戦乱の世を憂い、民を救う新たな王を探して放浪する剣士と、
人外の力を持った魔導師との出会いが、戦乱の地に新たな歴史を紡ぎだした。
そして、戦乱を治め、民が安んじて暮らせる国を打ち建てた英雄王だったが、
彼の突然の死が、平和を取り戻したとは
いえ、未だ戦乱の傷跡が残るフランカ王国の平安を打ち破った。
それはやがて、大陸全土を覆い尽くす大きな戦乱へと続いていくのであった……。
戦いという名の「戦士の宴」が、今始まる!
※活動報告で不定期更新ブログ始めました。
食べ歩き記事が多いと思います。
このお話は、熱い戦いを描きたいという想いから、書き始めました。
ですので、戦士達(戦士とは戦う意思と力を共に有する者)の戦い、宴を主軸に描いております。
小説全体の構成は、各章の前篇で主要登場人物の半生を描き、各章の後編で連続した大きな物語(シャンピニオン山の戦い)を描いています。
各章前篇後編の最終話に、あとがきを書いております。
【目次】
○序章前篇 「建国の英雄王」(掲載済)
○序章後編 「宴の始まり」(掲載済)
○一章前篇 「殺刃の剣士」(掲載済)
○一章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之壱」(掲載済)
○二章前篇 「黒き魔獣」(掲載済)
○二章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之弐」(掲載済)
○三章前篇 「白銀の闘気士」(掲載済)
○三章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之参」(掲載済)
○四章前篇 「王城の守護者」(掲載済)
○四章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之四」(掲載済)
○五章前篇 「双魂の魔人」(掲載済)
○五章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之伍」(掲載済)
○終章 「宴の終わり」(掲載済)
活動報告の「戦士の宴 【章構成】」(10月5日の活動報告)に、
この小説の章構成の詳しい説明を書きました。
宜しければご一読ください。
活動報告は画面下の、作者マイページから見る事ができます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 21:26:33
494721文字
会話率:22%
防波堤の先にあった謎の落書きを見ていたら謎の童子(性別不明・頭が少しおかしい・なぜかいつも濡れている)に懐かれました←今ここ。
そんなこんなで教師である優人は、海辺の田舎で起きた小さいような大きいような謎を解いていく。
・第一章→触ると怒
られる鞠の話
・第二章→目の前から人が消えた話
・第三章→童子を刀で斬りつけようとする想い人の話
どこの章から読んでも大丈夫な仕様になっています。
第22回電撃大賞一次落選、どこが悪かったのかご教授くださいm(_ _)m
改稿するごとにあげていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 18:38:14
41832文字
会話率:38%
目次(あらすじに代えて)
第一章●はじめに
第二章●卑弥呼は阿波・鳴門を目指した
第三章●海を行く理と利
第四章●陸路に待つ、他民族という脅威
第五章●約束の地・四国の阿波
第六章●四国の山の民サンカの真実
第七章●弘法大師とサンカを結
んだもの
第八章●二つに分かれゆく邪馬台国
第九章●出雲と邪馬台国に何があったか
第十章●地名に潜む邪馬台国の気配
第十一章●時間の中で消えゆくもの
第十二章●エピローグ“Wake not a sleeping lion.”
