異世界線。それは多くの宗教や作家たちが使い倒してきた「破滅」の世界。何度も何度も滅ぼされる彼らの姿を、安全圏からただ消費してきたのが、われわれだ──そう、彼らは言う。地球は滅びると何度もくりかえし、その世界に苦しむものたちを示しながら、みず
からはのうのうと豊かさを享受している、おまえたちこそが代価を支払うべきだと。
彼らは強制徴収のために「侵食」を開始した、それが真実だとして、彼らを呼び寄せたものが身近にいる。おそろしい予断と伏線がばらまかれるなか、異世界線からもどったチューヤは、複数の「やることリスト」を抱えながら、それをただ着実にこなしていくしかない。
青山、上野、月島、小岩……戦場は西から都心、さらに東へと拡大していく。
目黒区の柿の木坂高校で、救いを待つ知人たち。一方地元、杉並区の高円寺、阿佐ヶ谷、大久保あたりでも、やることはたくさんあった。日本橋、田園調布、小伝馬町、東京テレポート……ああ、それでもリストはまだ折り返しでしかないという……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 01:00:00
305553文字
会話率:32%
人間界に干渉し、人々に忘れ物をさせるのが主人公アルの仕事。
アルはくじ引きで決まるどんな仕事にも適正を見出せずコロコロ転職ばかりくりかえしていた。
ある日のくじ引きで、なんと魔王に選ばれることになり…。
最終更新:2025-05-14 12:05:36
1833文字
会話率:16%
「ちがうもの」 とじた ひらいた くりかえし にていても ちがうもの 「夜をまとめて」 夜をまとめて言葉にしたら、くしゃくしゃと丸めた紙屑に変わった。
キーワード:
最終更新:2025-05-10 20:00:00
238文字
会話率:25%
「おはよう さよなら」おはよう さよなら まいにちは そのくりかえし 「獣道」形のない孤独な日々は消耗と同義で 虚構と空想に彩られるだけの空虚さが時の河に流れていく
キーワード:
最終更新:2023-12-02 20:00:00
225文字
会話率:100%
人類史上最高の幸福を実現してしまった(と私は信じています)バシュラールというひとの、とてつもないそのバシュラール的幸福のおすそ分けをこの人生で読者の方どなたにも受けとっていただくようにするのが、私の作品の最終目標であることに変わりはありま
せん。
詩を読んでそれを書いた詩人以上の詩的喜び=快楽をいつでも味わうことができたのがバシュラールというひとのすごさのひとつですが、私たちも、まだバシュラールには遠く及ばないとしても、前にちょっとお知らせしたように、今回をふくめて7回目の(パート7ーその1)から、小分けにする(パート7ーその2)(パート8ーその1)以外は、全部で8回にわたって合計66篇のふつうの詩を読んでいくことになります。
詩を味わうことを生涯にわたって趣味にするかどうかはご本人次第ですが、とりあえ、詩情や詩的な喜びや慰めを66篇の詩でそれなりに味わってみるのも悪くはないと思うので、現在、リアルタイムで読んでいただいている方は、私の作品で、どこでもいい、くりかえし俳句のポエジーを味わうことをとおして、そのための下準備をしていただけたらと思っております。ことにもいまから6回目の(パート6ーその3)では何人かの俳句作者の150句を、3句ずつバシュラールの言葉の手助けだけで読んでいくことになるので、とりあえず、短期間で集中的に、ほどほどの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚をご自分のものにするにはうってつけではないかと思います。その150句やそのほかの俳句のポエジーを味わっては詩を読むためのための下準備をしていただくために、(パート7ーその1)はある程度間隔をおいて、アクセス数と読者数の様子をみて、おとどけしたいと思っております。そのあとも読者はどんどん増えてくれないと困るのですが、現在、リアルタイムで読んでいただいている方にとっては、とても有効ではないかと思いますので。66篇の詩で詩情や詩的な喜びや慰めを味わうことができたとしたら、まぎれもなくそれは、詩の愛読者への入り口に立ったことを意味するでしょうし、そのことの人生的なメリットは、やっぱり、計り知れないものがあると思うのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:26:06
10033文字
会話率:21%
このサイトにおける新作の発表を再開して、今週は(パート4・完結ーその3)をおとどけします。このパートのおしまいとなる本稿は気楽に俳句のポエジーを味わうことのできる内容ですが(その1)は夢想することの素晴らしさについて書かれたバシュラールの
文章をずらりとたくさん並べたり(その2)では私たちのこの試みの正当性と有効性を納得させてくれるような長い文章を4つも並べたりしていて、最初のパートの改訂版のあいだに挟まれているせいかあまり読まれていないのは、かえって良かったかもしれないと思っています。それらはこの人生を根底から変えてしまうほど価値あるすごい文章ですが、夢想という言葉がピンとこなくていまだに馴染めないでいるだろう(パート4)で紹介する、は時期尚早だったかもしれないと前から思っていたので。
(パート4-その1とその2)はとてつもないバシュラール的幸福のおすそ分けをこの人生で受けとるためにとても有効なので、日曜日の新作掲載を待つあいだの1週間、ほかのどこでもいい、何度目だろうと、好きなところをくりかえし好きなだけ読んでいただいては、俳句でポエジーを味わうこと、つまり、俳句の言葉を前にして、そんなことを意識しなくたって思わず夢想なんかしてしまう、そのことに少しばかり習熟してから読んでいただければ、その人生的な価値をよく理解していただけるのではないかと思います。まあ、ピンとこなくてもいま読んでいただいて、後日、改めて読んでいただくのも有効かもしれませんが。
