璃はもともとその異世界の人間だったという。
「わ、私、異世界人だ
ったの!?」
神様はお詫びと称し、瑠璃に加護と「見る目」を授け、生まれ育つはずだった元の異世界へと転生させた。
瑠璃はその世界で「見る目」を駆使し、なんやかんやで癖の強い人の集まるクランの仲間入りをすることに。
クランの仲間に振り回されたり愛されたりしながら、第二の人生を歩み出す。
人を信じやすいほわほわ瑠璃の、わちゃわちゃ愉快な愛され異世界ライフ!
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:08:10
32911文字
会話率:44%
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ
依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:17:05
137750文字
会話率:32%
天の意志を受けし地、璋陽国。
その北辺にある霧野郷で、ひとりの『麒麟』が目覚めた。
黎麟(れいりん)――神獣の血を引く両性具有の少年は、家族と静かに暮らしていた。だがある日、天意を恐れた王により、村は焼かれ、家族は殺され、すべてが炎に消えた
。
『仁』の象徴とされた麒麟が、怒りと悲しみをその身に宿すとき、天命は静かに狂い始める。
特殊急襲部隊に所属していた前世を思い出した黎麟は、全てを奪った王に復讐を誓う。命令ではなく、自らの意思で。
そんな黎麟が出会ったのは、国を捨て、名を捨てた義賊の男――蒼嶂(そうしょう)。
神獣と義賊。聖なる存在と、蔑まれた叛徒。
共に旅する彼らは、諸侯の思惑、王の陰謀、そして『天命』と呼ばれる絶対に挑んでいく。
これは、『仁獣』にはできない、ただの『人間』にしかできない、選択の物語。
壮麗なる東方異世界戦記×復讐の英雄譚、ここに開幕。
◆主要人物
黎麟(れいりん)
主人公。麒麟。両性。黒の髪と瞳。中性的で、凛とした雰囲気を纏う。麒麟形態は黒馬に似た姿で、額に小さな角。細身ながら芯の強い佇まい。内に怒りと慈愛を抱く。純粋で真っすぐ。冷静に見えて激情家。初めての旅ではよく道に迷う。
嶂(しょう)【本名:蒼嶂】
義賊団『暁牙団(ぎょうがだん)』の頭領。白銀混じりの黒髪。鋭い目元、やや狼系の獣人風。普段は粗衣を纏うが、元は王族の衣を着ていた。無頼漢で皮肉屋。実は誠実で義に厚い。口は悪いが、徐々に主人公と心を通じ合わせていく。女に滅法弱い(醜女にも優しい)
◇『暁牙団(ぎょうがだん)』構成員
副頭領:風間(ふうけん)
獣人(風の狐)で、俊敏さと口八丁で団をまとめる。情報通。細身で狐顔。軽薄に見えるが、人を見る目に長けている。蒼嶂に忠誠を誓っている。
医術係:宵蘭(しょうらん)
薬草師の娘。かつて王に家族を殺された。穏やかな美人だが、毒にも精通しており、毒医と呼ばれる。
突撃隊長:鐡鬼(てっき)
牛獣人。無口で巨体、斧使い。蒼嶂に命を救われて従う。
◇現王:煬震王(ようしんおう)
◇他四大諸侯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:31:33
8142文字
会話率:21%
その男は駅馬車の亭長を長年勤め、多くの人々を見てきた。そのため人を見る目だけは自信があると、自慢できる程度にはなっていた。ある日、一組の男女が国境行きの馬車に乗る。二人にはそれぞれお互いの知らない顔があったのだった。亭長だけは二人の正体を知
っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 07:21:29
1587文字
会話率:12%
付き合う女性の性質も見抜けない男性は、人を見る目もなくて没落しますよね、って話です。
キーワード:
最終更新:2025-01-26 22:46:05
617文字
会話率:0%
三賀 千明は引きこもりニート二十歳。極たまに必要に駆られて外出する以外は殆ど全く家から出ず、二十歳にして体力も衰え外出する気力すらなくなっていき余計に家から出なくなるという負のループに陥った女であった。
漠然とした不安を抱え時間を無為に
消費し、毎晩もう二度と目が覚めないようにと願って朝目が覚める度に絶望する。そんな緩やかにどん底へと繋がるような日常を転がり落ちていた彼女はしかし、ある日自宅の階段から足を滑らせ気が付くと見知らぬ場所に立っていた。
混乱する千明を囲むのは現代日本ではなかなか見ない服装の者たち。よく見ると自身の立つ床には魔法陣のようなものがあり、知らぬ間にカルト教団にでも誘拐されたのかと困惑する頭で考える千明だったが____次の瞬間、その部屋の扉が開かれこれまた見慣れない服装をした者たちが部屋になだれ込む。そして彼らは千明の姿を認め顔を歪めると、はきはきとした調子で声を発した。
「法令違反の疑いのため貴様らを拘束する! 『秩序の塔』本部への同行を願おうか!」
どうやら異世界トリップなんてものを果たしてしまったらしい。そう千明が悟る頃、もうひとつの事実に彼女は気が付く。
____この世界の人たちの異世界人を見る目は冷たい。
『■■、■■■■』
これは極めて消極的な一人の人間がひたすらに巻き込まれ、とばっちりをくらい疲弊しながらも人々と心を通わせるハートフルストーリーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:00:00
100033文字
会話率:42%
彼と知り合って早数年、誰に対しても愛想は良いが、何処か底の知れない人だった。
深いところまで触らせないのは、人嫌いだからだと踏んだ。
