睡眠不要、食事不要、友達も……不要。そんな人外じみた体を持つ雪宮ユキは、世界初のVRMMO『オリジンズ・ウォー』をプレイすることとなる。ユキ改め、プレイヤーネーム『アステルス』はいつも通り白髪青目のクール系美女アバターで仮想世界へとダイブ。
アステルスは世界征服を『オリジンズ・ウォー』というバーチャル世界で成し遂げようと暗躍を始める……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 00:13:43
38437文字
会話率:51%
少女フェイヴァは、鋼鉄の化物から生まれた。桃色の髪。整った容姿。そして、金属の翼が内蔵された兵器【死天使】として。
しかしフェイヴァは、兵器には不要なはずの心を宿してしまっていた。
失敗作として処分されそうになったフェイヴァに手を差し伸べ
たのは、彼女の“母親”を自称する女だった――。
人に受け入れられたい。友達がほしい。フェイヴァのささやかな願いも虚しく、人々は彼女を殺戮兵器として忌み嫌い恐れた。
兵士見習いの青年との出会いを契機に、フェイヴァは兵器が猛威を振るう世界に翻弄されていく。
機械である己に苦悩するフェイヴァと、過去に傷を抱えた少年少女たちの戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 22:12:20
873048文字
会話率:34%
中学生のガキ共から童貞童貞とバカにされ、一緒に働いている人達からも迷惑ごとを押し付けられて、毎日帰りは、終電に乗って……しまいには、国の教育現場のIT化で慣れないパソコン操作を強要される冴えない中学校教師の佐村光矢(40)は、ある時帰りの
電車から降りた途端に異世界に魔王を倒す勇者候補として召喚された。そこは、魔族と人間が対立する魔法ファンタジーな世界で、佐村は弱者男性な自分がとうとう異世界に来てしまった事に最初は、少し喜びを抱く。可愛いお姫様から祝福されて、期待に胸を躍らせる佐村だったが、彼には魔力が欠片もなかった。しかも魔力が全く皆無の勇者候補として召喚された佐村に与えられた神具(アーティファクト)は、まさかの近代兵器。リボルバー式拳銃、ショットガン、マシンガンの数々。
期待していた異世界生活と違う事に絶望していた佐村だったが、そんな彼に国王は追放命令を出す。何ともう1人の召喚した勇者候補の青年の方が魔力も高くて最強の神具(アーティファクト)を手にしているとの事で佐村は、不要になった。
彼は、未開の地であり、魔族の暮らす土地に最も近い西部の土地に追放される。荒れ果てた西部の土地にやって来た佐村は、その後王国の騎士団から生きていても仕方ないという理由で殺されそうになる。
しかし、何とか生き残り、その後3種の近代兵器とそれらを収納するために国王から貰った棺桶を引きずって西部の町で1人のガンマンとして……この世の狂いきった世界の全てを怨みながら悪を撃ち抜く1人の男として生きていく決意をする。
和製ウエスタンこと、笊そばウエスタン! 新たなる物語の開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 19:10:24
570070文字
会話率:46%
灘木優、会社員、既婚、子なし、27歳。
平日昼間に忘れ物を取りに家に帰ったら、体調不良で休んでたはずの旦那がうちの会社のゆるふわ肉食系女子と浮気してました。
何故かこっちが責められて『出て行け』とか言われたけど、このアパート家賃払ってるの私
だから出て行くのはそっちだよね。
…とか言ってるうちに気が付いたら全員まとめて見知らぬ石造りの部屋に飛ばされ、ファンタジーな服装のご老人に、旦那は『勇者()』、浮気相手は『セイジョ』、私は『主婦』と判定されました。
「よう、主婦。お前が頭を下げて『誠心誠意勇者様のために尽くします』と誓うなら、養ってやらんこともないぞ」
「お断りします」
有り得ない状況だけど、これはチャンス。
不良債権は悦に入ってる間に他人に押し付けるに限る。
──そんなこんなで始まる、ネコ好き・童顔・毒舌アラサー『主婦』の異世界ライフ。
主婦だからって、大人しく家に収まってるモンだと思うなよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 16:32:28
690659文字
会話率:41%
「今日をもって、君を解雇する」
(……は?)