もっと早くお知らせすればよかったとちょっと後悔しておりますが、(パート7)からは、少しずつふつうの詩も読んでいただくことになつています。以下にパートごとに読んでいただく詩篇数をあげておきます。7-7篇、8-4篇、9-3篇、10-19篇、11-6篇、12-19篇、13-8篇。はじめて詩を読むことになる(パート7)では文中で2篇そうして残りの5篇は俳句のポエジーを味わったりした最後に。(パート10と12)ではふつうの詩だけを読んでいただくことになっていますが、(パートー8・9・11・13)ではすべて作品の最後に。全部で66篇。……字数を超えてしまうので、つづきは本文の前書きで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 08:34:31
10763文字
会話率:19%
(せっかく書いた長い文章なのでこの改訂版にもそのままのせておきます) 全体で原稿用紙にして1200枚以上、全部で14パートあるうちのパート1(159枚)が今回の「その5」でおしまいになります。次回からパート2(161枚)を読みやすい長さに
小分けにして投稿していくつもりです。本稿は俳句のポエジーを味わうために書かれたものですが、ポエジーとは私たちが夢想なんかした結果として味わうものなので、この原稿が本になるとしても、小説や普通の本みたいに一気に読んでもほとんど意味はないし、ちょうど本稿の掲載のテンポみたいに先に進むのを惜しむようにして、俳句のポエジーは一度味わえばそれでおしまいというものではないのだし、おなじところの文章や俳句作品をくりかえし読んだりして、夢想ということに習熟することが重要になってくると考えます。
この原稿が本になれば、その本には終わりというものはなくてどこかをくりかえし読みつづけていただくことだけに意味があるのであって、何度もくりかえし読んでいただくほどに言葉による夢想ということにも次第に習熟して、当然、700句のポエジーもどこまでもレベルアップして、これも当然の結果として、読者の感性や、詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚もそれだけレベルアップすることになる、はず。その本は、きっと、いや絶対、手にしていただいた方の一生の宝物として、生涯、役立てていただくことになるだろうと思います。
つまり、その本を手にする読者の方が若ければ若いほど、それだけ、人生をトクすることになる、はず。本にならないいまの段階でも、横書きなのがちょっと残念ですが、掲載された本稿をじっくり読みこんでいただけたなら、似たような効果が期待できると思います。
高校初級程度の文語の読解力さえあれば(俳句作品のなかの歴史的かなづかいと助詞や助動詞の微妙なニュアンスだけはわからないとちょっと困るから)俳句の素養なんてなくても読んでいけるようなやさしい(それでいて奥深いポエジーを味わわせてくれる)俳句ばかりを選んだので、若いひとにもじゃんじゃん読んでもらえたらと、せつに希望します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 08:18:04
9923文字
会話率:26%
江戸で手習い師匠をしている宗介は、ひょんな縁から、母を亡くしたばかりの寧と共に生活をすることになる。宗介の優しさに触れて、寧の心は溶かされる。しかし二人が打ち解けた矢先に、寧がいなくなってしまった。寧の母の死の真相を追うと、事態は急展開して
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 10:00:00
67588文字
会話率:45%
仕事を独立し、自宅兼事務所へ引越しした。
新居にも慣れた頃、徹夜で仕事をしていたときにそれは起こった……
よくある怪談話といった感じです。
最終更新:2025-02-16 23:10:44
2174文字
会話率:0%
むかしむかしでもないころに、きぐるみでおどかしては、おとしたものをうばう、くいいじより、きんよくばかりめだつクマがおったそうな。そのクマが、さんざんおどかしてうばってをくりかえしたらクマよりおそろしいものががが。
最終更新:2025-02-13 20:22:14
1380文字
会話率:0%
夢野冬華は高校二年生。彼女は友人達と平穏な日々を過ごしていた。ある日彼女は、見知らぬ男子から「しずか」と呼ばれる。全く覚えのない名に困惑した同じ日、高校の生徒会長、神冷興俄からも告白され、迷は深まるばかり。
冬華が必要な興俄と、彼女を取
り戻したい椎葉鷲は、前世の縁を引きずったまま対峙する。彼らの周囲にはそれぞれ、縁を受け継いだ者たちがいた。
なぜ彼らは今、転生したのか。それは、やがて起きる天下の騒乱への序章だった。
この出逢いは必然。古の記憶を持つすべての魂たちよ、今こそ目覚めるとき。
~しづやしづ しずのおだまきくりかえし 昔を今になすよしもかな~
時を超え苧環(おだまき)が紡ぐ物語
※異能を持つ主人公の恋愛&現代ドラマです。
歴史上の人物、現存する土地・建物、物語等が書かれていますが、全てフィクションです。作中に登場する吾妻鏡は『国立国会図書館デジタルコレクション』からお借りしました。
カクヨムでも投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 22:20:00
222411文字
会話率:55%
伯爵家の少女エレオニーにはくりかえし見る夢があった。その夢のなかで彼女はひとつの国の美しき女帝だったのだが――絢爛たるダークファンタジーロマンス!