そんな彼は私を捕まえて、駒を進めてくる。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
恋愛になる予定だったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:03:12
943文字
会話率:27%
同棲している彼女は生活力が皆無だった。
家事全般出来やしない。
その分、何一つ文句を言わなかった。
そんな彼女が添い寝中に、腕をぴとっとくっ付けて来た。
ロクデナシとクズほど、真人間見つけるの上手いんだ。
注意事項1
起承転結はありませ
ん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
あとがきが少し露骨にな考察を行うので、R指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 18:03:51
836文字
会話率:45%
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。
しかし、こんな風聞が連日取りざたされる
ようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。
〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに……。
誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。
古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕!
ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。
カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。
ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。
マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。
トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。
マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。
メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。
タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:16:56
80905文字
会話率:54%
王子×聖女として異世界に召喚された女子高生
高校に入学したばかりの吉川聖は、ある日突然、顔も体も別人になって異世界に聖女として召喚されてしまう。
もしかして、私は死んだの!?
聖を召喚したこの国の王族であるオーウェン・グリニッジが言
うには、体が変わったのは召喚魔法の影響らしい。
転生ではないと知りホッとしたのも束の間、この国には聖女が一人もいない、聖を元の世界に返すわけにはいかないといかないのだとオーウェンは言う。
元の世界には家族や恋人がいる。聖女になるなんて冗談じゃない。
聖女として瘴気を祓うことに協力をしてくれれば、新しい聖女を呼び出し、聖を元の世界に返してくれるとオーウェンは約束する。
聖には、もともと人を見る目がある。人の悪意や負の感情には特に敏感だが、オーウェンからはそれを感じない。
オーウェンだけは信じられると、聖は聖女としてしばらく国に留まることを決意。
だが、オーウェンには聖には話していない秘密があって──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 07:00:00
113392文字
会話率:42%
「私ね、前世の記憶があるんだよねー」
「今世は悪役令嬢。しかも魅了魔法もち」
「王太子様を魅了しちゃうと聖女に殺されるんだー」
主人公ラズベリーは、幼馴染のノアに全てを打ち明けた。
「……はぁ?」
ノアは残念な人を見る目になり、しまい
にはラズベリーに恐怖を抱いた。
彼にとったら、変な妄想を喋り続けているようにしか見えないからだ。
(まぁどうせ本当のことじゃないだろう)
あんまり信じなかったノアのせいで、結局は破滅へのシナリオを歩んでいってしまうラズベリー。
「どうしてくれるのよ!?」
「……ごめんって」
何故か人の話を真剣に聞かずに勘違いしがちなノアと、彼のせいでよく叫ぶことになってしまうラズベリー。
お互い意識しあってるのに、上手くいかない2人のラブコメです。
**===========**
こちらの短編は
全79話の長編作品『やっぱり、君の瞳に恋してる!〜ピンクの瞳に魅了魔法の力が宿る悪役令嬢が、最強の魔導師を目指します〜』が本日の夕方に完結するのを記念して執筆しました。
長編はもっと真面目に?魔法ファンタジーしております。
キャラの性格や設定がだいぶ違うパラレルワールドな感じです。
(短編はラブコメにだいぶ振っています)
けれど物語の大筋は一緒ですので、こちらを気に入っていただけましたら長編もぜひ読んでみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 07:02:00
16880文字
会話率:42%
男子寮の同じクラスの同居人が、どう見ても男装の美少女なのだが。のあらすじ
神道系の高校、国學館大学付属高等学校に入学した俺、月嶋飛燕は寮で暮らすことになったが、同居人がどう考えても女にしか見えない!
