由衣には姉がいる。病がちで、いつも家と病院の間を行ったり来たりしていた。
その姉が、とうとう駄目だという。ずっと姉中心で回ってきた家で、いつも居場所がなかった由衣。母をはじめ他人はいつも由衣に感謝と努力をもとめた。狂ったアイデンティティの中
、渦中の姉がいなくなるという。姉はいつも優しかった。けれど、由衣の感慨はそれだけだった――。
姉妹間格差とコンプレックス、尊敬できない自己を持った主人公が、姉の死に向き合う喪失の青春短編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:20:00
24899文字
会話率:16%
――イザベラ・オーレリア・アンナ・グラナディア。
乙女ゲーム史上最強最悪の悪役令嬢が降臨する――。
と、思ったんだけれども、
藤浪 奈々《ふじなみ なな》。
享年二十五歳。独身。会社員。
同僚に酒を無理やり飲まされゲロ吐いて窒息死
。夭折なむあみだぶつ、な藤浪ちゃんが精霊王によって、悪役令嬢イザベラに転生させられてしまった。
よくありがちねぇ、と藤浪ちゃんは思うのであったが、精霊王にまたまた更に騙されて、獲物の王子共(攻略対象)のトラウマを根こそぎ掻っ攫えと、無理難題を迫られることに。
拒否れば残酷な死が待ち受けるのみ。
藤浪ちゃんは精霊王に貰った能力で、大暴れする羽目になり――。
藤浪ちゃんは、イザベラの体面を守りつつ、どうでもいい王子共を狩りつつ、大本命憧れの獲物ユーベル・シュタイナー様と……が出来るのか!
そもそも生き残れるのか!?
色々な著者様の作品を拝読して、書いてみたくなった、悪役令嬢物の乙女ゲーム異世界転生。
そのコメディ路線でございます。シリアスやガチ恋愛も絡めつつ展開させて行きたいと思います。
※文体が普段の著者が執筆している形式ではないので、手探り状態で進みます。こちらも最新話の投稿が遅いと思われますので、気長にお付き合い下されば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 15:16:49
13282文字
会話率:34%
断片 日記。○ チラシの裏。
最終更新:2025-03-06 15:51:59
248799文字
会話率:2%
耳について。その耳が動く為の幾つかの手掛かりについて。
最終更新:2021-03-09 15:03:16
595文字
会話率:0%
○
僕は 幸せ なのか 。
○
最終更新:2020-06-24 22:06:54
233553文字
会話率:1%
いわゆる自由律俳句です。
寒さにふるえて20弾。
最終更新:2024-12-25 00:00:01
559文字
会話率:0%
あぁあぁ、キミより強い力をふるえるようになろう
キーワード:
最終更新:2024-12-13 17:45:49
224文字
会話率:0%
現代社会に生きる忍びの末裔。
その次期頭目『土戸哲人』は疲れていた。
生まれてから今まで繰り返される修行と称した地獄の日々。忍びの使命といわれる暗殺稼業、忍びである事を忍ぶための公務員生活。
そんな繰り返される日々の中で眠る事が怖くなり夜恐
怖症となっていた。明け方まで恐怖におびえながらふるえ、日が昇る頃にうとうとまどろみ、そのまま通勤ラッシュに揺られる生活。
あの日も同じような日だった。
でもあの日は同じ日ではなかった。
朝、起きたら、生まれたての狸になって異世界転生していたのだ。
転生先は化け狸が頭目をしている狸の集落。
その頭目の息子、『リント』という狸に転生した『土戸哲人』は、化け狸の変化術と、前世の忍術を駆使し、異世界を無双し、堪能する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 10:00:00
330149文字
会話率:24%
コーヒーカップを口に運んだ友人が、まだ一滴も飲む前から「ごちそうさま」と小声で呟いた。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-04 13:30:00
5124文字
会話率:26%
4章で完結予定です。
一章 侯爵令嬢エスターは従姉妹のイーリンが苦手だった。ある日交流の為に向かったイーリンの家でのこと。皆に責められ孤立しそうになったエスターを兄が助てくれる。
月日は流れイーリンが学園に入学してきた。皆がイーリンに夢中に
なる。それだけでなく婚約者である王太子フリードリヒもイーリンはまとわりついている。注意するたびに、エスターは学園の中で孤立していく。そして成人式典で、イーリンからエスターは告発された。
