高校二年生の秋月史郎が暮らすアパートに尼子冴絵という少女が引っ越してきた。短い会話をしただけで史郎は尼子の楽器を奏でるような美しい声に恋してしまった。
だが尼子冴絵は史郎が転校先の同じクラスの高校生だと知ると途端に口をきかなくなる。
そして転校初日、尼子は教室で自ら律した戒律で沈黙を続けると宣言し、一切声を出さなかったのである。そしてついたあだ名が『沈黙のシスター』であった。
そして史郎の元には妙な手紙が届くようになっていた。
――尼子冴絵から目を離すな――
……差出人不明の謎の手紙である。そのことから史郎は尼子に注目を始めた。
そして史郎は近頃連続して起きている放火事件の現場に必ず尼子冴絵の姿があるのを知った。
そんな尼子を実は放火犯ではないかと史郎は疑惑を持ち始めてしまった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 12:00:00
29768文字
会話率:13%
【書籍化】2020年5月30日
双葉社 Mノベルス様より1巻発売します。
海外出張の帰りに飛行機事故に遭う。その際に突如女神が現れ、このまま死ぬか、女神の管理する世界に転生し、ダンジョンに封印されている邪神を目覚めるまでに倒す勇者になる
かの選択を迫られる。
最近お疲れ気味だった俺は楽な死を選ぼうとしたのだが、さっきまで一緒に楽しく遊んでいた目の前の女の子の命を救える方法を教えるといわれ異世界行きを了承した。
邪神討伐の為にお約束的なチート3点セットとチュートリアル的なAIさんをもらったのだが、転生した先の自分は現存していた人物だった。
その人物というのが、貴族界でも有名な醜く太った『豚王子(オークプリンス)』とあだ名をつけられている大国のバカ息子だった……腹筋1回もできないとか、女神様マジ勘弁してよ! 邪神相手にこの体でどうしろと?
クソッ! 痩せてやる! 『豚王子』のダイエット奮闘記開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 16:43:09
322483文字
会話率:57%
ガトー殿下が愛してやまない婚約者イアリス・クームは学業優秀、品行方正な絶世の美少女。唯一の欠点は常に感情の読めない無表情であること。それゆえに彼女は『氷の令嬢』とあだ名されていた。
果たして自分を愛しているだろうか……彼女の心が分からない
ガトー殿下はどうしても愛する婚約者の気持ちが知りたいと悩む。
そんなガトー殿下に付き合わされる従者ロッシェはもっと大事な問題があるだろうと呆れていた。実はガトー殿下の側近がブッシュ男爵令嬢に篭絡され失脚する事件が起きていてそれどころではなかったからだ。
だが、ガトー殿下はそんな些事よりイアリスが大事!
そして、ガトー殿下が導き出した計画は……「そうだ、ブッシュ男爵令嬢と浮気をしよう!」それは従者ロッシェに頭を抱えさせる左斜め遥か上方の考えだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 20:00:51
8969文字
会話率:57%
私こと「杏七」は高校2年生になった。中学時代のあだ名は、『アンラッキー7ちゃん』
高校では、そのあだ名を知っている人物は、花奏だけになったけど、「アンラッキー7ちゃん」の不運っぷりはまだまだ続いていて…
『アンラッキー7ちゃん』と呼ばれて
いた私に、あなたが魔法をかけてくれた
連載、2話完結 カクヨムに掲載しています。カクヨムイベント参加中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 08:01:30
10997文字
会話率:49%
日曜日の朝にだけ現れる化け物アシキモンと、それを退治するサンモンヒーロー。
一般人に怪我を負わせてしまったがために謹慎を受けていたサンモンヒーローの一人、魔法少女ケアシンキュー。その身にもっとショックなことが降りかかる!なんとコンビを組んで
いたマスコットが引退することになった!