王宮勤めの有期雇用者、クリスティン・アンガーミュラーは、ある日突然上司から解雇を言い渡された。
どう考えても理不尽な理由。引継ぎの猶予すら無い当日解雇。
お前の仕事は私が引き継ごう、と上司に自信
満々に言い放たれたクリスティンは──
(それじゃあ、何とかしてもらいましょうか)
すっぱりきっぱり、王宮を見限ることにした。
生意気な有期雇用の部下を切り捨てて喜ぶ上司。
有能な人間が居なくなると知って頭を抱える、さらに上の上司。
阿鼻叫喚の渦に叩き込まれる同僚たち。
様々な人間の思惑をよそに、クリスティン・アンガーミュラーは晴れ晴れと伸びをする。
「さあ、故郷に帰りましょうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 19:34:24
356298文字
会話率:34%
絵にかいたような優等生である唯の放課後の楽しみは、一人で図書室で読書をすること。そんな彼女の平穏を打ち破る存在がいた。
小中学生に爆発的な人気を誇るトレーディングカードゲーム「デュエル・ザ・バース」、通称デュエバ。明らかな不要物を携えて現れ
たのは、同じクラスの少女友美だった。
暇つぶしで勝負を挑むも、あっけなく敗北してしまう。だが、それが唯の闘志に火をつけた。友美に勝ちたい。そんな思いで始めたデュエバだが、やがて彼女はその道に邁進していくことになる。
そして、唯をデュエバに誘った友美の真意とは。
美少女たちがカードゲームに熱き青春を捧げる健全百合小説、ここに開幕!
カクヨムとも同時連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 15:07:32
55975文字
会話率:52%
皇帝陛下の命令で、唐突に決まった私の結婚。しかし、それは、幸せとは程遠いものだった。
夫には顧みられず、使用人からも邪険に扱われた私は、与えられた粗末な家に引きこもって泣き暮らしていた。そんな時、出会ったのは、1匹の猫。その猫との出会いが私
の運命を変えた。
猫達とより良い暮らしを送るために、夫なんて邪魔なだけ。それに気付いた私は、さっさと婚家を脱出。それから数年、私は、猫と好きなことをして幸せに過ごしていた。
それなのに、なぜか態度を急変させた夫が、私にグイグイ迫ってきた。
「イヤイヤ、私には猫がいればいいので、旦那様は今まで通り不要なんです!」
勘違いで妻を遠ざけていた夫と猫をこよなく愛する妻のちょっとずれた愛溢れるお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 14:50:00
1606文字
会話率:38%
モンスターのスタンピードで孤児となった俺は記憶を失って「ジャン」という名前をつけられて孤児院で育てられた。その後、イアンという老人が孤児院にやってきて俺の名前はエドワードだと教えてくれたがそんな名前には全く心当たりはない。
イアンは俺たちに
剣を教えてくれたが、ギフト検査で勇者のギフトを得たのは幼馴染のケビンだった。
ギフトなしとされた俺はなんとか薬草収集パーティに潜り込んで冒険者を始めたが、モンスターを倒すわけではなくただ護衛するだけなので華々しくモンスターを倒してゆく勇者パーティからはどんどん差をつけられてしまった。
そんな中で聖女見習いのアリシアと出会うことになる。
アリシアも既に勇者パーティに聖女がいるため聖女見習いは不要ということになって男爵に身売りされそうになっていた。奇妙な縁で男爵の魔の手からアリシアを助けた俺だったが、その後は男爵にも狙われるようになった。
男爵の攻撃からアリシアを守っていると、薬草収集パーティがモンスターの奇襲で壊滅してしまった。
アリシアはもう神殿を出て新しく俺とパーティを組みたいと言ってきたのだが、彼女が神殿を離れるために課されたクエストによって実は聖女であることが明らかになり…折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-22 14:40:17