眠っているライオンを起こしてはならない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 12:00:00
78507文字
会話率:3%
深浦の豪炎日記
-プロローグ-
俺の名は深浦 遊多(ミウラ ユウタ)。異世界に召喚された俺は新しい力-豪炎-を手に入れたんだが、どうやら火の力が誰にでも扱える世界だったらしく俺は召喚主に不要だと捨てられてしまうところから始まった。
ネ
トゲが大好きな俺だが、サバイバルの知識なんてある訳もなく。森の中彷徨い行き倒れを覚悟したっけか。しかしモロという少女が現れ、俺を救ってくれた。そんな俺がこの世界で最低限生きていく為の知恵と体力をつけていくお話だな。
-第一章:太陽の都編-
これは何というか、モロの故郷である森の中から抜け出すお話だ。モロは美味しいものが食べてみたいという夢を叶えるべく、共に森から抜け出したんだ。目的地は太陽の都、そこへつくまでに色んな出会いや経験をする事になる。
-第二章:精霊降臨-
この世界にも大分慣れてきたと思っていた。でも俺は全然この世界の事がわかっていなかったようだ。そんな中、色んな思惑が絡み合い改めてこの世界で生きていく事を覚悟した。俺一人では決して何もできなかったが、今は仲間が居る。助けてもらったんだ、今度は俺が助ける番である。
-第三章:ツリィム-
ギルド書庫のあるトンカンの町に辿り着いた俺は、神話のページがあるというツリィム座標へと没入する事となったんだ。後は、まぁ中身をみてくれ。
---旧あらすじ---
ネトゲ中毒者、深浦 遊多(ミウラ ユウタ)はある日、異世界へと召喚された。
彼は火の世界である事実も知らぬまま、豪炎の力を手に入れる事となる。
火の操作が誰にでも出来るこの世界において、その力は全く持って無駄だった。そのため、召喚者からも必要ないと異世界へ一人、放り出される始末である。
一人で生きる知識もなければ、体力だってない主人公が、火の世界で色々な人と出会い、力(体力)を徐々につけていくお話です。
2015/2/25:あらすじ修正しました
2015/3/27:あらすじに一人称版を一時的に設置
2015/7/23:あらすじに三章の一人称版を一時的に設置折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 11:37:45
254036文字
会話率:57%
天落人と呼ばれる異世界転移者の一人、銀郎のジロウは魔人王を討った英雄の一人である。
地球に帰れなかった彼はジーナ・カインドと呼ばれる都市で小さな薬屋を営みつつ、人助けなどに精を出していた。
しかしそんなジロウの前に新たな敵が立ちふさがる、そ
うそれは経営難と資金不足と言う人類世界を滅ぼそうとした魔人王より恐ろしい物だった!
彼は人助けの前に自分をなんとかしなければいけない事に気が付く、魔人王討伐に力を貸してくれた神霊ジーナを供にジロウは戦うのだ!経済と。
ファンタジー練習用小説です、お好きに批判してくださって構いませんが、他の感想に噛みつく事だけはお止めください、他の感想に噛みついたと判断した場合、感想を削除させていただきます。
プロット、現在二章の半分までです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 22:27:05
27138文字
会話率:34%
口の中に砂が混じる。
ここはどこだろう……自分は何なんだろう。
わからない。けど、帰ろう。帰る場所はわかるから。
『一章』
記憶喪失の冒険者アンドリューは久々に第二の故郷へ帰ってきた。
恩人との再会を喜ぶのも束の間に、恩人の娘が誘拐されて
しまう。
彼は迷わず銃を取る。彼女を助けるために。
『二章』
姉と二人暮らしのアンドリューは才能の壁に苦しんでいた。
しかし、苦悩の連続の中で目指すべきもの(ドラゴン)を見つける。
彼は自身の目的を叶えるため、未来に向かってほのおよ、と呟く。
『三章』
アンドリューには敬愛する人がいた。それは海洋国の女王様だ。
女王様の為、孤児院の手伝いをしながら日々奮闘するのであった。
波は今日も穏やかに揺れている。
『四章』
アンドリューは今の生活が気に入っていた。
喧嘩は絶えないものの、馬が合うお爺さんと優しいお婆さんとの三人暮らし。
そこに一人の住人が加わった。名はアンゼ、可愛らしいアンドロイドの女の子だ。
日々は回り続ける。彼は喜びと少しの戸惑いを胸に、今を生きる。
『五章』
好きなものは、酒と女に、戦い。
弱肉強食の世界で、主人公は快楽主義者となった。
生きることだけが目的の彼は、今日もまた酒と女を喰らう。
『最終章』
終わったはずの戦争に巻き込まれたアンドリュー。
彼は約束を果たすために、自らを殺した。
この行いが決して間違いではないと信じて。
※お好きな章からどうぞ。
7/11日に無事完結致しました。ありがとうございます!