それで新しいマスコット、イガグリちゃんが来たがなんと正体は学校でヤクザというあだ名がつけられている先輩だった。
不安も心配も無い混ぜに二人にアシキモンが現れたことが伝えられる。
出会ったばかりの二人、魔法少女ケアシンキューとそのマスコットイガグリちゃんはアシキモンを倒せるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 18:40:57
6913文字
会話率:44%
英伝学園。そこは王子や勇者、天使や女神が通う学園……ではなく、生徒にそういうファンタジーなあだ名を付ける伝統がある学園だ。
もちろんあだ名がつくのはそれが似合う生徒であり全体の2割程度。王子などのトップカーストはクラスに1人居たら良い方だ。
そんな学園に通う村基 一会(むらき ひとえ)のあだ名は「村人A」。
RPGで言えば最初の村で見かける脇役。
「生まれや呼び名がその人物の全てを決める訳じゃない。
俺は前世でそれで失敗したみたいだからな。だから今回は自由に生きてみるよ。
村を飛び出す村人Aがひとりくらい居たほうが世の中面白いだろ?」
路傍の石よりも更に目立たないはずの村人Aと呼ばれる村基は、そんなこと関係ないと我が道を征く。
#####
前世が異世界人の記憶を薄っすらと持つ主人公とヒロインを中心に、ほのぼのと学園生活を満喫していきます。
魔法が使えたりと言った異世界能力はありませんが、過去の記憶のお陰で他の人より多少達観している程度の補正はあります(あいつ変わってんな~と思われる程度です)。
1話1000~1500文字程度とショートでお送りしますので多分読みやすいです。(物足りないかも?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 19:12:08
367555文字
会話率:38%
妖精達を捕まえて売り裁こうなんて悪事を働いた両隣の巻き添えを食らって、大変貧乏になってしまったダンヴィル領。
そこの領主の娘であるアリシアは何とか領地の力になろうと、妖精から贈られた造花魔法で作った造花を売って、せっせとお金を稼いでいた。
良くも悪くもついたあだ名は『造花令嬢』
決まりかけていた婚約も流れ、次の婚約者を探そうにも現状でメリットのないダンヴィル領のアリシアと縁を結びたいという相手はおらず。
それでも領地のために婚約者を探さねばと、あちこちのパーティーに婚活目的で参加していた時、元々婚約するはずだった相手に絡まれていたアリシアは『氷晶の君』と呼ばれる青年に助けられ……。
これは周辺領地のやらかしで貧乏になった領地のために、せっせとお金を稼ぐ少女が婚約した事で起きた、ゆるくて賑やかなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 18:00:00
106533文字
会話率:39%
あだ名がブタだった。沢田さん。
それと、イケメンの荼毘様
この二人は、どうやら幼馴染だったようだ。
沢田さんはイケメンの告白により、痩せて美人になり荼毘様と付き合ってと改めて言われるまでの物語
最終更新:2023-03-08 23:00:00
16186文字
会話率:37%
元パイロットの万網奔(28)は、今や乞食をやっている。
彼女は後に人型兵器「人肢戦闘車」のエース・パイロットとして「煙草の死神」とあだ名され、革命運動に奔走することになるが、その半生のうちに何を見て、何を目指し、何を恐れたのだろうか。
衛
星軌道の汚染によってインターネットが崩壊した未来、歪んだ封建社会を敷く『貴族連合』を舞台に、ミリタリーロボット大河が繰り広げられる。
カクヨム・なろう同時連載作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 19:43:34
12188文字
会話率:39%
オークやゴブリンとあだ名される程に醜い男が勉学も運動も努力して入った大学で人気の女子大生との出会いから始まる物語。
最終更新:2023-02-26 22:44:20
1550文字
会話率:0%
ひだまり童話館8周年記念おめでとうございます!