52561文字
会話率:33%
我事故死、気付和風幻想異世界。
我『法力』最弱、父憤怒。
「出行! 貴様不要! 一族的恥! 非息子!」
貴族家追放、我途方暮。
野宿中、偶然姫遭遇。
通称『氷姫』、皇国第三皇女。
姫、言。
「私、貴方寵愛」
「我、婿入!?」
姫法
力付与可、我法力大量取得。
我覚醒、突如無双超最強化。
我出世『姫護衛官』、皇城生活開始。
最強能力使用姫警護、危機全部排除。
出世、出世、出世。
父歓喜、言。
「戻来」
無理。
姫寵愛的我、「戻来」既遅。
我及姫、二人幸福暮。
(※本文、普通大和語。大丈夫、読可)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 14:12:47
2991文字
会話率:15%
「宮廷掃除係のリンナよ、貴様はクビだ!」
リンナは宮に勤めるエルフだった。
勤続1000年。
ただの1日も欠かすことなく、たった一人で掃除を続けてきた。
清掃魔法を極めたリンナのおかげで、広い宮のどこにも塵ひとつなかった。
いつしか綺麗な
のが当たり前になっていた。
「帝のおわすこの宮は聖域なり! 元より汚れなど存在しないのだ! ゆえに、掃除係も不要!」
実力を認めてもらえず宮を追い出されたリンナは、なりゆきから冒険者になった。
魔物の掃除にトラップの洗い出し、毒ガスの換気にお宝の分別などなど。
極めた清掃魔法はダンジョンの中でも最強で……。
リンナは瞬く間にトップ冒険者に成り上がっていくのだった。
一方、掃除係がいなくなった宮は見るも無残に荒廃し……。
帝はリンナに泣きつくのであった。
【『★』のつく回は視点が変わります。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 12:02:34
86339文字
会話率:28%
33歳のおっさん、白崎は会社でパワハラ上司に詰められていたら、突然異世界に召喚される。
「あなたは勇者じゃないから追放です」
スキル付与の儀式で勇者のスキルをもらえなかった白崎は、女神から追放される。
「え……っ! あのおっさんが真
の勇者だったの……ごめんなさい。戻って来てください」
「いや、普通に断るから」
バカにしていた白崎が、実は真の勇者だと判明してしまう。
女神とパワハラ上司は必死に白崎を呼び戻そうとするが、もう遅かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 13:01:46
2224文字
会話率:41%
平凡な高校生である俺、松代才賀。
ある日、俺はクラスメイト達と異世界へ召喚されてしまう。
「あなたたちは魔王と戦うための勇者として、これから異世界に行ってもらいまーす★」
俺たちを召喚した女神は、クラスメイトたちの勇者としての適正を調
べる。
「君の適正は、最低ランク、Fランクの勇者でーす」
本来なら誰にでも一つは与えられるはずの、固有スキルが【無】の俺は、ダンジョンに廃棄されることになった。
しかし実は、スキルがないのではなく、【無】というスキルだったことが判明。
【無】は無敵や無毒化などの、いろんなスキルに進化する、無限の可能性を秘めたスキルだった。
これは、Fランとバカにされた俺が、規格外のスキルを使って、俺をバカにした連中を踏み潰していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 09:49:58
321153文字
会話率:42%
勇者が魔王を倒したあとの世界。
勇者である俺、ルイ・ワイルダーは、平和になった世界を、美女とともに旅していた。
「てめえをこのパーティから追放する!」
魔王を倒し、調子に乗った勇者は、有能なパーティメンバーを次から次へと追放していく
!