スマホ × 電車=デス・ゲームもよろしく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 23:34:55
200208文字
会話率:38%
鳥居香姫(とりいかぐや)は、いろいろあって転生をして、しかも、異世界にたった一人しかいない千里眼の能力を持つ『可視使い』になってしまった。可視使いは疑問を持って可視すると色々なことが分かるようだ。しかし、その秘密がバレたら命の保証はない!?
疑問を持って可視すると色々なことが分かる!?(←一章の最後から)正体不明の怪しい転校生ジュリアス君と、ベルカ王国の王子様(←二章から)に、初恋の人の澄恋(すみれ)君(←三章から)。美少年に囲まれるという、ドキドキの学園生活が待っていた?(←一部脚色有)☆最初は敵ばかり謎ばかりです。黒幕怖すぎです。
片思いの恋愛と謎解き。可視系のバトルにコメディ少々。苦労性で劣等生の香姫が奮闘するカレイドへキサ魔法学校から繰り広げられる異世界ファンタジーです。題名変更しました。登場人物の年齢を引き上げました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 14:56:08
459330文字
会話率:48%
次第に集まってくるかつての仲間たち。しかし全員が一つではなかった。道を誤った者、考えが異なる者。彼らが手を取り合える日は来るのだろうか。そして魁人に告げられる衝撃とは
最終更新:2015-06-19 00:26:20
46543文字
会話率:62%
十年ぶりに生まれ故郷に帰ってきた少年、桐久保カルマ。しかし、全ては様変わりしていた。変わらないのは、その穏やかな町並みと、空を舞う桜吹雪のみ。彼も、彼女も、全て変わっていた。
そこで待っていたのは、騒がしい日常と、激しい非日常。
そのうち集
まった彼の仲間達。彼らがもたらすのは、更なる騒がしさと、頼もしさ。
彼らの運命と、誰かの策謀が交錯したとき、物語は動き出す………―――。
※一章シリアス、二章コメディ、三章シリアス
※バトルはありますが、あまり得意ではありません(泣)
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 00:00:00
249944文字
会話率:53%
少し未来の地球では、科学の発達により物理法則の異なる異世界を発見していた。
命知らずの希望者を募るため、世界統一政府は「転生」をVRMMOの賞品にした。
別ゲームでトップギルドに属していた主人公のライデンは、仲間たちとともに転生を希望する。
しかしゲームに勝利して転生した異世界では、百年もの年月が経過していた。
仲間たちとの予期せぬ別れを経て、転生後にシフと名付けられた少年は新たな世界で生き抜くうちに英雄と呼ばれる偉業を成し遂げていく。
※第一章がVRMMO、第二章以降が転生後の世界のお話です。
※第一章では一部のキャラの恋愛フラグはバキバキと折れます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 12:13:42
288756文字
会話率:57%
【一章】 当代博麗の巫女・博麗霊夢は、外の世界からやって来た男の子と出会います。そしてその出会いが、彼女の日常を段々と掻き乱して…
霖之助以外の男と接した事の無い霊夢の運命やいかに!
