アイドル配信者・ステラの“結婚&妊娠”発表で、全身のやる気ゲージがゼロに。
Sランクパーティを追放されてしまったリクは、人生どん底のまま当てもなく彷徨い、気づけばボロダンジョンの奥で寝落ちしていた!
そこに現れたのは、配信者ユズハ。
ドラ
ゴンに襲われ絶体絶命の彼女を“素手”で助けたリクは、一躍ヒーローになるどころか、「推しが結婚した」「もうどうでもいい」と魂が抜けた状態。
そんな彼に、ユズハは「このダンジョン、配信ネタにできそうじゃない?」と予想外の提案をぶっ込んでくる。さらに謎の“コア”がリクを《ダンジョンマスター》に任命。ナニコレ新手のバグ!?
しかしコアの力を使えば、ベッドルームや果物など何でも作れちゃうらしい。スパチャならぬマナチャをたっぷりコアに注げば、もっと快適にダンジョンを拡張できるという夢仕様!
前のパーティではド派手な演出を強要され、「地味すぎ配信はNG」と言われ続けたリクだが、誰にも縛られず“自分のやり方”で生きていける、かも……?
推しロスからの立ち直りもそこそこに、ダンジョン×配信生活が幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 22:00:00
35098文字
会話率:48%
夜勤明け、介護職員・深谷達也は事故に遭い、命を落とした。
だが目を覚ました彼は、死と隣り合わせの異世界に転生していた。
剣も魔法も使えない。だが、彼には“人の弱さに寄り添う力”があった。
転倒を防ぐ体位変換。食事や排泄の支援。
魔法では癒
せない“心のケア”を、彼はこの世界に持ち込んでいく。
行き場を失った者たちの避難所――魔女の家。
そこで暮らす獣人の子、老いた精霊、心を閉ざした者たちと共に、彼は少しずつ「生き直し」を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:29:16
1023文字
会話率:23%
浦上 拓は、会社を辞めた。
これからは、自由に生きてやる。
周りの人たちの意見なんかに振り回されず、自分の意志で生きるんだ。
三年もの間、ボロボロになるまで働き尽くし社長の顔色を伺いながら良くわからないお遊びに付き合わされる。あの社長の考
えはわからないままだった。自分がおかしくなってきて、ようやくこれじゃまずいと気付いた。
朝、出勤して、そのまま辞表を叩きつけてきた。
あ~せいせいした。
「三年も務められないのに仕事というものは分かってない。転職してもたかが知れてる。」と言われたからこれまで付き合ってきた。
もういいだろう!おれは自由だ!
ーーーーこんなよくある退職者のありきたりの希望は、この後淡くも崩れ去るのだが、この時の俺は、開放感に浸っていて全く予想してなかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 15:04:24
30415文字
会話率:32%
アリス・クロニスターは、オーテッドに所属している新人データ関門士である。ある日、オーテッドから緊急通知指令が届く。それは、アオキ・ヒュウガという人物が心停止したからデジタル変換して、データ生命体として生き直したいというものである。データ生命
体は、身体をスキャンで読み取った生体情報をデジタル変換し、一個人のアイデンティティを持った生命体技術である。
アリスは指定した病院に向かい、相棒のハジメにアオキ・ヒュウガをデジタル変換させたのだが、アオキ・ヒュウガの妻がいらないとしてデジタル変換したばかりのデータを消してしまったのだ。そんな例は今までなく、異常と判断したオーテッドは、アリスにアオキ一家へ向かうように指令を出した。
そして、指令通りにアオキ一家が経営している会社『クリエイト・モダンミヤビ』に行くと、この会社の社長でヒュウガの父に思わぬことを聞く。『クリアフレーム』の社員からデジタル変換したデータを消せと脅された、と。そんな話を聞いたアリスたちは、自分たちでは対処できないから対処できる部署に任せ、終わりにするはずだった。
けど、思わぬところから、また関わるようになる。それは、アオキ・ヒュウガが死亡し、アリスがデジタル変換を失敗したという情報がネットで急拡散されたのだ。
オーテッドはデジタル変換に関しては、関係者のみの機密性高いレベルで管理されているため、情報が表立って出てくることはない話である。そのような話があっという間に流れることは、意図的なものがあるとのハジメの忠告でアリスは注意をしていたが、とんでもない存在に襲われた。それは、正義の使者と称するデータ生命体で、それをアリスは何とか凌(しの)いだ。
そこから数日後、アリスにある通知が届く。その通知は、これまでの顛末(てんまつ)を知るキッカケとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:20:25
151193文字
会話率:39%
婚約破棄に失敗した王子は、公爵令嬢に2つの選択を迫られる。
衆人環視の中での名誉毀損罪、侮辱罪、冤罪幇助の慰謝料として、次の2つを選んでいただきます。
1つ目・・・我が公爵家が持つ、小島の製薬会社での治験を1年間行ってもらう。
2つ目
・・・製薬会社の隣の島で1年、1人で生き抜いてもらうです。
1つ目の利点として、朝昼夕の食事が付き、持病に合った治験が優先的に選べます。 希望があれば有料で、病気の治療も行えます。
建物も近代的で最先端。 ゲーム、漫画等も完備してます。
欠点として、治験ですのでプラシーボ(偽薬)もありますが、新薬もあります。 内蔵、特に肝臓や腎臓の不全になることもあります。 何しろ新薬は、治験のデータで調整する訳ですので。
2つ目の利点として、自給自足すれば、1年自由です。
欠点として、自給自足はなかなか難しいです。
さらに、未開の人喰い族が生息しており、見つかると食べられる危険性があります。
もし選べない場合、どちらも体験してもらっても大丈夫です。
例えば、島にぎりぎりまで住んで、食料が手に入らず空腹で辛い時に治験に参加するとかです。
組み合わせは色々あると思いますが。
島と島の距離は5km程ですので、ボートで余裕を持って移動できる範囲です。
果たして、王子は生きて帰れるのか?