いつしか、俺のことを、誰もが「悪役勇者」と呼ぶようになった。
だが、俺がこんなことをするには、理由があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:01:14
10191文字
会話率:30%
主人公アクトには、人の持つ隠された才能を見抜き、育てる才能があった。
しかしそれに気づかない無知なギルドマスターによって追放されてしまう。
数年後、アクトは自分のギルド【天与の原石】を作り、ギルドマスターの地位についていた。
彼はギル
ド構成員たちを次から次へと追放していく。
「鍛冶スキルなど冒険者ギルドに不要だ。出ていけ。鍛冶師ギルドの副支部長のポストを用意しておいたから、そこでせいぜい頑張るんだな」
「ありがとうございます! この御恩は忘れません!」
「(なんでこいつ感謝してるんだ?)」
【天与の原石】は、自分の秘めた才能に気づかず、理不尽に追放されてしまった弱者たちを集めたギルドだった。
アクトは彼らを育成し、弱者でなくなった彼らにふさわしい職場を用意してから、追放していたのだ。
しかしやっぱり新しい職場よりも、アクトのギルドのほうが良いといって、出て行った者たちが次から次へと戻ってこようとする。
「今更帰ってきたいだと? まだ早い。おまえ達はまだそこで頑張れる」
アクトは元ギルドメンバーたちを時に励まし、時に彼らの新生活を邪魔するくそ上司たちに制裁を与えて行く。
弱者を救済し、さらにアフターケアも抜群のアクトのギルドは、より大きく成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:45:33
511502文字
会話率:49%
ノースランビア大陸の大国・神聖ミリトス王国に勇者として召喚された県立川良高校の生徒たち。彼らは大陸中を跋扈する魔物を駆逐し、魔物を統べる魔王を打ち倒して世界に平和をもたらすことを期待されていた。
しかし生徒達に突きつけられたのは残念な現実だ
った。
異世界に召喚されただけで桁外れの力を付与され、勇者の名にふさわしい偉業を成し遂げる、などという話は一切無かった。
彼らは元々持っている平々凡々な身体能力に申し訳程度の魔法の力を付与されただけの、勇者と呼ぶのもおこがましい被召喚者に過ぎなかった。
働きながら高校生をやっていた美島鋼生も召喚された1人だった。
彼は召還時に攻撃系の魔法を付与されず、治癒系の魔法を付与された。
そしてそれを喜ぶべきか失望すべきか分からないうちに、異世界の大人の事情によって能力を削がれたうえ、生存は不要とされてしまった。
命を狙われる美島。
身を隠さねばならない。
だがそれだけでは駄目だ。
メシを食わねばならない。
雨風をしのぐ住処も必要だ。
つまり異世界でカネを稼がねばならない。
そして美島は異世界の懐の深いオッチャンや情の厚い姐さんに見守られ、生きる術を身に付けていく。また意外な仲間に助けられ、元の世界の経験をほんの少し活用し、徐々に異世界に馴染んでいく。
これはいきなり異世界に放り込まれた現代人が、チートな能力で非常識な武勲を打ち立てる物語ではない。
普通の人が異世界で足掻く物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 09:29:36
624210文字
会話率:30%
僕、小山準は男であるのに女子校の『西条学園』に入学することになってしまった。
何故って?
うん、それは僕も聞きたい。
でも、転校が決まってしまったからには、今更学校側としても取りやめることも出来ないみたいで。
つまり、僕は3年生の1
年間、女の子として過ごさなければいけない、らしい。
果たして、僕……いえ私、小山準は、女の子として無事、1年間を過ごせるのでしょうか?
