南極から天使が攻めてくる。その事実は動かしがたいものであった。
日本もまた、天使たちの戦略により東京が陥落してしまう。
飛び級し、栃木の軍学校に在籍する七歳の少年 稲城イナバと、その同級生たちは、自分たちが最前線に立たされていることを知る
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 05:00:00
39182文字
会話率:33%
ミスター・ペンペン。そう呼ばれる言葉を喋るペンギンがいた。プチ氷河期を迎えたいま、ミスター・ペンペンが統括する南極大陸が地球資源のよりどころで。交渉役は白瀬隊長。ミスター・ペンペンと白瀬隊長の交渉はいかに? SF短編小説。――『ペンギンフェ
スタ2012参加作品』。プチ氷河期はそう遠くない未来、かならずやって来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-25 11:10:52
1446文字
会話率:49%
西暦二〇二〇年ある一人の偏屈科学者が南極から出土した三十センチ程度の奇妙な人形を持ちかえった。その人形はその時の人類では考えられないまでの高性能な科学技術によって造られており、作られてから少なくとも千年は経っているのにどこも故障しておらず当
時のままだった。
科学者はその人形を研究し、十年後の二〇三〇年にそれを模した人形オルディックロボを開発した。オルディックロボは当時実用化されつつあった精神感応装置を利用することで人の意のままに操る事が出来た。
そしてその五年後、二〇三五年にはそのオルディックロボを使用した競技『オルディックファイト』が日本で誕生した。当時は一台数百万を超える高価な代物であったがロボット対ロボットという今までにない格闘技に人々は熱狂しブームを加速させ、そのまた五年後には大量生産が実現化しオルディックロボは一般的にも普及するようになった。
そして日本は大きく変わり、人々はその小さなロボットを手に普段の生活を送る事になった。オルディックロボには高度の人工知能が搭載されている事もあってある人には親友、ある人には恋人、そしてある人には子供あるいは親の様な存在になった。
二〇六〇年、オルディックロボが作られて三十年目のこの年世界の構造が大きく揺らぐ事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-09 21:00:15
20034文字
会話率:54%
南極圏を巡っての世界のエネルギー利権争いが静かに深度を増して行く水没世界。
そんな中、利権を無視し、真実、温暖化の切り札として南極圏を氷結したいと志す青年が向かった先は、かつての奇妙な先進国、日本国のとある村。
其処には理論として確立し、技
術的にも不可能ではない、南極氷結理論の研究者が隠棲していた。
その動きを読み、全世界がそして「村民」たちが動く!
村に送り込まれる工作員!
銃を構える軍人!
鍬を構える男たちに、フライパンとお玉を振り回すお母さん!
罠を仕掛けるお爺さんに、砂をかけるお婆さん!
そして噛み付く子どもたち!
阿鼻叫喚の一大村おこし祭りにあの人までもが動いた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-14 05:00:00
2566文字
会話率:15%
南極からはるばる日本まで、ある《重大任務》のためやってきた一羽のペンギン。
その胸に抱えるのは《銀色に鈍く光る箱》
そしてペンギンは、屋上で「彼」と「彼女」に出会う――。
最終更新:2012-02-27 23:00:10
2303文字
会話率:34%
飛行術と人間の言葉をマスターしたペンギンは、
南極を飛び出し、旅に出た!
彼らに待ち受ける世界はどんなところ?