その2は、オーロカルノ王子のその後のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:14:47
11187文字
会話率:19%
「ひとりでもう一度生き直してみようかと思いましてね」
目の前に座る菊池さんは今月末で定年退職を迎える。後輩の下田のミスをカバーするため、人事部係長の私は菊池さんのお喋りに付き合うことに。
さくっと読めますので、気軽な気持ちで読んで頂けますと
幸いです。
コロンさん主催『菊池祭り』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 07:01:31
2568文字
会話率:26%
騎手になる夢を失い、引きこもり状態だった春日巽は、同じ夢を抱いた姪っ子を支援するために大勝負を決意する。けれど失敗し、別プランを模索した結果、トラックに轢かれて命を落とした。
けれど、大勝負の失敗は女神の事情によるもので、転生を提案された先
は、二度目となる平成の世だった。
前世の縁者、事象への極端な介入をしなければ好きにしてよい、との条件で、競馬知識を踏まえた生き直しが開始される。
ただ、当初思い描いていた馬券でそこそこに収入を得ての安楽な生活とは早々に趣きが変わってきて……。
馬好き視点での平成生き直しストーリー、ここに開幕!
※お願い※ この作品では、実際の平成の事柄を扱っていますが、筆者の取材力では取りこぼしている、各ジャンルの取り入れるべき事象が多くあるものと思われます。感想欄、メッセージなどでご教示いただけるととても助かります。
ただ、話に組み込めるかどうかというのもありますし、実際には最後まで一通り書いてしまっていることから、取り入れられるとしても、改稿の際になってしまうかもしれないのですが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 14:59:47
276337文字
会話率:45%
「置いていかないでよう……」生まれたばかりのカップは、大好きだった。“あの人”の名前も自分の名前もなくしていました。
仲間に出会い、「五つ窪み」と言う新しい名前をもらい、自分を作ってくれた“あの人”の名前を探すため、パートナーを得ようとし
ます。
世界は、カップたちの過ちで本当の姿を失い、本来のあるべき姿をも失っていたのです。あの人の名前を取り返し、正しい願いを言えば、世界は元の正しい姿を取り戻せるのです。
でも、黒くて、でかくて、不器用な五つ窪みは、失敗ばかり。
きれいな踊り子の籠目に心惹かれますが、籠目は意地悪で前途多難。
冬の寒さで次々と追われて死んでいくカップ達。「やがて全ての踊り子が死ぬ冬が来る」。そして“あの人”から届くメッセージ「生き直し」の謎。
五つ窪みは“あの人”の名前を見つけて、「世界を正しい姿」に戻せるのでしょうか?
異世界転生ではない、人外純情ファンタジー。
初出はエブリスタ掲載(未完)2023年大幅加筆しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 17:11:27
94389文字
会話率:38%
何回巻き戻って生き直してもスタートは大嫌いな夫との結婚式の場面から。なぜあんな傲慢大王と結婚しなければならないの? 何度死んでも結婚式からやり直し。ロサ属ばかりが幅を利かせるこの世界で、わたくしの生きる意味って何なの?
