現世でパイロットをしていた”坂井航介”は、
ある朝起きると見知らぬ世界に異世界転移されていた。
転移させられた先は争いが収まり文明が発達した世界。
だがそこは、航空・海上輸送黎明期で事故が多発していた。
現代で得た知識とパイロットと
しての経験で、事故を調査し未然に防ぐために奔走する坂井は、少しでも事故の犠牲者を減らすことが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 07:00:00
32745文字
会話率:59%
中学校の裏山には、お札だらけの祠がある。
罰ゲームでその掃除をさせられることになった僕は、うっかりその祠を壊してしまった。
封印されていた美しい女型の『祠の主』シコンに呪われた僕は、人の思念を喰べるという彼女のために奔走するはめに。
「さ
ぁ働くのじゃ童、わらわに喰われとうなければな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:10:00
9703文字
会話率:52%
西暦2×××年、男児の出生率が極端に低下した。政府も学者も原因の調査に奔走するも、究明に至る前に人口が激減していった。
原因が不明なまま対策を迫られた人々は、男性の精巣を培養し、そこから生産された精子を人工精子として出荷。これによって辛
うじて人口を保つことに成功した。
さらに、男性に比べて筋力・体力で劣る女性社会を支えるため、医療用・介護用に開発されたパワーアシストスーツを元に開発された、ライブギアと呼ばれる身体強化装備が開発された。
人工精子とライブギア、この2つが普及することで、人類は、女性たちの社会は、安定して続くことになった。
人工精子の安定的な供給により人口の減少には歯止めがかけられたものの、男児の出生率は下がったまま回復することはなく、人工精子よりも天然精子を望む女性たちは、少数の男性を虎視眈々と狙うことになる。
そして今年、女子生徒ばかりの高校に、1人の男子生徒が入学することになり、そして、希少価値の高い天然精子を獲得するため、女子高生たちによる男子生徒の争奪戦(スクランブル)が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 17:50:00
151137文字
会話率:39%
週末日曜日、家に帰ってまったりしていると、梅香の君の顔が浮かぶ。
昨日お会いしたばかりなので、今日は見送らせて戴いたが、また来週も。
そこまで考えて、ふと思った。
『私は自分のことしか考えていないのだと』
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
定期的に限界ヲタクの愛が暴走しまくって、脳みそ真っ黒くろすけになる人。
そろそろ書籍にも手を付けなくては。
と思いながらも限界の厄介なので、解釈違い起こした時に、どうなるか分からないので、手を出せないでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 20:47:48
888文字
会話率:36%
ヨハネは後輩と共に水族館を訪れていた。
話がしたいと申し出たのは後輩の栞であるが、場所を、指定したのはヨハネである。
そこで神使えの仕事を全うしていると、ある一つの神託が下った。
――気を付けろ。奪いに来るぞ、□□が。お前も、お前の大切な
物も。
明かされる彼女の歪な過去。
過去の因縁が今に及んだ時、間違いなく時代は繰り替えされる。
それを防ぐため、二人は奔走する。
注意事項
ヨハネが好きすぎて、何だかふわっと終わった供養本です。
作者も最後の呆気なさが気に入りません。
マジモンの 《供養本》です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:58:29
27474文字
会話率:38%
平成に入り、新世紀を迎える直前、あわてんぼうなノストラダムスの大予言は、この世界にメルヘンチックな変化をもたらした。現実の滅亡と呼んでも差し支えないその変化は、我々の社会を巻き込まずにはいられなかった──
魔法少女というバケモノを前に、平