最終更新:2011-12-24 17:17:53
19378文字
会話率:40%
地軸のずれにより舞い上がった粉塵は収まりつつあったものの、日本は南極の座標に位置したままだった。東北のカリスマ――伊都淵の指示で丈は生まれ育った農園へと向かう。待ち受ける異形の脅威、氷のドームの建造、生存者の捜索と多くの使命を果たすには気弱
過ぎる青年である丈を、農園の仲間達が、石田真由美が支える。次の衝撃波は襲ってくるのか? そして日本の未来は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-30 06:00:00
104979文字
会話率:52%
監督に促され鳥問高校野球部主将は、明日から始まる夏の甲子園地方大会に向けての意気込みを語る。
その言葉に明らかに失望する部員達。
主将には彼らの失望が意図するものが手に取るようにわかる。
言葉を介さずともわかる。
「問え」と。
これを問わずして、明日は訪れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 10:00:00
7554文字
会話率:24%
死ぬために南極に行った主人公は、そこである能力を得て、生き残ってしまった。
主人公はその能力を使い、今までと違った生き方をしようとするわけだが…
この話には、あの嫌われものの虫がよくでてきますので、名前も見たくないという方は、読まない事をオ
ススメします。
私の個人ホームページにも、同じものがアップしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-27 13:49:37
119506文字
会話率:22%
世界は変わってしまった。止まらない温暖化のせいで南極の氷が融解し地面が現れると、ある遺跡が見つかった。それと同時期に現れ、人間を唯一の食料とする「レーベン」と呼ばれる謎の生命体、それと対を成す「テラス」という存在。
そんな時代の中、天宮
陸(あまみやりく)はある遺跡で少女と出会う。激動の時代の中、彼は自分の意思とは関係なく過酷な戦いに巻き込まれていく。近未来の「科学」と古代の「魔法」が織り成す、痛快アクションファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-09 23:43:34
6590文字
会話率:50%
黒森の作品としては珍しく、会話だけによって構成された掌編。戯曲に近いが、発話主が表記されていない為、ジャズの様に極く短い遣り取りが続いて行く内にどちらがどちらの台詞か混乱して来る。アンニュイな破滅的雰囲気はジョン・カーペンター監督の映画『
遊星からの物体X』(1982年)のラストシーンを意識したとか。第21回ゆきのまち幻想文学賞(2011年)落選作品で、賞に合わせて書かれた為、雪がテーマとなっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-28 10:48:07
1966文字
会話率:100%
人間。その力は次々といろんなものを脅かす。空気。海。そして、植物。植物から進化した人間が、世界中を支配した。はたして、我々動物から進化した人間に明るい未来はあるのか?
最終更新:2011-02-22 16:02:26
12990文字
会話率:48%
「今月のお題は南極点到達の日にちなんで、『極』です」 12月14日、目にした1件のリツイート。そこから生まれたツイートノベル連作。140文字の遊び心をまとめときます。暇つぶしにどうぞ。ツイートノベル初挑戦なので期待しないでくださ・・・・・・
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-17 16:00:00
2016文字
会話率:42%
日本文学館主催の出版大賞ポエム部門で特別賞を受賞しました。
最終更新:2010-08-18 22:39:52
7018文字
会話率:7%
【Real-Side】の劇中に登場するオカルト雑誌です。
設定の中にしかなかった、新堂、御名神、永瀬、藤守の学生時代の活動と、その中で変節していくそれぞれの想いが、雑誌の記事として現れています。
全部で10回刊行されました。
幻の11号
はお蔵入りになっており、神代市に住む住人達には見る事がかなわなかったものです。
高天原の住人である皆さんにしか見る事が出来ないものです。
お楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-02 08:16:58
16919文字
会話率:7%
西暦2052年。地球温暖化の影響は地球全域に広がり世界各地で異常気象が多発した。南極の氷が溶け何万年振りにドーム状の建物と供に地表に姿を現した南極大陸。突如現れたドーム状の建物を調査するため南極大陸に調査隊が向かった。
最終更新:2008-02-23 22:07:17
1648文字
会話率:39%
南極探検で有名なノルウェーの冒険家・アムンゼン。彼が人生で一番「寒い」と感じたところは?
最終更新:2006-12-14 15:26:48
505文字
会話率:19%
ロボットのしげると大地の出会いから別れまで。ラストは思いがけない展開かも…私が遊びで書いてた漫画を小説にしたものです!!最後まで一度読んで下さい!!!感想待ってます!!!
最終更新:2006-07-05 03:02:58
4396文字
会話率:50%