【二章】 唯衣が外の世界に帰った後、またもとの一人に
戻った霊夢。そのころ幻想郷は、奇妙とも言える程の平和を保っていた。
と、そこで新聞記者の射命丸が持ってきた『とある情報』。それを見た霊夢は地底に直行するが、当の地底には、もう既に………
異変の影が渦巻く第二章・開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 18:04:44
99136文字
会話率:49%
巨大電脳空間「アステリオス」で繰り広げられる様々な事件を、「ウサギ」という名の一人の天才少女を中心に書く、サイバーパンク物
物語は三つの章からなる
それぞれ「拾い屋」「調剤屋」「修繕屋」という近未来ならではの三つの職業を中心に物語は進
む。
一章「palus」
拾い屋、それはアステリオス内に眠る古い情報を「拾う」仕事
二章「heat」
調剤屋、それはアステリオス内で非合法の電子ドラッグを「調剤する」仕事
三章「power」
修繕屋、それはアステリオスを支える基礎を「修繕する」仕事折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-20 19:02:02
56671文字
会話率:39%
世界は灼熱と砂に覆われていた。
いつ果てるとも知れぬ砂漠の時代。熱に追われ、熱に殺され死んでいく。
なのに心の熱はいつしか失なわれ、世界に抗う力をなくしていく。
誰も彼もが諦めて、空虚な冷獄に捕らわれる。
そんな折、世界に一つの噂が流れ、次
第に広がってゆく。
世界に残る最後の魔法が存在するという噂。
人々は知らない。そこに真実の一端が隠されていたことに。
それを巡り歴史の裏で、互いに争い続ける存在が確かにあるという事を。
世界が終わる。その意味を人々が知るその時に、真に何が起きるのか。
真実の残酷さに触れ、それでも人は、先へと進む意思を示す事ができるのか。
時が収束するその瞬間に、流す涙は真実か。
それぞれの章の主人公達が一同に会す時。
世界が見せる本当の道の先とはーーー。
別のサイトに載せている作品の、改訂版です。タイトルから改訂版を取りました。
以前別のサイトで、読者の方から頂いたイラストを⚫の部分に追加しました。
ありがとうございました。
(20140518 第一章修正しました。倍に増やしました。)
(20140619 第二章修正しました。倍じゃないけど増やしました。)
(読者の方から、もう少し改行を入れた方が読みやすいというコメントを頂きましたので、会話文と地の文の間に改行を入れる手直しをしていく所存です。よろしくお願い申し上げます。(20140825))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 00:00:00
1032186文字
会話率:38%
実践出来る魔法小説「不透明な薔薇の王冠」第二章の冒頭でゆりに読まれる讃美歌という小説の序章を飾る詩
最終更新:2015-05-17 19:27:52
263文字
会話率:50%
気紛れな妖たちと少年のお話。
狐の気まぐれにより、少年の妖たちとの生活が始まる。
基本はほのぼの。たまにシリアスで進む予定。
序章 狐の戯言
一章 猫の手鏡
二章 狸の昔ばなし (更新中)
更新は不定期ですが、毎回投稿する時間は17
時固定にする予定。
エブリスタに移動する、予定
更新 未定 機種変の都合で次回遅くなります
お話の中の伝承とかは基本的に明確な元ネタはありません。
ユーザー名を一番よく使っているものに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 17:00:00
26083文字
会話率:40%
一章で主人公が強くなる。
二章で主人公が少しTUEEEEして仲間を増やす。
章間で幼馴染が強くなる。
三章で主人公がTUEEEEEしてお金を稼いで船に乗る。
──以下真面目なあらすじ
登校中に乗っていたバスが事故に遭い、巡と幼馴染の葉
月は死んでしまった。しかし別の世界の神様がバスで死んだ人をその世界に転生させてくれるらしい。
神様からギフトをもらい葉月と同じ場所に転生しようと話しいざ転生というときに、巡のもらったギフト、運魔法が巡を転生させずに別世界へと転移させた。
そこは魔物はいるわ、罠はあるわ、なんでもありのダンジョンだった。理不尽の連続に死にもの狂いで戦うも、弱い巡は大切な幼馴染の名前の記憶を失ってしまう。
巡はこれ以上大切なものを失わないように、理不尽な運命に抗えるほどの力を手に入れることを決意する。
そしてダンジョンを脱出するころには、巡は何者にも邪魔をされないほどに強くなっていた。
ダンジョンを脱出後、巡は元OLの貧乳エルフと元原型師の巨乳ドルイドの凸凹コンビを仲間にし、雪山で出会った元自称プロゲーマーの幻獣を下僕にして幼馴染を探す旅に出る。
しかし巡の運命はその旅だけでは終わらなかった。
これは理不尽な運命に抗いながらも大切なものを守ろうと戦う主人公、灰寺巡の物語である。
番外編を読むだけっていう読み方もできます。その場合、幼馴染の葉月、転生先ではリズベットの物語になります。主人公ではないので短めですが。
旧題「運魔法のサイコロ使い ~これは力であって運ではない~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-10 23:05:10
128273文字
会話率:27%
もうすぐ三十路のシステムエンジニアな私。そろそろ結婚でもしようかな、なんて夢見ながら生活してます。
自堕落で、お酒と女の子が大好きな私が、酔った勢いで、痴漢されてそうな娘を助けに行ったら刺し殺されちゃいます。
そんな私が、転生して人生やり直
し?改心して真面目に生活する?でも、やっぱり自堕落に過ごす??