飛燕は初対面でその同居人をの女子だと
看破した。
その同居人、月夜渚は髪をサイドテールで、パッと見は分からないが胸のところをよく見てみると少し膨らんでいてさらしで胸をつぶしているようだ、「。
そんな渚は俺の前だけでポンコツだ、一人称が時々僕から私になったり、自分の事を男という設定なのに「え、私、女だけど…」「お前、男だろ」「あっ、そうだったね」とボロを出す、AVを観ようと言ったら顔を真っ赤にして怒ったり、不意に触れると「ヒャッ」と乙女の反応をしたり、下着を見たら女物の下着付けていたり、極め付きは時々男装の疲れの息抜きに女装?して外に出たり、自分が女だってことを隠す気があるのか!?という行動をする渚に飛燕はあくまで鈍くて知らないふりして、ボロを出しても何もなかったかのような振りをして疲れる。そんな渚に振り回される飛燕の気疲れをよそに今日も飛燕お前でぼろを出す男装の美少女渚の物語、どうやら渚は俺に昔会ったことがあるらしく、なんか飛燕を見る目が普通の人を見る目と違うようで…。何故か飛燕の事が好きみたいだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 15:20:07
4012文字
会話率:46%
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第36弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバ
リエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
幼い頃の幸せな世界と、現在の窮屈な世界との差を噛みしめる少女の物語。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
運営さんも書いてくださっていますが、念のため→この物語はフィクションです。実際の人物・事件とは関係ありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 11:28:52
3415文字
会話率:0%
人が人を見る。
イケメン? 可愛い?
私は違うと思う。学生なら勝手に恋愛して失敗していい。私の知る話では高校に進学したらヤリマンになった友人を男女構わずよく聞く。
しかし、社会人となれば親は責任を取ってくれない。その覚悟があるかい?
組織において、人を見る目はどこにあるのか。
どこに主眼を置くかは学歴やマニュアルじゃない。「人間性」なんてあやふやな事は言わない。
コロナがうるさい昨今、顔や恰好が見えるリモートでも面接が多いが大事なのはそこではないのである。
老人の苦言として見て欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 00:00:00
2362文字
会話率:4%
現場見学に来た高校生は全然覇気が無かった。誰が見ても、この仕事に向いていないのは一目瞭然だったけど、部長は人を見る目が無かった。
入社したこの若者は矢張り全く駄目だった。そして…
最終更新:2023-02-28 00:00:00
3506文字
会話率:43%
婚約破棄を宣言した王子は、破棄した相手である公爵令嬢イザベラともつれるようにして階段から落ちてしまう。そして、その衝撃で中身が入れ替わってしまうのだった。
イザベラとなった王子は入れ替わりを主張するも、魔法は物語の中だけの話とされているこの
国では、階段から落ちて頭を打っておかしくなっただけだと周囲から思われるばかりだった。
間もなく、公爵令嬢イザベラの身体に入った王太子は知ることになる。
可愛いと思っていた男爵令嬢アイリスの、醜い裏の顔を。優れた者達だと思っていた側近達の、腐った心根を。
王子はいかに自分が、人を見る目の無い馬鹿な奴だったのかを思い知る。
それと共に、この国の女性達がいかに生きづらく理不尽な立場にたっていたかを、女性の身となり初めて思い知るのだった。
「女なんて飾りと同じ、外見さえ美しければいい」と言っていたバカ王子が、
「国政とは想像力を働かせることだ。同性の方が想像しやすい、それは分かる。だが、国を治めるものがそれではダメだ。女性のことを蔑ろにするやつは『想像力』という国を担う重大な資質を欠けているということで、査定を厳しくするつもりだ。今後は実力主義に切り替えるから、想像力不足なものの昇進は遅くなるだろう。覚悟しておくように」と議会で演説するようになるまでの成長録。