二章 イーリンは修道院で屈辱にふるえていた。「何故、この私がっ!!」
様々な出会いがイーリンを変えていく。
三章 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 01:24:28
85599文字
会話率:48%
ある人里離れた山深いところに白兎姫と呼ばれているとても美しい姫がたった一人で暮らしていました。
最終更新:2024-01-28 18:48:03
3350文字
会話率:23%
少女は森の中で瀕死の女に出会い、不思議な卵を託される。
それはかつて世界を恐怖に陥れた闇の帝王の卵だった。
卵の守人だという青年キースと共に
少女は卵を封印するため“次元の狭間”を目指す。
★★★
※他小説投稿サイトの短編コンテスト、お
題「ふるえる」に応募した作品です。
※本作品は創作サイト(プロフ参照)、複数小説投稿サイトに掲載しています。
もし少しでも文章や世界観を気に入って下さったら、他の作品も是非覗きに来てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 20:11:04
8016文字
会話率:43%
「わたくしどもは、医療専門の質屋でございます。お客さまのご病気を担保に、各種資金をご用立ていたします」女がいきなり声をかけてきた。主人公は、パーキンソン病である。手足がふるえ、筋肉は強張り、身体のバランスを保てず転ぶ。この<質入れ&g
t;契約には「クジ引で異性のパートナーを決め、海外旅行を楽しめる」優待オプションが付いていた。病巣摘出手術の後、ふたり旅に出た。効果は女には覿面(てきめん)だったが、祐三は燃えあがることはなかった。旅の後、女とは、しばらく会うのを控えた。久しぶりに銀座でもぶらついてみるか、と思った時、緊急㊙メールが飛び込んできた。【N県の吉村知事が、河川の氾濫に巻きこまれ死亡。パーキンソン病に苦しめられながらも県議として活躍、知事に当選。現在着用の<Sick Wear>はあなたの病巣。3時間以内に、元の病巣身体に残っている疾患芯根の処理をしないと、芯根が急激に成長・拡大し、病巣剝離を受けたた人の生命が脅かされる】すぐに羽田のヘリポートに向かい、高尾山中の<メディカル・セブン>本部まで飛ぶことになった。残った病巣を抑制処理するために。主人公は、手術台に立ち、すさまじい強風を浴びた。果たして間に合うだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 17:10:57
9239文字
会話率:32%
冬将軍があばれまわっています。
おばあちゃんは、ぶるぶるふるえて、こたつにもぐりこんでいます。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-01-26 18:17:33
303文字
会話率:20%
修行中のサンタが不遇な少女に出会った。彼女に何もしてあげられなかったサンタは、いつかプレゼントを届けることを約束し、少女の手首に見えない鈴の印をつけた。そして10年後のクリスマス、極上のプレゼントをひっさげサンタがやってきた。かたくなな彼女
の心を解き放つには荒療治が必要で、試練を与えて本当の気持ちを気づかせる。
(聖夜の奇跡)
小さな鈴がふるえたら 君の番がやってくる
約束は守るから 君に幸せあげるから
楽しい時間は短いけれど 思い出はどこまでも
君と僕の心の中で あたたかい光をはなってくれる
今夜君に夢をみせる それが僕の約束だから
いつかきっとまた会えたなら 頬にそっとキスをして
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 21:00:00
88710文字
会話率:31%
ひとつ ひとりで いくみちは
ふたつ ふるえる こどくみち
みっつ みえない みらいずを
よっつ よるまで さがしてる
仙道アリマサ氏主催の『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品です。
最終更新:2022-10-31 23:00:00
383文字
会話率:0%
可愛いゾンビと醜い人間のお話
最終更新:2022-03-25 13:02:28
3799文字
会話率:57%
人に仇名す黒魔術師、妖術師、悪霊、邪霊を狩る事を生業とする西洋魔術師、志門雄吾はある妖術師との闘いにより命を落とす。だが彼は異世界の神の手により魂のみが異世界の天界に召喚され自分が治める世界に転生する事を進められる。意外にもラノベも好んで読