拙作『ナメクジ
戦記』で悪役だったアケイシャの半生を書いてみました。
やっぱり虫とか虫とか虫などが出てきます。苦手な方、返す返すもごめんなさい。作者も虫大好きというわけではないのに何でこんなことになったんだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 21:32:06
17603文字
会話率:36%
ある日突然、理不尽にも命を絶たれてしまった「私」・・・・。成仏するかと思いきや、死んだ状況から神々による福祉制度が適用されることになってしまった。人生を生き直すための「運転免許証」。それを講習と試験を受けた後に取得できた「私」は、生まれる時
点から人生をやり直すことに。しかし、それは同じ人生ではなかった。同じになりようがないのだ。生き直した「私」の人生は、果たして・・・。
個人の幸福と、世界平和の両立を模索しております。
カクヨムで完結済みのものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 10:11:24
18224文字
会話率:18%
これは、侯爵令嬢アーリスラルが名を変え送る、新たな人生を記した物語。
最終更新:2023-12-27 20:59:30
27697文字
会話率:58%
「あいつらを呪い殺すには怨霊になるしかないわ」
「とりあえず聖女になりなさいよ」
「だが断る」
「………………」
アンジェリカはかつて、ソレイユ王国の王子妃だった。
だが、アンジェリカが嫁いだ第1王子ルイには側室がいた。
彼女の名前は
アリエル。アンジェリカの腹違いの妹だった。
常に妹と比べられ、惨めな思いをしていたアンジェリカは、唯一王子の妃に選ばれ、民に尽くすことで生きがいを感じていた。
ところが、そんなアンジェリカをアリエルは決して見逃してくれやしなかったのだ。
アリエルがルイの子供を妊娠した直後、アンジェリカとのお茶会が原因でアリエルが流産してしまった。
「王の血を受け継ぐものを殺したものは、例え誰であろうと処刑する」
そのため、アンジェリカやお茶会の準備をした大事な侍女のコレット、そしてアンジェリカを庇った実の母親が絞首刑となってしまった。
目の前で大切な人の命を奪われたアンジェリカ。とうとう自分の番になった時、アリエルの真の企てに気づいた。
アリエルは自分が正妃になるために、わざと自分で毒を飲んで流産し、アンジェリカが処刑されるように動いたのだった。
真実に気づいたアンジェリカは、その場で叫ぶ。
「あなたなんかにこれ以上、私の命を自由になんかさせない!!」
生きている間は、他人の意のままに操られた。
死ぬ時くらいは、自分の意思で死にたい。
生まれる時には、場所も家族も選べないのだから……!
そう考えたアンジェリカは、自らの舌を噛み切り、自害を選ぶのだった。
ところが、そんなアンジェリカに自らを「神」と名乗る美しい男が手を差し伸べる。
「君には次の神になってもらわないと困る。もう一度生き直して、ちゃんと寿命をまっとうしてきてほしい」
「だが断る」
実は、アンジェリカが自害をしたもう1つの理由は、怨霊となり自分たちを絶望に陥れたアリエル達を呪い殺すことだった……。
「とりあえず、今から無理やりに生き返らせるから、聖女にでもなればいいよ。きっと君の望み以上のことが叶うかもよ」
嫌がるアンジェリカを神が無理やり生き返らせたことで、アンジェリカの人生は王子に嫁ぐ少し前まで戻ってしまった。
こうして、アンジェリカは渋々第2の人生を歩まされることになったのだが、そこでアンジェリカは「あくまで聖女として」大きな第1歩を踏み出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 20:58:13
57320文字
会話率:39%
義妹の画策によって魔女の濡れ衣を着せられて処刑されたディアンヌ。しかし目が覚めると時間が巻き戻っていた。
淑女らしく生きても処刑される運命ならば、もう淑女の仮面はいらない。ディアンヌは復讐のために淑女の仮面を脱ぐ
最終更新:2023-03-14 23:35:14
22996文字
会話率:49%
フランディアの王太子シャルルは平民の娘アリアに心を奪われ、幼い頃からの婚約者である侯爵令嬢マリーに婚約破棄を告げる。それは貴族たちの離反を招き、国を危うくする禁断の選択だった。結果、遠征先から急遽帰国した父王によりシャルルは廃嫡されたばかり
か、賜杯による処刑という結末を迎えた……はずだった。
これは、愚かな王子様だったお姫様が、償いのために懸命に生き直していく物語。
主人公は転生者ではなく、チートもありませんし無双もできません。むしろ弱体化しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 00:01:58
257908文字
会話率:42%
これは――元勇者で、人生二周目で、再び十二才にして勇者という業を背負わされそうになっているトーマが、世界の危機なんて度外視で自分の本当の人生を歩もうとするお話。
果たしてトーマは勇者になることなく、二周目の人生を終えられるのか。
ラノベの沼にどっぷり浸かった神様や聖女、そして魔王――ありとあらゆる因果が元勇者を勇者たらしめようとしてくる。
