「聖女殺し」「姉殺し」「娘殺し」「妻殺し」そして──「母殺し」
十年前の惨劇が、すべての始まりだった。
国民から恨まれ、家族から憎まれ、日々を過ごすヴァンベール公爵家の長女 アナスタシア。顔を魔力制御の仮面で隠すことを言いつけられ
、行動を制限される日々を過ごす彼女には、誰にも知られていない秘密があった。
それは、魔法師や魔法治癒師よりも重宝されはじめた『杖職人(ワンドクラフター)』として、今日もせっせと精霊の力を借り魔法の杖を生み出しているということ。
そんなアナスタシアの前に、不思議な青年が現れた。
青年は、孤独な彼女にこう告げる──「君も大切な人を失くしたひとりだ。悲しんだっていい。泣いたっていい。君の悲しみを許さない者がいるというなら、俺がそれを許さない」
アナスタシアのワンドクラフターとしての人生は、青年の言葉によって一変することになる。
※学園編は2章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 17:51:40
152104文字
会話率:35%
学園で唯一の称号《トラップマスター》を持つ在学中三年の生徒、俺こと、ハント・トリックスター。様々なトラップ術を極めた俺だが、トラップしか学ばなかったためにこのままでは単位不足で卒業できないという現実が襲い掛かる!!?
技能スキル?呪文?なに
それおいしいの?
そんな俺が卒業のために、行方不明となった生徒を助け、強大な魔物から町を守るために戦い続ける。
トラップマスターって非戦闘職なのに・・・
俺、罠師ですけど戦います!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 00:00:00
87797文字
会話率:29%
十年ぶりに生まれ故郷に帰ってきた少年、桐久保カルマ。しかし、全ては様変わりしていた。変わらないのは、その穏やかな町並みと、空を舞う桜吹雪のみ。彼も、彼女も、全て変わっていた。
そこで待っていたのは、騒がしい日常と、激しい非日常。
そのうち集
まった彼の仲間達。彼らがもたらすのは、更なる騒がしさと、頼もしさ。
彼らの運命と、誰かの策謀が交錯したとき、物語は動き出す………―――。
※一章シリアス、二章コメディ、三章シリアス
※バトルはありますが、あまり得意ではありません(泣)
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 00:00:00
249944文字
会話率:53%