月明かりに出会いたくて
ぶらぶら杏仁豆腐の入った袋を片手に
街灯だけの道を歩いてゆきます
宮沢賢治を想い出して
会いたくて
夜に咲く花なんてあれば
私は救われたのになあ
遠い列車の汽笛の音
車の走る音
海は静かに波を立て
ぱちぱちと海の焚き
木が音を立て
出来立ての味噌汁を
午前十二時に飲む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:40:07
5549文字
会話率:0%
数奇な縁をたどればそこには夏の残り香がある。これは夏にまどろんだ幻の一端に過ぎない。でも、忘れたくない思い出。
キーワード:
最終更新:2024-05-24 18:15:32
1646文字
会話率:34%
ひとつ ひとりで いくみちは
ふたつ ふるえる こどくみち
みっつ みえない みらいずを
よっつ よるまで さがしてる
仙道アリマサ氏主催の『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品です。
最終更新:2022-10-31 23:00:00
383文字
会話率:0%
趣味でつくった短歌を載せます。期待はしないでください。俳句のほうが個人的には好きです。でも歌集です。正直自分でも意味が分かりません。
※ジャンルはよくわからなかったので詩にしました。
※この作品は「マグネット!」様でも掲載します。
※気が向いたときに更新します。ゆえに不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 22:32:03
423文字
会話率:0%
【創作マスカレイド】企画にて投稿。
お題:夏の残り香
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昔、私の妹は病弱だで、両親の関心を引く妹が憎かった。
それから時が経ち、私も妹も大人になったある日、私は彼女と海にいた。
「お姉ちゃん、ありがとうね」
最終更新:2016-09-27 16:00:00
3680文字
会話率:33%
面倒くさがりで一見排他的な高校一年生、枳殻梓。
彼は極力無駄を省いて生きていた。皆と同じ「当たり前」を避けるようにして。
そんな彼の元に、父方の祖父と祖母から妙な話が舞い込む。
枳殻家が代々管理をしてきたとある古い家、「枳殻の家」に住んで
みないか、と。
「枳殻の家」を管理しているのは枳殻家であるが、
枳殻家の人間がその家に住んだのはもう何百年も前、初代だけだという。そして数十年の間、この家には誰も住んでいないらしい。歴史ある家に何故自分が一人で住むことになったのか分からないまま、梓は新たな町へと向かった。
そこに待っていたのは、一人の少年と、風鈴と、家が結んだ数奇な縁達だった。
揺れる風の音と、夏の残り香。
「枳殻の家」は、縁を結ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-12 23:32:44
8003文字
会話率:30%