「――さて、キミで四十二人目の勇者なわけだけど、転生になんか希望はある?」
「村人か……悪くないな」
妻と子供がいて、家庭を支えるために忙しく働く自分がいて、勇者として選ばれなければ送るはずだった当たり前の日常。
「え、もしかして自分の立場に気付いてないの? 馬鹿だなあ。キミが望みを言ったところで、ボクの力なしじゃどうにもならないんだよ? ボクが脳筋で恥じらい知らずのクッころ系女騎士に生まれ変われって言ったら、キミはその通りになるしかないわけ」
「何言ってるか分からないうえに、理不尽すぎやしないか!?」
*この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927860999060840)」でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 01:00:00
92792文字
会話率:33%
魔王に担ぎあげられて数年。戦況は芳しくなくとうとう魔王城に勇者パーティがやって来た。
仲間だと思っていた連中も既に逃げ出しており助けに来る気配はない。薄情な奴らだとは思っていたが実際ここまでとは思わなかった。信頼していた側近の四天王ですら姿
が見えないのだから。
だがそれもここまでだ……。
こうなることを見越して我は新魔法を創り上げていたのだ。
それは魂を移動させる禁忌とされる暗黒魔法。
こんな魔王軍からは離脱して、のどかで平和な世界で生き直してやる。
もう決めたのだ。魔王軍の敗戦で平和が訪れるであろう人の世界でのんびり畑でも耕しながらスローライフをおくることを。
ところがその農村では何故か急激に観光産業の波が押し寄せ、自分を倒した勇者や聖女も村にやってきたりと、企図せず巻き込まれてしまう元魔王の絶望からはじまる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 20:00:00
140916文字
会話率:52%
可憐な彼女は、ソロで古代龍討伐できる最強殴りプリースト。でも俺は彼女の心を守りたい!
通学途中の事故で異世界転移をし、その際に空間魔法を習得した御厩条(みまや じょう)は、転移先の世界で少女が勇者パーティーを追放される現場に遭遇する。
「
これ、WEB小説でよくあるやつだ」
そう思いながら条がそれを見ていたら、実は全然状況が違っていた。
その少女――サーシャは上位聖魔法の使い手でありながらステータスアップの補助魔法が何故か他人に掛からない殴りプリースト。しかも5倍掛けになるので勇者よりも強すぎて目立ちまくり、「殴り聖女」の二つ名を持っていた。
見た目も中身も純情可憐。但しドラゴンより強い。
そんな彼女に「ほぼ一目惚れ」してしまった条は、彼女を守ることを決めるが――。
神様のアクが強い! 可憐なヒロインは物理的に強すぎる! そして炸裂するアウトドア仕込みの飯テロ!
「生き直し」を受け入れたジョーは、異世界でサーシャと共に冒険をすることを選んだ。
この小説は他サイト様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 18:00:00
493889文字
会話率:41%
僕は、残り8時間後に死ぬ───
理由は、死神の少女・ヴィオが僕の背中に憑いたから。
僕一人で迎えようと思った残りの時間。
だけれど、僕にとってこの8時間は、かけがえのない、『最後の時間』になった。
最終更新:2021-03-21 21:12:36
21761文字
会話率:49%
最悪な生前を過ごした俺は、一緒に転生された子豚の少女と共に異世界で生きていくことに決める。もう一度、この場所で俺は、人生をやり直せるのだろうか。誰にも邪魔されない。俺だけの物語だ。
己の犯した罪を背負いながら、この世界でのはぐれ物たちを集め
て冒険したり、世界を守ったりする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 01:38:54
4889文字
会話率:40%
人は俺をクズ男と呼ぶ。
そんな俺はある日、トラックに轢かれて死んじまった。
神様だかなんだかって爺さんが俺に言う。
「お主は地獄行きじゃな。当然じゃが」
そうして俺の刑期が始まる。
18000年以上の、地獄が。
最終更新:2020-12-26 19:31:14
1865文字
会話率:38%
■あらすじ■
淫魔、または夢魔と呼ばれ人間の精気を奪う魔物、サキュバス。
彼女らの中でも、特に邪悪な存在は生命すら奪い尽くしてしまう。
そんなサキュバス族のひとり、【リリエル】は犠牲者600名を超す危険度Aの魔物。
彼女は聖エレクチオ教会
の大神官・【ファーザー・ファリック】の聖なる御心により、退治された。
今際の際にリリエルが発した言葉は『死にたくない。私は生きたい』だった。
ファーザー・ファリックはそんな彼女に慈悲をお与えになった。
彼女を、聖女……即ち、教会のシスターとしての生を全うするよう、生まれ変わらせたのである。
しかし、長年ずっと男を食い散らかして生きてきた彼女の本質はそうそう変わる訳もなく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 19:04:45
19923文字
会話率:43%