それとも――
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本作品は某SNSの個人日記で、だらだらと垂れ流している小説を、適度に手を加えながら投稿しているものです。
PDF等への出力用に不要行を削除したバージョンは下記リンク先にあります。
https://ncode.syosetu.com/n5971fd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 23:00:00
1835628文字
会話率:51%
魔物に襲われて死んだはずの村娘・アキラは、目が覚めると伯爵令嬢・アリアンナに転生していた。
アリアンナ曰くこれは「身代わり作戦」とのことであり、アキラは悪名高い「血みどろ辺境伯」ことディスエルグと政略結婚をさせられる。
噂通りの戦闘狂であ
った上、冷淡な態度しか見せないディスエルグに、アキラは自分が不要物として殺されるのではと危惧。思案の末、アリアンナの持ち物だった「邪法の書」から邪法を学んで己の有用性を示すことにする。
やがて邪法の勉強が功を奏し、外出先で咄嗟に魔物を倒すことができたアキラだったが、それを見たディスエルグは態度を一変。彼女をいたく気に入り溺愛し始めて――!?
※「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 18:00:00
36949文字
会話率:38%
業界屈指のブラック企業で、不眠不休の激務をこなし続けていた俺、羽田頼太。気がつけば、生きる意味なんて昇給と昇進しかない歪んだ生活を送っていた。そんなある日、突然俺の頭に幻聴が響く。
『お主は人間の身に余るほど働いておる、それはなぜじゃ?』
最初はただの疲労からくる幻覚だと思っていた。だが、気がつけば俺は本当の願いを……働きたくないという願いを俺は思い出した。
すると幻聴がこう言い放った。
『お主の願い通りにお主を……私の知る中で1番働いていない人間に転生させる!』
そして次に目覚めた俺は――まさかのアンデッドになっていた!?
呼吸も睡眠も不要、食事もいらない、そんな体を手に入れた俺。果たしてこの体で働かないスローライフを送れるのか!?
働かないための俺の異世界アンデッドライフが、いま幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 22:11:50
62454文字
会話率:28%
ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、対外的には事故死したことにされ幽閉されていた。そしてある日、冥府に近い魔の国とも呼ばれるラングレー皇国へ嫁げと言い渡される。しかも、妹であり聖女の第
二王女・アクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたが、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 22:10:00
163838文字
会話率:48%
戦いは、終わった。
人々を傷つけ、殺戮し、恐怖の対象となっていた大魔人会の魔人達との戦いに勝利した16人の魔法少女達――。
一年後、平和となった日本で魔法少女は、不要となり、魔法少女ピクシースパイスは、引退の時を迎えようとしていた。
が、ピ
クシースパイスより一足先に引退した魔法少女達が次々と殺され、事態は、急展開。
思いも寄らなかった復讐者の出現。
そして、まさかの仲間の裏切り。
誰が敵か味方かわからない新たな戦いの中で、かつて最弱の魔法少女と呼ばれたピクシースパイスは、果たして、生き延びることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 21:42:46
148432文字
会話率:30%
異世界に転移した平凡な女子大生・藤宮七海(ふじみや ななみ)。目を覚ますと、そこは王宮の一室だった。しかし彼女にかけられていたのは“破滅の呪い”――触れた者の運気を吸い取り、国を貧困に導くという最悪のものだった。
「呪われた娘など、王宮に
は不要だ」
王族や貴族たちに忌み嫌われる七海だが、現代日本で経済学を学んでいた彼女は気づく。この国の財政は破綻寸前、政策は迷走し、腐敗が蔓延していることを――。
「だったら私が経済を立て直せばいいじゃない!」
庶民たちと手を組み、税制度改革・貿易活性化・貨幣流通の改善に乗り出す七海。そんな彼女の前に現れたのは、冷徹と名高い第一王子・レオナール。
「君の知識、俺のものにならないか?」
王族と平民、呪われた少女と高貴な王子――交わるはずのない二人の運命が、王宮経済改革を通じて絡み合っていく。