んでいたためこれが有名な異世界転生、悠々自適のスローライフ、新たな人生の始まりかと喜んでいると神様に頭を下げられた。雄吾を転生させる世界はある存在の脅威により破滅の危機に瀕しており、雄吾には世界を救うための一助になってほしいと頼まれる。神でさえ排除できない脅威を人間である自分がと考えもしたが自分の力をもう一度ふるえる機会があるのならと転生を了承する。
前世の記憶、知識を引き継いで転生した志門雄吾―――シモン・リーランド。彼が転生してから十二年、世界の脅威とも言うべき存在『狂神』とそれに対抗する為に魔法技術の粋を集めて製造された人が作りし偽りの神『偽神』との闘いを目の当たりする。シモンは望む望まず関わらず『狂神』との闘いに巻き込まれていく。
これは西洋魔術と偽物の神を駆使し、狂った神と戦う転生魔術師の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 08:51:41
551077文字
会話率:54%
明日は遠足です。ゆいは、はりきりっぱなしでした。
ママに寝なさいっていわれても、ゆいはベッドに入りません。ベッドの上にいる、たくさんのぬいぐるみたちを見てから、にまっと笑っています。ぬいぐるみたちは、いやな予感でいっぱいになります。
「お弁
当と水筒入れて……。もうちょっと入りそうだなぁ」
ぶるぶるふるえるぬいぐるみたち。ゆいちゃん、いったいなにをしようと思っているのでしょうか?
※この作品は、拙作『お空が晴れてる!』『いたいよぉ!』の続編として書かれていますが、そちらを読まれていないかたも楽しめるように書いています。もちろんそちらをお読みくださったかたも楽しめます(*^_^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:40:38
2183文字
会話率:58%
「今日はいい天気だから、久しぶりにあれしなくっちゃね」
ゆいちゃんのママの言葉に、ぬいぐるみたちはみんなブルブルふるえあがります。晴れた日に「あれ」をされるのだけは、みんな絶対にいやなのです。どうすればいいか相談するうちに、かえるのぬいぐる
みがいいました。
「そうだ! 雨ごいしよう!」
はたしてみんなは、「あれ」から逃れられるのでしょうか? そして、「あれ」っていったい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 19:10:03
1565文字
会話率:54%
「おばーけ、ばけばけ♪ なにしよう?」
くらい夜道に、ふわりふわりとまんまるおばけたちが集まって、なにやらお話しています。どうやらどんないたずらしようか相談しているみたいです。その中でも、一番小さくって一番まんまるい、おばけの『マル』がいい
ました。
「おばーけ、ばけばけ♪ かくれんぼしよう!」
「おばーけ、ばけばけ♪ かくれんぼ……かくれんぼ?」
あれあれ、ほかのおばけたちが、みんなぶるぶるとふるえだしました。なぜなら――
※幼年童話風のホラーですので、そこまで怖くないと思います。怖いお話が苦手なかたも(たぶん)お楽しみいただけると思います(^^♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 20:18:05
3136文字
会話率:61%
よくわからん詩を徒然なるままに書いています。
思いついたら書くので更新頻度低め。
暇つぶしにでも読んでくれたら幸いです。
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満天の星の下に広がる 美しい藍色の森
森の奥には死体があり
絶えず何かを呟いている
生白い喉がふるえ 這い出してくる
夜行性の動物のような 音を
私は縫い付ける 真っ白な紙に
獰猛にのたくるそれを 掴み上げては
ときおり 星空の上を鉄道が駆けていっても
気づかずに ただ ただ 縫いつけている
死体の声を聞き続けている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 21:00:00
2434文字
会話率:10%
いつも君が私の心をふるわせる。
いつも。
最終更新:2021-05-06 04:09:01
4013文字
会話率:29%
まだ肌寒いねって話です。ちがいます。
※ノベルアップ+でも掲載しています。
最終更新:2021-03-15 23:30:17
229文字
会話率:0%