最終更新:2025-01-17 10:05:56
5240文字
会話率:16%
人類が魔人へと進化を遂げて五億年。人類は謎のロボット、ジグザグの侵略に数を減らしていった。
魔術とからくりが錯綜した、殺戮的なネバーランド。そんな世界に生きるオリはある日、荒廃した都市で一体の壊れたジグザグと出会い、謎のからくりを託され
る。
そのからくりは世界の根本をひっくりかえし……
人類抹消兵器が蔓延る世界で、主人公オリちゃんがその兵器であるヒロインに絆されていくストーリーです。
こちらの小説は『カクヨム』『小説家になろう』にて連載しています。
予定では2~3日ごとに更新です。
※こちらの小説は私が所属するバンド『can't』が作詞作曲をした「からくり」という曲をモチーフにしているため、そちらも聴いていただけると嬉しいです。
「からくり/can’t feat.ずんだもんUTAU」
https://www.youtube.com/watch?v=eDr9vRMvq_k
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 23:19:48
15552文字
会話率:36%
人はなぜ働くのだろう? 毎日同じ作業をくりかえし 、先がみえない日々を坦々と過ごす。 仕事一筋の女の 切実な夢は 、自分の城を持つことだった。 思えば15年の月日が経ち、周りの友達は次々と結婚していき 取り残された女の生きざま
カクヨム
に投稿したもののリメイク作になります。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-14 05:30:00
2312文字
会話率:3%
思えば、後悔ばかりの人生だ。いっそ、うまくいくまで人生をくりかえしてやればいい。
神も友人もそっちのけで。
最終更新:2024-08-27 08:00:00
15453文字
会話率:50%
2023年6月23日(金)~2023年7月31日(月)にカクヨムにて開催された公式自主企画「百合小説」応募作品です。
先生に恋した女の子は、何度も告白と玉砕をくりかえしその果てに……。
最終更新:2024-06-14 21:00:00
9332文字
会話率:45%
毎日のくりかえしの中で、今日を生きていく
最終更新:2024-01-10 21:20:14
213文字
会話率:0%
あさおきた コウくんは たんじょうびの プレゼントを さがしました。 あれ? プレゼントが ありません!
コウくんは おたんじょうびのひを もういちど くりかえしてることに きづきました。
冬童話2024「ゆめのなか」提出作品です。
最終更新:2024-01-07 18:33:13
2029文字
会話率:29%
男子高校生の彼右馨はある日車に轢かれそうになったところを見知らぬ女子・先沢に助けられる。彼女は自分を助け、代わりに車に轢かれ亡くなった。その死に際に「彼右くんが無事でよかった」という言葉を笑顔で残し。
彼女はまったく知らない相手だった
。何故自分を知っていたのかもわからない。何故身を挺して自分を助けたのかもわからない。それは「大いなる謎」として残った。その謎を知りたくてたまらない彼は彼女に会いたいと強く願い続けた。
ある日目が覚めると事故以前に戻っていた。過去に戻った彼右は「大いなる謎」の答えを知るため、そして彼女を死の運命から助けるため奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 18:02:24
93820文字
会話率:37%
私は文章を読むのが好きです。
しかし色々な本を手にとるわけではなく、気に入った本を何度も何度も何度も…。
しつこく読んでは本の世界にどっぷりハマり、あれやこれやを妄想する。
そんな子供時代を経て大人になり、運よく本に囲まれた環境で一時期働く
ことができました。
そこで出会った本、思い出した本、大人になってから良さに気づいた本。
それらを私見を絡め、つたないながら紹介したいと思います。
大人になってからの視線で読み直す、こどもの本。
昔と違った景色が見えるかもしれません。
あなたも手に取ってみませんか。
※ブログ『太陽の東、それから月の西』の過去記事をエッセイ用に修正してお届けします。
カクヨムをはじめ、他サイトにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 18:42:09
26212文字
会話率:7%
いつか見つけた花は、いつまでも彼女であり続けている。
キーワード:
最終更新:2023-10-21 04:00:00
1000文字
会話率:0%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 弥生
弐陸捌参 伍 弐零弐参
ありがとうさよなら繰り返して…… 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-03-29 10:36:11
290文字
会話率:0%
中学三年生の秋、同級生を殴る蹴るして逮捕され、そこから再犯をくりかえし、少年院に三回入った実体験の話。最初はヤンキーだったが、少年院から出てくる度にチーマー、ギャング、ローライダーと仲間のワルの形が変貌する社会についていけない葛藤と場所によ
って全然違う三回の少年院生活を描いた作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 17:49:09
376182文字
会話率:19%