静を装う社会のしわ寄せを解消するための機関、仮称魔法少女案件特設本部は日夜奔走する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 17:29:12
9810文字
会話率:51%
人生には避けられない不運ががあるものだ。とはいえ、それはあまりに無情で、あまりに巨大すぎた。
今まさに、地球は迫りくる巨大隕石との衝突によって滅亡の瞬間を迎えようとしていた。
宇宙局がその発表をしたとき、世界中が混乱に陥った。ある者は
犯罪行為に走り、ある者は自ら命を絶ち、ある者はシェルターに閉じこもり、またある者は食料を抱えて安住の地を求めて彷徨った。映画のように誰かがなんとかしてくれると現実逃避する者もいれば、悔いのない人生を送ろうと奔走する者もいて、また冷笑する者、気が狂う者、家族と過ごす者、何も知らない虫や動物を羨み……と人々はそれぞれの方法で残された日々を過ごした。だが、いよいよ終末の時が目前に迫ると、皆が同じ行動を取った。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-07 11:00:00
1543文字
会話率:22%
神奈川県の私立K高等学校普通科に通う笠貫刃兵衛は、十六歳の二年生。
その見た目はまるで中学生かと思われる程に小さく、幼い。
中性的な顔立ちと大人しげな雰囲気を漂わせている彼だが、その正体は古式殺闘術『我天月心流』の使い手であり、開祖拳鬼以来
の天才といわれる才能豊かな少年だった。
しかし大阪での中学校時代、その圧倒的な戦闘能力で周囲から恐れられ、隣近所からも敬遠されまくった挙句、卒業までの三年間は寂しいぼっち生活を強いられてしまった。
父親の勧めで、刃兵衛の過去を知る者がひとりも居ない東京での高校生活をスタートさせたものの、色々あって一年での転校を余儀無くされ、現在はK高校で二度目の新生活を始めようとしていた。
そうして周りに知り合いがひとりも居ない中で完璧に浮いてしまっていたのだが、転校後初めて出来た友人の淡い恋心を何とか応援したいと思った刃兵衛は、自身を勝手に『ラブコメ主人公の親友枠』などと位置づけ、友人の為にあれこれ奔走し始める。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 09:41:17
42272文字
会話率:26%
特級聖癒士リテリア・ローデルクは、国の為に、騎士達の為にと日々奔走している。
そんな彼女が、突如として罪人の汚名を被せられ、追われることに。
リテリアに救われた多くの者達が何とか彼女を助けうようとするも、国家権力には太刀打ち出来ず、その非道
なる運命をただ傍観するしか出来ない。
遂に捕らえられ、極刑を待つ投獄の日々。
しかし、諦めかけたリテリアの前にひとりの屈強な男が現れた。
端正な顔立ちと鍛え抜かれた体躯を誇るその男は、自らソウルケイジと名乗った。
彼は――人間ではなく、1200年前にとある任務の為に製造された、局地戦用アサルトゴーレムだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-04 21:12:25
312878文字
会話率:24%
「アルのバカ!嫌い!」
と主人公が婚約者に叫ぶことになるお話。
ロイド伯爵家の令嬢スカーレットは、アルガー公爵家の跡取りアルフレッドとの婚約者として、幼いうちから公爵家に長期間預けられていた。
しかし、スカーレットに何故か冷たいアルフレ
ッド。
ある日近くの森で出会った神獣のフェンリーとニクスの親子との出会いで、スカーレットは髪の色を変えて耳と尻尾が生える変身能力を手に入れる。
スカーレットは変身した姿でこっそり冒険者となり、自分につれない婚約者の真意を探ろうと試みる。
するとアルフレッドの悩みや公爵家の跡取りに隠された秘密を知ってしまい……解決の為に奔走する事になったのだった。
第一章分の十万文字程度は既に書き上げてあるので、順次公開していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 17:22:45
109323文字
会話率:30%
――あの日。まだ小学生だったボクたちは、異世界を救った英雄になった。
5人の中学生による異世界救済後のアフターストーリー!