そんな駄目人間の2回目の人生物語です。二章からストーリーがあります。
※ファンタジーなので、剣とか魔法とか迷宮とか出てきます。
※技術的、理屈的な内容や政治的、経済的な内容も出てきます。
※不定期の更新になると思います。ご了承ください。
※一章にはストーリーはほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 01:00:00
132112文字
会話率:38%
The Land of the Last Moon 一章からの続きになります。
外の世界へと出てからのストーリー。
最終更新:2015-05-01 12:58:58
39140文字
会話率:27%
※この作品は先に連載中のまものノすみか↓
http://ncode.syosetu.com/n2449bv/
のサイドストーリーになっています。
本編をご覧になっていない方には楽しめる内容ではありません。
★第一章は、まものノすみ
かで、ヤスナが出会ったトキメの視点でのお話です。
一学期最終話で補完しきれなかった成分を含んでいます。
★第二章:一章が完結次第、投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 00:00:00
8346文字
会話率:24%
一度目はバッドエンド。始まりは絶望だった。地面は抉られ、多くの血が流れた。敗戦は免れたものの、多くの物を失ったフェルダ王国。ここからが始まり。
数年後、クリスティーヌの戴冠式が行われることになり、大切な人を守れなかった騎士たちは、再びフ
ェルダに集う。もう一度やり直そう、と。
戴冠式の邪魔をしようとするヴァルセーニェ。そしてささやかれる裏切り者の存在。誰を信じて誰を疑えばいいのか。そして減っていく手駒。
やり直しはきかない、失われた命は生き返らない。それでもあなたはハッピーエンドを望んで再び歩き始めることができますか?
※この作品にループ要素は含まれておりません
一章
「今度は絶対に、私が助けてやる!」
すべての始まりの物語。記憶が紡ぐ、美しくも残酷な物語の始まり
二章
――それでもです。それでも、私は貴方様をお守りするために今日まで生きてきたのです。ですから、どうか今度こそは……守らせてください――
彼は約束をする。今度こそ、もう後悔はしない。
三章
――絶対、この中に裏切り者がいる――
迸る戦慄。裏切り者の影、あの日、あの時お前はどこで何をしていた?
四章
――剣術だって、魔法だって、勉強してきた! これじゃぁなんの為にやってきたのか……こんな時の為に……――
無力さを感じずにはいられない。何のための力なのか、なぜ学んだのか。それは誰にもわからない。
五章
――昔、大切な人を守ったときについたものなんです――
蘇りつつある記憶は必ずしも美しいものではなくて……
六章
――俺たちは何も見なかった、何も知らなかった。そうだろう?――
隠し通された秘密。秘密を知っているのはだあれ?
七章
――また……繰り返すの?――
敵の手が忍び寄るフェルダ王国。手持ちの駒が減っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 19:47:42
104281文字
会話率:44%