※連載版をご希望頂けたので、作成しました。短編バージョンで省いたお話が盛り込まれる程度の内容になってしまい恐縮です。
毎週更新予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 12:48:02
24795文字
会話率:23%
婚約破棄を宣言した王子は、破棄した相手である公爵令嬢イザベラともつれるようにして階段から落ちてしまう。そして、その衝撃で中身が入れ替わってしまうのだった。
イザベラとなった王子は入れ替わりを主張するも、魔法は物語の中だけの話とされているこの
国では、階段から落ちて頭を打っておかしくなっただけだと周囲から思われるばかりだった。
間もなく、公爵令嬢イザベラの身体に入った王太子は知ることになる。
可愛いと思っていた男爵令嬢アイリスの、醜い裏の顔を。優れた者達だと思っていた側近達の、腐った心根を。
王子はいかに自分が、人を見る目の無い馬鹿な奴だったのかを思い知る。
それと共に、この国の女性達がいかに生きづらく理不尽な立場にたっていたかを、女性の身となり初めて思い知るのだった。
「女なんて飾りと同じ、外見さえ美しければいい」と言っていたバカ王子が、
「国政とは想像力を働かせることだ。同性の方が想像しやすい気持ちは分かる。だが、国を治めるものがそれではダメだ。女性のことを蔑ろにするやつは『想像力』という国を担う重大な資質を欠けているということで、査定を厳しくするつもりだ。今後は実力主義に切り替えるから、想像力不足なものの昇進は遅くなるだろう。覚悟しておくように」と議会で演説するようになるまでの成長録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 16:43:11
15896文字
会話率:24%
俺の後悔しかない人生
過去の恋愛や目の前にある現実
人生は波乱万丈
人を見る目のない俺、そんなこんなで
俺の話しです。
最終更新:2021-08-03 22:36:50
1792文字
会話率:0%
ある女性がベンチャー企業のやり手の男に見初められるのだが……。というショートショートです。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2020-06-21 20:05:44
4125文字
会話率:44%
この作品は本編の番外編です。
本編はこちらです⇒https://ncode.syosetu.com/n0615gf/
ストーリーは本編と同じで、視点(主人公)を変えたものになります。
本編を補完する内容ですので、短めです。
以下、本編の
ネタバレを含みますのでご注意下さい。
◇◇◇◇◇
ハン国の皇子ケイは、次期皇帝として祭り上げられ、命の危機にさらされる。
女装して地方に身を隠したケイは、匿われた家の息子レンと恋に落ちる。
やがて、レンはケイの正体を知り、ケイから離れていく。
数年後、成長したケイはレンと再会するが、レンは他の男と恋人になってしまう。
《登場人物》
◆ハン帝ケイ(13歳→18歳)
ハン国の皇帝。人を見る目に長けている。レンを愛している。
◆ソウ・レン(12歳→17歳)
地方官吏の次男でケイの初恋の人。ケイを遠ざけリョクの恋人となる。
◆ジョ・リョク(17歳)
レンの恋人。家柄、知力、人柄に優れた、非の打ちどころのない少年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 22:23:12
39442文字
会話率:38%
俺の親友の安西のことが好きなんだって、クラスメイトの須藤から打ち明けられた時、変わってるなと思うと同時に、ちゃんと人を見る目があるんだなってちょっとだけ感心した。
最終更新:2019-07-12 22:11:12
5710文字
会話率:30%
高校の態度が悪すぎるという事情で、高校を中退した青年、風角遊人(かざすみあすと)はこれからどう生きるかについて考えながら歩いていると、自分の方にとある広告紙が降ってきた。
これを見ると、「社員募集!」と書いてあった。
興味が無かったため、捨
てようとすると町中の風景が変わっていた。そこには崩れた109の建物があった。
色々と探索していると、少女と出会う。。。
少女は社員を探しており、遊人が社員希望だと知った少女は遊人を見る目が変わる。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 18:00:00
1388文字
会話率:59%