ひだまり童話館「8の話」参加作品です♪
あだ名がハチの瑛人(エイト)くんと隣の家の女の子のお話です。
最近は書くだけ読むだけで感想も感想返信もままならず申し訳ありません。
ゆっくり返信もし
ていきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 00:00:00
7509文字
会話率:52%
ダンジョンと呼ばれる異界を誰でも探索できるようになって、早三十年。現在、ダンジョン探索者と呼ばれる者達があふれかえっている。
ダンジョン探索者の一人である男子高校生、仲木照は、一部クラスメイトから「子供のような髪型」「覇気のない顔」「童
顔」「根暗な見た目」からと、「チーズ牛(野郎)」とバカにされている。しかし、本人はチーズ牛丼が好きで、そのあだ名を気に入っている変わり者であった。
そんなチー牛好きな変わり者は、ある事件に巻き込まれた事をきっかけに、世界に名が知られていく...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 12:00:00
11724文字
会話率:63%
16歳のデビュタントは、初恋の人にエスコートしてもらえることになった。
でも、初恋の人は私と出会ったことすら覚えていない。
デビュタント当日、大事なダンスをすっぽかされ、誰も近づくことのできない『美しき華』というあだ名をつけられてしまう。
止める間もなく、怒り狂った父が抗議に行くと「責任を取らせます!」と、急遽婚約の提案をされるが……。
「……何故、よりによって君なんだ。この婚約はなかったことにしてくれ。」
顔合わせの日、初恋の人の想い人と婚約者をしたのが私の従兄だと知り、大激怒。
このまま白紙に戻ると思っていたら、婚約確定の知らせが届くのであったー…。
初恋拗らせヒーローとヒロインのお話。
2人の想いと視線が重なった時、そこにはどんな景色が広がっているのでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:38:14
49253文字
会話率:33%
コンビニの店員さんが常連客に密かにあだ名をつけることは多いらしい。
僕がよく行くコンビニの店員さんも客にあだ名をつけてるんだけど、そのあだ名が――
「ナイフマン」「アイアンナックル」「切り裂キック」
こんな物騒な客ばかり。
しかも、その
三人の客が揃ってしまい、僕は嫌な予感しかしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 16:35:33
3019文字
会話率:28%
ただのことばあそびです。
最終更新:2023-02-10 07:00:00
225文字
会話率:0%
「アリエラ・アールストン。いや、今日からはアリエラ・ファミルトンか。結婚してしまったのだからな。けれど私が君を愛することはない。わかっていることだとは思うが……。君も、私を愛することは決してしないでくれ」
結婚初日に旦那となった第三王子
リヒト様にそんな事を言われてしまうアリエラは没落聖女だ。
代々聖女を多く輩出してきたアールストン伯爵家だが、年々その数は減少。
ついにアリエラの代ではたった一人の聖女も出なかったのだ。
そしてついたあだ名が『没落聖女』
聖女の家系に生まれながらちょっとした治癒魔法しか使えないアリエラに対しての皮肉である。
だから、愛されなくとも仕方がないし、王命で強引に進んでしまった結婚なのだから、二人の間には最初から愛などない。
ないけれど、せっかく夫婦になったのだから、お友達ぐらいにはなりたいと思うのだ。
――これは、没落聖女と嗤われるアリエラが、呪われた第三王子リヒト様と幸せになる話。
※完結まで執筆済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 18:29:59
22212文字
会話率:25%
兄の借金相手に襲われ、返り討ちにした子爵令嬢・アレイアシュ。
借金返済を猶予してもらう為に交渉に行ったのに無駄になったうえ、「奔放な悪女だ」と根も葉もない噂を流され、婚約を破棄されてしまう。このままでは叔父一家に本家をのっとられると焦っ
たアレイアシュは、親しくしている王女殿下に頼み込み、「氷の公爵」とあだ名されるランプライアへ会いに行く。
彼は天然氷の販売や魚の養殖で潤っている領地をもち、家柄も申し分のない公爵でありながら、奇矯な行動をとるので有名だ。わけても最もおかしな振る舞いは、「正直な妻を募集する」というもので……?!