呪いを乗り越え、愛と国を救うことはできるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 20:34:15
55619文字
会話率:37%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 09:24:10
947299文字
会話率:56%
「気持ち悪い」
結婚初夜、朱華《しゅか》は夫である宵藍《しょうらん》から拒絶された。
彼が朱華を拒んだのは、不死鳥として子を成す役目を負った朱華がまるで操り人形のように思えたから。
しかし朱華にはそんな宵藍の考えが理解できない。この土地で
は誰もが朱華の子供を歓迎する。彼女が生んだ子が国主の配偶者となることで国が栄えるからだ。
子を生むことが自分の役目と教えられてきた朱華は、非協力的な夫に苛立ちを覚える。
しかし一方で、宵藍もまた子を生む道具にされていることに疑問も持てない妻の状況に不快感を抱く。
死んでは蘇り、永劫を生きる不死鳥。その不死鳥である朱華は、蘇るたびに子を成すことを求められてきた。
だが彼女はそれが自分の役目と信じて疑わない。蘇った時にそれまでの記憶を失っているせいで、疑問を持つきっかけすらない。
25年という短い周期で繰り返されてきた因習。それに対する宵藍の嫌悪が、朱華の埋もれた本心を引き出す。
何故不死鳥は人と交わるようになったのか。何故朱華は過去の記憶を持たなくなったのか。
葬られた過去を知った時、朱華と宵藍が選ぶものとは――。
※勢いで書いている長編です。レイティングは今のところR15しか付けていませんが、展開によっては増えることもあるかもしれません。
※舞台はなんちゃって中華風です。名称をそれっぽくしているだけで文化などはあまり参考にしていません。
※ヒロインが人外ですが、だいたい人間なので異類婚姻譚とは言い切れない気がします。
※大筋は最後まで決めてますが、途中の展開は勢いだけで書いているので個人的な好みなどお聞かせいただけると嬉しいです。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘は大歓迎ですが、それ以外の技術的な指摘は不要です。必要な時に自分で信頼できる方に頼みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 09:31:11
147004文字
会話率:44%
生まれつき魔力の総量が少ないムゲン・クロイヤは同じAランクパーティーメンバーから『無能』の烙印を押され見下され、そして嘲笑われてきた。そして遂にはリーダーであるマルク・ビーダルから無情にもクビを宣告されてしまう。「お前は今日限りでクビだ。ウ
チのパーティー【真紅の剣】にはもうお前みたいなクズは不必要な存在なんだよ」まだ駆け出しのころの彼らを面倒をみて支えてきたにもかかわらず恩知らずにもパーティーから問答無用で追放されてしまう。ソロ冒険者として独りで活動していこうと考えるムゲンだが元のパーティーをクビになった直後に二人の美少女から勧誘を受ける。「私らと新しくパーティ―を組んでみないか?」しかも勧誘してきたその二人は元パーティーよりも更に高ランクである最高ランクのSランクパーティーの二人だったのだ。何故そんな二人が自分のような無能を引き入れようとしているのか混乱するムゲンだが実はこの二人、過去にムゲンに命を救われておりそれ以来ずっと彼にゾッコンだったのだ。こうして二人の美少女と新たなパーティーを結成したムゲン、その一方で彼を無能と蔑んでいた【深紅の剣】のメンバーは彼のフォローがなくなってからどんどんと落ちぶれていく。クビ宣告から始まった彼の本当の仲間との冒険者生活ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 16:03:00
710699文字
会話率:42%
「絶世の美女」を姉に持つ公爵令嬢・ショコラ。ほとんど屋敷の外に出ることがない彼女は、社交界で密かに噂になっていた。
「姉と違って美女ではない妹を公爵が恥じ、屋敷に軟禁しているのだ」と。
――しかしその実態は、過保護の末のもので…。
姉が絶
世の美女なので逆に身内に溺愛されて、
姉が絶世の美女なので人前に出ることもなく、
姉が絶世の美女なので悠々自適に生きていこう、
と思っていたのに…。
深窓のご令嬢、出番です⁉
〈関連小説『本編には入らないので、』始めました。〉
※人物紹介欄にはイラストが付いています。
不要な方は、右上の表示調整の「挿絵表示中」を押すと非表示になりますので、お手数ですが操作の上ご覧下さい。
なお、本編にはイラストはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 09:00:00
2362137文字
会話率:47%