「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:30:39
115443文字
会話率:39%
ハイエクとレヴィナスの対話?
最終更新:2025-05-12 21:16:52
759文字
会話率:0%
15才にになって急に前世を思い出すなんてある筈ないと思っていた。
でも、どうやら私はゲーム世界に転生したらしい。
だって、胸の前に仮想ゲームコンソールが現れているんだから!
やった事のないゲームだけど、どうやら乙女ゲームなのに対戦格闘らし
い。
そして、主人公イブ・バークリーは戦いの世界に身を投じる事になる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 23:52:56
93920文字
会話率:14%
百貨店の成績優秀者で選抜されたスタークラブの7人。それぞれ水星から海王星までの惑星のニックネームを持つ。クラブの定例会議のあと、配られたチョコレートの中に毒か仕込まれ、ヴィーナスのニックネームの女性がその毒に倒れる。誰が、どうやって、何の為
に毒を仕込んだのか。
ミステリー黄金期の鬼才、アントニー・バークリーに敬意を込めて、稲森夏実の夢探偵シリーズ第3弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 19:47:42
33086文字
会話率:57%
私セアラ・バークリーは、ジョシュア殿下の秘書官として王宮に住み込みで働いている。
見目麗しく笑顔が爽やかなジョシュア殿下は、臣下や国民から絶大な人気を誇る完璧な王子様だ。しかし……その実態は、秘書官である私に嫌がらせをしては楽しんでいる『腹
黒王子』だ。
ジョシュア殿下の妃候補を決めることになったものの、殿下はまったく候補者を決めてくれない。
殿下の妃候補が決定したら、私も秘書官を辞めて自分の結婚相手を探そう! ……そう思っていたのに、そのことを知ったジョシュア殿下が急に「セアラが好きだ」なんて言ってくるようになって……!?
隠れ一途な腹黒王子と鈍感真面目な秘書官のじれじれ恋愛ストーリーです。
*完結まで毎日投稿します。
*貴族や王宮と教会の関係など、ゆるいオリジナル異世界設定で書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 06:10:00
106960文字
会話率:39%
バレンタインの日、とある高校で男子生徒が監禁された。チョコを食わせたいクラスメートの女子によって。
用意された証人は、なんと被害者である男子高校生の「感覚」達だった。彼の視覚や聴覚あげく第六感までもが、それぞれが見聞きしたことを証言する!
擬人化された五感+第六感の証言が謎を解く鍵という、おそらくミステリ史上初の構成に加え、熱い読者煽り。貴方の探偵心をくすぐること間違いなしの「解答当てミステリ」ここに誕生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 08:00:00
9513文字
会話率:15%
世界を血と鉄、硝煙と魔法、思想と利益で以て渾沌に陥れた大戦が終わって十年以上。
かつて敵だった列強国家は一つの連合へと発展していた。
連合を繋ぐ環状鉄道、戦いから解放される「作られた者達」、忘れられる傷跡・・・。
時代がゆっくりと旅をする中
で、一人の女性もまた旅をしていた。
彼女の名はヨハンナ。ヨハンナ=バークリー。
父を戦争で喪い、母を目の前で亡くした哀れな女。
母の残した最後の言葉、その意味を求めて旅をする女。
これはそんな彼女と友人たちの物語。
※更新は非常に不定期です。メイン連載「技神聖典」の合間で気分がノると書いてます。
※できるだけ一話完結型、一投稿完結型にしたいと思います。
拙作「技神聖典」とは大きくテイストの違う作品ではありますが、この世界に生きる全ての存在の生きざまを楽しんで、愛していただければと思っています。
また感想や評価などもぜひよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 00:00:00
68076文字
会話率:60%
改稿中故、しばらく動けません。
町娘アイリの幼馴染、アルム=バークリーは自分のことを異世界人だという。
ちょっと手遅れな感じもするアルムをなんやかんやでやっぱり好きなアイリ。
でも子どものときならまだしも、いまだにそんな事を言い続けて
いるのでそろそろ本当に心配になっており、医者に診せてあげたいと真面目に考えている今日この頃。
コメントなんて頂けた日には泣いて喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 22:24:42
41038文字
会話率:36%
「君を忘れない ~ I Remember Clifford ~ vol.1」の続編。
23歳になった一樹は、プロのミュージシャンとして長く活動したいがために留学を決意する。
姉や父のように、音楽だけで闘えるようにと。この手が腕が動くうちに自
分の実力をつける為に。
しかし、ボストンでジャズを学び始めた一樹の前に多くの壁が立ちはだかる。
異国での不自由な生活、一樹のプレイは受け入れられても常に姉の真理子と比べられる日々。
もがくように自分の居場所を探そうとする一樹が、そこで出会ったものとは……。
生半可な知識のみで勝負するキタガワの、思いこみだけの音楽趣味が詰まった青春音楽小説を、どうぞお楽しみ下さい^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-04 13:29:15
262410文字
会話率:31%
高校生の克彦は、誘われてジャズのライブハウスでギターを弾き始めるようになった。
常連客のれーこは、そんな若い彼を羨ましげに見るばかり。
バンマスである大針の元へ、バークリーへ留学中のギタリスト杉本が訪ねてきてから、克彦の周りにはきな臭い事件
が多発するようになり…。
ジャズに取り憑かれた大人たちの焦燥感と、若くまだ名もない、しかし才能ある見習いミュージシャン克彦の音楽への思いを感じていただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-27 10:09:48
34617文字
会話率:42%