中学一年生の赤星(あかぼし)マコトは、なにか大切なものを忘れてしまったような寂しさを覚えながら毎日を過ごしていた
。ある日、東京シテイ最大規模のクリスマスマーケットへとやってきたマコトは、不思議な懐かしさを感じる氷の城のオブジェクトの前で、とある少女と目を合わせる。
その瞬間、思い出した。
自分は三年前の小学生のとき、目の前の少女とともに異世界を救ったのだと――。
桃園(ももぞの)ミサキ。イノシシも裸足で逃げ出す行動派美少女。
緑木(みどりぎ)タイシ。とことんマイペースな物知り変人眼鏡。
青葉(あおば)ユウ。怒らせると怖い「みんなのお母さん(♂)」
黒鐘(くろがね)エリヤ。圧倒的な存在感を放つ人外美形な俺様。
個性的な仲間たちと次々に再会を果たすマコトだったが、彼らとイベントを楽しんだりビュッフェを満喫しているうちに、ふとしたことがきっかけで大切なことを思い出してしまう。
「ボクたちには、六人目の仲間がいたはずなんだ!」
もしかしたらアイドルになっているかもしれないその仲間と、一体どうやって出会えばいいのか。
手段を求めて奔走するマコトたちに、なぜか異世界で倒したはずの氷の女王の影が忍び寄って――!?
デコレージョンという超最先端映像技術や動物型ロボットなどが普通に存在する近未来世界を舞台に、二時間映画として映像化しても飽きないようなワクワクする展開を盛り込みました。個性の強めなキャラによるコントのような掛け合い、ちょっとしたバトルアクション、音楽と演出を意識したラストシーンなど、とにかく楽しんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:32:57
106316文字
会話率:52%
伯爵令嬢クリスタの婚約者は女癖が非常に悪い侯爵家の次男だ。そして、とうとうクリスタの妹にまで手を出す始末。クリスタはお飾り妻、足に不自由を抱える妹を愛妾にと考えていた婚約者のダニエル。「君たち姉妹は僕と結婚するのも同然なんだよ」、こんなクズ
と結婚するなんてごめんよ。妹を守らねば。
クリスタは、前世の知識を活かして婚約解消のため領地の特産品作りに奔走する。その過程で協力してくれる外部講師のディナンが気になり出して…
※魔法などご都合主義です
※恋愛要素は後半にありますが少なめ…だと思います
※長いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:29:59
26261文字
会話率:56%
この世界には、聖女と呼ばれる少女たちがいる。聖女たちは、普通の人では扱えない、特別な力を持っているとされる。
とある村にも、聖女がいた。双子の聖女、フィリアとティリア。彼女たちはそこで穏やかに暮らしていた。そしてある日、偶然村に迷い込ん
できた、旅人と出会う。彼が話してくれたのは、クリスマスという名のお祭りだった。
聖女たちが自分たちが愛する村に、クリスマスを訪れさせるために奔走する! これは、心優しき聖女たちの、優しい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:10:00
38669文字
会話率:45%
時は現代、舞台は英国。
東洋に妖怪と呼ばれるものたちがいる様に、西洋にも竜、吸血鬼、人魚、人狼などの魔物と呼ばれる者が存在する。彼らは人界とは別の『魔界』と呼ばれる場所で「掟」を守り暮らしていた。
四族の一つ、獣人の支配者の後継である人狼の
少年、アラン・レルフ。ある日、掟を破った者『シュヴァルツ』と化した人狼《ライカンスロープ》と遭遇する。その原因を突き止めようと奔走する中、「霊媒師」と名乗る人物に出逢うーーーーーー。
数多の運命が交錯する時、黒い狼は宿命に立ち向かう。
魔界で織りなす幻想譚、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 11:11:05
16721文字
会話率:38%
【※ネタバレあらすじを最下部に記載してます】
「なんで、みんなみたいに悔しくないんだろう……」
高校時代、吹奏楽部の夏の大会で大きな挫折を味わった金海いちか。
もう楽器はやらないと決め、寂しい大学生活を送っていたある日、
ビッグバンドの甲
子園『ヤマノビックバンドジャズコンテスト』に誘われ、強く惹かれてしまう。
高校時代の後悔を晴らすため、意を決してビッグバンド部に飛び込んだいちかだったが、部は問題児多数&解散寸前で……
部の存続へ、そして、夢の大会出場へ。
独りぼっちだった少女は、新たな世界へ足を踏み入れる。
【ネタバレあらすじ】
高三の夏、金海いちかは吹奏楽部に退部届を出していた。
大会への熱についていけず、部長の美雪とも衝突していたからだ。