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 12:36:31
27534文字
会話率:48%
風を操り剣を執るエーデルラインは、いつも冷静だ。冷風とあだ名されるほど、ある日、仲の良い婚約者エーリッヒに、人類と敵対する魔国から和解の縁組が打診された。その時も冷静だった。
「私があなたを伐つことになるわね」
その言葉の通り、エーデルライ
ンはエリックの心臓を貫くこととなる。その瞬間、エリックの胸には愛の記憶が飛来した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 16:25:38
4475文字
会話率:44%
〜侯爵、おやめください、これセクハラです!……いや、そんなつもりがないのはわかってます、だって、今の私、男ですから……。
街で剣術教室を開くレイ・スペンサーは十九歳の貧乏子爵令嬢。十二歳で母を亡くし、父親に男手一つで育てられ、ついたあ
だ名は『がさつ姫』。 ある日、侯爵家の子供、パットを家に送ったことがきっかけで、剣の先生兼住み込みの教育係として雇われるが、成り行きで男として雇われることになってしまう。
パットの父、パーシバル・アッシュフィールド侯爵は『氷の侯爵』とよばれる人物だが、それは四年前に最愛の妻エミリアを失ったことによるものだった。
未だにエミリアを忘れられずに苦しむ侯爵にレイは自分が母を亡くしたときの経験から、無理に忘れることはないと教え、ほぼ毎日剣の稽古を一緒にすることで立ち直りのきっかけを与えた。 レイは一途に妻を愛する侯爵にひかれていくが、レイの立場は男性。しかし、侯爵もレイと親しげに話す友人に嫉妬を感じたり、剣をプレゼントしたりと、レイを愛おしく感じ始めていた。
そんな関係が長続きするはずもなく、ある夜、キスを交わしてしまったことで二人の関係は破局を迎えてしまう……。
※一話16400文字で投稿して長すぎて読めないとの指摘あり、分割して再投稿です。構成と表現は一部修正ありますが基本プロットは一緒です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 22:08:27
16517文字
会話率:26%
街で剣術教室を開くレイ・スペンサーは十九歳の貧乏子爵令嬢。十二歳で母を亡くし、父親に男手一つで育てられ、ついたあだ名は『がさつ姫』。 ある日、侯爵家の子供、パットを家に送ったことがきっかけで、剣の先生兼住み込みの教育係として雇われるが
、成り行きで男として雇われることになってしまう。
パットの父、パーシバル・アッシュフィールド侯爵は『氷の侯爵』とよばれる人物だが、それは四年前に最愛の妻エミリアを失ったことによるものだった。
未だにエミリアを忘れられずに苦しむ侯爵にレイは自分が母を亡くしたときの経験から、無理に忘れることはないと教え、ほぼ毎日剣の稽古を一緒にすることで立ち直りのきっかけを与えた。 レイは一途に妻を愛する侯爵にひかれていくが、レイの立場は男性。しかし、侯爵もレイと親しげに話す友人に嫉妬を感じたり、剣をプレゼントしたりと、レイを愛おしく感じ始めていた。
そんな関係が長続きするはずもなく、ある夜、キスを交わしてしまったことで二人の関係は破局を迎えてしまう……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:07:22
16441文字
会話率:26%
『土まみれ姫』のあだ名があるほど庭いじりが好きな貧乏子爵令嬢のポピーは腕を買われて、伯爵家の死んだ娘の庭の再生を請け負う。いつも作業を手伝ってくれるハリーに好意を抱き、キスまでしてしまう。契約の最後の日、ハリーは一緒に園芸店をやろうとプロ
ポーズしてくれるが、ポピーが貴族と知り去ってしまう。花々が咲き誇る春、庭のお披露目パーティーに出席を請われたポピーは庭をよみがえらせた恩人として紹介されるが、もう一人、紹介される人がいた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 21:56:20
14891文字
会話率:33%
子爵令嬢のシャルティナ・ルーリックは宮廷外交官として日々忙しくはたらく毎日。
クールな見た目と頭の回転の速さからついたあだ名は氷の令嬢。
婚約者である王子カイル・ドルトラードを長らくほったらかしてしまうほど仕事に没頭していた。
そんな
ある日の夜会でシャルティナは王子から婚約破棄を宣言されてしまう。
そしてそのとなりには見知らぬ令嬢が⋯⋯
王子の婚約者ではなくなった途端、シャルティナは宮廷外交官の立場まで失い、見かねた父の強引な勧めで冒険者あがりの男爵のところへ行くことになる。
シャルティナは宮廷外交官の実績を活かして辣腕を振るおうと張り切るが、男爵から命じられた任務は男爵に文字の読み書きを教えることだった⋯⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 20:24:46
22728文字
会話率:52%