コンクールで惨敗するも悔しさを感じないいちかだったが、偶然目にした甲子園中継で、高校球児たちの全力で走る姿を見たことで、本気で走らなかったから悔しくないのだと悟り、後悔の涙を流す。
卒業後は音楽と縁を切ったいちかだったが、大学生ビッグバンドの祭典「ヤマノビッグバンドジャズコンテスト」で青春をジャズに捧げる学生たちに出会い衝撃を受ける。
勢い余って母校のジャズ部を訪れるが、そこは廃部寸前の不良の巣窟だった。
いちかは部員集めに奔走しつつ、ヤマノ出場を夢に見るようになる。
その過程で、部長の翠がイップスにより表舞台から去った元天才ピアニストだと知る。
いちかは翠の弟の碧音と共に彼女の治癒のために動き始める。トラウマ的存在の美雪の入部も勝ち取り、状況は上向く。
しかし、部員の士気の低さに焦ったいちかの行動で翠は再びイップスを発症。部は崩壊する。
全てを諦めた碧音が楽器を橋から捨てる瞬間を目撃し、自責の念に駆られたいちかは楽器を回収するため冬の川に飛び込む。仲間を蔑ろにしていた自分に気づきながら、意識を失う。
目を覚ますといちかは病院のベッドの上だった。見舞いに来た部員たちに川で気づいた思いを吐露する。
再始動した部はなんとか予選を通過。夢の本選で翠はイップスを克服し、部は会心の演奏をする。
演奏後、観客の女子高生がいちかに声をかける。彼女もまた全力を出さなかった過去を悔い、泣いていた。
いちかは彼女を励ましつつ、いつの間にか今の自分は過去の自分が憧れていた存在になれていたのだと悟る。いちかの目には涙が溢れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:53:26
146135文字
会話率:33%
世界の終わりとセカイノオワリ
世界中で同時に発生した異常現象。
その原因は、未完成のプログラム「アンノウン・コード」だった。
現実世界とプログラムが混ざり合う中、若きプログラマーが、世界の修正を目指して奔走するサイバーファンタジー。
最終更新:2024-12-01 20:40:00
15376文字
会話率:32%
王立貴族学院に通う貧乏男爵令嬢リゼ・ヨークは、ある日偶然、高位貴族の侯爵令嬢で第一王子の婚約者でもあるアデラインが独り言の暴言を吐いている場面に居合わせてしまう。
それを機に、口止めのためか取り巻き令嬢のようにアデラインのそばに置かれてし
まったリゼだったが、彼女から突然「前世の記憶がある」と秘密を打ち明けられ、悪役令嬢として断罪される悲惨な末路を回避するために協力してほしいと言われる。
なかば信じられないリゼだったが、図書館で知り合った年下の少年レイに呆れられながらも、お人好しを発揮して引き受けることに……⁉︎
-お人好し貧乏男爵令嬢×ぶっきらぼうな年下少年。悪役令嬢の断罪回避に奔走していたはずが、なぜか成り行きでヒロイン役(王太子妃)になって恋が始まるまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:11:46
103324文字
会話率:30%
秋のある日、「おばあさんの」キノコを求めて奔走する少年少女たち。
最終更新:2024-12-01 09:51:17
697文字
会話率:68%
皇女である杏珠は、征魔大将軍に昇格する辰野泰時に、褒賞として臣籍降下をすることになった。
時に親族であれ、情け容赦のないと評判の泰時だったが、思いのほか誠実で、不器用な優しさを持つ男だった。
そして、杏珠は彼が呪われていることに気づき、呪い
を解くべく奔走をはじめた。
©秋月忍(2014/10/11)
※この話は、なろう、カクヨムで連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 18:13:42
51117文字
会話率:43%
アイザックは優秀な皇帝だが、最近ラスコール公爵との男色の噂がある。
その噂を払拭すべく、皇帝が唯一そばに置く女性である、秘書官のエレナはアイザックの婚約者を決めるべき『選定の儀』を行うことを提案する。
エレナは、その儀式を執り行うため
に奔走を始めるが、皇帝は、エレナにもその儀式に参加するように求めてきて……。
男女主従祭企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 18:26:52
29454文字
会話率:38%
ある日目が覚めたら乙女ゲームのヒロインに転生していた。…って、ここって不幸エンドで名高いゲームの世界じゃない!どうあがいてもハッピーエンドにならないのは、数年後に隣国との戦争が始まるから。回避するための鍵は、プロローグ前に殺された隣国の第一
王子を生かすこと。奔走してようやく救出できた、、、と思ったら、今度はその王子からの溺愛が始まってしまって?!
「俺は、君を愛している」
「だから、私は静かに過ごしたいんです、、、!」
不幸エンド回避の為に奔走するヒロインのどたばたラブコメです。
※念のためR15を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 18:02:29
29227文字
会話率:26%
龍成は彩夏と小説で受賞を目指していた。二人は専門学校の同級生であり、互いの不足を補い合う同盟で一つの合作を創作していた。
雑念を省いた全力の創作課程で、龍成は自分とは異なり才を持つ彩夏の成長を目の当たりにし劣等感を抱くが、そんな彼の前に
別の才を持つ美春が現れ、創作についての交流を深めるようになる。彼女は内気で明確な意思表示をしない彩夏と違い快活で、いつしか新たな相棒になり得るその魅力に惹かれてしまい、そのせいで彩夏との関係が悪くなる。
ある時、美春に専門学校時代を聞きたいとせがまれる。それは龍成にとって彩夏との出会いと度重なる落選の記憶で、それを聞いた美春により本当はどうしたいのかを問われる。
目標はあくまで受賞、可能性が高いのは彩夏であると再認識した龍成は関係を修復すべく動き出すも、予想外に彩夏より急接近され男女関係になってしまう。
雑念を省いていたのは相棒を異性として見てはいけないと思っていたから。
以降かえって安心し、創作は順調に進むが、なぜか彩夏は頻繁に涙するようになる。
涙の答えは不明のまま、ついに合作は完成、さらには念願の受賞を知らされる。
が、どういう訳か彩夏は自殺未遂を起こし意識不明の重体に。混乱し原因の究明に奔走するが、解明に至らず。
絶望した龍成は美春に相談。その際、龍成の知らぬところで彩夏と接点を持っていたこと、彩夏が創作で悩んでいたことを打ち明けられる。
向き合えていなかったと悟った龍成は回復した彩夏と腹を割って話すことに。実は同盟を解消したがっていた事実を知る。
しかし、それは龍成を誰より認めているから。
彩夏は学生時代から彼に強く影響を受けており、だからこそもう一度一人で書いて欲しかったのだ。むしろ彩夏は自分こそが龍成に依存しその才を潰しているのだと、そんな自分は消えるべきだと涙する。
愛する女に誇れる自分でありたい龍成は願いを受諾。一人の作家として筆をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 02:19:39
124309文字
会話率:40%
昭和の街を舞台に繰り広げられる、警察官と暴力団若頭の運命的な物語――。
50代の警察官・柴崎翔は、巡査部長として地道に職務を全うしながらも、組織に埋もれる日々を送っていた。一方、広域指定暴力団「東条組」の若頭・東条和馬は、冷徹さの裏に孤独と
葛藤を抱えている。
二人の道が交わるのは大災害が起きた日。瓦礫の中、住民を守るために奔走する二人は、それぞれの正義が交差する中で、互いの本当の姿を見つけ始める。そして、オメガとアルファという本能的な絆が明らかになるとき、社会的立場を超えた愛と希望が生まれる。
大人の純愛と成長を描いた、心揺さぶるBLストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 12:01:15
21222文字
会話率:39%